そんな疑問をお持ちではないでしょうか。サービス開始から間もないUber Eats(ウーバーイーツ)は度々内部事情が変更となるので、古い情報と最新情報が混ざり合い混乱してしまいがち。
- 原付配達のメリット・デメリット
- 新規追加エリア・地方都市は原付がおすすめ!
- 原付配達の注意点
以上について解説しているので、古い情報と最新情報が入り混じって混乱している方にピッタリな内容です。
原付配達のメリット・デメリット
原付配達のメリット・デメリットについて、それぞれ紹介していきます。
- 原付配達は疲れにくいので長時間稼働可能
- 装備を整えれば悪天候時でも快適
- 真夏は涼しく心地よい
- 自転車より盗難被害に遭遇し辛い
- 自転車より初期費用・維持費が高額
- 報酬改正にで、自転車配達より不遇に
- 免許が必要
それぞれ順を追って詳細を解説していきますね。
メリット
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達において、原付配達が優遇されているメリットについて解説していきます。
原付配達は疲れにくいので長時間稼働可能
原付配達最大のメリットは、自転車のように体力を使わないので長時間・長期間の稼働が可能な点です。
自転車配達であれば原動力は自分の脚なので、長時間に及ぶ労働は普段から鍛えぬかれたアスリート気質な方でなければ難しいのも現状。
更に自転車自体も、より快適に配達できる高機能の車体を用意する必要があります。
特に運動不足気味の方であれば、激しい筋肉痛に見舞われ治まるまで稼働ができない事態になる事も。
原付配達であれば、激しい坂道でもアクセルを捻るだけで長距離の配達も楽々行えます。
そのため高低差が激しい立地での配達に強いのも、原付配達の魅力。
最初から長時間の稼働を行う前提であれば、原付配達で稼働も選択肢の一つとなるでしょう。
装備を整えれば悪天候時でも快適
自転車配達の難点として、雨天時の不愉快感が挙げられます。
特に下半身は自転車のペダルを自力で回す都合上、対策が難しいのも現状です。
また靴の浸水も対策必須で、天気次第で重装備を整える必要があり夏場の読めないゲリラ豪雨の対策も難しいのが難点。
その反面原付配達であれば、下半身はカウルにより濡れにくく多少の雨でも快適に配達可能
です。
更にカッパやブーツカバー等で完全対策を行なえば、大雨の中でも割と快適に配達する事ができます。
ただしスマホが浸水する為、防滴仕様の本体を使用するか防水カバーなどによる対策が必須となります。
真夏は涼しく心地よい
原動力が自力となり常に発熱状態となる自転車配達で難点なのが、真夏の炎天下の中の配達。
特にランチタイムでの自転車の稼働は、熱中症や脱水症状を引き起こす事にも繋がり非常に危険なのも事実でしょう。
そんな中でも原付配達であれば、常に風を切るので全身に扇風機を浴び続けているような状態で配達できるので非常に快適。
レストランや注文者の元まで歩く時に少々暑い程度なので、夏場の配達に強いのも原付配達のメリットです。
自転車より盗難被害に遭遇し辛い
ロードバイクなどの自転車は性能は一級品なものの、車体が高額な上に軽量なので盗難被害に遭いやすいデメリットを抱えています。
特に都内では度々Twitter上でも盗難報告が上がっていることから、かなりの頻度で盗まれている事が想定されます。
原付であれば鍵をつけっぱなしで車体から離れる等を行わなければ、配達先では比較的盗まれ難い車体です。
ただし自宅保管では簡単に運べる事から、盗難リスクも無い訳ではないので最低限のセキュリティを施しておくと安心でしょう。
デメリット
次にUber Eats(ウーバーイーツ)配達において、原付配達が冷遇されているデメリットについて解説していきましょう。
初期費用・維持費が高額
原付は車体代や自賠責保険、ヘルメットなどの備品を揃えるのに初期投資がある程度必要となります。
特に車体代は幅が広く安く済ませすぎると故障にも繋がり、後々トラブルになる事も。
特にベルトや各ゴム素材のパーツなどの各消耗品の摩耗状況には、特に注意が必要です。
更に月々の維持費や消耗品が発生し、一例を挙げると以下のような費用が掛かります。
- 駐車場代
- 燃料代
- オイル代
- ブレーキパッド交換
- ベルト交換
- タイヤ交換
その他各任意保険や、必要があれば緊急時にレッカーで車体を運んでくれるロードサービスといった月々の支払いも発生。
小型バイク以上の免許を持っていれば125ccバイクも選択肢となりますが、その場合は更に値段が高騰します。
各保険類も合計で数万円の資金が必要となるため、車体に拘らない自転車での配達に比べると初期費用が高くなりやすい点がデメリットです。
報酬改正にで、自転車配達より不遇に
原付などバイク配達では2019年の距離料金の報酬改正により、大幅な影響を受けることになりました。
内容としては一件ごとの距離料金、基本料金が大幅に減額され、クエストなどの各インセンティブ報酬が増額。
結果として長い配達距離を連続で配達できるバイクのメリットが薄くなり、高頻度・高回数の配達を行うスタイルが優遇されております。
そのため配達距離が長い注文を受ければ受けるほど、損を被るという事態になっています。
配達者の間では二輪は排気量が上がる程、アプリ内のアルゴリズムにより配達距離が長い注文が周りやすいという噂も。
Uber Eats(ウーバーイーツ)上で最高効率を目指すのであれば、原付配達より自転車での配達が現状ではオススメです。
免許が必要
勿論、原付配達は免許がなければ行えません。
普通自動車免許であれば50ccまでの原動機付自転車が運転可能。
125ccまでの自動二輪の場合、小型自動二輪免許以上の二輪免許が必要
です。
小型自動二輪以上の免許を持っていない場合、取得するには非常に高額で時間も掛かるのでUber Eats(ウーバーイーツ)の為だけに取得するのは現実的ではありません。
免許を会得するのであれば、50ccの原付のみ運転できる原付免許であれば比較的低コストで会得する事が可能です。
新規追加エリア・地方都市は原付がおすすめ!
原付での配達は新規に加盟したエリアや、仕事依頼が少ない地方都市での稼働が特にオススメです。
- 自転車に比べて仕事依頼が来やすい
- 長距離配達が多い
これらについても詳細を解説していきます。
自転車に比べて仕事依頼が来やすい
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達アプリは、自転車と自動二輪で内部アルゴリズムが分かれています。
そのため配達距離が長い注文まで対応できる自動二輪のほうが、比較的仕事依頼が来やすくなります
。
オンライン待機インセンティブが発生している時以外、Uber Eats(ウーバーイーツ)では仕事依頼がなければ報酬を得られません。
そのため新規加盟エリアは加盟レストランも少なく仕事依頼自体が少ないので、配達依頼が来やすい原付配達が有利。
更に配達距離も長くなりがちなので、ロードバイクでなければ一件毎の配達でかなりの体力を消耗する傾向に。
特に新規加盟エリアはブーストなどインセンティブ報酬が高額な傾向にあるので、如何に配達依頼を受託するかが稼ぐ為の分かれ道となります。
そのため配達依頼の少ない新規加盟エリアは、原付配達での加盟がオススメです。
長距離配達が多い
新規加盟エリア・地方都市は、どうしても加盟店が少なく配達距離が長い傾向に。
そのため自転車での配達は、かなりの体力を消耗するので長時間・長期間の稼働が難しくなります。
平坦な道ばかりならマシですが、高台が続く地域ではかなりの苦行にも。
そのため車両に拘っている方以外、自転車車両枠での稼働より原付での配達がオススメです。
原付配達の注意点
Uber Eats(ウーバーイーツ)で原付配達を行う場合、抑えておきたい注意点について解説していきます。
- 交通違反に注意
- 繁華街の人混みに注意
- 専業で稼働するならレンタルもオススメ!
以上について詳細を解説していきます。
交通違反に注意
自転車配達と違い、原付配達で特に注意したいのが交通違反の取り締まり。
一回捕まるだけで1日の報酬分の額が違反金として請求されるだけではなく、免許の点数まで減点となります。
違反が続くと最悪の場合、免許停止につながる事も。
特に昼間の白バイや、覆面パトカーには注意して配達を行いたい所。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達で原付を利用する場合に、特に注意したい項目が以下の通りとなります。
- スピード違反
- 一時停止
- 歩行者横断妨害
- 二段階右折
- 二段階右折禁止
- 一方通行
原付は道路交通法の制限が多く、若い方の乗車率が高いのでスムーズに検挙しやすい側面を持っています。
そのため一定の違反点数を稼ぐ目的の警察車両が、目を光らせている事が多い車両です。
デリバリー前には、2車線以上の交差点で必要となる「二段階右折」などなの道路交通法を事前に頭に入れて配達を行いましょう。
繁華街の人混みに注意
自転車配達と違い、繁華街の人混みに弱いのも原付を利用する難点。
原付はエンジンを止めて押している間は歩行者扱いとなるため、車両侵入不可の場合でも押してピックアップ先までたどり着く事ができます。
ですが繁華街のような人混みの中では、原付を押すと中々前に進めない事も珍しくありません
。
また車両の大きさから無理やり人混みへ割って入ると、歩行者へ車両を引っ掛けて怪我をさせてしまうトラブルになる事も。
トラブルはUber Eats(ウーバーイーツ)で効率良く稼ぐためには、最も避けなければいけない課題です。
注文が過度に集中する繁華街近辺は、安全に考慮して配達を行いましょう。
専業で活動するならレンタルもオススメ
配達に申し分ない性能の原付を導入するには、初期費用が高騰しがち。
特に専業やフルに活動を行う場合は、走行距離もグングン伸び維持費となる消耗品の寿命がグングン短くなります
。
そこで導入の候補として挙げたいのが、長期間原付を借りる事ができるバイクのレンタルサービス。
月払いで自賠責保険や整備費込みで、アフターサポートも豊富なサービスとなっている場所も多いので初期費用がない方にはもってこいでしょう。
またオプションで屋根付きや、防水ボックスといった配達に快適な車両をレンタルできるのでガッツリ稼働する方には非常にオススメです。
原付配達のメリット・デメリット・注意点まとめ
最後にUber Eats(ウーバーイーツ)を原付での活動するメリット・デメリット・注意点についておさらいしましょう。
- 自転車配達より体力を使わないので、長時間の稼働が可能
- カウルの存在により、悪天候に強い
- 夏場の配達は涼しくて心地よい
- 初期費用、維持費が高額になりがち
- 報酬改正により距離料金が減額し、自転車配達より不利に
- 車両に合わせた免許が必要
- 自転車配達より配達依頼が来やすい
- 原付は警察に目をつけられやすいので交通違反に注意
- 繁華街は自転車より不利
如何だったでしょうか、原付配達はメリット・デメリットを多数持つ車両なので人それぞれ相性が存在する配達方法です。
人それぞれのライフスタイルに合わせたUber Eats(ウーバーイーツ)配達を実現するためのお手伝いとして、当記事をご活用頂ければ幸いです。