Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして副業をするかどうか検討している方が気になるのは「報酬の仕組み」ではないでしょうか。
厳密にはUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは個人事業主ですので「給料」ではなく「報酬」です。
- Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬振り込み日について
- 配達パートナーの報酬の仕組み
- 効率良く稼ぐコツ
これについて解説しているので、配達パートナーの報酬が振り込まれるタイミングが気になってる方や報酬の仕組みの詳細が知りたい方にピッタリな内容です。
更にUber Eats(ウーバーイーツ)での報酬を効率的に稼ぐコツについても解説していきます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬振り込み日について
厳密に言うとUber Eats(ウーバーイーツ)では給与所得ではない為、給料日ではありません。
そんなUber Eats(ウーバーイーツ)報酬の詳細について解説していきます。
- 配達パートナーの報酬は週払い
- 初めて稼働した場合は、カバン代が引かれる
- パートナー紹介料は別扱い
それぞれ順を追って説明きていきましょう。
配達パートナーの報酬は週払い
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、配達パートナーへの報酬は週払いで指定した口座に報酬が振り込まれます。
基本的には「日曜日締め」で、「翌週の水曜日」に報酬額が支払われる形式を採用。
またUber Eats(ウーバーイーツ)では深夜24:00前後の配達も珍しくないので、厳密に言うと月曜日の4:00締めとなります。
通常のアルバイトは1ヶ月近く振り込みを待たなければならないので、緊急で金銭を受け取りたい場合にも非常に有難いシステム。
更に現金対応で配達を行なえば、即時現金を手にする事も可能です。
現金配達では受け取った現金が報酬より少ない場合は口座に差額が振り込まれ、多い場合は事前に登録したカードへ差額の請求が行われます。
ただし現金の取り扱いは釣り銭の準備が必要な事と、計算ミスが発生しトラブルになるリスクを負う事も。
勿論自信がない方は、クレジットカード払いのみ受付で配達パートナーとして稼働する事も可能です。
初めて稼働した場合は、バック代が引かれる
Uber Eats(ウーバーイーツ)では稼働前に専用バックを受け取る事ができますが、4000円分のデジポット制を採用しています。
更に4000円分は配達パートナーとして登録した、最初の報酬からマイナス1000円ずつ4回にわたって差し引かれます。
差し引きは5回配達する毎に行われ、配達を行わなかった週が発生した場合は翌週へと持ち越し。
暫く活動を行わなかった場合は4000円の支払いが完了するまで、翌週へと持ち越されていきます。
デジポット制が採用されている理由は、紹介報酬目的で大量にバックを消費される事を防ぐためだと推測。
また配達パートナーを辞める時、パートナーセンターへバックを持ち込むと4000円が返却される仕組みとなっています。
専用バックが破損した場合は、現物をパートナーセンターへ持ち込む事により無料で交換する事も可能。
ただし紛失や盗難によりバックを新たに受け取る場合は、更に追加で4000円徴収されるので注意が必要です。
更に専用カバンをフリマアプリ等で取引を行うと、アカウント停止にも繋がり再度登録が不可能となるので素直に返却を行いましょう。
※以前はデジポット金額は8000円でしたが、2020年3月現在では4000円へと引き下げが行われています。
パートナー紹介料は別扱い
パートナー紹介料など通常とは異なる報酬は別途扱いとなり、週払いの適応外ケースが発生する事も。
紹介料の内容や報酬は、地域や開催中のプロモーションにより常時異なるので予定より遅れて入金が行われる事もあるので注意しましょう。
またパートナー紹介料は、エリアや時期によって刻一刻と変化をしております。
正確な報酬量の詳細は、最新の公式ホームページをご参考ください。
配達パートナーの報酬の仕組み
配達パートナーとして活動する上で、気になるのが報酬についての仕組みではないでしょうか。
- 基本料金について
- 追加ボーナスシステムについて
- 慰労報奨金の提供について
以上についても詳細を解説していきます。
配送料について
Uber Eats(ウーバーイーツ)の送料料は以下の式で算出されます。
「(基本料金-サービス手数料)+インセンティブ=配送料」
更に基本料金は、以下の項目で決定されます。
- 受け取り料金
- 受け渡し料金
- 距離料金
「受け取り料金」はレストランで受け取った際に発生する料金、配送先が2件となるダブルピック時には1回として扱われる料金となります。
「受け渡し料金」は注文者に届けた時点で発生する報酬で、ダブルピック時にはそれぞれ受け渡し毎に料金が加算。
「距離料金」はレストランと配達先の移動距離によって計算され、ダブルピック時には2件の合計距離に応じて距離料金が算出されます。
またサービス手数料とは、Uber Eats(ウーバーイーツ)がサービスを提供する代わりに徴収する料金。
サービス手数料は配達エリアによって異なり、都市部になるほど料金が高くなる傾向にあります。
インセンティブについて
インセンティブとは配送料に報酬が上乗せされる、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達のボーナスシステム。
2020年3月現在で用意されているボーナスシステムは以下の通りです。
- ブースト
- クエスト
- オンライン時間インセンティブ
それぞれ一つずつ解説していきましょう。
ブーストとは?
「ブースト」とは注文の多い、指定された時間にエリア内で配達を行うと一定の倍率で報酬額が増額するシステム。
ブースト料金は以下のように適応されます。
「(基本料金-サービス手数料)+ブースト報酬」
指定エリアや時間はアプリ内のプロモーションから確認する事が可能です。
クエストとは?
「クエスト」とは、指定された時間内に一定数の配達回数を達成すると追加で支払いが行われる追加報酬。
開催前には事前に登録メールアドレスに告知が行われるので、クエストに合わせて事前に計画を立てて行動する事が可能です。
発生するタイミングは注文が集中する土日祝日やランチタイム、ディナータイムが中心。
また「日跨ぎクエスト」と呼ばれる、数日間に指定された配達回数を達成すると追加報酬が支払われる大型クエストが出現する事も。
クエストの発生内容は、各アカウントの稼働状況によって変化するので人それぞれの攻略法を追求する楽しみもUber Eats(ウーバーイーツ)配達の魅力です。
オンライン時間インセンティブとは?
「オンライン時間インセンティブ」とは、オンラインにしているだけで配達依頼が来なくても時給が発生するボーナスシステム。
いわば通常のアルバイトのように仕事依頼がなければ何もしなくとも料金が発生する、時給性となるボーナスです。
ただし配達依頼を一定数こなさなければ、オンライン時間インセンティブの対象外となります。
オンラインにしたまま拒否を続けるとタダ働きが出来てしまう為、当たり前の処置とも言えるでしょう。
またオンライン時間インセンティブの告知はメールで行われ、クエストのようにアプリ内のプロモーションでは確認できません。
更にオンライン時間インセンティブはサービス開始当初は度々発生報告が出ていたものの、残念ながら現在関東では滅多に発生しないシステムとなっています。
慰労報奨金の提供について
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、ごく稀に「慰労報奨金の提供」と呼ばれるボーナスが支給される事も。
受け取り条件としては「最低でも2500回以上の配達」というハードルが設けられているので、長期間かつ高稼働を行っているパートナーが対象となります。
最低支給額は「11,140円〜」と高額ですが、達成者が少なく報告例も少ない例から発生するタイミングや支払い内容に関しては不明な点が多いのが現状です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で効率良く稼ぐコツ
報酬の仕組みや内容について解説した所で、次に効率良く稼ぐためのコツを解説していきます。
- 如何に高回数の配達を行うかを追求する
- 天候や気候によって稼ぎやすさが変化
- トラブル回避・予防が最も高効率
以上について解説していきますので、興味がある方はご参考下さい。
如何に高回数の配達を行うかを追求する
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達で稼ぐポイントは、如何に短時間で高回数配達するかがポイントとなります。
以前までは配達距離が長いほど高時給を叩き出せたものの、報酬改正により距離報酬は大幅な減額となってしまいました。
そのため2020年3月現在で効率よく稼ぐためには、報酬単価の高いインセンティブを如何に高回数獲得するかが鍵となっております。
インセンティブの恩恵を受けるためには、高回数配達を行うほど報酬単価が上昇します。
現在では長距離配達の依頼が来やすいバイク配達よりも、短距離の配達が多い自転車配達での稼働がオススメです。
更にピックアップ店までの移動距離は、残念ながら報酬として含まれないため損となる事も。
そのため15分以上にも及ぶような、ピックアップ店までの配達距離が余りにも長い場合は受取拒否を行うのも一つの手段。
ただしUber Eats(ウーバーイーツ)では「応答率」と呼ばれるシステムが採用されており、受取拒否を行う度にパーセンテージが下がっていきます。
応答率のパーセンテージが余りにも低い場合は、アカウント停止処置を取られる可能性も秘めているので過度な拒否は厳禁です。
天候や気候、時間によって稼ぎやすさが変化
Uber Eats(ウーバーイーツ)で採用されているボーナスシステムは、配達パートナーの人員を確保したいタイミングで発生いたします。
特に配達パートナーが嫌がる雨天時、厳冬時には頻繁にインセンティブが発生し鳴りやすいのが特徴です。
更に需要が高まるランチタイムや、ディナータイムも追加インセンティブ狙いにオススメの稼働時間となります。
積極的に配達パートナーの需要が高まる時間帯に稼働を行うのが、高時給をはじき出すコツ。
天気予報やカレンダーを駆使して、計画的に活動を行い効率よく配達を行いましょう。
トラブル回避・予防が最も高効率
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達で、最も効率を落とす要因が迷子や思わぬアクシデントです。
特に配達先がわからない迷子は慣れるまでは頻繁に発生するため、思ったように業務が遂行できないことも。
Uber Eats(ウーバーイーツ)アプリ上と配達先が異なるピンズレ時には、素早く電話対応を行う等のトラブル対策を行いましょう。
また交通違反や事故等は、稼いだ額が罰金で消えたり当日の稼働が行えなくなったりと最も避けたいトラブルとなります。
報酬額を上げたいがための焦り運転は交通違反や事故といったトラブルに繋がる為、あまり時間短縮にはならずデメリットの方が大きいのも事実。
さらに運転マナーの悪い配達パートナーが時折問題視されているため、Uber Eats(ウーバーイーツ)全体の評価も落としてしまいます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)特有の従来通りの働き方が規制されることにも繋がりかねないので、一人一人安全運転を意識して配達業務をおこないましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬や仕組みについて、まとめ
最後にUber Eats(ウーバーイーツ)で活動する前に抑えておきたい報酬や仕組みについて、まとめていきましょう。
- Uber Eats(ウーバーイーツ)は日曜日締め、翌週水曜日振込みの秋払い制度
- 専用バックは4000円のデジポット制が採用
- パートナー紹介料は週払いの適用外となる事も
- 配送料の算出は「(基本料金−サービス手数料) +インセンティブ」
- 慰労報奨金の提供は不明な点が多い
- 稼ぐには短時間で高回数の配達を行い、インセンティブの上乗せを狙う
- 配達パートナーの需要が高まる、天候や時間帯を狙う
- 交通違反や事故、迷子にならないように予防する
従来の仕事とは異なる働き方が魅力的な、Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬の仕組みについてはご理解いただけたでしょうか。
世間の副業ブームを後押しする、業務委託が採用され仕事の時間が個人それぞれのライフスタイルに合わせることが可能なUber Eats(ウーバーイーツ)。
自由なお金を捻出する稼ぎ方として、一定の条件を満たせば面接不要で始めることができる手軽なサービスとなっております。
お小遣い稼ぎの入門として、配達パートナー登録を検討されている方に当記事が参考になれば幸いです。