「フリーランスは無職扱いされるんですか?
フリーランスになりたいのですが、無職扱いを受けるのは嫌です。」
今回はこういった悩みを解決いたします。
結論からお伝えすると、フリーランスは無職扱いされることがあります。
毎回無職扱いされるわけではありませんが、場合によっては無職扱いされてしまいます。
- フリーランスが無職扱いされる場面の実例
- フリーランスが無職扱いされる理由・原因
- フリーランスが無職扱いされて困ること
- フリーランスが無職扱いされないための対策
- フリーランスはこれからも無職扱いされ続ける?
この記事を書いている僕もフリーランスとして活動しています。
無職扱いを受けたこともあります。
実体験に基づいて解説していきますので、3分ほどお付き合いください。
フリーランスが無職扱いされる場面の実例
フリーランスとして活動していると、様々な場面で無職扱いをされてしまいます。
その中でもよくある3パターンを紹介いたします。
- 親
- 友人
- 例外:職務質問
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フリーランスが無職扱いされる場面の実例①親
フリーランスがまず無職扱いを受けてしまうのは、フリーランスになることを決意して両親に報告したときです。
親世代は会社勤めをする以外の選択肢を知らないことが多く、フリーランスについて詳しく知りません。
また、フリーランスは在宅ワークで部屋にこもりながら仕事をすることが多いですが、フリーランスではなく部屋に引きこもっていると思われてしまうこともあります。
これは親世代がフリーランスについてよくわかっていないことが原因です。
ですので実際に自分がどんな仕事をしているのかをパソコンの画面を親に見せながら説明してあげましょう。
親世代が完璧に理解してくれるとは思いませんが、自分がどのようなことをしているかを見せることで、多少はフリーランスに対する理解が得られます。
フリーランスが無職扱いされる場面の実例②友人
フリーランスは友人からも無職扱いを受けてしまうことがあります。
会社を辞めてフリーランスになったことを友人に報告する機会があるかと思います。
最近ではフリーランスという働き方も以前と比べると大分世間に浸透してきているので、フリーランスについて知らないという方はそんなにいない印象です。
ですがフリーランスって本当に稼げるの?という疑問を持っている方は多いです。
会社員として働いている方にとっては、フリーランスとして自力でお金を稼ぐというイメージがわかないというのも分かります。
こればかりは結果を出して納得してもらうしかありません。
フリーランスが無職扱いされる場面の実例③例外:職務質問
フリーランスは職務質問を受けた時にも無職扱いを受けることが多いです。
職務質問をされるときには、職種を聞かれることがあります。
フリーランスと答えても「無職」と記載されてしまうことがあります。
正直無職と書かれても悪いことをしたわけではないので、何の問題もありません。
ですが無職と書かれるといい気持ちはしませんよね。
心なしか無職と答えた後の方が職務質問の態度も高圧的になるような気がします。
フリーランスという働き方が世間に浸透するのを待つしかありませんね。
フリーランスが無職扱いされる理由・原因
フリーランスが無職扱いされる理由は大きく3つあります。
- 企業に勤めていないから
- フリーランスの知名度が低いから
- 不規則な生活だから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フリーランスが無職扱いされる理由①企業に勤めていないから
フリーランスが無職扱いされる理由として1番大きいのは企業に勤めていないからです。
会社に行っていない=無職
という考え方は上の世代であればあるほど根強く残っていますよね。
世代によっては、パソコン一台で会社にもいかずにどうやって稼げるの?というそもそもの仕組みを分かっていない方も多いので、
会社に行っていない=無職
という考えが成り立つのも無理はないかもしれません。
フリーランスが無職扱いされる理由②フリーランスの知名度が低いから
フリーランスが無職扱いされる2つ目の理由としては、フリーランスの知名度がまだまだ低いからです。
これまでの時代は会社に勤めるか自営業など自分で会社を経営するかといった選択肢しかありませんでした。
しかしネットの発達により会社に属さずとも在宅フリーランスとして働くことができる環境が整ってきて、フリーランスという職業が生まれました。
そしてこのフリーランスという働き方はこれからさらに加速していくと考えられます。
その流れでフリーランスの知名度もこれから上がっていくと考えられます。
フリーランスが無職扱いされる理由③不規則な生活だから
また、フリーランスは不規則な生活をとりがちです。
こういった生活スタイルのせいで無職扱いされるということもあります。
フリーランスは決まった時間に働く必要はありません。
基本的には自分の自由に決めることができます。
ですので朝方寝て夕方に起きてもしっかり稼げているのであれば問題ありません。
しかし会社員として生活しているほとんどの人は、規則正しく生活を送っています。
そういった方がこういった生活スタイルを見ると、本当に働いてるの?と思ってしまってもおかしくはないでしょう。
また、不規則な生活でもそれはフリーランスの自由だとお伝えしましたが、可能であれば規則的な生活を送ることをおすすめいたします。
不規則な生活ですと日光に当たる時間も減りますし、自律神経が乱れて仕事の効率が悪くなってしまう場合があります。
自分の仕事効率のためにも規則的な生活を送るべきですね。
フリーランスが無職扱いされて困ること
フリーランスは無職扱いされてしまうことが多いということはお分かりいただけたかと思います。
フリーランスという扱いで困ることってある?
実際にフリーランスが無職扱いされて困ることは以下の3つです。
- 賃貸契約ができない
- クレジットカードが作れない
- 社会的信用がない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
実際にフリーランスが無職扱いされて困ること①賃貸契約ができない
フリーランスが賃貸契約をすることができません。
厳密には賃貸契約はできるのですが、審査で落ちる確率が高くなってしまいます。
ですのでフリーランスになった後に賃貸契約をしようとすると本当に困ります。
収入があるなしに関係なく、賃貸契約をする難易度は上がってしまいます。
1人暮らしをしたいなどという場合には、フリーランスになる前にあらかじめ賃貸契約を済ませておくというのがいいですよ!
そうすることで自分が住みたいところに住むことができます。
実際にフリーランスが無職扱いされて困ること②クレジットカードが作れない
またフリーランスはクレジットカードを作ることができません。
こちらも賃貸契約と同様に、場合によっては作ることができるのですが審査が難しくなります。
作れたとしてもクレジットカードとしての機能は認められず、キャッシュカードとしてしか使えなかったりすることもあります。
クレジットカードはフリーランスになる前の会社員の時に準備しておくべし!
もうすでに会社員をやめてフリーランスになってしまったという場合には、リクルートカードがおすすめです。
リクルートカードはフリーランスでもクレジットカードを作ることができます。
運営しているのは巨大テック企業のリクルートホールディングスなのでかなり安心です。
特にクレジットカードにこだわりがない場合には、フリーランスになってからリクルートカードを作ってもいいですが、こだわりがある場合にはあらかじめカードを作っておきましょう。
実際にフリーランスが無職扱いされて困ること③社会的信用がない
フリーランスは社会的信用がありません。
これは、上記2つの例を見ても明らかだと思います。
フリーランスが社会的信用がない理由としては、フリーランスは安定性がないからです。
フリーランスは一般的な会社員よりも大金を稼げるケースが多いですが、毎月確実に決まった額をもらえるというわけではありませんよね。
ですので社会的な信用が得られにくく、様々な場面で不便な思いをしてしまいます。
これからフリーランス的な働き方が社会に浸透してくるにつれて、フリーランスの社会的な信用も増してくると考えられます。
それまでは生活面で不便な思いすることがあるかと思いますが、仕方ありません。
フリーランスが無職扱いされないための対策
フリーランスが無職扱いされないためには以下の3つのポイントに気を付けるといいでしょう。
- 収益を確保する
- 肩書を作る
- 知名度を上げる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フリーランスが無職扱いされないための対策①収益を確保する
フリーランスが無職扱いを受けないためには、収益を確保することが一番です。
フリーランスが無職扱いされてしまう一番の原因は、フリーランスがどういったものなのか認知されておらず、本当に稼げているのか分からないからです。
ですのでしっかり稼ぐことができていて、それを伝えることができれば、フリーランスでも無職扱いされることはありません。
むしろ、「え、そんなに稼げるなら俺もやってみようかな?」という風に言われることも多々あります。
フリーランスが無職扱いされないためには、まずはしっかりとした収益を確保しましょう。
フリーランスが無職扱いされないための対策②肩書を作る
フリーランスが無職扱いされないためには、肩書を作ることが大切です。
職種を聞かれたときに、フリーランスですとこたえると無職扱いされることが多いですよね。
フリーランスと言っても、ライター、デザイナー、エンジニア、漫画家、動画編集者など様々な職種がありますよね。
ですので職種を聞かれた場合には、
「ライターをやってます。」[/speech_balloon]
「エンジニアをやってます。」[/speech_balloon]
「フリーランスでライターをしてます。」[/speech_balloon]
「フリーのエンジニアをしてます。」[/speech_balloon]
のように、職種も伝えてあげるといいでしょう。
フリーランスだけですとざっくりとしすぎていてどういった仕事か分かりませんが、職種も併せて伝えてあげることで、より理解してもらうことができますよ。
フリーランスが無職扱いされないための対策③知名度を上げる
フリーランスが無職扱いをされないためには、知名度を上げることが必要です。
フリーランスは、フリーランスでない人たちから見ればとにかくよくわからない職業という印象を持たれてしまいます。
ですので知名度を上げて、具体的にどのくらい活躍できているのかを数値で示してあげる必要があります。
知名度を示す方法としては、
- SNSのフォロワー数
- youtubeのチャンネル登録者数
- 自分が運営しているブログのPV数を見せる
こういった具体的な数字で知名度を示すことによって周りの目も変わりますよ。
フリーランスはこれからも無職扱いされ続ける?
最後に、フリーランスはこれからも無職扱いされ続けるのかについて解説いたします。
現在ではフリーランスという働き方は徐々に世間に認知されてきました。
それでもまだまだフリーランスが無職扱いを受け、様々な場面で不便な思いをすることがあります。
しかしこれからは、終身雇用制度も崩壊します。
またリストラも増えているので、働くということに対する日本人の考え方は変わってくると考えられます。
こういった時代の流れに沿って、副業やフリーランスといったこれまでの流れとは別の働き方が人気になってくると考えられます。
これから数年後の未来では、フリーランスは無職扱いされることはなく、あこがれの職業としてあげられてもおかしくない世の中ですね!
フリーランスが無職扱いされる場合の原因と対策まとめ
以上、フリーランスが無職扱いされる場合の原因と対策について解説いたしました。
フリーランスとして活動している以上、現状としてはどうしても住職扱いされてしまうことはあります。
しかしそんなことを気にせずにフリーランスとしてどんどん稼いで、結果を出していきましょう。
そしてこれから確実に盛り上がっていくフリーランス業界の流れに乗りましょう。
今回は以上になります。