「フリーランスに興味があります。フリーランスの働き方について知りたいです。」
今回はこういった悩みを解決いたします。
- フリーランスとは?
- フリーランスの働き方
- フリーランスが向いている人
- フリーランスが向いていない人
- フリーランスになるには?
この記事を書いている僕も現役フリーランスとして働いています。
現在フリーランス2年目ですので、これからフリーランスになりたい!という方は参考になるかと思います。
実体験に基づいて解説していきますので、3分ほどお付き合いください。
フリーランスとは?
フリーランスとは、企業に属さずに個人で仕事をして収入を得ている人のことです。
個人事業主とも呼ばれることもあります。
元々はアメリカで使われ始めた言葉ですが、インターネットの普及と共に1990年代から日本でも使われるようになりました。
また、インターネットの普及によりフリーランスになることが容易になりこの数十年間フリーランスの人口は急増しています。
しかし厳密には、フリーランスと個人事業主は異なります。
フリーランスとは、単発で仕事の契約を結び、その仕事をこなすことで収入を得ている人のことです。
フリーランスの具体例には、
- webライター
- webデザイナー
- システムエンジニア
- プログラマー
- イラスタレーター
- カメラマン
- フリー漫画家
- 動画編集者
- SEOコンサルタント
などがあります。
また、個人事業主とは企業に属さずに個人で事業を営んでいる人のことです。
自営業といわれることもあります。
具体的には、居酒屋などの飲食店・理髪店・花屋などがあります。
その中でも今回は、フリーランスの働き方について解説をしていきます。
フリーランスの働き方
フリーランスの働き方について、一般的なフリーランスの例、そして僕の例を元に解説していきます。
今回は以下の5項目について解説していきます。
- 給料
- スケジュール
- 通勤
- 人間関係
- 土日休み
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フリーランスの働き方①給料
フリーランスの給料はピンキリです。
月収3万円以下の人もいれば月収1000万円以上の人もいます。
フリーランスは実力と努力次第で収入が変動するので、フリーランスによって天と地の差があります。
月収20万円程度あれば日本でフリーランスとして生計を立てることができると思いますが、月収20万円であれば割と簡単に実現可能ですよ。
また、フリーランスは住む場所を選びませんので、海外や日本の離島で暮らすという選択肢もあります。
海外の場合ですと、国にもよりますがマレーシアやタイですと月に10万円あれば普通の暮らしをすることができますし、15万円あれば贅沢な暮らしを送ることができます。
また、フリーランスは職種によっても収入にばらつきがあります。
最も稼げる可能性があるのはブログ・アフィリエイト・youtubeなどの動画投稿です。
理由としては一度投稿してしまえば半永久的に収益が発生し続けるからです。
その代わりいいコンテンツを産み出せなければ全く収益が発生しないこともあります。
一方、エンジニアやライター、動画編集などは手堅く稼ぐことができます。
理由としては、仕事をした分だけ確実に報酬を得ることができるからです。
ただし自分の体は一つですし、仕事できる量には限りがあります。
そういう意味でも収入には上限があります。
エンジニアですと最高でも月収200万円、ライターや動画編集ですと最高でも月収100万円あたりです。
これでも十分すぎる収入ですよね。
ですのでフリーランスになりたての頃は手堅く稼ぐためにエンジニアやライター、動画編集から始めるのがいいでしょう。
そしてさらに上を目指したければ資産になる労働であるブログ・アフィリエイト・youtubeなどを始めてみましょう。
ちなみに僕の場合は何も準備せずに脱サラしてフリーランスになったのですが、フリーランス1か月目の収入は0円、2か月目の収入は1万円、3ヶ月目の収入は121万円でした。
副業から始めて独立するパターンが一番安心です。
フリーランスの働き方②スケジュール
フリーランスのスケジュールはすべて自由です。
決まった時間に仕事をする必要がないので、抱えている仕事をこなすことができるのであれば何時に起きようと問題ありません。
僕のフリーランス仲間にも、月収100万円をこえていますが、昼夜逆転しているという方もいます。
また、仕事の量もすべて自分で決めることができるので今月はのんびりしたいと思ったら仕事の量を減らすこともできます。
そしてスケジュールが自由ですので仕事を後回しにして飲み会などに参加するということもできますし、今からどこどこに旅行に行こうという風にその場で予定を即決することができます。
僕の場合は、
- 朝9時から11時頃に起床
- 13時まで仕事
- 13~15は昼食&休憩
- 18時まで仕事
- 20時まで休憩
- 24時まで仕事&休憩
- 3時まで休憩
こんな感じのスケジュールで結構適当に過ごしていることが多いです。
一般的な会社員からすれば不規則不健康極まりないスケジュールですよね。
一気に仕事をして残りの時間を全て自由時間にしてもいいのですが、僕の場合は集中力が長く続かないタイプなので、小刻みに休憩をする代わりに夜も仕事をするようにしています。
このような形で自分に最適化したスケジュールを立てることができます。
企業ですとやる気がなくても決まった時間に働かなければいけないので作業効率はがた落ちですよね。
フリーランスの働き方③通勤
フリーランスには通勤はありません。
ですので朝の通勤ラッシュに巻き込まれる心配がありません。
特に東京など都市部の通勤ラッシュは、通勤するだけでもうその日のエネルギーを使い切ってしまいますよね。
また、通勤にかかる時間も馬鹿になりません。
フリーランスは通勤がありませんので、時間を多く確保できますし、スムーズに仕事を始めることができます。
フリーランスに通勤はありませんが、カフェやコワーキングスペースで働くという選択肢もあります。
そういった場合は電車などで移動する必要があります。
しかし何時に行くかは自由ですので、通勤ラッシュや帰宅ラッシュは避けることができます。
ちなみにコワーキングスペースとは共同オフィスのような場所のことで、フリーランスが集中して仕事をするために利用する場所のことです。
月契約でお得に利用することもできます。
自宅だとなかなか仕事に集中できないという方は、カフェやコワーキングスペースを利用してみるのもありですね。
僕の場合は、カフェやコワーキングスペースは利用せずにすべて自宅で仕事を行っています。
理由としては時間とお金を節約するためです。
確かに家だと他の誘惑に負けてしまって仕事に予想以上の時間がかかってしまうことがありますが、夜まで仕事をするのが苦ではないので、仕事時間でなんとかカバーしているといった状況です。
フリーランスの働き方④人間関係
フリーランスは人間関係が少ない場合が多いです。
理由としては会社に行く必要がなく基本的には一人で仕事をすることになるからです。
ですのでフリーランスは孤独を感じることが多いです。
ただしフリーランスはスケジュールが自由ですので、休みが不定期な友達とも遊ぶことができますし、遊びの誘いには確実にのることができます。
また、フリーランスはSNSを通じてフリーランス仲間を作ることをおすすめいたします。
周りにはフリーランス仲間がいなくても日本にはフリーランスがたくさんいるのでそういった方々とSNSを通じてつながりましょう。
またフリーランス仲間と繋がることで、仕事をする上で有益な情報を得ることもできますし、仕事を受注できる可能性もあります。
また、フリーランスは相談事を友人にしてもなかなか話が合いません。
同じ境遇であるフリーランス仲間に話を聞いてもらうことができれば悩みも解説することができますよ。
僕はもともと一人でいることに抵抗がないタイプですが、それでも毎日家にこもって仕事をしていると孤独を感じることはあります。
そういう時は友人に連絡して飲み会に行くなどしてうまくバランスを取っいます。
フリーランスの働き方⑤土日休み
フリーランスには良くも悪くも土日という概念がありません。
フリーランスは休もうと思ったらその日に休むことができます。
また、フリーランスは曜日に関係なく毎日働いている人も多いです。
ですのでフリーランスは曜日感覚がないという方が多いです。
僕も会社員時代は働くことが苦痛で土日が待ち遠しかったですが、フリーランスになってからは仕事を苦痛に感じることはなくなったので曜日に関係なく仕事をしています。
ただし、その日の気分によって平均して月に6日程度休みを取っています。
また、土日はほとんどの会社が休みですのでみんなお出かけをしてどこに行っても混みますよね。
平日に休みを取ればどこに行っても好いていますし、飛行機の値段も安いです。
そういった意味でもフリーランスは合理的な働き方です。
フリーランスが向いている人
以下のタイプに当てはまる人はフリーランスに向いています。
- 繰り返しの毎日を送りたくない人
- 日本のサラリーマンの習慣に共感できない人
- 就職が無理な人
- 最先端の生き方をしたい人
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フリーランスに向いている人①繰り返しの毎日を送りたくない人
繰り返しの毎日を送りたくない人はフリーランスに向いています。
会社員は毎日同じ時間に通勤して、同じ仲間と同じ業務を同じ時間に帰るという毎日が繰り返しの生活ですよね。
しかしフリーランスは自分の行動次第でどんなことにもチャレンジできます。
ある程度稼いだら1か月間仕事をせずに海外をプラプラするのもいいでしょう。
カフェやコワーキングスペースを毎週変えるのも自由です。
ライターに飽きたら動画編集者になるのも自由です。
こういった変化に富んだライフスタイルを送りたい人はフリーランスに向いています。
フリーランスに向いている人②日本のサラリーマンの習慣に共感できない人
日本のサラリーマンの習慣に共感できない人はフリーランスに向いています。
サラリーマンには様々なルールがありますよね。
- 飲み会に強制参加させられる
- 上司の愚痴を聞かなければならない
- 意味のない会議
- どうでもいいことで電話がかかってくる
- 暑いのにスーツを着ないといけない
など挙げればキリがありません。
しかしフリーランスにはこういった意味がない習慣は一つもありません。
意味のないことで消耗することなく快適に生活することができますよ。
フリーランスに向いている人③就職が無理な人
長い間ニートやフリーターをしていたという理由で、好条件での就職が絶望的という方もいると思います。
そういった方にもフリーランスはおすすめです。
条件が悪いブラック企業のような職場に無理やり就職して日々消耗し続けるよりは、フリーランスになった方がいいですよ。
フリーランスには、学歴も経歴も関係ありません。
稼いだもの勝ちの世界ですので誰にでも平等にチャンスがあります。
また、人生で何かしら挫折をしたことがあるという方の方がフリーランスでは成功しやすいです。
フリーランスとして大成している方の多くは、
- 受験戦争で敗北した
- 学歴なくて低賃金労働
- 起業に失敗した
- 騙されて借金を背負った
- マルチにハマった
- 不登校でいじめられた経験がある
など人生で挫折した経験がある方が多いです。
なぜ挫折経験がある方が成功するのかというと、覚悟と熱量が違うからです。
会社員として楽しく過ごしている人は
「フリーランスになれたらいいなー」
くらいの気持ちですが、人生で挫折を経験した人は
「何としてもフリーランスになって稼いでやる。あいつを見返してやる」
といった強い感情を持っています。
フリーランスはどれだけ頑張るかが個人にゆだねられているので、そういう挫折を経験した人の方が成功しやすいです。
フリーランスに向いている人④最先端の生き方をしたい人
フリーランスは最先端の生き方ですし、これから確実にトレンドになっていく生き方です。
将来的には、リモートワークやフリーランスといった働き方が一般的になる社会がやってきます。
日本で社会問題になっている、満員電車・育休・残業などの問題はすべてリモートワークやフリーランスによって解決ができます。
仕事に縛られた生活ではなく、仕事と生活を両立した暮らしを営むことができます。
現在はそういった働き方が広がり始めたという段階です。
何事も広がり始めは批判を受けますし、不便もあります。
現状では社会的信用も低いのでローンなどが通りにくいですし、年配の方からは見れば無職同然の扱いを受けることもあります。
そんな中でもこの最先端の生き方に共感する方は、今すぐフリーランスになるべきです。
黎明期に始めるのと、あとから始めるのとでは前者の方が圧倒的に有利ですよ。
フリーランスが向いていない人
以下のタイプに当てはまる人はフリーランスに向いていません。
- 安定した収入が欲しい人
- 平凡な人生を送りたい人
- 新しいことをするのが好きではない人
フリーランスが向いていない人①安定した収入が欲しい人
安定した収入が欲しいという方には、フリーランスは向いていません。
フリーランスは良くも悪くも収入が安定しません。
収入が数十倍に跳ね上がることもあれば、数分の一になってしまうこともあり得ます。
しっかりリスクヘッジをすれば収入がなくなる可能性はゼロに近いのですが、それでも収入が下がりそう、収入が下がったという場合には精神的にも結構きます。
フリーランスが向いていない人②平凡な人生を送りたい人
フリーランスは平凡とはかけ離れた生活になることが多いです。
収入は大きく変動します。
海外を転々とすることもあります。
普通では会えないようなお金持ちに合う機会もあります。
法人を作って失敗することもあるでしょう。
とにかく普通の会社員と比べると波乱万丈な人生になることは間違えありません。
ですので平凡な人生を送りたい人には向いていません。
フリーランスが向いていない人③新しいことをするのが好きではない人
フリーランスは常に新しいことに挑戦し続ける必要があります。
フリーランスは常に自分のスキルをアップデートし続けないといけないからです。
今は稼げる技術でも来年には必要ない技術になるかもしれませんし、AIによって代替されるかもしれません。
会社員ならば他の仕事が与えられるかもしれませんが、フリーランスは新たな技術を習得しなければ生き残ることはできません。
フリーランスは常に新しいことに挑戦し続けなければいけません。
フリーランスになるには?
最後にフリーランスになるにはどうすればいいかについて解説いたします。
なろうと思えば今からフリーランスになれる
フリーランスはなろうと思ったその時からなることができます。
フリーランスには資格などはありません。
仕事をやめて、フリーランスとして仕事を受注することができればそれはもう立派なフリーランスです。
厳密には開業届というもの提出したほうがいいのですが、別に提出しなくてもフリーランスを名乗ることは自由です。
ただし開業届を提出することで節税にもなりますし、屋号を持つこともできます。
なろうと思ったその日からフリーランスになることができますよ。
副業→フリーランスという道もある
とはいえいきなり会社を辞めてフリーランスになるのは怖いですよね。
フリーランスを初めてすぐはなかなか稼げないこともあるのである程度の貯金が必要です。
そういう場合にはまずは副業として初めて見ることもありです。
会社にバレないの?という心配があるかと思いますが、年20万以下の副業収入であれば確定申告の必要がないのでバレません。
それ以上稼げるのであればバレ可能性がありますが、それくらい稼げるようになったのであれば会社を辞めてもいいですよね。
まずは副業で稼げるようになってフリーランスに転身というのもよくある方法です。
フリーランスの働き方まとめ
以上、フリーランスの働き方について解説いたしました。
フリーランスは会社員とは正反対の働き方です。
ただしフリーランスとして成功すれば生活は確実に豊かになります。
是非フリーランスになってみてください。
今回は以上になります。