- TOEICと英検の換算表
- TOEICと英検の違い
- 就活で役立つのはTOEIC
- TOEICで何点取れば就活に有利になる?
- TOEICで700点を取る方法
僕の実体験に基づいて解説していきますので、3分ほどお付き合いください。
TOEICと英検の換算表
TOEICと英検の換算表は以下の通りです。
英検 | TOEICスコア |
1級 | 955 |
準1級 | 713 |
2級 | 527 |
準2級 | 402 |
3級 | 377 |
4級 | 343 |
5級 | 346 |
ちなみに、
- 英検5級は中学1年生レベル
- 英検4級は中学2年生レベル
- 英検3級は中学3年生レベル
- 英検準2級以上は、高校生レベル以上
という形です。
TOEICでは、600点以上を取ると、就活や大学の単位取得など、様々なところでTOEICスコアを役立てることができるようになります。
TOEIC600点以上を英検に換算すると、準1級と1級のみです。
ただし、英検で準1級や1級を取得するというのは、かなり難易度が高いです。
英検は全部で7つの級しかないので、その間のどのレベルにあるのかを判定することが難しいですよね。
一方TOEICは、級ではなくスコアですので、どのくらいのレベルにあるのかを細かく判断することができます。
また、英検とTOEICどちらにも共通して言えることですが、級やスコアが低すぎる場合に履歴書などに記載してしまうとかえって悪影響になります。
「私は英語ができません」と履歴書で宣言しているようなものですので絶対にやめましょう。
具体的には、英検でしたら準2級以下、TOEICでしたら600点以下の場合は記載しない方が良いです。
ただし高校入試では、英検4級や3級でも役立ちます。
中学英語の内容が身についているという証明になるからです。
TOEICと英検の違い
TOEICと英検は、どちらも英語に関する試験ですが、内容や出題傾向は全く異なります。
また、社会的な認識や知名度も全く異なります。
- TOEICの特徴
- 英検の特徴
をそれぞれみていきましょう。
TOEICの特徴
TOEICは英語の中でもビジネス英語力を図るための試験です。
実際にTOEICの問題では、ビジネスでありがちなシチュエーションを題材にした問題が多数出題されます。
ですので、実際に英語を使ってビジネスを行う際に役立つような英語力を身に付けることができます。
具体的には、会議中のシチュエーションや、出張の手配のシチュエーションなどの問題が出題されます。
また、TOEICは日本のみならず世界中で受験されている試験です。
毎年約250万人のかたがTOEICを受験しています。
TOEICには、
- リスニング ・リーディングテスト
- スピーキング・ライティングテスト
と2つの試験があります。
しかし、スピーキング・ライティングテストを受ける方はほとんどいません。
ほとんどの方が、リスニング ・リーディングテストを受けていますし、就活などで役立つのもこのリスニング ・リーディングテストの方です。
スピーキング・ライティングに関しては、IELTSやTOEFLそして英検など、他の試験の方が権威生があるので、そちらの方が好んで受けられています。
TOEICは世界中で受験されている試験ですが、特に東アジアでの影響力は絶大です。
その中でも日本は最もTOEICが受験されている国の1つです。
英検の特徴
英検は、英語の学習を促進するために、日本で開発された試験です。
英検の他にも、漢検・数検など似たような名前の試験がたくさんありますよね。
英検は日本で作られた試験ですので、海外では英検の試験は実施されていません。
つまり英検は海外では影響力はなく、日本国内でのみ使うことができる資格となります。
TOEICは世界中、特に東アジアでは絶大な知名度を誇るのに対して、英検は日本国内という狭い範囲でのみ使うことができます。
英検は日本で作られた試験ですので、日本人にとって英語のレベルが判断しやすいように級が設定されています。
例えば、
- 英検5級は中学1年生レベル
- 英検4級は中学2年生レベル
- 英検3級は中学3年生レベル
というように、日本の義務教育で学習する順番に、級の試験範囲が設定されています。
ですので、中学生が自分の英語力の定着度を図るために、英検を受けるというのは非常に効率的な英語の学習方法です。
また、高校受験では、TOEICよりも英検の方が役に立ちます。
また、TOEICは
- リスニング ・リーディングテスト
- スピーキング・ライティングテスト
と分かれていますが、英検では
- リスニング
- ライティング
- リーディング
- スピーキング
4つの技能について同時に試験を行うことができます。
就活で役立つのはTOEIC
TOEICと英検で就活に役立つのは、TOEICです。
ただし、高校受験までですと、TOEICよりも英検の方が役立つといえます。
理由としては、以下の通りです。
それぞれ詳しくみていきましょう。
理由①TOEICは世界的に有名な試験だから
就活では英検よりもTOEICの方が役立つ理由の1つ目は、TOEICは世界的に有名な試験だからです。
英検は、日本でしか開催されていない試験です。
一方で、TOEICは世界中で開催されている試験ですし、特に東アジアでは多くの人がTOEICを受験しています。
英検が日本で開催されているということは、日本での就活では英検は役立つのではないかという意見があるかと思います。
確かに英検は日本の就活でも使える資格の一つですし、履歴書に書いていた方が評価はいいでしょう。
しかし、日本の企業でも、日本でしか行われていない試験より、世界的に行われている試験の方を重要視します。
また、海外企業に就職する場合には、英検は全く役に立ちません。
そして日本人は、高校生までは英検は受けたことがあるがTOEICは受けたことがないという方が多いです。
しかし大学生になってからは、英検は受けずにTOEICを受けるという学生が急増します。
中にはTOEICの受験を義務付けている大学もありますし、TOEICで一定以上のスコアを持っていると単位が取れることもあります。
大学院入試にもTOEICスコアは必須です。
TOEICを受ける大学生の人数が多いので、企業の採用側としても、大学生同士を比較するという意味で考えると、TOEICの方が英検よりも応募者を比較することができます。
理由②TOEICはビジネス英語に関する試験だから
就活では英検よりもTOEICの方が役立つ理由の2つ目は、TOEICはビジネス英語に関する試験だからです。
英検は英語力前半に関する試験ですが、TOEICは英語の中でもビジネス英語に特化しています。
英検が高校生未満に多く受けられていて、英検が大学生以上に多く受けられているのは、それぞれの試験の特徴が違うからです。
英検は義務教育のカリキュラムごとに級分けされています。
ですので、高校生以下が自分の実力を把握するのにはもってこいの試験です。
英語に関する試験には、他にもTOEFLやIELTSなどの試験があります。
これらの試験は海外に留学する際などには役に立ちます。
しかし、ビジネス英語にここまで特化しているのはTOEICだけです。
一方TOEICは、ビジネス英語力を問う試験ですので、就職に役立つ試験ですよね。
企業で英語を使って働く場合には高度なビジネス英語力が必要とされます。
具体的には、英語で会議をしたりプレゼンテーションをしたりすることがあるでしょう。
簡単な場合でも、英語でのメールや英語の書類を読むということはあるでしょう。
TOEICの試験では、こういったシチュエーションがよく登場するので、リアルなビジネス英会話を学ぶことができます。
ビジネス英会話ができる社員を育てたい企業側としても、TOEICスコアを持っている応募者は大歓迎ということです。
理由③企業が昇進や昇給の条件として、TOEICスコアを求めているから
就活では英検よりもTOEICの方が役立つ理由の3つ目は、企業が昇進や昇給の条件として、TOEICスコアを求めているからです。
TOEICはビジネス英語に特化した試験であり、世界中で行われている試験です。
ですので企業も英語力の判断材料としてTOEICを採用しているところがほとんどです。
企業では役職が上がっていくにつれて任される仕事が増え、その中で海外とのやり取りも増えていきます。
海外とやりとりをしたり、海外に駐在員として赴任するためには、英語力が必要です。
その英語力を図る基準とし、TOEICが採用されています。
ですので企業で昇進や昇給を手にするにはTOEICスコアが必要という企業が多いです。
実際に通勤電車内でTOEICの勉強をしている中年のサラリーマンを多く見かけます。
歳を重ねてから新たなことを身に付けるのは難しいですし、働きながらですと時間もかかります。
企業によっては、英会話教室や英語の教材費を負担してくれる企業もありますよね。
こういった費用を負担すると、企業としてもかなりのコストがかかります。
ですが、最初からある程度英語力をもった新人を雇うと、そういったコストを削減することができます。
実際に企業の5割が採用活動においてTOEICスコアをチェックしていると回答しています。
(TOEIC公式ページより)
英検とTOEICでは、TOEICの方が就活で役に立ちますよ。
TOEICで何点取れば就活に有利になる?
TOEICが就活に役立つということはおわかりいただけたかと思います。
では、実際に何点取れば、就活に有利になるのでしょうか?
実は、企業によって求められるTOEICスコアが異なります。
- 一般企業ですと600点以上
- 英語を使う企業ですと700点以上
あれば就活で有利になります。
一般企業はTOEICスコア600点以上で就活が有利になる
一般企業では、TOEICスコア600点以上で、就活が有利になります。
理由としては以下の通りです。
- 大学生のTOEIC平均点が443点だから
- これからはどの企業にも英語が必要になる可能性があるから
- 努力ができることの証明になるから
それぞれ詳しくみていきましょう。
理由①大学生のTOEIC平均点が443点だから
一般企業はTOEICスコア600点以上で就活が有利になる理由の1つ目は、大学生のTOEIC平均点が443点だからです。
以下が大学生のTOEIC平均点のデータになります。
公開テスト平均点 | IPテスト平均点 | |
大学生 | 568点 | 443点 |
大学1年生 | 不明 | 427点 |
大学2年生 | 不明 | 438点 |
大学3年生 | 不明 | 482点 |
大学4年生 | 不明 | 502点 |
(TOEIC® Program DATA&ANALYSIS 2016より)
- 公開テストとは、個人で申し込みができる試験のことです。
- IPテストとは、団体でしか申し込むことができない試験のことです。
IPテストよりも公開テストの方が大幅に平均点が高くなっています。
理由としては、公開テストは自分の意思で申し込みをしなければならないので、受験の意思がある受験者しかいないからです。
しかし、IPテストは団体受験なので、学校の決まりで強制的に受験させられている人も含まれています。
無理やりTOEICを受験させられている人は、もちろんTOEIC対策をしません。
ですので平均点が低く出てしまっています。
しかし大学生の平均点というと、TOEICを受けたくない人も含まれているIPテストの方が適切です。
IPテストの平均点が443点ですので、600点のTOEICスコアを持っているということは、平均よりもかなり高い英語力を持っていることの証明になりますよね。
その分就職活動でも有利になります。
理由②これからはどの企業にも英語が必要になる可能性があるから
一般企業はTOEICスコア600点以上で就活が有利になる理由の2つ目は、これからはどの企業にも英語が必要になる可能性があるからです。
数十年前までは、グローバル化が進んでおらず、ほとんどの企業では日本語さえできれば問題ありませんでした。
しかし最近では特に、人やモノの国を超えた行き来が活発になっています。
それにともなって、英語力が必要とされる企業が増えています。
例えば、観光地も数年前まではほとんど外国語は必要ありませんでしたよね。
理由としては、お客さんのほとんどが日本人だったからです。
しかし観光客が急増するにあたって、観光地やブランド店、ドラッグストアなどで外国語の需要が急増しました。
今では、都市部のドラックストアには中国語ができる店員がいるのが当たり前ですし、観光地では英語ができる店員が必要とされています。
このように、外国語そして英語はこれからどんどん必要になっていきます。
しかし、すでに働いている社員にゼロから英語を勉強してもらって、ビジネスで使えるレベルまで育てるのは時間もコストもかかってしまい会社の負担になります。
企業としては、若くて英語力もある新人を雇いたいという考えです。
ですのでTOEICは就活でも役にたちます。
理由③努力ができることの証明になるから
一般企業はTOEICスコア600点以上で就活が有利になる理由の3つ目は、努力ができることの証明になるからです。
いくらグローバル化が進んで英語が必要になる企業が増えるといっても、全ての企業で英語が必要というわけではありません。
英語を使う機会がない企業も多数あります。
しかしそういう企業ではTOEICスコアが役に立たないかと言われるとそうではありません。
TOEICは、努力ができることの証明として、採用面接の役に立ちます。
TOEICは日本で最も知られている英語の資格です。
英語力を必要としない企業の採用担当でも、TOEICの存在については必ず知っています。
また、600点がどのくらいの点数なのかということもわかっているはずです。
TOEICで600点、つまり大学生平均よりも100点以上高いスコアを取れるということは、自分で計画を立ててコツコツと勉強ができるということです。
自分で計画を立ててコツコツと勉強ができるというのは、社会人として最も必要とされるスキルです。
企業側としてもそういった能力がある人材を欲しがります。
英語を使う企業ではTOEICスコア700点以上で就活が有利になる
英語を使う企業では、TOEICスコア700点以上で就活が有利になります。
理由としては、以下の通りです。
- TOEIC700点以上は、「どんな状況でも適切にコミュニケーションができる」
ができるレベルだから - 土台がしっかりしているので、少しの努力で英語ペラペラになれるから
- 大学生でTOEIC700点以上を取っている人は少ないから
それぞれ詳しくみていきましょう。
理由①TOEIC700点以上は、「どんな状況でも適切にコミュニケーションができる」レベルだから
英語を使う企業では、TOEICスコア700点以上で就活が有利になる理由の1つ目は、TOEIC700点以上は、「どんな状況でも適切にコミュニケーションができる」レベルだからです。
TOEICスコアとコミュニケーションレベルの相関票は以下の通りです。
TOEICスコア | 評価 |
860 | 事故の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。ネイティブスピーカーの域には一歩隔たりが有るとはいえ、語彙・文法・公文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。 |
730 | 通常会話は完全に理解でき、応答はやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。
正確さと流暢さに個人差があり、文法・構造上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。 |
470 | 通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、僅かな差が見られる。
基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている。 |
220 | ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。身近な話題であれば、応答も可能である。
語彙・文法・構文共に不十分なところは多いが、相手がノンネイティブに特別な配慮をしてくれる場合には、意思疎通を図ることができる |
220未満 | 単純な会話をゆっくり話してもらっても、部分的にしか理解できない。
断片的に単語を並べる程度で、実質的な意思疎通の役には立たない。 |
(TOEIC公式ページより)
空港や観光業、ホテル業などは、普段から外国人と接する機会が多いです。
TOEIC700点以上を持っていると、こういった業務でも割とスムーズにこなすことができますよ。
理由②土台がしっかりしているので、少しの努力で英語ペラペラになれるから
英語を使う企業では、TOEICスコア700点以上で就活が有利になる理由の2つ目は、土台がしっかりしているので、少しの努力で英語ペラペラになれるからです。
TOEIC700点を持っているということは、基本的な英語については完全に理解しているということです。
もちろん英語がペラペラというわけではありません。
しかし、土台はできているということですので、少しの勉強で英語力をより高めることができます。
もし会社でより高度な英語力が必要になった場合には、基礎があると数ヶ月間のが学習だけで大丈夫です。
しかし、全く英語力がない人をその英語力まで育てようとするのは、至難の技です。
会社に通いながら英語をゼロから学習することになるので、まず時間が確保できません。
学生の方が時間は取れるのでその時に英語力を身につけたほうがいいです。
また、会社が社員の英語学習のサポートをすることになると思うのですが、そのコストもかなりかかってしまいます。
それよりは、すでに土台ができていて、少しの努力で英語力を向上することができる社員を雇った方がいいですよね。
理由③大学生でTOEIC700点以上を取っている人は少ないから
英語を使う企業では、TOEICスコア700点以上で就活が有利になる理由の3つ目は、大学生でTOEIC700点以上を取っている人は少ないからです。
大学生のTOEIC平均点は、以下の通りです。
公開テスト平均点 | IPテスト平均点 | |
大学生 | 568点 | 443点 |
大学1年生 | 不明 | 427点 |
大学2年生 | 不明 | 438点 |
大学3年生 | 不明 | 482点 |
大学4年生 | 不明 | 502点 |
(TOEIC® Program DATA&ANALYSIS 2016より)
TOEIC公開テストでもIPテストでも、平均点は700点を大きく下回っています。
TOEIC600点以上を取得している人は、大学生でも一定数います。
特に、TOEIC対策をして公開テストに自分で申し込んで受験をしている人は尚更です。
しかし現状として、大学生のうちにTOEIC700点以上を取得している人は、ほとんどいません。
ですのでTOEIC700点以上を持っているだけで、就活でかなり有利に立つことができます。
実際に私もTOEIC700点以上を持っていてTOEIC700点を履歴書に記入すると、確実にTOEICについて聞かれました。
TOEICで700点を取る方法
TOEIC700点を保有していれば、就活で無双することができます。
ですがTOEIC700点を取ることは難しいと感じますよね。
そこで、TOEIC700点を最短で取る方法について解説いたします。
勉強時間を確保しよう
TOEICで700点を取るためには、まずは十分な勉強方法を確保しましょう。
中学レベルの英語が身についていると仮定すると、1日2時間の勉強を3ヶ月間続けることができれば、TOEIC700点を獲得することは可能です。
ただし1日2時間の時間を勉強や仕事で忙しい学生や会社員が毎日確保するのは、難しいですよね。
仕事が終わってから寝るまでの時間に2時間を確保することは理論上は可能ですが、現実はそううまくはいきません。
疲れている状態での勉強は予想以上に負担になります。
最初の数週間は続けることができたとしても、3ヶ月も継続するにはかなりのモチベーションと忍耐力が必要でしょう。
ですので、仕事終わりに毎日2時間確保するという方法はおすすめできません。
ではどうやって1日2時間を確保すればいいかというとスキマ時間です。
通勤時間や仕事の休憩時間、寝る前の時間や朝仕事に行く前の時間などの細かなスキマ時間を合わせると、1時間以上の時間を確保できるはずです。
そういったスキマ時間をSNSを見たりテレビを見たりして過ごしているという方は多いと思います。
もちろん見たいものやしたいことがある場合は仕方ありませんが、そうでない場合には無駄な時間ですよね。
TOEICの学習に使いましょう。
こういった時間を有効活用すれば、1日2時間の勉強時間を確保することは難しくはないはずです。
勉強する順番を考えよう
TOEICで700点を取るためには、勉強する順番を考えましょう。
TOEICはただ闇雲に勉強すればいいという訳ではありません。
効率的な手順で勉強することでより効果を発揮します。
具体的には以下の手順で学習を進めましょう。
- 単語
- 文法
- 実践問題
単語は英語を学ぶ上での基本です。
単語が分からなければ何もできません。
例えば、英語が話せないという方でも、単語だけを使ってなんとか意思疎通をすることができますよね。
単語がわかれば、文章の大まかな意味は掴めるようになるので、まずは単語を学習しましょう。
次に学習するのは、文法です。
文法を学習することで、文章をより正確に読み解くことができるようになります。
単語だけですと、当てずっぽうで回答を選ぶ機会が増えてしまいますが、文法をマスターすることで文章を正確に読み取れるので、確信を持って回答を選ぶことができます。
そして最後が、実践問題です。
実践問題で自分が分からないところ、単語・文法の取りこぼしを洗い出します。
復習ポイントをまとめて、復習することで効率的に分からない問題を潰していけます。
まれに最初から実践問題を解く方がいますがおすすめできません。
理由としては、復習するべき問題が増えて、手に負えなくなるからです。
上記手順に従ってTOEIC学習を行うことで、700点を獲得することができますよ。
1問1問大事に解こう
また、TOEIC対策問題は、1問1問大切に解きましょう。
問題は量をこなせばいいという訳ではありません。
間違えた問題をそのままにして先に進んでも、その問題は解けるようにはならないので何も成長できません。
また、次に同じ問題を間違えるのを繰り返してしまいます。
ですので、量を解くことに拘らず、1問1問時間をかけて復習するべきです。
まず問題演習を解いたら採点をします。
間違えた問題があったら、次に進むのではなく、解説などを読んで完璧に理解できるまで、つぐに進んではいけません。
そうすることで一度間違えた問題を自分の頭で理解することができます。
次同じ問題が出ても解けるようになるので、どんどん成績もアップしていきますよ。
まとめ
以上、TOEICと英検を比較いたしました。
結論としては、就活に役立つのはTOEICです。
TOEICのスコアをまだ持っていない人、持っているけどスコアが低い人はTOEICの受験を検討してみましょう。
ちなみにTOEICの学習にはスタディサプリという教材がおすすめです。
アプリなのでスキマ時間にも学習できて忙しい学生や社会人にもぴったりです。
詳しくは下記の記事で解説しているので興味がある方はご覧ください。
今回は以上になります。