- 会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由
- 会社員がやるべき自己投資7選
この記事を書いている私は、会社員時代にいくつもの自己投資を試してきました。
現在は、自己投資が実を結び、会社を辞めてフリーランスとして活動しています。
私の実体験に基づいて解説していきますので、3分間ほどお付き合いください。
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべきです。
理由としては、以下の通りです。
- 金融投資は意味がないから
- 昇給や昇進につながるから
- 終身雇用制は終了するから
- 年功序列も終了するから
- AIや機械によって仕事がなくなるから
- 会社だけに依存することはリスクが大きいから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由①金融投資は意味がないから
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由の1つ目は、金融投資は意味がないからです。
会社員の多くは、お金をためて将来のために金融投資をしようと考えています。
しかし一般的な会社員にとって、金融投資はおすすめできません。
理由としては、一般的な会社員が貯金することができる金額を金融投資に回してもリターンがほとんどないからです。
極力リスクを抑えて金融投資を行うと、年3%の利回りを得ることができるといわれています。
10%やそれ以上のリターンを狙うと、お金を失うリスクがあります。
3%の利回りというと、100万円でたったの3万円ですよね。
そして一般的な会社員が金融投資に回すことができる額は、どんなに多くても数百万円ですよね。
つまり、頑張って貯めた貯金を投資に回してもたったの数万円しか稼ぐことができません。
それよりは自己投資をして、自分を磨いたり、自分で稼ぐことができる力を身に付ける方がいいですよね。
ほんの少しのリターンを得るために、節約をして過ごすよりは、どんどんお金を使って自己投資をして、未来の自分に投資しましょう。
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由②昇給や昇進につながるから
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由の2つ目は、昇給や昇進につながるからです。
自己投資をしてスキルを身に付けることで、会社での昇給や昇進につながります。
会社では、昇進や昇給をすることはかなり難しいです。
職場にもよりますが、年に1回そういったチャンスがあるかどうかです。
また、昇給は微々たるものであったり、昇進するためには、数年間待たなければならないこともあります。
どれだけ努力してもリターンがすくなければ、やる気を失ってしまいますよね。
しかし自己投資をして資格を取ったり、会社で成果を出すことで、昇進や昇給がしやすくなります。
実際に昇進や昇給の条件として、成果や資格を設けている会社も多いですよね。
ですので自己投資として資格の勉強をしてみてもいいですし、会社で成果を出すために様々なことを勉強してもいいでしょう。
自己投資をせずにただただ会社でダラダラと過ごしているだけでは、何も変化しません。
会社で成績を収めている人は必ずどこかで自己投資をしています。
人前では言わないかもしれませんが、隠れてコツコツと自己投資をして己を磨いているはずです。
自己投資をして、会社での昇進や昇給を手にしてよりよい生活を手に入れましょう。
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由③終身雇用制は終了するから
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由の3つ目は、終身雇用制は終了するからです。
これまでの日本は、終身雇用制でした。
ですので一度正社員として採用されれば、よっぽどのことがない限り、会社をクビになることはありませんでした。
一度就職してしまえば、一生安泰といった感じです。
しかしここ最近、終身雇用制が崩壊しつつあり、数年後数十年後には、日本の終身雇用制は完全になくなってしまうといわれています。
実際に日本の大企業が、大規模なリストラを発表していますし、早期退職者を募集していたりします。
不況の時期にリストラが行われるのは分かりますが、不況でなくともリストラや早期退職者の募集が行われています。
会社員のほとんどの人は、終身雇用制で一生食いはぐれることはないと思っています。
しかし、現実問題として、いつ自分が解雇されてしまうかは分かりません。
ですので常に自己投資をして自分を磨いて、会社にとって必要とされる人材であり続ける必要があります。
終身雇用制が終われば、年齢に関係なく能力がない人は解雇されるでしょう。
その時になって何か対策を取ろうと思っても手遅れです。
今のうちから自己投資をしておきましょう。
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由④年功序列も終了するから
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由の4つ目は、年功序列も終了するからです。
現在の日本では、ほとんどの会社が年功序列制度を取っています。
会社に勤めた年数が長ければ自動的に出世できるようになっていますし、給料も特に何もしなくても上がっていきます。
実はこれは非常に効率が悪い制度なんですよね。
年功序列制度によって、何のスキルもないけど高級取りのおじさんが量産されています。
結果を出している若手は、なかなか給料も上がらないし、昇進もできませんが、勤続年数が長いだけの人は、そういった有望な若手よりもはるかに高い給料をもらっています。
そういった状態は、経営を圧迫します。
ですが最近では、年功序列に関係なく、純粋に能力がある人が評価される会社が増えています。
そしてこの流れはこれからさらに加速していきます。
つまり何もスキルがなく成長もない人は、これからの社会では昇進も昇給も難しいです。
どれだけ勤続年数が増えても、会社での給料や役職が変わることはなく、新しく入ってきたやる気のある新人にどんどん抜かされていくことになります。
これからの社会で生き残っていくためには、自己投資をしてスキルを身に付けることは必須ですよ。
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由⑤AIや機械によって仕事がなくなるから
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由の5つ目は、AIや機械によって仕事がなくなるからです。
AIや機械は、今ある仕事のうちほとんどを奪うといわれています。
実際に産業革命では、手作業で行われていた作業を機械で行うことができるようになり、多くの職が失われました。
今でも工場は機械だらけで手作業はほとんどありませんよね。
これからの時代は、AIや機械によってそれと同じことが起こるといわれています。
これまでホワイトカラーと言われていた仕事のうち、事務作業や単純作業などはAIによって代替されるといわれています。
また、最近ではレジが自動化されたり、ありとあらゆるものが自動化されていますよね。
これからはこの自動化や機械化といった波はどんどん加速していきます。
つまり、そういった仕事についている人は、これからは職を失う可能性があります。
そこで仕事を失わないためには、AIや機械では代替不可能なスキルを身に付けるしかありません。
そこで今のうちから自己投資をしてAIや機械では代替不可能なスキルを習得することをオススメいたします。
自己投資をしてスキルを身に付けておくことで、将来も職に困ることはなくなります。
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由⑥会社だけに依存することはリスクが大きいから
会社員は自己投資でスキルを身に付けるべき理由の6つ目は、会社だけに依存することはリスクが大きいからです。
会社だけに依存することが危険ということは、これまでの解説でお分かりいただけたかと思います。
終身雇用制は崩壊しますし、年功序列もなくなります。
また、AIや機械によって今の仕事はなくなってしまうかもしれません。
つまり一つの会社に依存していてもその会社がなくなるかもしれませんし、人員削減によってリストラされるかもしれないということです。
このリスクは誰にでも平等にあります。
このリスクを回避するには、会社に依存することはやめましょう。
つまり、会社以外にも収入源を作っておくということです。
今の時代、会社以外に収入源を作ることはそんなに難しいことではありません。
2019年に副業が解禁されたので、副業を始める会社員も増えています。
副業で月に数万円稼ぐことができるスキルを身に付けておけば、もし仕事がなくなるようなことがあっても問題ありません。
また、副業がうまくいけば、自分から会社を辞めて副業を本業にするという選択肢もありですよね。
副業については以下の記事でも詳しく解説しているので、興味がある方はご覧ください。
会社員がやるべき自己投資7選
会社員は自己投資をしてスキルを身に付けるべきだということはお分かりいただけたかと思います。
これからの時代、何も考えずに生活していては、絶対に失敗します。
自己投資は必須です。
そこで、会社員がやるべき自己投資を7つ紹介いたします。
- 語学を習う
- 資格を取得する
- 身だしなみを整える
- 個人で稼げるスキルを身に付ける
- 趣味にお金を使う
- 読書をする
- ジムに通う
それぞれ詳しく見ていきましょう。
会社員がやるべき自己投資7選①語学を習う
会社員がやるべき自己投資の1つ目は、語学を習うです。
語学スキルはこれからの時代最も役に立つスキルの1つです。
理由としては、グローバル化によって海外との取引を行うことが増えているからです。
現在ではほとんどの企業が海外と何らかの取引があります。
その時には語学スキルが必要になりますよね。
つまり語学スキルがある会社員は企業にとっても重宝されます。
昇進や昇給の条件にTOEICなどの語学スキルを必要としている企業も多いですよね。
会社でのスキル×語学力で、より希少な人材になることができます。
これから学び始めるのにおすすめの言語は、英語か中国語です。
英語は世界の公用語として使われています。
また、最近では中国や中国語圏の国々が世界で影響力を強めています。
そういった意味でも中国語は重要です。
実際に世界的にも中国語学習者の人口は増え続けています。
また、中国語は日本人にとっては学びやすい言語です。
日本人も漢字を使うので、すでに知っている漢字もありますし、漢字を学習するコツをつかんでいます。
これが欧米人ですと、漢字でかなり苦戦します。
日本人は他の国の人と比べても少ない労力で中国語を習得することができるのでおすすめですよ。
会社員がやるべき自己投資7選②資格を取得する
会社員がやるべき自己投資の2つ目は、資格を取得することです。
資格を取得することで、会社での昇進につながったり、昇給につながります。
また、自分の価値を高めることもできます。
また、資格の取得は最も簡単に始めることができる自己投資の1つです。
自己投資をしたいけど何から始めていいか分からないという方も自己投資から始めてみればいいでしょう。
自分が興味があるジャンルの資格を取得してもいいですし、仕事に役立つ資格を取得してもいいでしょう。
自分が興味があるジャンルの資格を取得すると、自分の知見を広げることができますし、副業などの本業以外のジャンルでも役に立つ可能性があります。
また、仕事に役立つ資格を取得すれば、会社で評価されることができますよね。
昇進や昇給につながることもあります。
人がどのようなスキルを持っているのかは、なかなか判断が難しいです。
しかし資格という目に見えて証明できるものを取得することで、どのような能力があるのかを証明することができますよね。
資格の取得は自己投資としてコスパもいいので、自己投資で何をしなければいいか分からない方は是非挑戦してみてください。
会社員がやるべき自己投資7選③身だしなみを整える
会社員がやるべき自己投資の3つ目は、身だしなみを整えるです。
自己投資というと、何か新しいスキルを身に付けたりすることだと思いがちです。
しかし、身だしなみを整えるといった、自己投資もあります。
身だしなみを整えることで、自分に自信がつきますし、周りからの見る目もかわります。
もちろん見た目がすべてではありません。
しかし身だしなみを整えることも十分な自己投資の1つです。
具体的には、筋トレをしたり、スーツを買ったり、髪やスキンケアを行うことです。
筋トレをすることで、生活にメリハリがつきます。
生活にメリハリがつけば仕事の効率もよくなりますし、健康的にもよくなります。
また、筋トレをしている人の方が自分に自信がつくので、商談が成功しやすいという研究結果も出ています。
また、貯金がありお金があるのであれば、スーツや美容関係に自己投資をするのもおすすめです。
人は第一印象で全てが決まるとも言われています。
第一印象をよくするには、着ている服装や美容に気を使った方がいいですよね。
スーツや髪などに自己投資をして、第一印象を良くしていきましょう。
自己投資というと、スキルを身に付けるというイメージがありますが、身だしなみを整えることも立派な自己投資ですよ。
会社員がやるべき自己投資7選④個人で稼げるスキルを身に付ける
会社員がやるべき自己投資の4つ目は、個人で稼げるスキルを身に付けるです。
個人で稼ぐことができるスキルを身に付けることで、会社に頼らない生き方を選択できるようになります。
個人で稼ぐスキルを身に付けるには、まずは副業をやってみることがオススメです。
副業で月に数万円稼ぐことができるスキルを身に付けることができれば、職を失ったとしても安心です。
理由としては、職を失っても、副業を本業にして稼げばいいからです。
副業で稼ぐことができるスキルを身に付けるというと、ものすごく難しいことのように感じるかもしれません。
しかしそんなことはなく、数か月あれば副業で月に数万円稼ぐことができるスキルを身に付けることができますよ。
副業で月に数万円稼ぐことができれば、フリーランスとして独立するという選択肢もありですよね。
そうすれば会社に頼らない自由な生き方を選択することができます。
個人で稼ぐことができるスキルを一度身に付けることができれば、会社に頼る必要がありません。
個人で自由にのびのびと生活をしていくことができます。
詳しくは下記の記事で解説しているので、興味がある方はご覧ください。
会社員がやるべき自己投資7選⑤趣味にお金を使う
会社員がやるべき自己投資の5つ目は、趣味にお金を使うです。
自己投資は何も、自分のスキルアップのためだけに行うものではありません。
趣味に自己投資を行って、仕事以外の時間を充実させることによって、仕事の効率や業績のアップも見込めます。
ほとんどの社会人は、本当にのめりこめる趣味を持っていませんし、仮に持っていたとしてもそれに全力で取り組んでいません。
仕事をして家に帰って、ダラダラしてまた仕事に行っての繰り返しだと思います。
それだと人生において楽しいことがありませんし、息抜きもできませんよね。
仕事で抱えたストレスをそのまま家に持ち帰って、ストレスを解消できないまま翌日また会社に通っている人が多すぎます。
仕事で効率を挙げたり業績を出すためには、全力で息抜きをすることが大事です。
ですので趣味があるのならそれに全力で取り組みましょう。
家に帰ってまで仕事のことを考えていたらかえって仕事ができなくなります。
また、自分の趣味にはお金を使うべきです。
使わないとしたら何のために生活をしているのか分かりませんよね。
家賃と食費だけしか使っていないのでしたら何が人生の楽しみなのか分かりませんよ。
自己投資として、、自分の趣味にお金を使いましょう。
会社員がやるべき自己投資7選⑥読書をする
会社員がやるべき自己投資の6つ目は、読書をするです。
読書は最も手軽に行える自己投資の1つです。
本屋に行けば1000円前後で本を買うことができますし、電子書籍であれば今すぐに購入することができますよね。
趣味として読書をするのであれば、小説や漫画でも構いません。
また、自分のスキルを磨きたいのであれば、ビジネス書や自己啓発本を読んでみるといいでしょう。
ここまでお金をかけずにできる自己投資は珍しいです。
また、ビジネス書では普段聞くことのできない経営者や著名人の考えを自分の中に吸収することができます。
また、資格取得や教養を高めるために参考書を購入してもいいでしょう。
実は、社会人の1日の平均学習時間は6分という研究結果が出ています。
平均ですと6分ですが、中央値で考えるとほとんどゼロに近い数値が出ると考えられます。
つまり、ほとんどの会社員が全く勉強をしていないということです。
数字としてそういうデータが出ているので、もしあなたが少しでも日々勉強すれば、ほとんどの社会人の勉強時間を上回ります。
そして読書も立派な勉強時間です。
そして読書は気軽にできるというのもメリットの1つです。
通勤電車の中やちょっと時間が空いた時にもできますよね。
満員電車で本を広げるのが難しいという場合でも、電子書籍であれば問題ありません。
本に自己投資をすることで、自分の教養やスキルを身に付けることができますよ。
会社員がやるべき自己投資7選⑦ジムに通う
会社員がやるべき自己投資の7つ目は、ジムに通うです。
ジムに通うことで筋肉を付けることができたり、健康状態をよくすることができます。
特に健康状態は社会人として生活していく上で重要なものです。
中年太りした会社員を見かけること、よくありますよね。
将来そうなりたくないと思っている会社員は多いのではないでしょうか。
中年太りしてしまうと、見た目も悪くなりますが、それ以上に危険なのが健康です。
実は基礎代謝は年齢を重ねるとともに悪くなっていきます。
つまり、生活しているだけで消費するエネルギーはどんどん減っていくということです。
ですので体重が減りにくくなり、むしろ何もしなくても体重が増えるようになります。
そこで筋トレやジョギングをすることで代謝をあげることをおすすめいたします。
基礎代謝が下がることは仕方がないことなので、あとは自分で運動をして代謝を上げていくしかありません。
また、筋トレによって筋肉を付けることで、自分に自信がつきます。
自信がつけば仕事に取り組む姿勢も変わりますし、仕事での成果も出やすくなるでしょう。
実際に筋肉がある方が商談において成果が出やすいという研究結果があります。
筋肉がある方が、自信があるようにみえるので相手への説得力も増しますし、印象もよくなるのでしょう。
ジムは会社終わりのちょっとした時間で通うことができます。
仕事で疲れた体をリフレッシュするためにもジムはおすすめですよ。
また、近くにジムがないという場合には、自宅で筋トレをしてもいいですよね。
自己投資として筋トレをすることをオススメいたしいます。
まとめ
以上、会社員がスキルを身に付けるために自己投資するべきこと7選について解説いたしました。
会社員は自己投資をするべきです。
会社で何もせずにだらだらしようと思っても、それは長くは続きません。
終身雇用や年功序列の崩壊やAIや機械の発達によって、成長しない会社員はどんどん淘汰されて居場所を失っていきます。
そういった人材にならないためにも、今のうちから自己投資を行うことが大切です。
自己投資を始めている人はもうたくさんいます。
今回紹介した7つの中から自分が始められそうなことを1つ始めてみてください。
今回は以上になります。