- 仕事でストレスがたまる7つの原因
- 仕事のストレスを解消する8つの方法
この記事を書いている私も、過酷な労働環境や人間関係のせいで仕事をストレスに感じていた時期がありました。
しかし現在ではストレスを感じることなく日々のびのび仕事をしています!
私の実体験に基づいて解説していきますので、3分ほどお付き合いください。
仕事でストレスがたまる7つの原因
仕事でストレスがたまると本当につらいですよね。
仕事のみならず日常生活でも引きずってしまい、生活に支障をきたすこともあります。
仕事でのストレスから解放されるためには、自分のストレスの原因が仕事のどこにあるのかを突き止めなければなりません。
原因を知ることで対策が可能になります。
仕事でストレスがたまる7つの原因について見ていきましょう。
自分がどれに当てはまるかを考えながらご覧ください。
- 人間関係
- 労働環境
- 給料
- やりがい
- 向き不向き
- 自分の性格
- 責任感
それぞれ詳しく見ていきましょう。
仕事でストレスがたまる原因①人間関係
仕事でストレスがたまる最大の原因は人間関係です。
企業で仕事をする上では、何らかの人間関係は確実に発生しますよね。
上司との人間関係・部下との人間関係・同僚との人間関係・取引先や顧客との人間関係などなど・・・。
また、職場での人間関係は自分の力ではどうしようもありません。
就職前にネットで情報を調べたり、インターン、OB訪問などである程度は知ることができるかもしれません。
しかしどこまで信ぴょう性があるものか分かりませんし、結局のところは入社してみなければ分かりませんよね。
社風もあるかもしれませんが、部署や配属先によっても異なるので完全に運任せです。
最悪の場合には、社内いじめが起こっていることもあります。
また、職場での人間関係によって過度にストレスがかかってしまい、うつ病や適応障害などの疾患を発症してしまう方も少なくありません。
そして人間関係に関しては、どちらか一方が異動にならない限りは解決されることがありません。
仕事でストレスがたまる原因②労働環境
仕事でストレスがたまる原因として、労働環境が挙げられます。
悪質な労働環境で働くとストレスがたまりますよね。
そして労働環境も人間関係と同じく、実際に入社してみるまで分かりません。
就活サイトや面接などである程度は事前に調べることができますが、それが本当という保証はありません。
入社してみたら聞いていたのとは全く違ったというのも良くある話です。
休憩時間が十分でない・自分のキャパシティ以上の仕事を押し付けられる・上司からパワハラやセクハラといってもおかしくない言動を受ける、など劣悪な労働環境の中で働いていませんか?
休憩時間が十分でないと、仕事の効率も落ちてあなたにとっても企業にとってもマイナスです。
また、食事抜きで仕事をすることがあるかもしれませんが、頭が回らなくなり凡ミスも増えますよね。
また、パワハラに関しては精神的にまいってしまうことがあります。
特に新卒で就職した企業に勤めている場合は、劣悪な労働環境にいることに気づきにくいです。
「社会人としてこのくらいの苦労は当たり前」「このくらい我慢しないと社会人としてやっていけない」と無理に自分を納得させていませんか?
「もしかして自分の会社の労働環境って悪いかも?」と考えてみてください。
仕事でストレスがたまる原因③給料
仕事でストレスがたまる原因として給料が挙げられます。
どれだけやりがいがある仕事でも、楽しい仕事でも給料が低すぎるとストレスになってしまいます。
これは職場でストレスを感じるというよりは普段の生活におけるストレスの話です。
しかし残念ながらこれからあなたの給料が大きく改善される可能性は低いです。
理由としては日本の経済が停滞しているからです。
給料の水準は30年前からほとんど変わっていません。
それなのに、消費税や物価は上がって実質的な負担は増えています。
また、非正規雇用かつ薄給で働く労働者も増えています。
そしてこれまでは給料が低くても一生クビにはならないという安心感や、年功序列によって一つの企業に勤めていれば自然と給料は上がっていくという期待がありました。
しかしこれらの期待は皆さんもご存じの通りすでに崩壊しつつありますよね。
誰もが聞いたことがあるような大企業がリストラや早期退職を行っています。
また、勤続年数ではなくスキルを評価するという方針に変わりつつあります。
単純作業はAIや機械によって代替されていきます。
給料そして雇用に関する不安はこれからも増していき、それによって生じるストレスも大きくなるでしょう。
仕事でストレスがたまる原因④やりがい
仕事でストレスがたまる原因としてやりがいが挙げられます。
どんなに条件がいい仕事でもやりがいがなければストレスがたまるばかりです。
「仕事だから仕方がない」と割り切れる方は問題ないのですが、全員が割り切れるわけではありません。
何も考えなくていい・単純作業ばかり・変化がないといった仕事は、やりがいが全くありませんよね。
確かに楽かもしれませんが、時間が経つのが遅く感じるはずです。
「あとどれくらいで仕事が終わるのかな」と頻繁に時計を確認していませんか?
仕事にやりがいを感じるシーンは個人によって様々です。
しかし多くの人が、仕事にやりがいを感じる瞬間は人に感謝されたときです。
事務仕事や社内で完結する仕事の場合はやりがいがないと感じる人が多いのではないでしょうか。
一方で、医者や教師など直接人と関わって感謝される仕事はやりがいがある仕事としてよく挙げられますよね。
もちろんやりがいを得るために、労働環境などを犠牲にする必要はありません。
しかしやりがいがない仕事は、ストレスを感じる原因となってしまいます。
仕事でストレスがたまる原因⑤向き不向き
仕事でストレスがたまる原因として、向き不向きがあります。
仕事には向き不向きがありますよね。
向いている仕事は楽しくて仕方ないと思いますが、向いていない仕事は本当に楽しくありませんし、ストレスが溜まってしまいます。
自分ではこの仕事が向いていると思って就職しても、実際に働いてみたら全然違ったというのもよくあることです。
自分に向いていない仕事は普通よりも強い負荷がかかりますし、ミスをしたりする確率も増えます。
ですので余計にストレスがかかってしまいます。
自分に向いていないと思ったら部署を変えるか転職をするのがベストな選択肢です。
部署異動は自分で決めることはできませんし、同じ業種なので部署を異動した程度では何も変わらない可能性もあります。
また転職をすればいいのですが、なかなか勇気が出ませんよね。
「新卒で入った会社だしな・・・」「最低でも3年は続けてみないと分からない。」「こんな年から転職なんてできっこない」と思っていませんか?
転職すれば状況は大きく改善される可能性があるのですが、上記のような理由を付けてあきらめている人が非常に多いです。
これはどの項目でもいえることですが、会社など周りに代わってほしいと期待することは間違いです。
自分が変わりましょう。
変わることを恐れる必要はありません。
仕事でストレスがたまる原因⑥自分の性格
仕事でストレスがたまる原因として、自分の性格が挙げられます。
極端に周りを気にしてしまう・ざわざわしていると仕事に集中できない・常に完璧を目指してしまうといった性格の方は、仕事でストレスがたまりやすいです。
他の方は何とも思わないようなことでも自分にとってはストレスになるということ、ありますよね?
自分のそういった性格を改善するといった手もありますが、自分を矯正することは自分によりストレスをかけることになりかねないのでオススメしません。
それよりは自分の性格を活かすことができる職場や環境を模索するべきですよね。
どんな性格でもそれを活かすことができる職場や環境は存在します。
ですので自分の性格を恨む必要はありません。
自分を責めればよりストレスを感じてしまいます。
あなたの性格が仕事に向いていないのではなく、仕事がたまたまあなたの性格に合っていなかっただけです。
仕事でストレスがたまる原因⑦責任感
仕事でストレスがたまる原因として、責任感があります。
責任感が強いということは良い面もあるのですが、責任感が強すぎるとそれが負担、ストレスになってしまいます。
「あれもこれも自分のせい」「任せてもらえたのだから絶対に失敗はできない」などと責任を持ちすぎるのはよくありません。
会社は1人ではありません。
ですのであなた1人に責任があるということは絶対にありえません。
同僚もいますし、上司もいますよね。
時には周りに頼ったり、助言を求めることも必要ですよ。
また、仕事は失敗しても何とかなるものです。
「これは絶対に失敗できない」などと自分を追い詰める必要はありません。
もちろん真剣に取り組むことは大事ですが、あくまで仕事ですので気を張りすぎずに挑みましょう。
仕事のストレスを解消する8つの方法
続いて、仕事のストレスを解消する方法、仕事のストレスに対する対策について解説していきます。
原因が分かったらあとは対策するだけです。
対策は今からすぐに行えるものもあります。
記事を読んだらすぐに実行して仕事のストレスから解放されましょう!
- 転職する
- マルチタスクをやめる
- 午前中に頭を使う作業をする
- 人に頼る
- オンオフをはっきりさせる
- 人の目を気にしない
- 完璧を目指さない
- 独立する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
仕事のストレスを解消する方法①転職する
仕事のストレスを解消するためには、転職をしましょう。
これがベストな選択肢です。
転職というとなかなか決心できないという方が多いのは分かります。
家族にも何か言われるかもしれませんし、世間体もあまり良くないかもしれません。
また、今よりいい職場に転職できるのかも不安ですよね。
また日本は終身雇用制度が根強いということもあり、転職をする人の割合自体が少ないという事実もあります。
しかし、仕事のストレスから解放されるベストな方法はやはり転職です。
他の対策でも確かに仕事のストレスは軽減できるかもしれません。
しかし同じ職場であることには変わりないので、根本的な解決には至りません。
そして最近では、転職はそんなに珍しいことではなくなってきています。
転職をすることは珍しいことではありません。
また、しっかりとした下調べ、転職サイトやエージェントを利用することで、かなりの高確率で今よりもいい職場に転職することができますよ。
仕事のストレスを解消する方法②マルチタスクをやめる
仕事のストレスを解消するためには、マルチタスクをやめましょう。
マルチタスクとは、複数の作業を同時に進行することです。
あれもやってこれもやって、といった感じで頭の中がこんがらがってしまいます。
マルチタスクを行うと、脳が疲労しやすくなります。
pcでも同時に複数のソフトを立ち上げると、動作が重くなりますよね。
あれと同じです。
脳が疲労した状態で作業を続けると、作業効率が落ちますし、ミスも増えてしまいます。
こうなってしまうと、ストレスはたまる一方ですよね。
ですのでマルチタスクをやめてシングルタスクを心がけましょう。
シングルタスク、つまりなるべく1つずつ作業をこなしていくことによって脳への負担を最小限に抑えることができますよ。
とはいえ、「仕事柄マルチタスクをなくすことはできない」という方もいると思います。
そういう場合は、すべてシングルタスクにする必要はありません。
少しずつシングルタスクを増やすように心がけるだけでもストレスは大分減りますよ。
仕事のストレスを解消する方法③午前中に頭を使う作業をする
仕事のストレスを解消するためには、午前中に頭を使う作業をするようにしましょう。
午前中は最も頭が働きやすい時間帯です。
理由としては、起きたばかりで頭の中が整理された状態だからです。
厳密に言うと、朝起きた直後がもっとも頭が働きやすいのですが、仕事なので起きた直後というわけにはいきませんよね。
優秀な人が朝活をしているのは、朝がもっとも頭が働くからというのも1つの原因です。
朝に頭を使う仕事を持ってくることで、仕事がよりスムーズに進みストレスを感じにくくなります。
昼休憩後は、食後ということもあり頭がボーっとしますよね。
また、午後は疲労も溜まってきてだんだんと頭が回らなくなってくるはずです。
昼休憩後や午後の時間帯にやるべき仕事は、事務作業などの単純作業系の仕事です。
頭が働かないことはあらかじめ分かっているので、なるべく頭を使わなくてもいい仕事をするようにしましょう。
このように、あらかじめ分かっていることに対しては事前に対策を取ることで改善が見込めます。
朝は頭を使う仕事、午後は単純作業を意識することで職場でのストレスも減りますよ。
仕事のストレスを解消する方法④人に頼る
仕事のストレスを解消するためには、人に頼るようにしましょう。
人に頼らずにすべての仕事を自分で抱え込んでしまったら、ストレスはどんどん溜まっていきます。
周りの人は定時で帰っているのに自分ひとりだけ夜遅くまで残業している、周りから振られた仕事を断れない、といったことはありませんか?
実はこれらは、あなたが「人に頼る」という行動をとらない限りは解決しません。
周りが気づいてくれる、察してくれるのを待っていては何も解決しません。
周りの人は、あなたが何も言わないので良かれと思って仕事を振っているのです。
仕事がたまりすぎて忙しい、自分ではさばききれないという時には、遠慮なく上司なり同僚に相談しましょう。
言うか言わないかで悩んでいるという方も多いかと思います。
しかし、言ってみると案外簡単に解決するものですよ。
むしろ報告相談をせずに自分のキャパを超えた業務を抱え込んでしまい、体調を崩してしまったり、締め切りに間に合わなかったりする方がことが大きくなってしまいます。
それはあなたにとっても不利益になりますし、企業側としても同じです。
自分の意志ははっきり伝えなければなりませんし、頼り頼られで仕事をしていくのがベストです。
仕事のストレスを解消する方法⑤オンオフをはっきりさせる
仕事のストレスを解消するには、オンオフをはっきりさせましょう。
仕事のストレスを抱えている人のほとんどは、常に仕事のことを考えています。
勤務中の休憩時間もそうですし、休日や友人や家族と外出している時でさえ、仕事のことを考えています。
常に仕事のことを考えているということは、リラックスできる時間、心休まる時間がないということです。
オンオフ、メリハリをつけることでしっかりと休息を取りましょう。
常に仕事のことを考えているとリラックスができないので、仕事の際にも作業効率や頭の回転が悪くなってしまいます。
そうなってしまっては本末転倒ですよね。
また、常に仕事のことを考えていると友人にも良い印象を与えません。
結婚している場合には、家族にも良い印象を与えないでしょう。
つまり、常に仕事のことを考えていても、あなたにとってもあなたの周りの人にとってもいいことは何一つありません。
それでも仕事のことを考えてしまうのは、あなたが責任感が強い人物だからです。
確かに責任をもって仕事に取り組むのは大事です。
しかし会社員として雇われて仕事をしている以上、勤務時間以外の時間に仕事のことを考える義務はありません。
たしかにあなたは会社から給料をもらっていますが、給料分の働きは勤務時間に行っているはずです。
仕事といっても、もっと軽く考えてみてはいかがでしょうか。
仕事のストレスを解消する方法⑥人の目を気にしない
仕事のストレスを解消するためには、人目を気にしないようにしましょう。
常に相手からどう思われているかを考えることはストレスにつながります。
「相手からこう思われるかもしれないから~」といった形で、人の目を気にして自分の行動を決定していませんか?
確かに人のことを気にするという気持ちは分かりますが、他人は思っているほどあなたのことは気にしていません。
仮に気にしていたとしてもそれは一時的なもので、数時間、数日たてば忘れてしまうでしょう。
人の目を気にして自分の行動が制限されてしまうことだけは避けたいです。
人にどう思われるかで意志を決定するのではなく、自分がどうしたいかで意志を決定するようにしましょう。
仕事のストレスを解消する方法⑦完璧を目指さない
仕事のストレスを解消するためには、完璧を目指さないようにしましょう。
完璧を目指すことは素晴らしいことですが、それは大きなストレスになります。
仕事においては完璧を目指すよりは、まずは完成させるということの方が大事です。
というのも、一人で最後まで完成させてしまうと、他者からのフィードバックを反映する余地がありませんよね。
最後まで完成して提出した後に訂正が入った場合には、訂正の量が増えてしまいますし、二度手間ですよね。
それがよりストレスになってしまいます。
完璧は目指さずに、まずは完成させるということを意識するだけでも大分楽になりますよ。
仕事のストレスを解消する方法⑧独立する
仕事のストレスを解消するには、独立を選択肢に入れてみましょう。
独立というと「えっ起業?」と思うかもしれません。
確かに起業も一つの選択肢ではありますが、もっと気軽に独立する方法があります。
それがフリーランスです。
フリーランスとは、会社に属さずに個人で稼ぐという生き方で、最近特に人気を集めている生き方です。
フリーランスになると、すべてを自分で決めることができるようになります。
勤務時間も通勤も仕事量も、すべて自由で自分で決めます。
自由に決めることができるので、怠けてしまって失敗したという方もごく少数ですがいます。
それでも、今あなたが抱えている仕事でのストレスや不安は99%解消されることは保証いたします。
実際に私も現在フリーランスとして生計を立てています。
会社員時代は仕事がストレスで仕方がなかったのですが、現在はのびのびと自分のペースで誰からも邪魔されることなく仕事をしていますし、会社員時代よりも収入も増えました。
フリーランスになるためには、会社に頼らずとも稼ぐことができるスキルが必要です、というと難しそうですが、そんなことはありません。
フリーランスには様々なジャンルや職種がありますが、簡単なものですと1か月で身に付けることができますよ。
また、いきなり会社を辞めてフリーランスになるというのはリスクが大きいですよね。
むしろ会社を辞めたことによる将来の不安から、よりストレスを感じてしまいそうです。
そういった方におすすめなのがまずは副業として小さく始めて、成果が出てきたらフリーランスとして独立するという方法です。
私もこの手順でフリーランスとして独立しました。
詳しくは下記の記事でも詳しく解説しているので、興味がある方はご覧ください。
まとめ
以上、仕事のストレスがたまる7つの原因と仕事のストレスを溜めないための8つの対策について解説いたしました。
まず一番大事なのは、あなたがなぜ仕事をストレスに感じているのか、原因を突き止めることです。
次に、自分が取ることができる対策を検討しましょう。
対策は今日からすぐに始めることができるものもあります。
転職や独立がベストですがそれ以外の選択肢もあるのでどれが自分に一番向いているのか、検討してみてください。
今回は以上になります。