嫌いな上司が職場にいます。
上司がむかつきすぎて我慢できません。
今回はこの悩みに応えていきます。
何かと嫌われがちな存在である「上司」。
尊敬される存在の上司もいる一方で、部下から慕われない害悪上司にイラだちを隠せないのもうなずけます。
今回は嫌われる上司の特徴とそんな上司の対処法を考えてみました。
まずは嫌いな上司の特徴ベスト10をご覧ください。
嫌いな上司の特徴10選|こんな上司はイヤだ
嫌いな上司の特徴は怖いくらい全国共通です。
あっちもこっちも害悪上司。
グルになっているんじゃないかと思うくらいの一致率を誇る上司の特徴を10個ピックアップしています。
①機嫌がいい時と悪い時の違いが露骨
機嫌がいい時は優しかったり、面白い上司なのに、機嫌が悪いときはマジでウザい!
そんな上司の七変化に疲れて上司が嫌いになる人は多いです。
仕事の報告するにしても、相談をするにしてもまずは上司の機嫌を確認しなければいけない。
そんな焼け石のような上司は部下から嫌われて当然と言えます。
②部下の仕事をよく理解していない
「私の仕事をよくわかっていないくせに口出ししやがって」
そんな悪態を心の中でつきたくなる時はありませんか?
現場の意見を聞かなかったり、管理目線での口出しばかりで職場の士気を乱す上司は嫌われています。
特に他の部署から異動してきて、担当部署の仕事内容をよく理解しないでマネジメントを進める上司との仕事はやりずらいったらありゃしないですね。
③「ありがとう」が言えない
感謝ができない上司は部下からの支持を得ていることは少ないでしょう。
ありがとうの一言で場が和んだり、職場の雰囲気がよくなるもの。
しかし嫌われる上司は大抵、部下や関係者への感謝をしていないことで反感を受けていますよね。
④自分の誤りを認められない
明らかに上司のミスなのにそれを認めない。
まるで自分のせいではありませんと言わんばかりの言動で部下からの信頼を失墜している上司は数知れず。
自分の誤りを認めないだけならまだいいかもしれません。
嫌われる上司は誤りを認めないどころか、部下に責任をなすりつけてきます。
嫌われる上司ほど保身が上手なんですよね。
⑤上司自身が力不足の無能社員
上司が無能すぎて腹が立つことはありませんか?
「なんでその程度の実力でそのポジションにいるんだよ」
そう言いたくなるほど無能な人材があなたの上司として威張っていることも少なくないでしょう。
嫌われる上司のポンコツ率の高さは日本人ならだれもが共感してくれるでしょう。
⑥周りに悪影響を与える仕事ぶり
上司が職場に与える影響は大きいと言わざるを得ません。
役職があるだけで発言力が上がるのが日本の会社です。
そんな上司のモチベーションが明らかに低いのが部下たちの目にさらされていることで、周囲への悪影響を生み出していることもしばしば。
見本とならない上司の立ち振る舞いを見ていると、
「その行動を新人が真似したらどうするんだよ」
と思いながら上司にあきれる人もいるでしょう。
悪影響を振りまく上司は嫌われてしかるべきですね。
⑦業務指示が矛盾している
「昨日はこう言っていたのに今日は手のひら返しであんなこと言いやがって」
業務の指示があれこれ変わる上司や嫌われています。
上司Aと上司Bで言っていることが違うというのもストレスの要因ですね。
言動が矛盾している上司ほどイヤな存在はいません。
⑧好きな人と嫌いな人での対応の差が激しい
Aさんには優しいくせに私にはやたらとつっかかってくる上司が嫌い。
同じ行動、同じ仕事の成果でも上司が好きなAさんの方が評価されている。
そんな理不尽な上司が嫌いという人は多いです。
人間関係ですから、“完全な平等”というのは難しいですが、せめて「公平感」はだしてほしいところです。
⑨部下からの評価は低いのになぜか上層部からは評価されている
「なんであんな上司が評価されてるんだか」
同僚たちとの飲み会の席で満場一致で無能判定されている上司。
なのになぜか上司の上の人たちからは支持されている。
ゴマすり上手であったり、立ち回りがうまいことで社内政治を勝ち上がった上司にありがちな嫌われパターンです。
そんな上司に限って手柄を横取りしていったりするものだからなおさら部下から嫌われています。
⑩生理的に無理な人種
仕事はできるし、言っていることも正しいし、尊敬できる働きぶり。
それでも生理的に無理な上司は嫌われていますよね。
- 体臭がくさい
- 口がくさい
- ブサイク
- 不潔
いくら仕事ができても人間として仲良くしたくない人種はいます。
人として無理な上司はどこにいても嫌われざるをえませんね。
嫌いな上司への効果的な対処法5選
嫌いな上司の特徴ベスト10をご覧いただき、共感していただけたのではないでしょうか。
ここからはそんなムカつく上司とうまく向き合うコツを解説していきます。
上司のいいところを考えてみる
嫌いな上司を見ていると悪いところにばかり目がいって余計に腹が立ちますよね。
しかし、もしかしたらいいところもあるかもしれません。
意外な一面を見つけることで、嫌いな上司の評価が少し変わるかもしれませんよ。
ビジネス的に礼儀正しく接する
嫌いな上司に対して、感情的に抵抗するのはあまりおすすめできません。
嫌いな上司に悪態をついて、さらに関係性が悪化して分が悪くなるのはあなたです。
嫌いな相手にほど丁寧に接して、ことなきをえるほうがいいでしょう。
嫌いな上司の対応も仕事の一部と開き直る
嫌いな上司の対応も仕事のうちだと考えていきましょう。
ムカつく上司に腹を立てて仕事を放棄しても、あなたの評価がさらに下がるだけでいいことはひとつもありません。
仕事には様々な業務がありますが、ToDoリストに「嫌いな上司への丁寧な対応」も追加しておきましょう。
できる限り関わらないように立ち回る
嫌いな上司とできる限り関わらないような立ち回りをしていくのも一つの手です。
報連相はできる限り完結かつメールやチャットで済ましたり、あらゆる時間を上司とずらして接触時間を減らしていくのです。
触らぬ神に祟りなしではないですが、嫌いな人との距離を上手にとるのも大切ですよ。
仕事で圧倒的な成果を出す
嫌いな上司に反抗しても無駄なので、仕事で圧倒的な成果を出してしまいましょう。
上司どころかそのさらに上層部、同僚たちから見ても圧倒的な仕事の成果を出してしまえば、あなたの上司も認めざるをえません。
あなたが非のうちどころのない圧倒的な存在になれば、立場逆転もかなうかもしれません。
イヤな上司と働くのはデメリットが多すぎる
いくら嫌いな上司への対処法を上手にこなしていっても、無理なものはムリ。
そして、そんな上司と働くことのデメリットが大きすぎますよ。
嫌いな上司と働く上での3大デメリットを解説します。
モチベーション管理に無駄な労力を使ってしまう
イヤな上司と働くと無駄に疲れます。
楽しい仕事も楽しくなくなり、モチベーションも低下。
仕事の成果もモチベーションに比例して下がり、上司からの評価もますます下がる。
昇進どころか昇給も遠のいていく一方です。
モチベーションへの悪影響はイヤな上司の専売特許です。
メンタルブレイクして立ち直れなくなってしまう
イヤな上司の言動やセクハラ的・パワハラ的な対応でメンタルがやられてしまう人もいるのではないでしょうか?
仕事がツラいと感じる人の多くはイヤな上司からの理不尽な対応にストレスを抱えています。
厚生労働省のデータによると、会社の離職理由の上位に「職場の人間関係」がランクインしています。
人間関係がメンタルに与える影響は大きいので、セクハラ・パワハラ的な上司とは早めに決別するのが得策です。
成果を出していても評価が上がりにくくなってしまう
嫌いな上司と働くデメリットの一番はコレ。
嫌いな上司と仕事していると、なかなか評価されません。
上司との関係性が悪化している人ならなおさら。
どんなにあなたが成果を出していようが正当な評価をしてもらえないとなれば、昇給も昇進も難しくなってしまいます。
上司を変えろと言っても無理ですから、あなたが転職してしまったほうが良いでしょう。
嫌いな上司の下で働くと仕事が楽しくなくなる
仕事は好きだけど、嫌いな上司のせいで楽しくなくなってしまう。
仕事は一人で完結しているものはそう多くなく、常に同僚や上司、お客さんとの人間関係の上に成り立っています。
- 仕事がツラい
- 仕事が楽しくない
- 仕事に行きたくない
すべてが上司のせいとはいえませんが、嫌いな上司の影響でそうならざるをえない人もいるでしょう。
そんな人は転職を検討してみるといいでしょう。
もちろん、必ずしも転職先で人間関係に恵まれるとは限りません。
実際に入社してみないと職場の雰囲気はわからないもの。
ですが、最近は入社前に企業の口コミや内部事情をこっそり知ることができる場所が増えました。
転職する前にすこしでも情報収集をしてみることを強くおすすめします。
キャリコネや転職会議には「そこまで書いちゃうのかよ」というような口コミもあるので読み物としても面白いですよ。
他人は変えられないので自分が変わる方がコスパが良い
ムカつく相手をどうにか自分の言葉で変えてやりたい!
そんな気持ちはだれもが抱くでしょう。
しかし、他人は変えることができません。
自分が変わるしかないのです。
イヤな上司がいるなら、上司の更生させるより、自分が身を引いて新しい環境に移るのが得策ですよ。
上司とバチバチにやり合うより自分が逃げた方が勝ち目がある
今の会社の上司が嫌いだけど、ムカつくから一泡吹かせてやりたいという気持ちはわかります。
しかし、その行動のほとんどが徒労に終わってしまうこともまた事実。
イヤな人間関係からはどんどん逃げていきましょう。
世間では「イヤなことから逃げるのは負け」と言われがちですが、それは間違いです。
「逃げるが勝ち」
特に仕事においては、条件の悪い環境に居座るメリットが低すぎます。
今の会社と決別して新しい道を選ぶ方がコスパがいいですよ。
自分に合う環境の会社に転職したほうがいい
どんなものにも合う合わないはあります。
会社のカルチャーや上司とウマが合わないのであれば転職活動をしましょう。
最近では中途採用でも新卒と変わらない条件の企業が増えており、転職の敷居が下がりました。
転職エージェントを使って転職すれば、転職活動の苦労も軽減されるのでおすすめです。
今すぐに転職をしないとしても、転職エージェントのキャリアアドバイザーから現在の転職市場についての情報をもらうことができます。
アドバイスを受けてみて、転職するかしないかを考えてみるのも大切ですよ。
そもそも完璧な人など存在しない
ここまで嫌いな上司の特徴と、イヤな上司への対応策をみてきました。
確かにあなたの上司はウザいです。
しかし、上司も人間ですから完璧な人ではありません。
完璧で尊敬できる上司に巡り合えることも大事ですが、人の欠点も理解したり目をつぶることも大切です。
自分が上司の立場になったときに、ブーメランを食らわないよう反面教師として勉強材料にしてしまいましょう。
嫌いな上司がいるなら転職するか、独立してオサラバしよう
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
人間関係の悩みは尽きることがありません。
会社で働く上ではなおさら避けては通れない道です。
転職する場合もしっかりとリサーチして情報収集をするべきです。
おすすめの方法はフリーランスとして独立してしまうことです。
フリーランスになれば、仕事も働く場所や時間、一緒に働く人を自分で選ぶことができます。
楽なことばかりではありませんが、楽しく生きられるおすすめの方法です。