新型モデルの発売のたびに大きなニュースとなるiPhone、おしゃれさと使いやすいさで有名なMacを代表製品として持つ「Apple」。
Appleはアメリカ発の会社ですが知名度は非常に高く、日本でもあのリンゴマークを見たことがない人はいないのではないでしょうか。
そんなAppleの日本法人の正式名称は、「Apple Japan合同会社」です。
商品やブランドの知名度は非常に高い一方、Apple Japanでの働き方、職種、転職方法などについてはよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
簡単にApple Japanへの転職について述べると、本社への転職難易度は高い一方、販売スタッフやカスタマーサポート職は全国各地で採用募集をしており、多くの人に働くチャンスがあると言えます。
今回は、そんなApple Japanへ転職を考えている方へ向け、会社情報から採用までの道のり、採用のコツまで詳しく解説いたします。
【まとめ】Apple Japan合同会社への転職ポイント
はじめに、Apple Japanへの転職にあたり特徴的なポイントだけをピックアップします。
- 大多数のポジションで英語力が要求される
- 2019年働きたい会社ランキングIT部門1位と、転職先として人気が高まっている
- 履歴書を登録し、条件に合うポジションがある場合Appleから連絡をもらえる制度がある
上記3つのポイントを含め、以下でApple Japanへの転職情報について詳しく解説します。
Apple Japan合同会社の基本情報
Apple Japanへの転職を目指すにあたって、まずはApple Japanの会社の基本情報を見てみましょう。
Apple Japan合同会社の基本情報
会社名 | Apple Japan合同会社 | |
---|---|---|
設立 | 2011年10月30日 | |
本社住所 | 東京都港区六本木6丁目10番1号六本木ヒルズ | |
代表者 | 秋間 亮(Apple CEOはTimCook) | |
従業員 | 2,900名(2016年8月公表時点) |
Apple Japan合同会社は、2011年に東京・六本木に設立されました。ただし、2011年というのは、現在の「Apple Japan合同会社」という社名・体制になった日時を示します。
初めてAppleの日本法人が設立されたのは1983年のことで、この時は「アップルコンピュータジャパン株式会社」という社名でした。その後社名・体制を変え、現在の「Apple Japan合同会社」となっています。
Apple自体はその約30年前、1976年にアメリカ・カリフォルニアでスティーブ・ジョブズによって設立されています。
Appleの日本法人での役割は「Mac、iPodに代表されるアップル社製コンピュータや周辺機器、各種アプリケーションソフトの輸入販売・研究開発」となっています。
かつてはアメリカが研究開発の中心地で、日本支社では製品の輸入・販売が主力事業でした。
しかし、2014年と2016年に横浜に研究開発拠点が設立され、日本の技術を使った製品開発も進められています。
また、東京・六本木の他にも日本に10つの直営店「Apple Store」を持っています。
Apple Japan合同会社の業績
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新しいモデルを発売するたびに売れるiPhoneやMacを抱え、さらにiCloudやAppleMusicのような多くの人に利用されるサービスを提供するApple。
Appleは業績を見てみても、安定して着実に売上を伸ばし続けていることがわかります。
2020年1月末にアメリカのApple本社が発表した2019年10-12月(第1四半期)の決算を見てみましょう。
iPhoneのみの売上高を見てみても、10-12月期は560億ドルと、前年同期と比較しても8%増となっています。前年同期を見てみると、約15%減収となっていたため、大幅に改善されていることがわかります。
さらに、Airpodなどウェアラブル端末と周辺機器の売上高は前年同期と比較して37%増の100億ドルにまで昇っています。
iCloudなどのサービス収入も前年同期と比較して17%増の127億ドルとなっています。
昨年度は伸び代が少なかったりと、多少の浮き沈みはあるようですが、直近(2020年)の状況を見ると極めて順調に売り上げを伸ばしていることがわかります。
Apple Japan合同会社での働き方の特徴
世界中・日本中で圧倒的な知名度を誇るApple。
その働き方を見てみると、職種によって様々な働き方の制度が用意されているようです。
なお、Apple Japan合同会社では「機械学習とAI」「ハードウェア」「ソフトウェアとサービス」「デザイン」「オペレーションとサプライチェーン」「マーケティング」「コーポレート部門」「Appleの直営店」「セールスとビジネスディベロップメント」「サポートとサービス」「学生」と11のチームに分かれて採用を行っています。
有給取得推奨・残業非推奨など休みが取りやすい
Appleでは、上記のすべての職種(チーム)においてライフワークバランスをきちんと取ることが重要視されています。
アメリカを本社とする企業であるため、日本の企業のように周りに気を遣って有給休暇を取りにくい、残業をした方が評価されるということは全くないとのこと。
一部職種においては、新製品の発売時など一時的に忙しくなることもあるようですが、有給休暇の100%消化を推奨されたりと、通年で見るときちんと休める仕組みになっています。
働くべきときに効率よく働き、休むべきときにはきちんと休むという文化がしっかりと根付いていることがわかります。
アメリカ本社からのトップダウンが多い
基本的に、Apple Japanはアメリカ本社の日本支社という位置付けのため、どの職種においてもアメリカ本社からの指示に従いトップダウンで物事が進められることが多いようです。
そのため、マネージャー(上司)が海外にいるということも多々あります。これは一見すると大変そうにも思えますが「やるべき仕事をこなしていれば細かいことは言われないため働きやすい」という声もあります。
また、企業文化としてもアメリカの実力主義が根付いているため、無駄がなく効率的に働き成果を挙げるとが評価につながるそうです。
トップダウンで物事が進むからといって、本社から無理難題を押し付けられるというようなことはあまりなく、支持に納得しながら働いている人が多いという声もあります。
日本法人としては部署ごとの縦割りな組織体系になっているようです。
【アドバイザー】在宅勤務が可能
Apple Japanには「AHA( At-Home Advisor)」という職種があり、このポジションではテレワークでの勤務を前提としています。
AHAは、顧客からの製品やサービスに関する質問に答えたりという、カスタマーサポート・トラブルシューティング・テクニカルサポートなどが主な業務内容となっています。
雇用形態は、正社員とパートタイムの両方があります。在宅勤務とはいえ、きちんと有給休暇やApple製品の割引などの福利厚生、キャリア育成のための研修なども行われます。
実際にAHAとしてAppleで勤務経験がある人の声を見てみると、「通勤時間がなくてプライベートを充実させやすい」「ほとんど残業が発生しない」というものが多かったです。
新しい時代を創ってきたAppleらしい、今の時代に合った働き方と言えますね。
Apple Japan合同会社の社風と社員の口コミ&評判
「自由な発想ができる方なら、どなたでも歓迎します」との文言が採用HPのトップに挙げられるApple Japan。
実際にに勤務・転職経験のある人の社風についての声を見てみると、こんな声が多いようです。
良くも悪くもかなり柔軟な組織体制(営業)
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バランス型よりもスペシャリスト型が活躍できるカルチャー(セールスマネージャー)
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社会を良くしようという意識が強い(営業)
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変化が激しく、柔軟さが必要(ファイナンス・販売)
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自由でフラットな社風(複数名)
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実際にApple Japanでの勤務経験のある人の声を見てみると、職種を問わず「自由でフラット」な社風と回答している人が多く見受けられました。
一方、業務フローや方針、人の入れ替わりなど「変化が激しい」という声も散見されます。これは外資系かつIT企業だとある程度は仕方のない部分もあるかもしれません。
また、会社として利益を上げるだけではなく社会そのものを良くしようという意識を持った人が多く、ダイバーシティを非常に重視しているという声も多くありました。
Apple Japanの福利厚生
Apple Japanは福利厚生も充実しています。
外資系企業ではありますが、日本企業にある一般的な福利厚生も取り揃えられています。
以下でApple Japanに特徴的な福利厚生を簡単に紹介します。
①自社製品割引
Apple Japanでは、「EPP(Employee Purchase Program)」、日本語だと「社員購入プログラム」という割引制度があります。
これは社員がApple製品を購入する際に利用できる制度で、オンライン・Appleストア店頭ともに利用できます。
割引率は製品によっても異なるようですが、iPhoneやApple Watchでは2%の割引、MacBookでは6%の割引などが行われるようです。
これは、自社製品を普段から利用することで、商品知識を深めたり利便性を確認したりすることで、サービスの改善に繋げたいという思いから始められた制度とのこと。
新型製品などもお得な料金で購入することが可能です。Apple製品好きの人には嬉しい制度ですね。
②有給休暇
Appleはライフワークバランスを非常に重視している会社です。
そのため、有給休暇は社員の権利として100%の消化が可能かつ推奨されています。
有給休暇の年間日数は雇用期間によって増えていったりと、個人によって異なるようです。
一例として、Apple Japanに勤務経験のある人の声を見てみましょう。
「有給病気休暇が12日間、そのほかに年次有給休暇や夏季・冬季休暇がある」
「傷病休暇が充実していて、3ヶ月間の有給休暇を取得できた」
「アメリカが本社のため、感謝祭などアメリカ文化の休暇も付与される」
上記は勤務経験のある人の声の一部ですが、これを見るだけでも有給休暇制度が充実していることがわかります。
③健康のための給付金
Appleではライフワークバランス同様、社員の健康を大切に考えています。
社員全員の健康な生活を実現するために「フィットネス費用」「眼科・歯科費用」が年間4万円ずつ給付されます。
「フィットネス費用」とは運動不足に陥りがちな社員のためにジムなどの利用料金をAppleが年間4万円負担する制度です。
「眼科・歯科費用」とは、社員が眼科や歯科にかかる際やメガネやコンタクトレンズを購入する際に年間最大4万円をAppleが負担する制度です。
また、健康に関して言えば上の「有給休暇」の項目で見た通り、有給の傷病休暇制度も充実しています。
社員の健康を考えるということを、きちんと制度として体現していることがわかります。
Apple Japanの転職者の平均年収
Apple Japanでは給料は年俸制となっており、年俸の1/12を月々支払われるという形になっています。
職種によって平均年収も大きく異なりますが、平均するとおおよそ650万円程度というのが目安のようです。
実際にApple Japanに勤めたことのある人の年収事例を見てみましょう。
営業 | (中途入社・在籍3-5年)600万円 |
---|---|
AHA | (中途入社・在籍3年未満 )410万円 |
営業 | (中途入社・在籍15-20年)750万円 |
研究開発 | (中途入社・在籍3年未満)1250万円 |
販売 | (中途入社・在籍5-10年)540万円 |
あくまで一例ですが、上記のような例が見られます。
転職の際に重視するポイントのひとつ、年収。
Apple Japanではどのように年収が決定されるのでしょうか。以下で詳しく見てみましょう。
Apple Japanの給料制度の特徴
Apple Japanは、外資系らしく年功序列の給与制度ではなく、能力や実績に基いて給料が決定されます。
実際にApple Japanで勤務を経験したことがある人の給料についての声を見てみましょう。
営業(中途入社・在籍3-5年) | 定性評価、定量評価が明瞭 |
---|---|
AHA(中途入社・在籍3年未満) | 入社時の給料から年に3%の上昇が基本 |
営業(中途入社・在籍15-20年 ) | 年に1度の自己評価と上司の査定に基づく |
研究開発(中途入社・在籍3年未満) | ボーナスは部署によって異なる |
販売(中途入社・在籍5-10年) | 自社株がインセンティブとして支給される |
給料制度についても、働き方と同じく実力主義の外資系企業らしさが目立ちます。
評価制度はかなり明確化されており、きちんとそれをクリアするように行動すれば昇給・昇格が可能なようです。
Appleの自社株がインセンティブ(ボーナス)として支給されるという珍しい制度も見られます。
業績がどんどん伸びているAppleの株をボーナスとして支給されるのは大きなポイントですね。
Apple Japanの勤務地
Apple Japanは東京都六本木に本社を置いています。また、横浜に2つの研究拠点を持っています。
この他にも、銀座・川崎・京都・丸の内・名古屋栄・心斎橋・新宿・渋谷・表参道・福岡と10のAppleStoreを構えています。
またAHA(At-Home-Adovisor)という職種では在宅勤務を前提としているため、勤務地は自宅となります。
Apple Japanの求める人材
Apple Japanではどのような人材が採用されるのでしょうか。
Apple Japanの公式サイトの採用ページ・実際に勤務経験のある人の声を参考に、具体的に考えてみましょう。
①自由な発想を持ちAppleに貢献できる
Appleの採用公式HPでは「自由な発想ができる方なら、どなたでも歓迎します。数千人の社員一人ひとりの創造力が集結し、革新への道を開いているAppleで働いてみませんか。チームの一員として働くだけでなく、新たな価値をもたらしてください。」と明記されています。
また実際に働いたことのある人の声を見ても「自由でフラットな環境、実力・能力主義」という声が多く見られます。
まずはこの条件をクリアし、かつそれを証明することが応募の第一歩と言えます。
②応募条件をクリアする
Apple Japanでは募集ポジションに応じて細かな応募条件が設けられています。
2020年3月現在、公式採用HPで勤務地を「日本」に絞ってみても、100件もの募集中のポジションが表示されます。
そしてこの100件のポジションはそれぞれ応募のための条件が異なります。
職種によっては学位が必要なポジション、規定の年数の実務経験が必要なポジションなどもあります。
募集要項をよく読み、自分の経歴が応募条件をクリアしているか見極めることが必要です。
③英語力がある
Apple Japanでは多くのポジションで、英語力が必要とされています。
2020年3月現在公式HPにて募集がかけられているポジションを見てみると、おおよそ9割の募集要項が英語で記載されています。
また、日本語記載のポジションに関しても「英語の読み書き、会話に堪能である必要があります」という条件が設けられいるポジションもあります。
このことから、Apple Japanで働くには程度の差はあれ英語力が必要であるということがわかります。
Apple Japanへの転職の採用までの道のり
Apple Japanに転職する際、気になるのがその採用方法です。
Apple Japanでは、大きく分けると2つの採用までのルートが用意されています。
①希望の募集ポジションに応募する
Appleへの転職方法として、1つめに自分の希望する募集中のポジションに応募するという方法が挙げられます。
Apple公式採用HPから「勤務地/キーワード/チーム/製品とサービス/言語スキル」によって絞り込みを行い、自分の希望する働き方と合致するポジションを選択することができます。
そこで表示されるものから希望に合致し、募集条件をクリアするポジションがあればそのままオンラインにて履歴書の送付・エントリーをすることが可能です。
②条件の登録を行う
Apple公式採用HPでは、「条件の登録」というページが設けられています。
これは、基本情報を入力して履歴書を送信すると、その経歴と条件に合う職種があった場合にAppleの採用担当者から連絡をもらえるというシステムです。
希望する職種がイマイチわからない、自分にベストな職種がわからない…という場合にはぜひ活用したい制度ですね。
Apple Japanで転職で採用されるためのコツ
充実した福利厚生や働きやすい環境で有名なApple Japan。
転職者にも人気なのが頷けるApple Japanですが、実際に採用されるのはどのような人なのでしょうか。
転職者の口コミやApple Japanの公式採用サイトから見えてくる、合格のコツを紹介します。
①応募資格を満たす
これはやはりApple Japanへの転職にあたって最重要ポイントと言ってもいいかもしれません。
Apple Japanでは、募集ポジションごとに応募条件が設けられています。
まずは、Apple Japanの直営店「マネージャー職」の募集要項を見てみましょう。
応募条件 | ・チームを成長させることで、素晴らしい顧客体験をつくり出し、結果に結びつけた実績。 ・お客様、スタッフ、オペレーションに対する複数のコミットメントを巧みに調整し、管理した経験。 ・常に変化するリテールの環境で、冷静さを保ち、課題に対応できること ・接客販売で5年以上の経験を持ち、リーダーシップ能力を発揮した実績が必要です。 ・様々な業界での経験がある人を歓迎します。 ・Appleのテクノロジーや製品を学ぶ情熱が必要です。 ・英語の読み書き、会話に堪能である必要があります。 ・スケジュールに柔軟に対応できる必要があります。勤務時間は業務のニーズによります。 |
---|---|
職務内容 | マネージャーは、セールスフロアでお客様のオーナーシップの機会を創出するようチームに刺激を与える責任を負います。そのほかに、テクニカルサポートやトレーニングを提供する才能豊かなスタッフを指導し、さらにビジネスチームとも協力します。舞台裏では、インベントリーやビジュアルマーチャンダイジングなどのオペレーションも監督します。あらゆる機会にチームメンバーの雇用、トレーニング、育成に携わり、積極的にチームを構築します。Appleのシンプルさを支えるのは、複雑な仕事です。でもあなたの手にかかれば、簡単なことに見えるでしょう。 |
これを読むと、一定の実績と実務経験の両方が求められていることがわかりますね。
横浜の研究所にてハードウェアを担当する「精密加工エンジニア」の募集要項を見てみましょう。
応募条件 | ・超精密旋盤加工に関する3年以上の実務経験、または同等レベルの習熟度 ・加工機操作、加工条件出し、加工パス生成、刃物設計の実務経験 ・精密測定の実務経験 ・加工物の精密測定、解析の実務経験 ・治具設計の実務経験 ・3D-CADを用いた治具設計 ・基礎から技術開発を経験したことがある人、またはできる人 ・自ら進んで考え、計画的、自発的でモチベーションが高い人 ・日本語の読み書き、日常会話 ・光学部品に関連した高精度金型部品の加工経験 ・プラスチック材料の加工経験 ・金型に関する知見 ・光学部品、光学設計に関する知見 ・工学系学科、理学系学科の学士号以上、または同等レベルの能力をお持ちの方 |
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職務内容 | 超精密加工エンジニアとして、新規加工技術開発に取り組んでいただきます。 非常に高い精度を要求される製品を実現するためには、金型のキーパーツとなるコア部材をいかに高精度に製作できるかが重要なポイントとなり、従来の延長にはない新規形状、複雑形状を実現するためには工法自体を開発していくことが必要となります。 超精密加工エンジニアは加工の実務に加え、加工に必要な治具設計、加工物の測定・評価も行い、新しい工法を自らの手で作り上げていくことが求められます。 そのような難易度の高い要求に対し、論理的に考え、自立してチャレンジしていける方を募集します。 |
これを読むと、細かく多くの応募条件が設けられ、かつ学士号以上のレベルの知識も必要とされることがわかります。
②応募ポジションでの活躍を証明できる実務経験がある
Apple Japanでは、インターン生の採用を除き、基本的には新卒採用を行なっていません。
そのため、ポテンシャル採用を行い自社で教育を行うというよりは、能力や実績を持った個人を採用するという面が強くみられます。
Apple Japanに入社して即戦力となることを証明できるような実績、実務経験を持っている人が採用されやすいようです。
Apple Japanへの転職の際は、自分の能力や経歴がどのように応募職種で活かせるのかを具体的に語る必要がありそうです。
Apple Japanへの転職の難易度
Apple Japanへの転職の難易度を見てみましょう。
転職サイトdodaがビジネスパーソン約5,000人に対し、「もし転職するなら、どの企業に転職したい?」というテーマで調査をした「転職人気企業ランキング2019」の総合部門で、Apple Japanは10位を獲得しています。
また、同ランキングのIT部門では堂々1位となっています。
このように転職希望者が多く閲覧するサイトのランキングで高い順位を獲得していることから、転職先としての人気も非常に高く、転職難易度も高くなっていることが予想されます。
一方、Appleの公式採用HPを見ると日本国内だけでも100件もの応募ポジションが設けられています。
これらのことから、転職先としては非常に人気で難易度も高いものの、優秀な人材の募集は常に行われているということがわかります。
Apple Japanへの転職方法
Apple Japanの転職方法は、大きく分けて2つあります。
①Apple Japan公式サイトから応募
ひとつめの方法として、Apple Japan公式採用HPから応募することが挙げられます。
エントリーは、希望のポジションに対して履歴書をオンラインで送付する方法と、履歴書を登録し条件に見合えばApple Japan側から連絡をもらうという方法があります。
どちらの方法とも履歴書の登録や送付方法は同じです。
公式HPの「採用情報」ボタンをクリックし、履歴書の送付/登録というボタンにアクセスし、「Apple ID」を入力すると、「採用情報」ページにログインが完了します。
そこから履歴書のファイルを添付することでエントリーをすることができます。
もしくはビジネス特化のSNS「LinkedIn」へサインインし、アプライすることも可能です。
②転職サイトから応募
もうひとつの手段として、転職サイトから応募する方法があります。
Apple Japanでは多くのポジションがあり、募集状況も時期によって大きく異なります。
自分に合うポジションがあるかを相談したい、複数の会社への転職活動を同時並行で進めたい…。そんな時は、転職サイトに登録して、自分の能力や希望する条件に合うポジションを紹介してもらうと効率がいいかもしれません。
最後に
高い年収と知名度、安定した業績のApple Japan合同会社。
Apple製品が好き、実力主義の風土の会社で自分を試してみたい、しっかりとプライベートの時間も確保したいという人には魅力的な会社であることがわかります。
その知名度と年収の高さから転職を希望する人も多いことが予想されますが、募集ポジションは国内だけでも多くあり、広く門戸が開かれています。
Apple Japanへの転職を魅力に思えた方、挑戦しようかなと思えた方は、応募や転職エージェントへの相談をぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。