- 将来のビジョンがないと困ること
- 将来のビジョンが見えない人が取るべき行動7選
- 将来のビジョンは持つべき?
この記事を書いている私もかつては将来のビジョンが全く見えずに悩んでいました。
しかし現在では将来のビジョンを見つけ、やりたいことができています。
私の実体験について解説していきますので3分ほどお付き合いください。
将来のビジョンが見えないと困ること
将来のビジョンが見えないと様々なことで困ります。
具体的には以下の通りです。
- 無駄な時間を使ってしまう
- 人生に充実感を得られない
- 達成感を得られない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
将来のビジョンが見えないと困ること①無駄な時間を使ってしまう
将来のビジョンが見えないと、無駄な時間を使ってしまいます。
将来のビジョンが見えないということは、今何をすればいいのかが分からないということです。
何をすればいいのか分かっていない状態で闇雲に行動することほど無駄なものはありません。
今やっていることが巡り巡って将来的に役立つ可能性も考えられます。
しかしほとんどは結局何の役にも立ちません。
「人生は遠回りしたほうがいい」という意見があります。
確かに遠回りしたほうが、普通であれば自分には関係のないようなことを体験する機会が生まれます。
新しいものに触れることで選択肢や可能性は広がりますよね。
しかし私はそうは思いません。
無駄な時間を使ってしまうよりかは、ビジョンを決めてそれに向かって最短距離で進んでいくべきです。
その方が人生での満足度も高くなりますし、空いた時間を趣味のために使うこともできます。
将来のビジョンが見えないときに無駄なことをしてしまうのは仕方がありません。
しかし、はやく将来のビジョンを見つけて、それに向かって最短距離で突き進むべきです。
将来のビジョンが見えないことを理由に、ダラダラといろんなことに手を出す時間を正当化してはいけません。
将来のビジョンが見えないと、無駄な時間を使ってしまいます。
将来のビジョンが見えないと困ること②人生に充実感を得られない
将来のビジョンが見えないと、人生に充実感を得られません。
人は何か目標を決めて、それに向かって努力をしているときにこそ充実感を得られるものです。
あなたはこれまでに、何か目標を決めてそれに向かって努力をした経験がありますか?
もしあるのならその時を思い出してみてください。
きつかったかもしれませんし、つらいと感じたこともあったでしょう。
しかし思い出してみると、充実感があったと思いませんか。
自分がやりたいこと、頑張ると決めたことを将来のビジョンとして設定して、それに対して努力することで人生の充実感を得ることができます。
一方で、努力をしていてもそれが自分で決めたビジョンとは異なる場合には、残念ながら人生の充実感は得られません。
やりたくもない仕事をいくら頑張っても、取りたくもない資格を無理やり取らされても、努力したにもかかわらず人生の充実感は得られないはずです。
ただし将来のビジョンが明確にあって、そのビジョンのために今はやりたくないことをしているというのであれば、充実感を得ることはできます。
充実感を得ながら生活することは、人生の満足度を上げるためにも大切です。
将来のビジョンが見えないと、人生に充実感を得られません。
将来のビジョンが見えないと困ること③達成感を得られない
将来のビジョンが見えないと、達成感を得られません。
これは上記で解説した、「充実感」の話と似ています。
達成感を得られないと、何をするにしても楽しくありませんし、モチベーションも低下してしまいます。
何かをする上で、楽しさやモチベーションは大変重要です。
楽しさがあれば、多少辛いことがあっても乗り越えられます。
また、モチベーションがあれば意欲的に物事に取り組むことができるので、作業効率も格段に上がります。
これら二つを兼ね備えた状態で物事に取り組むことで最大限のパフォーマンスを発揮することができます。
ですので達成感を得られることをするというのは大変重要です。
ただし将来のビジョンが見えていないと達成感を得ることはできません。
将来のビジョンが見えていると、その目標に向かって行動することができます。
目標に向かって行動するということは、小さな目標をその都度立てて、それに対して進んでいくということです。
小さな目標ですので、その目標は何度もクリアすることができます。
目標をクリアするたびに達成感を味わうことができますよ。
将来のビジョンが見えないと、達成感を得られません。
将来のビジョンが見えない人が取るべき行動7選
将来のビジョンが見えない人は以下のような行動をとりましょう。
- 自己分析をする
- 他己分析をする
- 短い目標を立てる
- 大きいゴールを設定してもよい
- 変化を恐れない
- まずは始めてみる
- まずは広く浅く
それぞれ詳しく見ていきましょう。
将来のビジョンが見えない人が取るべき行動①自己分析をする
将来のビジョンが見えない人は、自己分析をしましょう。
理由としては、将来のビジョンが見えていない人は自分がどのようなことに向いているのか、何がしたいのかを把握していない方が多いからです。
自分のことを知らずして、自分の将来のビジョンが見えるはずがありません。
ですのでまずは自己分析をして自分について知ることから始めましょう。
自己分析の方法は数多く存在しますが、その中でも紙に書き出してみる方法がおすすめです。
何も書いていない紙を1枚用意して、その紙に自分の頭の中のことを書きだすのです。
やりたいこと、嫌なこと、将来どう言う生活をしたいか、欲しいものとにかく何でも書き出してみましょう。
紙に書き出してみることで、頭の中に散らばっていたものを1枚の紙にまとめることができます。
すると、何がしたいのか、どうなりたいのかなどが見えてきますよ。
また、転職サイトなどが自己分析ができるサービスを無料で提供していたりします。
そういったサービスを利用してみるのもいいでしょう。
5分程度の簡単な質問に答えるだけで、自分の適性について知ることができますよ。
将来のビジョンが見えない人は、自己分析をしましょう。
将来のビジョンが見えない人が取るべき行動②他己分析をする
将来のビジョンが見えない人は、他己分析を行いましょう。
他己分析とは、自己分析とは異なり、他人に自分の分析をしてもらうということです。
確かに自己分析でも自分について知ることができます。
しかし他人から見ないと分からない自分の一面もありますよね。
「~に向いてそう」「~をやってみたらいいのに」と他人から言われて、「え、私がっ?」と驚いた経験はありませんか?
そのように自分では向いていないと思っていても、他人から見れば向いているということはあり得ますので、他己分析をしてもらうことによって知らない自分を見つけることができますよ。
他己分析は友人や同僚、上司、家族など身近な人にお願いするのがいいでしょう。
身近な人ですと自分のことについて知ってくれていますし、第三者目線で見た自分について教えてくれるでしょう。
できれば友人だけや同僚だけではなく複数のコミュニティの人から他己分析してもらうのがおすすめです。
理由としては家にいるときの自分と、会社にいるときの自分、友人と一緒にいるときの自分はまた変わってくるからです。
自己分析と他己分析を行って自分について知ることで将来のビジョンも見えてきますよ。
将来のビジョンが見えない人は、他己分析を行いましょう。
将来のビジョンが見えない人が取るべき行動③短い目標を立てる
将来のビジョンが見えない人は、短い目標を建てましょう。
理由としては、大きい目標ばかりを追い求めすぎると遠すぎて将来のビジョンとしてはっきりイメージできないことがあるからです。
大きい目標を持つことは構いません。
しかしその目標に向かって努力しようとしても大きな目標すぎて何をすればいいのか分かりませんよね。
「プロ野球選手になりたい」という目標があっても壮大すぎてどうすればいいのか分からないのと同じです。
短い目標を立てることで、将来のビジョンは見えやすくなります。
例えば、「英語を話せるようになりたい」という大きな目標があったとします。
これだけですと大きな目標すぎて具体的に何をすればよいのか分かりません。
ですが、まずは英検で〇級を取りたい、そして英会話教室に行って、留学に行きたいといった形で細かく目標を決めるとどうでしょう。
急に現実的なビジョンとして見えるようになりますよね。
後は目の前にある小さな目標を1つずつクリアしていって将来のビジョンを叶えるために努力するのみです。
将来のビジョンが見えない人は、短い目標を建てましょう。
将来のビジョンが見えない人が取るべき行動④大きいゴールを設定してもよい
将来のビジョンが見えない人が取るべき行動として、大きいゴールを設定してもよいです。
先ほど上記で「将来のビジョンが見えない人は、短い目標を建てましょう。」というテーマで解説いたしました。
しかし、場合によっては大きいゴールを設定してもかまいません。
理由としては、大きいゴールがないと将来のビジョンに向かって頑張るという気持ちが作れないからです。
確かに小さい目標をたくさん作って1つずつクリアしていくことは大切です。
達成感を得ることもできますし、目標が現実味を帯びるので継続することができるからです。
そして大きな目標だけですとゴールまでの道筋が見えないのでやる気がわきにくいです。
また、大きすぎる目標ですと、「本当に私にこんな目標が達成できるのかな」と不安になりますよね。
ですので大きな目標を立てる場合は、それを達成するまでの筋道も一緒に考えてあげることが大切です。
道筋があればそれに沿って行動していくだけです。
また、ゴールをいくつも作っておけば、モチベーションが途中で途切れることもありません。
将来のビジョンが見えない人が取るべき行動として、大きいゴールを設定してもよいです。
将来のビジョンが見えない人が取るべき行動⑤変化を恐れない
将来のビジョンが見えない人は、変化を恐れてはいけません。
将来のビジョンが見えなくて悩んでいる人は、本当に将来のビジョンが見えないのではなく、変化を恐れているだけという場合があります。
将来のビジョンとは、今のあなたの延長線上にあるものではありません。
将来の自分ですので、今のあなたとは全く別人に生まれ変わることもできます。
今のあなたとかけ離れたビジョンであってもあなたの努力次第では何とでもなります。
それを「私にはできっこないから」「今の自分とはかけ離れているから」という理由であきらめていては、いつまでたっても将来のビジョンは見えません。
変化を恐れていては、つまらないビジョンしか描くことができず、楽しくない、満足できない人生を送ることになります。
それでもいいという方は、問題ないのですが、ほとんどの方はそうではありませんよね。
変化を恐れずに、むしろどんどん変化していこうという、今の自分を変えていこうという気持ちで生活していれば、きっと将来のビジョンも見えてきますよ。
将来のビジョンが見えない人は、変化を恐れてはいけません。
将来のビジョンが見えない人が取るべき行動⑥まずは始めてみる
将来のビジョンが見えない人は、まずは初めて見るということを意識しましょう。
理由としては、まずは始めてみないことには何も起こらないからです。
あなたがこれをやってみたいと思ったこと、すべてやってみていますか?
その中のいくつかは、あきらめてしまっているのではないでしょうか。
それが実際にあなたの将来の役に立つかは分かりませんが、興味があるのであればひとまずやってみるべきです。
やってみるといっても本格的に取り組む必要はありません。
本格的に取り組むとなれば、時間もコストもかなりかかってしまいますよね。
ですのでまずは、小さく始めてみるべきです。
小さく始めるとは、本格的な設備をそろえるわけでもなく、時間もコストも最もかからない状態で、とりあえず始めてみるということです。
そうすることで何事も気軽に挑戦することができるようになります。
気軽に始めることができるので、もし興味がなかった場合にも躊躇なく辞めることができますよね。
もし多額の費用やコストを費やしていたとしたら、「これだけお金と時間を使ったしな・・・」ということでやめるのを躊躇してしまいますよね。
そうすれば、興味がないことを延々と続けることになってしまいますので、貴重な時間を失ってしまうことになります。
将来のビジョンを見つけることができる可能性も下がってしまいます。
将来のビジョンが見えない人は、まずは初めて見るということを意識しましょう。
将来のビジョンが見えない人が取るべき行動⑦まずは広く浅く
将来のビジョンが見えない人は、まずは広く浅く行動してみましょう。
理由としては、何か没頭できることを見つけることは難しいからです。
ですのでとりあえず少しでも興味を持ったことは手当たり次第始めてみて、その中で長続きしそうなものを、継続してみるのがいいでしょう。
そして、本当に継続できそうだという風に感じたら、将来のビジョンとして設定するのもありです。
将来のビジョンを見つけるためには、自分に向いていること、自分がやりたいことを見つける必要があります。
一つ一つのことに時間をかけて取り組んでいたら、トライ&エラーの回数が少なくなってしまいます。
そうなってしまっては、本当にやりたいことに巡り合える可能性が低くなりますよね。
ですので広く浅くを心がけて行動しましょう。
もし向いていないと感じたらやめて他のことにチャレンジする、そのくらい広く浅くの精神でないと、将来のビジョンはなかなか見つかりません。
辞めてしまうのはもったいないという気持ちかも知れませんが、辞めずに弥陀に費やしてしまっている時間の方がもったいないです。
将来のビジョンが見えない人は、まずは広く浅く行動してみましょう。
将来のビジョンは持つべき?
ここまで将来のビジョンの見つけ方について解説しました。
しかし、「そもそも将来のビジョンは持っていたほうがいいの?」という疑問があるかと思います。
そこで、将来のビジョンを持つべき理由と将来のビジョンを持たなくてもよい理由について解説いたします。
将来のビジョンを持つべき理由
将来のビジョンを持つべき理由としては、以下の通りです。
- 効率が良くなる
- モチベーションが上がる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
将来のビジョンを持つべき理由①効率が良くなる
将来のビジョンを持つべき一つ目の理由は、効率が良くなるからです。
将来に対するビジョンが明確にある状態ですと、何をするにも効率が良くなります。
理由としては、すでにビジョン=ゴールが決まっているので、あとはそこに向かって最短距離で勧めるような行動をとるだけだからです。
記事前半でも解説したように、ゴールが決まっているのであればそれに対して計画を立てるだけです。
ゴールに向かって、さらに小さなゴールをいくつも作ってそれを一つずつクリアしていくというのは、大変効率的な方法です。
ビジョンが決まっていない状態ですと、遠回りや無駄な行動をしてしまうことも少なくありません。
しかし、ビジョンが決まっていればそのような心配はありません。
将来のビジョンを持つことで、効率よく行動することができますよ。
将来のビジョンを持つべき理由②モチベーションが上がる
将来のビジョンを持つべき理由の2つ目は、モチベーションが上がるからです。
将来のビジョンを持つことでモチベーションが上がります。
理由としては、明確なゴールが決まっていたほうがやる気が出るからです。
例えば何か作業をするときに、ゴールが決まっているものとゴールが決まっていない物であれば、ゴールが決まっているもののほうがやる気はできますよね。
何をどれくらいやればいいのかわからない状態で、走り続けるのは本当にキツイです。
あと少しでゴールなのか、それともまだまだゴールまでは程遠いのか、そもそも何をもってゴールなのか分からないと、やる気は出ません。
明確な将来のビジョンを持つことで、モチベーションが上がりますよ。
将来のビジョンを持たなくてもよい理由
将来のビジョンを持たなくてもよい理由としては、以下の通りです。
- いずれやりたいことが現れるから
- 無理して見つけたものは本当にやりたいことではないから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
将来のビジョンを持たなくてもよい理由①いずれやりたいことが現れるから
将来のビジョンを持たなくてもよい理由の1つ目は、いずれやりたいことが現れるからです。
ビジョンを持たなくても時間が経てばいずれやりたいことが現れる可能性はあります。
将来のビジョンを見つけるためには、いろいろなことにチャレンジするのが最も手っ取り早いと解説いたしました。
確かに、いろいろなことにチャレンジして、興味があることを見つけることは将来のビジョンを見つけるうえでの近道です。
しかしこれには多大な時間と労力がかかってしまいます。
ですので、やりたいことが自然と現れるまで待ってみるというのも一つの手です。
色々なことにチャレンジして、将来のビジョンを見つけようとすると、どうしてもじぶんがやりたいこと、興味を持ったことばかりに偏ってしまいます。
しかし、自分が全く興味がないことでもやってみたら楽しかったり、興味を持つということもあります。
そういった発見は、自分からの行動では見つけることはできません。
将来のビジョンを持たなくてもいずれやりたいことが現れますよ。
将来のビジョンを持たなくてもよい理由②無理して見つけたものは本当にやりたいことではないから
将来のビジョンを持たなくてもよい理由の2つ目は、無理して見つけたものは本当にやりたいことではないからです。
無理して見つけたものは、本当にやりたいこととは限りませんよね。
「将来のビジョンを見つけなきゃ」と焦ってしまうがあまり、本当はやりたいことを自分がやりたいことかのように錯覚しているのではないでしょうか。
無理して見つけたものは、本当にやりたいことではないという可能性もあるので、将来のビジョンを無理に持つ必要はありません。
まとめ
以上、将来のビジョンが見えない人が取るべき行動7選について解説いたしました。
将来のビジョンが見えない人はこの記事で解説したことを試してみてください。
この記事で解説したことの中には、今日からそして今から始めることができるものもあります。
将来のビジョンを持つべきかそうでないかという話もあります。
しかし、自分は将来のビジョンを持っておくべきだという方がほとんどだと思いますし、そう判断した方は是非行動してみてください。
行動した人から人生は変わりますよ。
今回は以上になります。