ココナラとランサーズってどう違うの?副業で稼げる?
自分はココナラとランサーズどっちを使うべきなの?
初心者が登録しておくべきなのはどっち?
この記事ではこういった疑問に答えます。
国内でも非常に有名なクラウドソーシングサイトとして知られている「ココナラ」と「ランサーズ」。
「クラウドソーシングを使って副業したい!」と考えている方の中には、どちらのサービスを利用すればいいのか分からない方も多数います。
今回はココナラとランサーズの違いについて徹底比較し、稼ぐならどちらを利用すべきなのかについて詳しく解説しました。
副業を考えている方はココナラとランサーズのどちらを使えば良いのか、簡単に理解できる内容になっているため、ぜひご一読ください。
ココナラ・ランサーズとは?それぞれの特徴!
まずはクラウドソーシング自体触ったことがないという方に向けて、それぞれのサービスにはどんな特徴があるのかについて簡単に解説します。
ココナラ
ココナラとは「知識・スキル・経験を売り買いすることができるフリーマーケット」をコンセプトにしたクラウドソーシングサービスです。
比較的リーズナブルに様々なサービスを売買できることから、ユーザー数は100万人を超えており主婦の方を中心に非常に人気のサービスです。
ココナラで出品することができるサービスは非常に多岐に渡ります。
- デザイン
- Web制作
- イラスト/似顔絵
- 音楽ナレーション
- ITプログラミング
- 翻訳
- お悩み相談/カウンセリング
- 占い
ランサーズと比べて企業が募集している案件は比較的に少なく、個人の方が自身のサービスを出品して取引を行うケースが多いです。
ランサーズ
ランサーズは国内最大のクラウドソーシングサイトで、法人や個人事業主の方を中心に利用されているサービスです。
まだクラウドソーシングという言葉自体が、それほど浸透していなかった2008年からサービスを開始しており、大手企業も利用している信頼性の高さが魅力です。
取引が行われている案件は以下のようなものです。
- Webシステム開発
- Webデザイン
- ライティング
- 翻訳
- 企画/PR
ココナラよりも企業やフリーランスの方が募集しているビジネス系の案件が多く、1案件当たりの単価が比較的に高いという特徴があります。
ココナラとランサーズの違いは?
なんとなく特徴が掴めてきたところで、次はさらに具体的なココナラとランサーズの違いについて解説します。
両サービスの大きく異なる点は主に以下の3つです。
- 「募集型(ココナラ)」「提案型(ランサーズ)」
- 仕事獲得の競争率
- サービス利用手数料
1.「募集型(ココナラ)」「提案型(ランサーズ)」
1つ目の違いは、仕事を獲得する方法です。
ココナラは「スキルのフリーマーケット」と掲げているだけあって、自分ができるサービスを商品として出品し、購入してもらう形で仕事を獲得します。
基本的にココナラの場合は、プロフィールを作り込んで自分のサービスを購入してくれる人を待つ「募集型」で、いい商品を買ってもらう仕組みを作ることが重要です。
逆にランサーズの場合は、数ある募集案件に対して自分から提案文を送って営業する「提案型」で仕事を獲得していきます。
ランサーズでは「システム開発・運用」「ライティング・ネーミング」などカテゴリごとに日々仕事の募集があります。
案件を獲得していく上では、募集に対して自分から提案文を書いて、自分にどんな強みがあるのか、何が出来るのかをアピールする営業力が必要です。
どちらの方法も向き不向きがあるため、自分にどんな形式が向いているのか十分に考えた上で、サービスを利用するかを決めましょう。
2.仕事獲得の競争率
2つ目は仕事を獲得するまでの競争率の高さです。
初心者の方にとって競争率はココナラの方が低く、ランサーズの方が高い傾向にあります。
ココナラは個人間のサービス取引が多く、案件の単価も低いため、プロフィールを丁寧に書いてサービス内容を執筆すれば仕事を獲得しやすいです。
案件の単価が低い分、求められるサービスの質も高くはないため、競争率は高くないでしょう。
一方でランサーズは、法人(会社)や個人事業主が仕事を募集しているため、仕事の単価が高く求められるスキルも高いです。
募集に対して提案文を送って仕事を獲得する形式であるため、1つの仕事に多数の応募が集まってしまい必然的に競争率が激しくなります。
特に実績が無い最初のうちは、未経験からだと仕事を獲ることはなかなか難しいということを覚えておきましょう。
3.サービス利用手数料
3つ目の違いは、サービス利用手数料です。
サービス利用手数料は、ココナラの方がランサーズよりも手数料が高いです。
以下はランサーズとココナラの利用手数料率の表です。
ココナラ | ランサーズ | |
1~5万円以下 | 25% | 20% |
5~10万円以下 | 20% | 20% |
10万円超~20万円以下 | 15% | 10% |
20万円超~50万円以下 | 15% | 5% |
50万円超 | 10% | 5% |
ほぼ全てのクラウドソーシングサービスにおいて、サービスを利用する際に手数料がかかります。
利用手数料が発生するタイミングは、サービスの売り上げ(報酬)が発生した場合です。
報酬が発生すると、売り上げの一部がサービス利用手数料としてクラウドソーシング側から徴収されます。
本来なら全てもらえるはずの報酬に対して手数料がかかってしまうのは、クラウドソーシングを利用する上での大きなデメリットの1つです。
利用手数料の割合は各サービスによって異なるため、利用者側からすればなるべく手数料が取られないサービスを選ぶべきです。
ココナラは5万円までの案件の4分の1が手数料で持っていかれてしまうため、なるべく高い仕事単価で取引することをおすすめします。
ココナラとランサーズはどんな人におすすめ?
特徴と違いがそれぞれ分かっても、どちらが自分に適したサービスなのか判断できる人は少ないものです。
ここでは、どちらのサービスを使おうか悩んでいる方に向けて、それぞれのサービスをおすすめしたい人に当てはまる特徴を詳しく解説しました。
ココナラをおすすめしたい人の特徴
ココナラをおすすめしたい人の特徴は以下の3つです。
- 少しでいいから「稼ぐ」経験を積んでみたい
- フリマ感覚で自分の商品を出品して楽しみたい
- あまり営業したくない
ココナラは比較的に案件を取りやすいという特徴があるため、まずは小さくでもいいから稼ぎたい!と考えている方にはぴったりのサービスです。
案件単価は高くないですが、3,000円の仕事でも月に10件獲得すれば3万円の副収入を手に入れることが可能です。
フリマ感覚で簡単に自分の商品を売って楽しみたい主婦の方にも非常におすすめしたいサービスです。
また仕事の獲得方法でも触れたように、ココナラは自分でサービスを出品しているだけでも仕事を受注することができます。
ランサーズのように毎回提案しなければならないサービスは、人によってはかなり精神的に消耗する人もいるでしょう。
待っているだけで仕事が獲れる仕組みの方が気楽にできる!という方は、ぜひココナラを使うようにしましょう。
ランサーズをおすすめしたい人の特徴
ランサーズをおすすめしたい人の特徴は以下の3つです。
- 高単価な案件を狙っていきたい
- 提案してガツガツ自分から仕事を獲りたい
- 手数料をなるべく取られたくない
ランサーズは法人・個人問わず多数利用しているため、募集されている案件の中には高単価な案件も頻繁に見かけます。
ココナラと比べて全体的に扱っている案件数は少ないですが、単価が全体的に高いので、続けていけば10~30万円ほど稼ぐことも十分に可能です。
ココナラの場合、自分でサービスを出品して仕事の依頼を待つケースが多いため、依頼の声がかからないと仕事を貰うことはできません。
一方でランサーズの場合、提案文を送って仕事を獲得していくため、案件が欲しければその分どんどん営業していくことも可能です。
また手数料もココナラより5%も低いため、お得に取引したい方にもランサーズはおすすめです。
結論:ココナラとランサーズはどちらの方が稼げる?
ココナラとランサーズそれぞれの特徴を加味すると以下のような結論になります。
- 初心者・早く小さく稼ぎたい!→ココナラ
- スキルや実績がある・高単価な案件を狙いたい!→ランサーズ
どちらの方が沢山稼ぐことが出来るのかについては、案件数や自分のサービス単価にも大きく左右されます。
例えば金額という面で考えると、以下の2つは同様に「稼げた」という扱いになりますよね。
- ランサーズで1件20万円のWebサイト制作を受注
- ココナラで1件2万円の翻訳案件を10件受注
ただ「どちらの方が稼ぎやすいか」という観点では高単価の案件を受注することをおすすめします。
薄利多売でお金を稼げたとしても、労働時間と貰えるお金が釣り合わないことが多く、長くは継続しにくいです。
その点ランサーズは比較的に高単価な案件が多く用意されているため、高単価な案件を受注して大きく稼ぎたい!と考えている方にはおすすめです。
ココナラとランサーズの比較まとめ
今回はココナラとランサーズの特徴や違い、どちらがおすすめなのかについて徹底的に解説してきました。
ココナラは案件数が多く仕事を獲得しやすい一方で、全体的な単価が低めであるという特徴があります。
ランサーズは実績を積むまでは仕事を獲得しにくいですが、比較的に単価の高い案件が多いです。
稼げるようになる可能性はランサーズの方が高いですが、案件獲得の早さと手軽さではココナラの方が優れています。
どちらのサービスを使うのかは、自分がどんな稼ぎ方をしたいか、何が向いているのかによって大きく異なります。
ココナラとランサーズで悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にして自分に適性があると感じることができる方のサービスに登録するようにしてください。