「ココナラの手数料が高すぎる!理由は何?」
「ココナラの手数料をなるべく支払わずに取引できる方法はある?」
「ココナラ以外でおすすめのサービスがあったら知りたい!」
この記事ではこういった悩みに答えます。
ココナラは「手数料が高い」ことで有名なサービスです。
手数料はココナラが決めているものなので、手数料率をこちらが変更することは不可能です。
ただ、ココナラを使いつつもお得に取引したり、他のサービスを利用してより高い値段で取引を行うことは可能です。
そこで今回は、ココナラの手数料が高いと感じている方に向けて、手数料を抑えて取引をする方法を解説しました。
ココナラの手数料で悩んでいる人も記事を読み終えれば、よりお得に取引する方法を実践することができるようになるため、ぜひご一読ください。
ココナラの手数料は高すぎる?手数料率一覧!
ココナラの手数料は高いと言われていますが、実際にどのくらいの手数料が引かれているか理解している人は多くありません。
以下はココナラで取引を行う時の手数料率一覧です。
販売総額 | 手数料率 |
1~5万円以下 | 25%(税別) |
5~10万円以下 | 20%(税別) |
10万円超~50万円以下 | 15%(税別) |
50万円超 | 10%(税別) |
手数料率を見ると分かるように、ココナラでは取引額が増えれば増えるほど、手数料が少なくなっていきます。
ちなみにココナラに登録されている商品やサービスをチェックしてみると、ほとんどが5万円以下の取引です。
必然的にココナラで取引をする際には手数料25%(税別)を支払わなければなりません。
分かりやすいよう1,000円のサービスを出品した時の手数料計算を以下に例挙しました。
1,000円(販売額) × 0.25(手数料25%)×1.1(消費税10%)=725円(報酬)
つまり275円がココナラから引かれてしまう計算なってしまいます。
このように5万円以下の価格帯でサービスを提供している方には、ココナラの手数料が重くのしかかっています。
高い・・・
他の代表的なクラウドソーシングとの比較
ココナラの手数料の高さを分かりやすくするため、他のクラウドソーシングと手数料を比較してみました。
以下では他の代表的なクラウドソーシングとして「クラウドソーシング」「ランサーズ」を挙げて見ました。
ココナラ | クラウドワークス | ランサーズ | |
1~5万円以下 | 25% | 20% | 20% |
5~10万円以下 | 20% | 20% | 20% |
10万円超~20万円以下 | 15% | 10% | 10% |
20万円超~50万円以下 | 15% | 5% | 5% |
50万円超 | 10% | 5% | 5% |
他のサービスと比較してみると、ココナラの手数料がどのくらい高いのか分かります。
クラウドワークスとランサーズであれば10万円以上の売り上げであれば、10%、5%と手数料率が下がっていきます。
しかしココナラは1~5万円が25%、10万円を超えても15%であるため、比較しても手数料率がかなり高いことが分かりますよね。
ココナラは使いやすい?メリットはあるのか?
ココナラはなぜ手数料が高いのに使われているの?
ココナラは比較的に高い手数料を設定していますが、国内でも有数の利用者を誇るクラウドソーシングサイトです。
ココナラが手数料のわりにユーザー数が減らないのには主に理由があります。
- 利用しているユーザー数が圧倒的に多い
- サービス自体が使いやすい
- 安心安全の決済システムを実現している
メリット1. 利用しているユーザー数が圧倒的に多い
ココナラ最大のメリットは、利用しているユーザー数が圧倒的に多いという点です。
ココナラを利用しているユーザーは、2019年には累計100万人を突破しており、取引成立件数も300万件を達成しています。
100万人もいるということは、相当な数のユーザーが自分の出品したサービスを購入する可能性があるということ。
ココナラというサービス自体の市場規模を考えると、これを使わない手はないくらい便利なサービスであることが分かります。
メリット2. サービス自体が使いやすい
ココナラはサービス自体が非常に使いやすいというのも大きなメリットです。
- カテゴリ別に閲覧しやすい
- 有料オプション(おひねり)
- 評価・評判システムがある
- ランク制度があるため安心して依頼できる
ホーム画面を開くと、全ての案件がカテゴリー別に整頓されており、非常に見やすいUIに設計されています。
また出品以外にも有料料金を追加できたり、サービスを提供する人を評価することができたりと、便利なポイントが沢山あります。
ユーザーを多数獲得しているだけあって、使いやすさを重視しているのもココナラの魅力の1つです。
メリット3.販売代金の支払いが素早い
ココナラは、サービス販売代金の支払いも、販売〜振込までのスピード感が早いという特徴があります。
振込申請日 | 振込日 |
1~15日 | 同月20日 |
16日~月末 | 翌月5日 |
例えば、2月14日に仕事を終えて入金された仕事は、2月20日にはすでに振り込まれるということになります。
ランサーズやクラウドワークスなどのサービスは「15日締め月末振込」「月末締め15日振込」となっているため、ココナラの方が若干早く入金されます。
お金が欲しい!と思った時に早めに入金してもらえると、サービスを出品する側としては非常に嬉しいですよね。
なぜココナラの手数料は高いのか?
ココナラはこれまでに手数料を「25%→30%→25%+税金」と推移させています。
結果的に手数料は当初とあまり変わらない価格に落ち着いていますが、なぜ他に類を見ないほど販売手数料を高く設定しているのでしょうか。
手数料が高い理由として考えられるのは下記2つの理由です。
- TVCM・WEBCMなどの広告を多数出しているから
- 手数料を引き下げる理由がないから
詳しく解説しますね!
TVCM・WEBCMなどの広告を多数出しているから
高い販売手数料の理由は、広告費に多大なお金を使っていることが考えられます。
下記はココナラの公式ブログの一部を抜粋したものです。
一般的なモノのECに比べて手数料が高いというご指摘は多く頂きますが、
まだまだ認知が足りないスキルのマーケットを世の中に確立していくために、
プロモーションをはじめとした先行投資に使わせていただいております。スキルのフリーマーケットという新しい市場を切り開いてきたパイオニアとして、
手数料が安くても顧客が少なくサービスが売れないマーケットよりも、
適切な手数料を頂き、皆様の売上が少しでもあがるような場を作っていくことが、
ココナラの責務だと思っております。
つまり、広告費にお金をかけているため手数料が高いという旨が記載されています。
確かにココナラのおかげで稼げているから納得のいく説明ですね!
過疎ってるサイトじゃそもそも売れないし。
実質ココナラの成長率は目覚ましいものがあり、2017年に発表されたアジアテクノロジー企業成長ランキングでアジア1位を記録。
この成長率を達成するためには、相当なユーザー数への認知が必要であったと考えられます。
成長していた2017年度、また昨年2019年にはTVCMも打っています。
ますますユーザーを獲得するための広告費に充てるために、販売手数料も下げずにキープしていることが考えられます。
手数料を引き下げる理由がないから
ココナラはユーザー数が100万人以上いることは既に述べた通りです。
手数料がこのままの状態で、ユーザー数を十分に伸ばすことができているため、手数料を引き下げる理由がないことも創業以来あまり手数料が変わらない理由です。
サービスが成長し続けている現在においても、手数料は変わっていないため今後手数料が引き下がる見込みはないでしょう。
ココナラ以外で取引しよう!→外部取引は禁止です
直接取引しちゃえばいいんじゃない?
直接取引の勧誘はダメ、絶対!
ココナラでは外部での取引・勧誘行為を一切禁止しています。
ココナラ以外で直接取引しようとして運営に通報されてしまった場合、運営側がアカウント自体を削除する可能性も十分にあります。
ココナラの手数料が高いからといって直接取引を持ちかけても規約違反となるため、注意が必要です。
ココナラの手数料問題を解決するには?
「じゃあココナラの手数料問題は解決できないの?」
手数料自体をこちらが改変することはできませんが、手数料率を下げる工夫をすることも十分に可能です。
ココナラの手数料問題を解決する対処法として下記の3つを紹介しています。
- SNS・ブログで集客して直接契約する
- 仕事自体の単価をあげる
- ココナラを踏み台に他のサービスで稼ぐ
最終的には自分で集客できるようになるのが一番ってことですね!
それぞれ詳しく解説します!
SNS・ブログでの集客して直接契約する
1つ目は、ココナラ以外にも自分のブログやSNSなどで発信を行って仕事を得る方法です。
ココナラで既に仕事をした経験のある方は、お仕事の実績が出来ています。
その実績を自分のブログやSNSなどで発信していくことによって、ココナラ以外にも自分のことを伝えていくことが可能です。
SNSやブログなどで仕事を獲得できれば、高い手数料に悩まされることもないですし、継続で契約してくれる顧客も多いです。
仕事自体の単価をあげる
2つ目は、仕事自体の単価をあげる方法です。
ココナラでは仕事の1件あたりの単価によって、手数料が大きく左右されるということは既に述べました。
つまり単純に自分の仕事の単価を上げることによって、手数料を抑えることが可能となります。
5万円までの仕事は25%ですが、5万円以上の場合は20%の手数料を受け取ることが出来ます。
ハンドメイドの商品を販売している方などは難しいかもしれません。
ただWeb制作やデザイン、プログラミングや動画制作などを請け負っている方は、数十万円単位で仕事をすることも可能です。
仕事の単価を上げるだけで簡単に手数料を下げられるため、サービスを高単価で作っておくと良いでしょう。
ココナラ以外でおすすめな安心できるサービスは?
ココナラ以外でおすすめな安心できるサービスは主に3つです。
- BASE
- ストアカ
- タイムチケット
1.BASE
BASEは登録料・利用料が全て無料で使えるサービスで、国内のネットショップの中でも3年連続No.1の開設実績を誇っています。
- ハンドメイドの雑貨やバッグ
- 音楽・動画などのコンテンツ
- イラストや写真
- 開発ソフトやシステム
売っているものは、スキル系よりモノ系が多いため、スキルを売りたい人には向きません。
モノを作って販売している人の場合は、ネットショップ特有の難しさも特に必要なく、誰でも簡単にネットショップを開設できるのが大きな魅力です。
注文の合計金額 | かんたん決済手数料 | サービス利用料 |
---|---|---|
50円~(送料込み) | 3.6%+40円 | 3% |
手数料は決済手数料が3.6%+40円、サービス利用料が3%。
1万円の販売売り上げが出たとしても700円ほどしか手数料を取られない点も利用する価値のあるサービスであると言えます。
2.ストアカ
ストアカは自分が講師として講座を開いて、教えたり学んだりすることができるサービスです。
- プログラミングやWebデザイン講座
- ExcelやPower Pointなどの講座
- メイクやファッション講座
ストアカは自分でスキルを持っている人なら誰でも講座を開講することができます。
また、自己集客の場合は手数料が一律10%であるため、週末に少し講座を開講して稼ぎたい会社員の方にもおすすめです。
3.タイムチケット
タイムチケットは個人の時間を30分単位で売買することができるサービスで、実名制であるため安全性の高さも魅力です。
オンラインのサービスとは違って、実際にリアルで会うことでスキルを教えるサービスであるため、安心して利用できます。
- 写真撮影・カメラ
- 起業支援
- 婚活・恋活
- Webサイト制作
タイムチケットは時間辺りの料金制となっているため、品質に対する責務を負う必要がありません。
手数料はココナラと全く同じですが、品質を売るよりも、確実に時間を売って稼ぎたいと考えている方には、タイムチケットがおすすめです。
ココナラの手数料が高いときの対処法
今回はココナラの手数料が高い理由とその対策について詳しく解説してきました。
ココナラは利用者数が多く、サービスは伸び続けているため、手数料がこれから下がる見込みはありません。
手数料の問題に対処するのであれば、自分のブログやSNSで発信していくか、仕事の単価を上げる必要があります。
ココナラの手数料を抑えたい方は、ぜひ本記事でご紹介した方法を実践して、売上げをアップさせてみてください!