「フリーランスとして生計を立てています。フリーランスはブログもやった方がいいと聞きましたが実際のところどうなんでしょう。」
今回はこういった悩みを解決いたします。
結論からお伝えすると、フリーランスは絶対にブログをやるべきです。
この記事では以下のポイントについて解説していきます。
- フリーランスはブログをやるべき
- フリーランスがブログをやるべき理由
- フリーランスがブログをやるデメリット
- フリーランスのブログ作成例
この記事を書いている僕は、フリーランスとして生計を立てている傍ら、ブログも運営しています。
僕の実体験に基づいて解説していきますので3分ほどお付き合いください。
フリーランスはブログをやるべき
フリーランスは絶対にブログをやるべきです。
フリーランスには、ライター・エンジニア・デザイナー・動画編集者など様々な職種があります。
どんな職種でフリーランスとして働いているとしてもブログは持っておくべきです。
もちろん本業がありますので、ブログに本腰を入れてがっつり時間を使ってやる必要はありません。
それでも、フリーランスはブログを持っておいた方が何かとメリットが働きます。
むしろブログを持っていないというだけでいくつもの貴重な機会を損してしまっています。
といわれても、ブログを持たずにフリーランスとして活動している方には、何を損してしまっているのかイメージがわきにくいと思います。
ですのでフリーランスが絶対にブログをやるべき理由について解説していきます。
フリーランスがブログをやるべき理由
上記でもお伝えした通り、フリーランスは絶対にブログをやるべきです。
フリーランスがブログをやるべき理由は以下の3つです。
- 仕事の依頼につながる
- マーケティングについて学べる
- ブログは資産になる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フリーランスがブログをやるべき理由①仕事の依頼につながる
フリーランスはブログを持つことで、ブログ経由での仕事の獲得をすることができます。
ブログにはお問い合わせ窓口を設置することができますし、SNSアカウントとリンクさせることもできます。
自分のブログが仕事を依頼したい人の目にとまって、この人に仕事を依頼したいと思ってもらえた場合には、お問い合わせやSNSを通じて仕事の依頼をいただくことができます。
フリーランスは会社員と違って仕事を自分で獲得する必要があります。
つまり自分で営業の役割もこなす必要があります。
ですのでフリーランスとして仕事を受注できる窓口を多く設けておくことは重要です。
ブログを持たないフリーランスにとって、仕事を受注する際にはクラウドソーシングサイトやSNS、コネなどから仕事を受注する場合が多いのではないでしょうか。
そこにブログを追加することでより仕事を受注できる窓口が広くなります。
また、ブログからの仕事の受注は他のところで仕事を受注するよりもメリットがあります。
それは、依頼者がブログを読んでそのブログを気に入って依頼をかけてくれたということですので、すでに一定の信頼を獲得した状態から仕事をスタートできるという点です。
クラウドソーシングサイトですと、信頼は依頼をこなして一から積み上げていかなければなりませんよね。
また、信頼がある状態からスタートできるということは、報酬も必然的に高くなります。
つまりブログから仕事の依頼を受けることができれば、フリーランスとしての報酬も上がります。
仕事の依頼につながるので、フリーランスはブログをやりましょう。
フリーランスがブログをやるべき理由②マーケティングについて学べる
フリーランスがブログをやると、マーケティングについて学ぶことができます。
マーケティングはフリーランスが知っておいて損はない知識です。
フリーランスは依頼通りのものを作成し、それを依頼主に納品します。
依頼主はその納品物をネット上に公開したり、販売したりすることがほとんどですよね。
そこで依頼主としてはマーケティングの知識が必要になります。
フリーランスがマーケティングに関する知識を持つことで、依頼主にマーケティングについてアドバイスができるようになります。
ただ言われたものを納品するだけでなく、マーケティングについてのアドバイスもできるようになれば、フリーランスとしての価値は上がります。
報酬のアップにもつながりますし、信頼性も上がるので継続して案件を発注してもらいやすくなります。
ブログはマーケティングについて学ぶのにはもってこいです。
理由としては、ブログは自分で記事を執筆するだけでなく、自分で記事をネット上に公開して収益を得るところまで行わなければならないからです。
収益を得るためには、世の中にどのようなニーズがあるのか、どのような記事が世間に読んでもらえるのかを常に把握しておく必要があります。
自分が書きたいと思ったものを書いても世間がそれを読みたいと思うかは別の話です。
マーケティングについて学ぶことができるのでフリーランスはブログをやるべきです。
フリーランスがブログをやるべき理由③ブログは資産になる
ブログは資産になります。
フリーランスの仕事のほとんどは、自分の資産になるものではなく、何かを作りそれを依頼主に納品するというものです。
ひたすら依頼をこなしていくことで、自分の実績は増えますし、依頼主からの信頼も増します。
しかし、それは資産というわけではありません。
どれだけ実績や信頼が増えたとしても、お金を稼ぐためにはまた労働をする必要があります。
しかしブログは、誰かに納品するのではなく自分のものとして後悔することができます。
また、一度公開してしまえば半永久的にネット上に公開し続けることができるので、一度書いてしまえば常に誰かに記事を読んでもらえる可能性があります。
常にだれかに読んでもらえるということは、常に収益が発生する可能性があるということです。
これはあなたが遊んでいる時、寝ている時も同様です。
一度書いてしまえばあとは記事が勝手にお金を稼いでくれます。
つまりブログが資産となって常に自分に利益をもたらしてくれます。
ブログは資産になるので、フリーランスはブログをやりましょう。
フリーランスがブログをやるデメリット
フリーランスがブログをやるデメリットは以下の3つです。
- 稼げる保証はない
- 時間がかかる
- 初期費用がかかる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フリーランスがブログをやるデメリット①稼げる保証はない
ブログは、確実に稼ぐことができるという保証がありません。
理由としては、ブログは公開しても誰かが読んでくれる保証はないし、誰かが商品を購入してくれる保証もないからです。
誰かに読んでもらったり、商品を買ってもらうためには、マーケテイングやセールスライティングに関する知識が必要になります。
フリーランスとして依頼を受けたものを作ってそれを納品するという働き方ですと、納品した時点で確実に報酬を受け取ることができますよね。
ですのでブログと比べると非常に安定しているといえます。
納品して、そこから販売までに関しては依頼主が自分で行います。
しかしブログはそうはいきません。
記事の執筆から記事の収益化まですべて自分で行う必要があります。
ですので稼げる保証はありませんし、時間をかけて頑張って書いた記事が1円にもならないということもあり得ます。
ブログ一本で生計を立てていくということはリスクが大きいです。
しかしフリーランスとして他で安定した収入を得ながら、片手間でブログをやるのであればリスクもそこまで大きくありませんよね。
ブログは確実に稼げるという保証はありませんが、稼ぐことができればどこまでも収益を伸ばすことができます。
フリーランスをしながらのブログ運営であれば、損することもありませんよ。
フリーランスがブログをやるデメリット②時間がかかる
ブログを運営するには、時間がかかります。
「時間がかかる」には2つの意味があります。
- 記事執筆に時間がかかる
- 収益化に時間がかかる
まず記事執筆についてですが、平均して1記事執筆して記事を公開するのに4時間程度かかると見込んでおいた方がいいでしょう。
最も時間がかかるのは記事執筆の作業です。
- 記事執筆前の情報の下調べ
- 記事の構成を考える
- 適切な情報のソースの調査
- 文章の執筆
- 文章が論理的に破綻していないかチェック
- 表現がおかしなところはないかチェック
- 記事の装飾
- 内部リンクの対策
- アイキャッチ画像の作成
- 記事内画像の作成
- 執筆後の入稿・公開作業
上記の作業をすべて自分で行う必要があります。
記事を読者が見やすいようにデザインする必要もありますし、必要に応じて画像や図、表なども準備する必要があります。
次に収益化するのに時間がかかるという点についてです。
ブログは始めてすぐに収益化できるというわけではありません。
まずはマーケテイングやセールスライティングについて学ぶ必要があります。
こういった技術を駆使することによって、検索エンジンで上位表示されたりSNSで拡散されたりする記事の執筆が可能になり、読者を集めることができて結果として収益になります。
ここまでに早くても数か月はかかります。
また、開設したてのブログは検索エンジンに評価されにくいのでどんなにいい記事を書いたとしても検索順位が上がりにくいということがあります。
具体的にはブログ開設から3か月くらいすると徐々に検索順位が上がりやすくなります。
フリーランスは他に収入源を確保できているので、気長に空き時間でブログを運営するという立ち回りができます。
すぐに収益を出そうとせず、気長にブログを運営していくことが重要です。
フリーランスがブログをやるデメリット③初期費用がかかる
ブログを始めるには初期費用が必要になります。
具体的にはドメイン代、サーバー代、そしてマーケテイングやセールスライティングスキルの学習代がかかります。
ブログ開設のためにまず必要なのはドメイン代とサーバー代です。
しかしドメイン代とサーバー代は合わせても月1000円程度ですのでそこまで問題はありません。
また、ドメイン代とサーバー代を払わずに完全無料でブログを作成できるサービスもありますが、広告などを貼って収益化するという点では向いていません。
月額も安いですし、ドメインとサーバーを契約してのブログ運営をオススメいたします。
またマーケテイングやセールスライティングの知識習得にも費用が掛かります。
本を購入したりnoteや教材を購入する必要があるからです。
フリーランスとしてある程度稼いでいるのならこういった有料の教材に課金するのもいいですが、そうでないのなら無料で学習するという方法もあります。
というのも、ブロガーとして成功している方々がブログ運営のノウハウやマーケテイングやセールスライティングについてブログにまとめてくれていたり、SNSで発信していたりyoutubeで解説していたりするからです。
ですのでまずはこういった無料教材から学習してみるのがいいでしょう。
ブログの開設や運営には費用が掛かりますが、フリーランスとして当たり前に稼げているならそこまで気になるような額ではありません。
フリーランスのブログ作成例
フリーランスはブログをやるべきということについてはお分かりいただけたかと思います。
そこでフリーランスがどのようなブログを書けばいいのかの例を3つ紹介いたします。
ブログ作成の際の参考にしてみてください。
- ノウハウブログ
- 特化ブログ
- 雑記ブログ
フリーランスのブログ作成例①ノウハウブログ
フリーランスの方に最もおすすめなのがこのノウハウブログです。
ノウハウブログとはその名の通り、ノウハウについて発信するブログです。
フリーランスの方は一般の会社員が持っていないノウハウを持っています。
デザイナーであればデザインに関するスキルを持っていますし、エンジニアであればプログラミングに関するスキルを持っていますよね。
こういったノウハウは会社員でもデザイナーやエンジニアであれば持っています。
しかしこういったスキルを元にフリーランスとして独立するノウハウは会社員は持ち合わせていません。
案件を受注するノウハウや案件の選び方、節税に関する知識などはフリーランスならではの知識ですよね。
それに時代の追い風もあります。
副業が解禁されたことや年金問題、リストラの増加などの社会的な不安定さも相まって副業で収入を得たい、会社に頼らずフリーランスとして自力で生きていきたいというサラリーマンは急増しています。
そういった会社員や大学生などに向けて、フリーランスエンジニアやフリーランスwebデザイナーとして独立するためのノウハウをブログでまとめて公開することができれば、大きなアクセスを見込むことができますよ。
また、フリーランスとしてすでに活動しているので、情報などを事前に調べる必要もほとんどありません。
ノウハウブログはフリーランスに最もおすすめなブログの形です。
フリーランスのブログ作成例②特化ブログ
ブログには特化ブログという選択肢もあります。
特化ブログとは一つのテーマに絞って運営するブログのことです。
テーマは何でもよく、釣りでも書評でも旅行でもいいです。
特化ブログはブログのテーマが統一されているので読者としても見やすいです。
例えば釣りの特化ブログですと、検索であなたの記事を訪れた読者が、記事を読み終わった後にブログの他の記事を読んでくれるかもしれません。
特化ブログですので一度読者を呼び込むことができれば他の記事も一気に併せ読みしてもらえる確率が上がります。
1人の読者がいくつもの記事を読んでくれるので非常に効率がいいですよね。
また、特化ブログはファンも付きやすく、次回からはブログ名で検索してくれる読者も増えます。
ブログ名や氏名での検索が増えると、グーグルのアルゴリズムもファンがついたと判断します。
これはアルゴリズムにとって高評価で、検索順位が上がりやすくなる原因にもなります。
また、特化ブログのように1つのテーマに絞ったブログにするだけでも検索順位は上がりやすくなります。
理由としては、テーマが絞られているので専門性が高いブログであると判断されるからです。
専門性が高いブログは読者にとっても有益なので結果として検索順位も上がりやすいです。
最短で収益化したいのなら特化ブログがおすすめです。
フリーランスのブログ作成例③雑記ブログ
雑記ブログは特にテーマを決めずにその時の思い付きで書きたい記事を書いていくというブログになります。
ノウハウブログや特化ブログと比べると収益性は劣ってしまいます。
理由としては、雑記ブログは記事のジャンルがばらけているため、グーグル側に何のブログかを判断してもらうことが難しいからです。
英語の特化ブログであれば英語系のジャンルで検索順位が上がりやすくなります。
しかし雑記ブログの中に英語系の記事をいくつか投稿するだけでは、他のジャンルの記事があるので英語ジャンルのブログと判断してもらうことができません。
雑記ブログで収益を上げるためにはあなた個人に人気がある必要があります。
あなたがSNSである程度のフォロワーがいて信頼を獲得しているのであれば、あなたがおすすめした商品はどんなジャンルであっても買ってもらえる可能性はありますよね。
自分が好きなことを気楽に発信したい、SNSでの影響力があるという方は雑記ブログから始めてみるのもいいでしょう。
フリーランスがブログをやるべき3つの理由まとめ
以上、フリーランスがブログをやるべき3つの理由について解説いたしました。
フリーランスとして他の仕事もやりながらブログを運営するというのがフリーランスにとっては最善の選択肢です。
フリーランスの方はこれを機にブログを開設してみましょう。
今回は以上になります。