他のサイトじゃ教えてくれない地味だけど超重要なことを解説しています!
この記事を読めば、起業後に「これやっておけば良かった」という苦労を最小限にすることができますので、ぜひ最後までみてくださいね!
僕はサラリーマン時代に副業だけで700万円の利益を達成し、現在は会社を経営していますので経験を元に解説しますね。
- これから起業したい人
- 個人で稼ぎたい人
- 起業・独立後に苦労しないで事業に取り組みたい人
それでは早速いきましょう。
起業準備は在職中から始めるべし!サラリーマンは信用がある
先日僕はTwitterでこんなツイートをしています。
起業準備とは言っても何から手をつけたらいいのかわからないと思いますが、最低限苦労しないための手法をこの記事では伝授します。
改めて内容をまとめると、
- 公共料金の支払いは自分名義で送れずに支払う
- 銀行口座は用途別で分けて使う
- クレジットカードは作れるだけ作る
- 領収書は捨てないで保管する
起業した後、意外とこれをしてこなかったことで後悔と苦労をすることになります。
サラリーマンはその会社の信用を借りられるので信用力が高い状態です。
サラリーマン特権を活かして準備をしておくことをおすすめしたい!
では、詳細を順番に見ていきます。
【在職中の起業準備①】公共料金の支払いは自分名義で遅れずに支払う
こう聞くと、「当たり前やんけ」と思うかもしれませんが、意外と見落としている人が多いポイントです。
公共料金の支払いがなぜ重要かというと、起業後の資金調達をする際に必要となる書類だからです。
公共料金の支払いを行なった領収書はこんな機能があります。
- 自宅(活動拠点)の実在証明
- 契約者の住所・名前などの身分証明
- 支払いや管理能力の証明
毎月送られてくる水道料金や電気代、ガス代の領収書には、起業的な視点ではこんな機能が隠されているんです。
日本政策金融公庫の面談の提出資料となる
起業するにあたり、資金を調達していく必要性に迫られる場合があります。
というより、起業の成功率を上げるなら資金調達は必須です。
起業するときに資金調達で融資を考えたとき、最も融資をしてくれる可能性が高いのは日本政策金融公庫です。
日本政策金融公庫の攻略法はこちらで解説していますが、これだけは覚えておいてください。
公共料金の支払いの領収書4ヶ月分が提出資料となる
融資の面談では様々な情報提供を銀行さんに行なって信頼獲得をします。
公共料金の支払い実績は立派な信用情報となるのです。
【在職中の起業準備②】銀行口座は用途別で分けて使う
銀行口座の入出金履歴も実は信用構築に欠かせません。
僕は下記の使い分けをおすすめしています。
- 会社からの給与受け取り用
- 起業・独立に向けた貯蓄用
- 遊び用
起業後にメインバンクにしたい銀行の個人口座で給与受け取りをする
ここで一つ、重要なポイントです。
起業後に法人口座や事業用口座を作る際に開設したい銀行の口座を給与受け取り口座にする
個人用口座を持っている銀行で法人口座を作りにいくと比較的法人口座も作りやすくなります。
僕は個人用口座のメインバンクは三井住友銀行を使っていましたが、起業後に法人口座が作りづらいと言われる三井住友銀行であっさり法人口座が作れています。
見落としがちですが、法人口座開設はめちゃめちゃ時間が掛かります。在職中に手続きしちゃいましょう。
個人の貯蓄用口座を作り定期送金しておく
貯蓄用口座は毎月または2ヶ月ごとくらいの定期で少額でもいいので入金し続けましょう。
これも融資面談の際に、自己資金をどのように作ったのかを見られますので、通帳を見せるだけでわかりやすく自己資金の積み重ね履歴を提示することができるようになります。
目安としては半年〜3年以上は定期送金しておくといいです。
僕は15年以上定期入金していた口座があったので、面談時にかなり評価されました。
ギャンブルや豪遊が見えないようにする
プライベートな遊びは息抜きやリフレッシュに大切ですよね。
ですが、起業を見据えるのであれば、ギャンブルや投資などへの資金の動きが見えないようにしておくことはリスクヘッジになります。
例えば、
- パチンコ屋の店内に置いてあるデビットを使う
- 仮想通貨の取引所への送金履歴
- ギャンブルで勝ったあぶく銭の入金履歴
このような銀行さんから見たらあまり高評価を得られない入出金が履歴に残らないように別口座で管理することはとても重要ですよ。
銀行は貸したお金がちゃんとした用途で使われるかどうかをすごく気にしています。
上記に挙げたような履歴が見えたら、「この人に貸して大丈夫かな」と不安になりますよね?
遊びは悪いことではないので、うまいこと立ち回れるようなリスクヘッジをしておきましょう。
【在職中の起業準備③】クレジットカードは作れるだけ作っておく
これはよく聞く話かもしれませんね!
こちらの記事でクレジットカードのおすすめの組み合わせを紹介しているので、持っていなければ申し込みをしておきましょう!
使わなくても持っているだけで安心感が違います。
独立・起業後はクレカが作れなくなる
クレジットカードは起業したり個人事業主として独立したりすると、途端に作れなくなります。
これは前述の通り、会社の信用がなくなるからです。
クレジットカードを作っておくと、起業後にキャッシュフローが厳しくなったときに裏技的に延命することができる場合があります。
支払いサイトは事業経営の重要なポイントです。
クレカは複数作りつつ、使うのは一つに統一する
ちなみにクレジットカードは出来る限りたくさん作って置いた方がいいですが、一方で「使うクレジットカードは1つに絞る」ということも覚えてください。
クレジットカードの毎月の返済ログは、あなたの信用構築そのものです。
日々、使用するクレジットカードを統一することで、買い物しながら信用構築ができますし、ポイントも貯まりやすいので、1つに絞りましょう。
使用するクレジットカードはメインバンク提携のもの
使うクレジットカードはメインバンクの提携クレジットに統一しましょう。
起業などを想定しているならば、メガバンクなどの店舗がある銀行のクレジットカードにすることを強くおすすめします。
理由は「融資金の受け取りはネットバンクでは出来ない」からです。
これを想定して、サラリーマン時代の信用蓄積をしていくことをおすすめします。
【在職中の起業準備④】領収書は捨てないで保管
会社員は基本的に自分の出費の領収書を使う機会がありませんよね。
ですが起業をすると領収書は超重要書類です。
会社の経費とかを申請するとき、必ず領収書が必要です。
領収書がないとお金を使ったことを証明できないのです。
領収書は資金調達時の参考資料になる
起業や独立をする際、様々な出費が発生します。
- 新しいパソコン
- オフィスのデスク
- プリンター
- デザインツール
- 文房具などの事務用品
- 交通費
- 打ち合わせのカフェの支払い
意外と起業の準備中に出費が発生します。
そして、この出費の領収書も融資の面談時に提出を求められます!
必ず、適切に保管しておきましょう。
起業や副業、独立の準備で間違った買い物をしないこと
ちなみに起業や副業、独立に向けた準備をしていると、上記のような買い物をする機会が一気に増えます。
そんなときに詐欺に合ったり、余計なものを買ってしまったりして、自己資金を消耗するのは得策ではありません。
起業準備は成功への秘訣!抜かりなく取り組もう
ネットでは教えてくれないような地味だけど超重要なことを解説してみました。
起業や独立などを考えているとついつい華々しい情報に目を捉われがちですが、今回お伝えしたような地味で見落としやすいちょっとしたような事で足元を救われます。
ネットでの情報収集は自分の都合のいい情報ばかり集めてしまう特性があるので、ちょっとでも困ったことがあったら、経験者や相談できる人に声をかけてみるといいでしょう。