ベンチャー企業は胡散臭い?企業選びで気を付けること3選

ベンチャー企業は胡散臭い?気を付けること3選
悩み
ベンチャー企業に興味があるけどなんだか胡散臭いです。ベンチャー企業について詳しく教えて下さい。
この記事ではこういった悩みを解決いたします。

結論としては、ベンチャー企業はまったく胡散臭くないです。

胡散臭さを感じる原因は、ベンチャー企業にはIT系やWeb系など、一見よくわからないジャンルの企業が多いことと、一般企業との違いがあることの2点です。

ですのでこの記事では、ベンチャー企業と一般企業を比較しつつ、ベンチャー企業について解説していきます。

解説ポイント

  • ベンチャー企業とは?
  • ベンチャー企業と一般企業の違い
  • 新卒でベンチャー企業はあり?
  • ベンチャー企業選びで気を付けること3選

この記事を書いている私もベンチャー企業で働いていた経験があります。

私の実体験に基づいて解説していきますので3分ほどお付き合いください。

 

目次

ベンチャー企業とは?

ベンチャー企業とは、

革新的なアイデアや技術をもとにして、新しいサービスやビジネスを展開する企業

を意味します。

規模としては、小規模から中規模であることがほとんどです。

「新興企業」という意味でもこの呼び方が使われます。

 

ベンチャー企業と一般企業の違い

ベンチャー企業と一般企業は同じ企業というだけで体制等は全く異なります。

ベンチャー企業と一般企業の違いについて見ていきましょう。

ベンチャー企業と一般企業の違い

  • 社風の違い
  • 業種の違い
  • 求められる人材の違い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

ベンチャー企業と一般企業の違い①社風の違い

ベンチャー企業と一般企業では社風が異なります。

ベンチャー企業は新しいことにどんどん挑戦していこうという社風です。

また、一般企業ですとこれまで積み上げてきたものを守ろうという、堅実な社風であることが多いです。

ですので新しい事業を始める際には、スピードに違いがみられます。

何か新しいトレンドが発生したときに真っ先に行動することができるのは、個人です。

その次に行動するのがベンチャー企業、そして一番最後に行動するのが中小企業や大企業を含めた一般企業です。

例えば最近ですと、個人がyoutubeにてトレンドを作り、ベンチャーなどがそこに参入し、これからは大企業が資金力を持って参入することが予想されます。

SNSのアカウント、webサイトなどのメディアも基本的には上記の順番で開設されていきます。

 

ベンチャー企業と一般企業の違い②業種の違い

ベンチャー企業と一般企業では主な業種に異なりがあります。

ベンチャー企業はIT系の企業が多数を占めており、一般企業は第二次産業に関する企業が多いです。

ベンチャー企業は最新のテクノロジーを駆使して革新を起こすことによって、大企業などに対抗することができます。

大企業に対抗するためには、物量で勝負しても無理ですよね。

ですので最先端の技術を駆使して、大企業に勝ったり、大企業と提携するなどして世の中により良いサービスを産み出していきます。

 

ベンチャー企業と一般企業の違い③求められる人材の違い

また、ベンチャー企業と一般企業では、求められる人材が異なります。

ベンチャー企業では、自分で考えて動ける人材が重宝されます。

一般企業ですと、言われたことを確実にこなすことができる人材の方が重宝されます。

ベンチャー企業では、常に新しいことに挑戦し続ける姿勢が重要です。

個人の能力はさておき、受け身にならずに自分が率先してプロジェクトに参加していくことが求められます。

前例がないことであったり、成功したことがないことをプロジェクトとして取り扱うことも多いので、常にチャレンジし続ける姿勢が大切です。

 

新卒でベンチャー企業はあり?

ベンチャー企業というと、転職や引き抜きなどで入るというイメージが強いのではないでしょうか。

そこで新卒でベンチャー企業に就職するのは、おすすめな理由とやめた方がいい理由をそれぞれ見ていきましょう。

新卒でベンチャー企業に就職するのはやめたほうがいい理由

新卒でベンチャー企業に就職するのはやめたほうがいい理由は以下の3つです。

新卒でベンチャー企業に就職するのはやめたほうがいい理由

  • 給料が高いとは限らない
  • 優秀な人材は新卒でベンチャーに行かない
  • 不安定

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

新卒でベンチャー企業に就職するのはやめたほうがいい理由①給料が高いとは限らない

ベンチャー企業ときくと、最新のテクノロジーを取り扱っており、難しそうだし給料も高そうというイメージがあるかもしれません。

確かに、プログラミングやAIなど高度な技術を必要とする仕事に携わっている場合には、給料は他業種と比べても高くなります。

しかしそれはベンチャー企業に限った話ではありません。

ベンチャー企業の方が給料が高い職種が多いというだけであって、ベンチャー企業と一般企業を比べてみても、決してベンチャー企業の方が給料が高いというわけではないので、注意が必要です。

 

新卒でベンチャー企業に就職するのはやめたほうがいい理由②優秀な人材は新卒でベンチャーに行かない

優秀な人材が新卒でベンチャー企業に就職することはほとんどありません。

理由としては、優秀な人材は新卒時点ではほとんどが有名な大企業に入るからです。

日本では、大企業や公務員信仰がまだまだ根強いですよね。

社会人経験がない新卒時点ではその感覚がより強いので、優秀な人材は大企業に就職してしまいます。

大企業に就職後に待遇が不満であったり、引き抜きを受けるなどした場合には、ベンチャー企業へ優秀な人材が転職することもあります。

環境としては、大企業の方が整っていることの方が多いので、まずは可能であれば大企業に転職してそこからベンチャー企業という選択肢を考えてもいいのではないでしょうか。

 

新卒でベンチャー企業に就職するのはやめたほうがいい理由③不安定

新卒でベンチャー企業に就職するのは止めた方がいい理由として、ベンチャー企業は不安定ということが挙げられます。

一般企業とベンチャー企業を比べると一般企業の方が安定しているというのは言うまでもないですよね。

特に大企業であればなおさらです。

ベンチャー企業が必ず成功するという保証はありません。

そしてできてから数年で消えてしまうベンチャー企業が山のようにあるというのも事実です。

新卒で入ってすぐに会社がつぶれるということは避けたいですよね。

最近では第二新卒という言葉もありますが、日本では新卒カードはいまだに強いですよね。

 

新卒でベンチャー企業に就職するのはおすすめな理由

新卒でベンチャー企業に就職するのはおすすめな理由は以下の3つです。

新卒でベンチャー企業に就職するのはおすすめな理由

  • どんどん成長できるから
  • 昇進や昇給がしやすいから
  • 優秀な人と働けるから

それぞれ詳しく見ていきましょう。

新卒でベンチャー企業に就職するのはおすすめな理由①どんどん成長できるから

ベンチャー企業ではどんどん成長することができます。

理由としては、新卒のうちからある程度の裁量権を与えられて、自分の意志で動けることが多いからです。

一般企業ですと、まずは長い研修から始まり、最初の数年間は簡単な仕事しか任せてもらえません。

また大企業であればあるほど、何かをするためには何人もの許可をもらう必要があります。

正直言ってかなり動き辛いし窮屈です。

ですがベンチャー企業では、自分で決めれることが新卒のうちから多いので、どんどん自分を成長させることができますよ。

 

新卒でベンチャー企業に就職するのはおすすめな理由②昇進や昇給がしやすいから

ベンチャー企業は昇進や昇給がしやすいです。

理由としては年齢や勤続年数ではなく、成績やスキルで評価される傾向にあるからです。

ですので実力がある人はどんどん昇進・昇級していくことができます。

一方で実力がない人はいつまでたっても昇進も昇給もできません。

完全な実力主義ですね。

一般企業ですと、実力があっても昇進や昇給に早くても数年はかかります。

一方で、まったく実力がないのに勤続年数だけは長く、高給取りの人もいますよね。

自分の成長と、昇進・昇級が結びついているのでベンチャー企業はおすすめですよ。

 

新卒でベンチャー企業に就職するのはおすすめな理由③優秀な人と働けるから

ベンチャー企業では、一般企業と比べても優秀な人と働くことができます。

もちろん一般企業でも優秀な人材はたくさんいます。

しかし、大企業であればあるほど上の立場の人とのかかわりは希薄になりますよね。

結果として優秀な人と接する機会も少なくなります。

ベンチャー企業ですとそういった人たちと接する機会も多いです。

また、ベンチャー企業に好んで入る人はそのジャンルにものすごく興味があり、優秀な人が多いです。

ベンチャー企業ですとそういった人たちの中で働くことができますよ。

 

ベンチャー企業選びで気を付けること3選

ベンチャー企業を選ぶときに気を付けるべきこと3つを紹介いたします。

ベンチャー企業選びで気を付けること3選

  • 本当にやりたいことかどうか
  • 自分の能力に見合っているかどうか
  • これから伸びる市場かどうか

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

ベンチャー企業選びで気を付けること①本当にやりたいことかどうか

ベンチャー企業選びでは、本当にやりたいことかどうかに気を付けましょう。

ベンチャー企業に入ることが目的になってしまってはいけません。

自分がやりたいことを叶えるための手段として、ベンチャー企業に入社するべきです。

ベンチャー企業では一般企業と比べてもプロジェクトの流れなどが速いです。

常に最新の情報を収集するだけの興味があるジャンルでないと、ベンチャー企業でやっていくことは難しいです。

 

ベンチャー企業選びで気を付けること②自分の能力に見合っているかどうか

ベンチャー企業選びでは、自分の能力に見合っているかどうかに気を付けましょう。

ベンチャー企業は、そのジャンルに対する興味関心・知識・自走力などより高度なスキルが求められます。

受け身なのにベンチャー企業に入ってしまっても全く役に立ちません。

またベンチャー企業では自分が主体となって動いていくことも多いので、自分の能力に見合っていない場合は、全体に迷惑をかけることになります。

ベンチャー企業選びの際には、自分の能力に見合っているかどうかに気を付けましょう。

 

ベンチャー企業選びで気を付けること③これから伸びる市場かどうか

ベンチャー企業選びでは、その企業のジャンルがこれから伸びるかどうかに気を付けましょう。

ベンチャー企業は、記事前半でもお伝えしましたが数年で消えていく企業が多い世界です。

せっかく新卒で入った会社がすぐにつぶれてしまうのは嫌ですよね。

また、ベンチャー企業は時代のトレンドに乗っかる形で利益を出していることが多いのですが、そのトレンドが一時的なものなのか、これからも継続的に人気を保ち続けるものなのかを事前にしっかり自分の目で判断する必要があります。

長生きする業界を選ぶことで、ベンチャー企業でも安定して働くことができますよ。

 

まとめ

以上、ベンチャー企業について解説いたしました。

ベンチャー企業は全く胡散臭くないです。

ただし入社を検討する場合には、一般企業との差を考えつつ自分にはどっちがあっているのかを判断してから就職・転職するようにしましょう。

今回は以上になります。

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