ブランク期間があると、転職活動に響くのか心配になるか方もいるでしょう。
特に子育て期間などでブランクが長期間に及ぶ場合には、そもそも転職できるのかと不安になるもの。
今回は、子育てに焦点をあてて、ブランク期間が転職活動に響くのかを解説します。
ブランク期間を前向きに捉える
まず、子育てによるブランクは大きな問題にならないことも多いです。
ブランク期間にしていたことを前向きに捉え直してみるとアピールポイントになることも。
ここではブランク期間を前向きに捉えるためのポイントを紹介していきます。
- ブランク期間を前向きに捉える
- ブランク期間にどんなことをしていたか整理
- 前職までの実績を再度整理
- アピールポイントを見つかったらそれを軸にする
順番に詳しく見ていきます。
ブランク期間を前向きに捉える
まずは、ブランク期間にどんなことをしていたのか書き出してみましょう。
子育てが中心になると思いますが、それ以外に行っていたことはあるでしょうか。
例えば、前職が事務職の場合にはPCになるべく触れて感覚が鈍らないようにしていたという場合もあるでしょう。
もしくは、資格の勉強をしていた方もいるかもしれません。
このように子育て期間中にどんなことをしていたかを書き出すと、ブランク期間に関する採用担当者の疑問に答えることができます。
もちろん子育てに追われていて仕事に関することをしていなかったこともあるでしょう。
そんな中でも、「子育てと家事の両立で時間を効率良く使っていた」など何かしらのポイントがあると思います。
紙に書き出す中で整理ができることもあるので、書き出すことをおすすめします。
前職までの実績を再度整理
次に、前職までに培った実績を再度整理してみましょう。
その中で自分のスキルについて再確認することができます。
大したスキルがないと思っている方も多いかもしれませんが、仕事では何かしらの力がついているはずです。
正解はないので書き出してみましょう。
アピールポイントを見つかったらそれを軸にする
紙に書き出して整理することが終わったら、転職の際にアピールできることはないかを探しましょう。
1つや2つアピールポイントが見つかれば、それを軸にして転職活動をすることができます。
ブランクがあるからと後ろ向きだと、採用担当者も不安になってしまいます。
アピールポイントを見つけて前向きに転職活動にすすみましょう。
条件に合う企業を探すためには
次に、子育て中で転職活動を行う方に合う企業の探し方について紹介します。
- 子育て中の方がいる企業をチェック
- 企業内外の託児所が利用できるなどの福利厚生面をチェック
- 見落としがちなのが出勤やお迎えにかかる時間
順番に見ていきます。
子育て中の方がいる企業をチェック
最近では、転職サイトの中でも「子育てママさん在籍」など子育て中の方が多い求人を指定して探せるものあります。
そのような機能を利用しながら求人を探すと、子育てに対して理解のある職場を探しやすいでしょう。
企業内外の託児所が利用できるなどの福利厚生面をチェック
企業によっては福利厚生の一環として、託児所を提供しているところもあります。
企業内の託児所であれば、休憩時間に子どもの様子を見に行くことが可能なこともあるため、小さい子どもでも安心です。
また、お迎えの時間も短縮できるためメリットは多いでしょう。
見落としがちなのが出勤やお迎えにかかる時間
そして、大切なのが通勤時間です。
自宅から職場の時間だけではなく、職場から保育所などへ迎えに行く時間も考慮にいれることをおすすめします。
保育所によっては延長料金が発生することもあります。
また子どもは、なるべく早く迎えにきてくれる方が安心します。
そのため、自宅や保育所から職場までの距離も考えて選ぶことをおすすめします。
まとめ
今回は、子育てのブランクが転職活動に響くのかについて紹介しました。
ブランク期間を前向きに捉えている場合には、転職活動に響かないことがほとんどです。
子育ても立派なブランクの理由になります。
後ろめたい気持ちで転職活動に臨まず、前向きな気持ちで臨むことをおすすめします。
そのために、今回紹介したようなブランク期間とスキルの整理を行うとよいでしょう。