未経験なので転職できる会社が少ないです。
資格は取った方がいいのかな?
ホリエモンが資格がいらないって言ってますが本当ですか?
結論としては資格は不要です。
資格よりもスキルが本当に求められるものです。
今回は資格は不要な理由を解説した上で、資格や学歴、実績が特にない人が転職で成功するための秘訣を解説します。
この記事を書いている僕は元採用コンサルの経験があり、「企業が本当に欲しい人物像」や「採用基準」について熟知しています。
あなたの悩み解決の役に立てるのでぜひ3分ほどお付き合いください。
- なぜ資格は不要と言い切れるのか
- 企業が求職者に求めている本当のスキル
- 資格や学歴、経験がない人が取るべき対策
なぜ資格は不要と言い切れるのか
資格が不要と言い切れる主な理由は大きく3つです。
- 資格はその分野で勉強した証でしかない
- 資格が必要なのは「免許」の役割がある資格だけ
- 資格の勉強はスキルを伸ばすためのものではない
詳しく解説していきますね。
資格はその分野で勉強した証でしかない
資格が不要な理由は、「資格は勉強の証」でしかないということです。
厳しいことをいうなら、「資格を持っていてもスキルがあるとは限らない」ということです。
学歴がある人は「優秀な大学を卒業した」という証明はできますが、「優秀」であるとは限りませんよね。
実際、日本の教育は「暗記型教育」と言われているくらい、実践的なスキルが身につかない学習ばかり。
大学に入学するための勉強も、資格を取るための勉強も、「暗記型」であり、実践的なスキルが身に付く保証がないのです。
資格はある特定の分野で勉強した証を提示するためのものです。
資格が必要なのは「免許」の役割がある資格だけ
資格がいらないとはいえ、資格が必要な仕事もあります。
例えば医者とか保育士とか大型ドライバーとかですね。
こう言った職業に必要な資格は「免許」です。
免許は特定の仕事をする上で欠かせないものなので、このような仕事をしたい人は資格を取る必要があります。
一方、
- 英検1級
- ワードやエクセルの資格
- プログラミングの資格
- 野菜ソムリエの資格
- その他謎の資格
このようなスキルを証明するだけの資格は一切不要です。
英検1級を持っていなくても、実際に英語で会話しているところを見せればスキルの証明ができますよね。
プログラミングの資格なんか無くても、実際に動くサービスやプログラムを見せればスキルの証明ができます。
そう、世の中に存在する資格のほとんどは、そもそも存在不要な資格なんですね。
「実際にスキルを見せれば終わり」
まずはこのことをしっかり理解しましょう。
資格の勉強はスキルを伸ばすためのものではない
資格が不要であることがまだわからない人の中にはこんな人もいるかもしれません。
事務職に転職したいからエクセルを学びたい。
資格取ろうかな〜。
これが大きな間違いなんです。
資格を取る=そのスキルが身に付く
これは勘違いです。
資格を取るために基礎知識の暗記はしますが、スキルは身につきません。
よくある「最短4週間で〇〇の資格に合格しよう!」みたいな胡散臭い広告がありますが、騙されてはいけません。
資格は資格を運営している業者がお金儲けをしたいだけの初心者騙しです。
エクセルの勉強をしたいなら、実際にエクセルを使って関数を組んでみたりすればいいだけです。
プログラミングを学びたいなら、実際に自分でウェブサイトやサービスを作ってしまえばいいんです。
重要なのは「資格を取ること」ではなく「スキルを身につけること」というわけです。
企業が求職者に求めているのは資格ではない
資格が要らない理由はわかったよ。
でも、求人募集に「有資格者優遇」とか面接で「資格はあります?」って聞かれるよ?
やっぱ資格は求められているんじゃないの?
ここからは企業が求職者に求めている本当のものを解説します。
- 企業が本当に求めているものは安心
- 資格がなくても仕事ができればOK
詳しく解説します。
資格が不要な理由①企業が本当に求めているものは安心
求人広告に「有資格者優遇」とか面接の時に「資格は持っていないんですか?」と聞いてくる採用担当者の心理を考えてみましょう。
企業の採用担当者が求職者の資格にこだわる理由は、「安心したいから」です。
例えば、新しいエンジニアの社員を採用しようして、2名の求職者が来たとします。
- 求職者A:「エンジニア未経験ですがプログラミングの資格を持っています。」
- 求職者B:「エンジニア未経験ですが、パソコンは得意なので仕事はできると思います。わからないことがあっても調べるのは得意なので絶対役に立てます!」
あなたならどちらを採用しますか?
もちろん求職者Aですよね。
それはなぜか。安心できるからです。
会社の採用担当者は、少ない材料で求職者の能力を確かめる任務があります。
少しでも安心したいという心理が働いている、ただそれだけです。
つまり、「資格が無くても安心できれば採用する」ということです。
資格が不要な理由②資格がなくても仕事ができればOK
もう一つ具体例を考えてみましょう。
同じように、新しいエンジニアの社員を採用しようして、2名の求職者が来たとします。
- 求職者A:「エンジニア未経験ですがプログラミングの資格を持っています。」
- 求職者B:「エンジニア未経験ですが、自分でECサイトを作ってみました。こんな感じでちゃんと動きます。」
あなたが採用担当者ならどちらを採用しますか?
間違いなく求職者Bですよね。
資格を持っている求職者より、実物を作ってきた求職者の方が安心です。
「この人ならこのレベル感の業務ができるのか」
と採用担当者に証明ができるわけです。
スキルがあれば、実務経験がなかろうが学歴がなかろうが、自分オリジナルの制作物(ポートフォリオ)を見せてスキルの証明ができます。
スキルがあれば資格なんてどうでもいいんですね。
資格がない人におすすめの転職強い資格は1つだけ
ここまで「資格がいらない」ことを解説してきましたが、1つだけおすすめできる資格があります。
それは「TOEIC」です。
TOEICとは語学力のテストです。
TOEICを持っているだけで転職の難易度が恐ろしく下がります。
TOEIC対策はスタディサプリのTOEICコースを使えば、1ヶ月〜2ヶ月程度で高得点が取れるレベルの対策ができます。
資格や学歴、経験がない人が転職準備で取るべき対策
資格の勉強をするよりも、実践的なスキルを身につけることが本当にやるべきことだとお分かりいただけましたね。
資格が不要というのは、裏返しで「スキルは必要」ということです。
資格がない人が転職準備でやるべきことを解説していきます。
- 自分で学習する力を付ける
- 自己投資してスキルを身につける
- ポートフォリオを作ってスキルを証明する
詳しく解説します。
【転職準備①】自分で学習する力を付ける
独学で勉強し、新しいスキルを身につけることができれば、自分の転職市場価値を高めることができます。
最近ではオンラインで自宅でも実践的なスキルを身につけられる環境が整っているので、学習を初めてみるといいです。
社会人の平均学習時間は1日6分と言われていますから、今日から毎日数時間の勉強時間を作るだけで、日本人の約6000万人より有利になります。
オンライン学習できて年収も上がるスキルについては下記の記事で解説しています。
【転職準備②】自己投資してスキルを身につける
新しいスキルを身につけるのは簡単ではありません。
一人では挫折してしまうこともあります。
実際、独学の挫折率は90%以上と言われています。
平均年収の高いIT業界に必要なスキルの独学挫折率は95%以上だそうです。
どうせ新しいスキルを身につけるなら、伸びている業界のスキルを身につけるのがコスパがいいですね。
完全未経験でIT業界に転職したいなら、転職エージェント付きのプログラミングスクールを使うのが最も確実です。
転職保証型プログラミングスクールのランキングを作りましたのでご覧ください。
【転職準備③】ポートフォリオを作ってスキルを証明する
スキルを身につけたら、自分のオリジナルの作品やサービスなどを作り、スキルの証明ができるようにしておきましょう。
ポートフォリオと言われているもので、これがあるだけで書類選考の通過率や面接時の評価、内定獲得率が段違いです。
当然資格よりもずっと高評価です。
新しいスキルを学び、ポートフォリオも作れるサービスとしては、テックアカデミーのオンライン講座が便利です。
転職も視野に本気で学習に取り組むならIT業界への転職成功率95%以上のDMM WEBCAMPを使うと確実性が高いです。
資格はいらない理由と転職成功の秘訣まとめ
ホリエモンも掲げている資格不要論について解説しました。
ここまで解説したとおり、資格はいりません。
そして資格はいらない反面、「スキルは必要」ということです。
他の記事でも「年収を上げること」にフォーカスして記事を書いているのでよかったらブックマークお願いします!
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