転職したら給料が下がりそうで不安です。
転職で年収ダウンするってほんと?
どうやったら転職で失敗せずに年収があがる?
転職で年収を上げることは十分可能です。
今回は転職で年収ダウンを回避する方法を解説します。
- 転職で給料が下がる3つの原因
- 転職で給料を上げる具体的な方法
この記事を書いている僕は転職を複数回経験しており、給料アップも給料ダウンも経験しています。
実体験に基づいて解説していきます。
3分ほどお付き合いください。
転職で給料が下がる3つの原因
転職で給料が下がる原因は大きく3つあります。
- 年齢
- キャリアダウン
- キャリアチェンジ
それぞれ詳しく解説していきますね。
【年収が下がる理由①】年齢
日本には年功序列制度があり、勤続年数が増えれば増えるほど給料が上がっていきます。
転職をするということは、勤続年数がゼロに戻るということです。
勤続年数が長ければ、昇進やスキルアップをしていなくてもそれだけ給料が上がることになります。
転職をすると年功序列で得ていた分の給料がなくなってしまうので、結果として給料は下がってしまいます。
20代での転職であればそれほど影響はありませんが、30代~40代の方が10年以上務めた企業をやめて転職する場合には、影響大です。
【年収が下がる理由②】キャリアダウン
キャリアダウンとは、今務めている会社よりも規模が小さい会社に同業種転職することです。
同業種の場合、会社の規模が小さければ小さいほど給料も低くなってしまう傾向にあります。
同業種の方が、現在仕事で使っているスキルをそのまま活かすことができるので転職できる可能性は高いです。
- 今の職場の人間関係が嫌だ
- いちはやく職場をかえたい
という方にとっては、同業種転職は比較的簡単に転職することができるのでオススメです。
同業種転職でも引き抜きのような形で、企業からオファーがあり転職が決定する場合には、給料は大きく上がることがあります。
また、より規模の大きな企業やベンチャー企業に転職することでも給料アップの可能性があります。
しかしそのためには自分のスキル、自分が企業にとって利益をもたらすことを証明する必要があります。
【年収が下がる理由③】キャリアチェンジ
キャリアチェンジとは、現在働いている職種から、まったく別の職種に転職することです。
まったく別の職種に転職するので、以前の職場で得たスキルを次の職場でも活かすことはほとんどできません。
ほとんどの場合は完全未経験という扱いからのスタートとなり、その分給料も少なくなってしまいます。
ただし、別の業界で働いてみたいと思うことはいいことです。
一時的に給料は下がってしまうかもしれませんが、その後昇給することもできます。
昇給や昇進、社風などについてしっかりリサーチしたうえで転職するのであれば問題はありません。
転職で給料を上げる具体的な方法
転職で給料を上げる具体的な方法は以下2点です。
- 同業種への転職
- 資格の取得
それぞれ詳しく解説していきますね。
【給料を上げる方法①】同業種への転職
上記でも少し触れましたが、同業種への転職で給料を上げることができます。
現在の職場で得た知識やスキル、経験を次の職場でもそのまま活かすことができるからです。
転職サイトには、同業種で今より条件の多い求人が多数あるかと思います。
その業界を経験していることで、その企業に採用される確率も未経験と比べると高くなります。
具体的には、採用強化中のベンチャー企業や大企業ですと給料アップが見込めるかと思います。
ただしより規模の小さい会社に転職してしまうと給料アップの難易度は上がるので注意が必要です。
【給料を上げる方法②】資格の取得
転職で給料を上げるための具体的な方法の2つ目は資格の取得です。
資格を取ることで、自分に付加価値を付けることができます。
また、キャリアチェンジ(未経験職種への転職)であってもその職種に関する資格を取得することで有利に転職をすることができます。
転職で大事なのは、いかに自分が企業の即戦力になることができることを証明できるかです。
企業が中途採用をする1番の理由は、社会経験があり専門性もある即戦力が欲しいからです。
新卒をゼロから育成するのはコストと多大な労力を必要とします。
キャリアチェンジ(同業種転職)であれば、すでにその職種に関する資格を取得している場合も少なくないでしょう。
同業種ですので職場で得たスキルや具体的に何ができるかなどを証明することも容易です。
しかしキャリアチェンジ(未経験職種への転職)の場合は、それが難しいです。
ですので転職前に資格を取るなどして、未経験なりに何か付加価値を付けて転職活動に臨むのが良いでしょう。
ここで転職に役立つ資格としてオススメしたいのがTOEICです。
【裏技】TOEICは転職で役立つ!?
実はTOEICは転職でかなり役立ちます。
理由としては、多くの企業が社員の英語力育成に力を入れているからです。
今、社員の英語力をゼロから育成するのには一人当たり週十万円のコストがかかるといわれています。
英語力のある人材の採用は週10万円のコストカットに貢献するとも言えますね。
もちろん英語力があるだけでは仕事では何の役にも立ちません。
ですが、英語力+専門的なスキルがあれば転職でかなり有利になります。
実際に僕も、TOEICで高得点を取得し、結果として転職で成功を収めることができました。
その時の体験については、下記の記事で詳しく解説しています。
また、TOEICは会社員をしながらでも隙間時間をつかって比較的楽に取ることができる資格です。
具体的な勉強方法については下記の記事で詳しく解説しています。
>>【体験談】社会人の僕がスタディサプリでTOEIC870点を取り転職&脱社畜した方法
まとめ:転職で給料が下がる原因は3つ、対策も可能!
転職で給料が下がる原因は、
- 年齢
- キャリアダウン
- キャリアチェンジ
以上の3つです。
上記3つを頭に入れたうえで、自分に付加価値を付けることができれば転職での給料アップの実現が可能です。
何も考えずに転職活動を始めてしまうのは危険ですので、しっかりと準備をして転職に臨みましょう。
ポイントは、相手企業に自分が戦力になる人材であることを証明することです。
今回は以上になります。
>>【体験談】転職で履歴書にTOEICスコアを記入したら無双できた話