何か資格を取って転職すれば年収アップできるんでしょ?
資格があれば転職で年収が上がると考えると軽々しく考えているあなた、危険ですよ。
確かに資格を取って転職すれば年収アップの可能性があります。
ですがその資格、本当にあなたにも取得できるのでしょうか?
この記事では、実際に転職で年収アップを体験した僕が、転職で年収を上げるための現実的な方法について解説します。
転職で失敗したくない方は最後まで読み進めてみてください。
転職で年収アップできる資格10選
「転職 資格 おすすめ」で検索し、以下のような資格の一覧を見て絶望した方も多いのではないでしょうか。
転職で年収アップできる資格10選
現実はこんな感じです。
- 弁護士
- 医師
- 税理士
- 行政書士
- ファイナンシャルプランナー
- 宅地建物取引士(宅建)
- 日商簿記検定一級
- 中小企業診断士
- 社会保険労務士
- 公認会計士
どれも一目で難しいとわかる資格ばかりです。
現実は最難関資格10選
職場の人間関係や収入に悩み転職を決意するも、上記のような難関資格を目にして現実の厳しさを知り落胆するというのはよくあることです。
当時の僕もそうでした。
もちろん並外れた努力でこれらの資格のうち1つでも取得することができたら、年収アップは約束されたも同然です。
難関資格を取る自信がある方はこのページを閉じて猛勉強を始めることをオススメします。
しかし世の中の大半の会社員は残念ながらそうではありません。
そこで考えるのが、転職で年収アップできるもっと簡単な資格はないのか?ということです。
簡単な資格では年収アップは見込めない
残念ながら簡単な資格では年収アップの可能性は低いです。
理由としては、簡単な資格は誰でも取れる資格だからです。
あなた以外にもその資格を持っている方はたくさんいるということです。
誰でも取れる=希少性がない
ということになり、年収アップは見込めません。
もちろん現在のあなたの年収によっては年収アップの可能性もありますが、あなたの現在の年収がいくらだとしても、そこまで大きな年収アップは見込めないはずです。
もちろん、年収のことは気にせずに自分が憧れる職種に転職したいというのであれば問題ありません。
転職での年収アップ率はどれくらい?
新卒から定年まで一社に勤め続けるという時代は終わりつつあります。
数十年前と比べると転職に対するハードルがぐっと下がった現在ですが、転職での年収アップ率はどれくらいなのでしょうか?
転職で年収年収アップは1~3割UPが相場
厚生労働省の調査によると、転職によって年収が1~3割増えたという人が最多のようです。
年収250万の3割アップであれば、325万円
年収300万の3割アップであれば、390万円
今の収入から3割アップした姿を想像してみると、かなり余裕のある生活ができそうではありませんか?
転職者全体の約4割は年収アップに成功
また、転職者全体の約4割が年収アップしています。
逆に言うと約6割は変化なし、もしくは年収が下がってしまっているということです。
実はこれには年齢が大きく関係しています。
低年齢であればあるほど転職による年収アップの確率は上がり、高年齢であればあるほど年収アップの確率は下がります。
転職での年収アップの期待度が高いのは若手かつ有資格
もちろん高年齢でも何か使える資格やスキルがある場合は別です。
そしてベストなのが「低年齢かつ有用な資格あり」の方です。
ちなみに35歳が転職で成功できる最後の年齢と言われています。
今のあなたはどうですか?
「転職には資格があった方が有利と言われたが、年収アップが見込める資格は自分には取れそうもないものばかり、年収アップはあきらめるしかないのか?」
こんな気持ちになるのも分かります。
そこで、難関資格を取得せずとも転職で年収アップができる方法をお伝えします。
弱者の転職年収アップ戦術「資格×資格」のかけ算
そこまで取得難易度の高くない資格でも、それらを組み合わせることで、希少な人材になることができます。
例えば100人に1人が持っている資格を2つ持っているとします。
すると、
100×100=10000
で1万人に1人の逸材になることができます。
もちろん医師×宅地建物取引士のように関係のない資格同士を組み合わせても希少性は上がりません。
そこでオススメなのが「TOEIC×○○」の2資格の組み合わせです。
※○○にはあなたが転職を希望する職種に関する資格が入ります
僕もこの「TOEIC×○○」で転職での年収アップを実現することができました。
>>>社会人がスキマ時間でTOEIC学習ができるスタディサプリ
「TOEIC×○○」で年収アップを目指せ
最も簡単に転職で年収を上げる方法は「TOEIC+α」の計2つの資格を取得することです。
「TOEICだけでも十分すごい資格だし、TOEICだけでもいいのでは?」という考えは危険です。
TOEICでハイスコアを取得することで英語力を証明することはできますが、英語を使って何ができるのか、が問題なのです。
転職でのTOEICの必要性:英語力が当たり前になりつつある
TOEIC+αの資格を取得することで、業界の中でも給料のいい企業に転職できる可能性が高まります。
理由としては、多くの企業が社員の英語力の育成に苦労しているからです。
数十年前までは、ほとんどの会社員にとって英語力など必要ありませんでしたが、現在ではほとんどの会社員が何らかの理由で英語に触れています。
最近になり企業も英語教育に力を入れていますが、その英語教育コストは社員1人当たり数十万~数百万かかることもよくあります。
企業としては、給料を上げてでも職種に関するスキル+英語力のある人材が欲しいということです。
転職で有利なTOEICの高得点は意外と簡単
また、TOEICには難しいというイメージがあるかもしれませんが、電車通勤などの隙間時間を使うだけで十分に高得点を取ることができます。
ですのであなたが転職したい業種に関する資格の勉強をする時間も十分確保できますよ。
僕が会社員を続けながらTOEICで高得点を取得した方法については下記の記事で詳しく説明しています。
>>【体験談】社会人の僕がスタディサプリでTOEIC870点を取り転職&脱社畜した方法
まだ転職したい職種が決まっていない場合でもTOEICはどの職種でも評価されるので問題ありません。
ちなみに最近では大学入試へのTOEICの導入が検討されるなどTOEICは影響力を増し続けています。
「え、TOEICスコア持ってないの?」と言われる時代がやってくるのもそう遠くはないですよ。
>>>話題の神アプリ「スタディサプリ」でTOEIC対策をするには?
まとめ:転職で年収アップはしっかり現実を見れば十分可能!
この記事の結論としては、資格を取れば転職で年収アップは可能です。
そして、難関資格を取れるのであれば難関資格を、現実的に難しいのであれば「資格のかけ算」です。
あなたがもし、本気で転職を成功させたいのであれば今すぐ行動しましょう。
そしてもし、TOEICスコアを持っていない、大学の時なんとなく受けただけというのであればまずはTOEICスコアを獲得しましょう。
隙間時間に1~2か月間努力するだけで十分転職で使えるスコアを取ることは可能です。
行動すれば人生は変わります。