- 仕事を辞めるとどうなる?
- 仕事を辞める前にやるべきこと
この記事を書いている私も仕事を辞めて転職をした経験が何度もあります。
何も準備をせずに仕事を辞めてしまったので、様々な面で後悔しました。
同じような思いをする人を増やさないためにも、仕事を辞めるとどうなるのか、仕事を辞める前にやるべきことについて解説していきます。
実体験をもとに解説していきますので3分ほどお付き合いください。
仕事を辞めるとどうなる?
仕事を辞めると環境ががらりと変わります。
これは金銭面、精神面、生活面全てにおいてです。
仕事を辞めるとどうなるのかをケース別にみていきましょう。
仕事を辞めるとどうなる?~金銭編~
仕事を辞めると金銭面において以下のような変化があります。
- 収入がなくなる
- 社会保険料や住民税を自分で支払う必要がある
- 支出が増える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
仕事を辞めるとどうなる?~金銭編~①収入がなくなる
仕事を辞めると収入がなくなります。
これは当たり前ですよね。
会社員として企業に勤めていると、毎月一定額の収入を得ることができます。
給料が多い少ないの個人差はありますが、毎月確実に決まった額をもらえるので、安心して生活を送ることができます。
また、来月も再来月も給料が入ることは分かっているので、将来の収入を見越して、分割払いにしたりローンを組んだりして買い物をすることもできますよね。
しかし仕事を辞めてしまうと、仕事を辞めたその日から会社での収入は断たれてしまいます。
正確には、翌月の給料日が最終の給料受取日となります。
副業などで別の収入減がある方はいいかもしれませんが、そうでない方にとってはつらいですよね。
毎月一定額の収入があるというのは、安心感になります。
普段生活していて意識することはないと思いますが、毎月一定額の収入がなくなると不安な気持ちになりますよ。
しかし勤続年数によっては退職金が貰えるかもしれません。
また、失業保険の給付を受けることができる可能性もありますので、その辺を駆使していきましょう。
当たり前ですが、仕事を辞めると収入がなくなります。
仕事を辞めるとどうなる?~金銭編~②社会保険料や住民税を自分で支払う必要がある
仕事を辞めると、社会保険料や住民税を自分で支払う必要があります。
これまで税金は給料から天引きされていたと思います。
ですので自分で税金の額を計算する必要はありませんでしたし、面倒な書類手続きなどもありませんでしたよね。
しかし仕事を辞めると、これら税金に関する手続きを全て自分の手で行わなければなりません。
また会社員の時は、社会保険と厚生年金に加入していたかと思います。
しかし仕事を辞めると国民保険と国民年金に加入しなければなりません。
そしてこれら2つは社会保険と厚生年金と比べると多少割高です。
ですので会社員時代よりも多く税金を払わなければなりません。
また、住民税も自分で申請して支払いをする必要があります。
住民税とは前年の所得に対してかかる税です。
仕事を辞めて収入がなくても前年の住民税を払わなければならないという状況になりますので、貯金の貯めておかなければなりません。
仕事を辞めるとどうなる?~金銭編~③支出が増える
仕事を辞めると支出が増えます。
仕事を辞めると支出は減るというイメージがあるかもしれませんが実はそうではありません。
というのも仕事を辞めると同時に生活環境を替えるという方が多いかと思います。
生活環境を替える際には、様々な支出が必要となりますよね。
引っ越しをするのであれば、引っ越し代や退去の際の諸費用がかかります。
仕事を辞めて、転職するなりしばらく自由にするなり、何か新しいことを始めたり場所に身を置くときにも費用は発生します。
また、②でも解説したように税金も増えます。
そして会社員時代は福利厚生で無料や割引で受けることができたサービスもすべて実費で支払わなければなりません。
家賃補助が出ていたかもしれませんが、それもなくなってしまいます。
とにかくこれまで会社が負担していたものがなくなり、自分で支払わなければなりません。
ですので仕事を辞めると支出が減るというのは間違いで、むしろ支出は増えます。
特に仕事を辞めた直後の数か月間は環境が大きく変わることが多いのでそれに伴って支出も増えるでしょう。
仕事を辞めるとどうなる?~精神編~
仕事を辞めると精神面において以下のような変化があります。
- 仕事のストレスから解放される
- 孤独になる
- 将来が不安になる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
仕事を辞めるとどうなる?~精神編~①仕事のストレスから解放される
仕事を辞めると仕事のストレスから解放されます。
仕事を辞めたいと思う人は、仕事に何らかの不満がある方がほとんどだと思います。
給料に納得がいかなかったのかもしれませんし、人間関係がうまくいかなかったのかもしれません。
もしくは、仕事にやりがいを感じなかったのかもしれませんし、仕事は好きだけど他にやりたいことが見つかったのかもしれません。
残業が長かったり、サービス残業があったり、パワハラがある、仕事の量が多いなど多くの人が仕事に対する不満を抱えています。
しかし仕事を辞めてしまえばこれらの不安はすべて消え去ります。仕事の不満、仕事のストレスから解放されて精神状態もよくなりますよ。
特に仕事をストレスに感じていて「今すぐにでも辞めたい」というレベルで消耗している方は、今すぐ仕事を辞めるべきです。
仕事なんて探せば他にもいろいろありますし、今の仕事場だけがすべてではありませんよ。
仕事が辛い、仕事を今すぐ辞めたいと感じている方は下記の記事も合わせてご覧下さい。
>>
仕事を辞めると仕事のストレスから解放されて楽になります。
仕事を辞めるとどうなる?~精神編~②孤独になる
仕事を辞めると、孤独になります。
職種にもよりますが、仕事場では毎日不特定多数の人物と関わりますよね。
同僚、上司、取引先、顧客など毎日数多くの方と関わります。
もしかしたら仕事を辞めたいと思った理由は、こういった人間関係に嫌気がさしたからかもしれません。
たしかに仕事を辞めると、こういった人間関係は一切なくなります。
仕事を辞めてしばらくの期間は嫌な人間関係がなくなってすっきりすると思います。
しかしそれと同時に孤独も感じることになります。
仕事場では嫌な人間関係が多かったかもしれませんがそうでない人間関係もありましたよね。
気を許せる同僚と上司の悪口を言ったり、そういった時間もあったのではないでしょうか。
仕事を辞めてしまうとそういった良い関係も失ってしまいます。
もちろん休日に会ってご飯を食べることなどは可能です。
しかし仕事を辞めて毎日自由になっても相手は平日は仕事です。
家族がいたり、実家に住んでいる場合はまだましかもしれませんが、独身の一人暮らしで仕事を辞めると孤独を感じる機会が多いですよ。
仕事を辞めるとどうなる?~精神編~③将来が不安になる
仕事を辞めると、将来が不安になります。
仕事を辞めるということは、社会との大きな関わりを一つ失うということです。
給料ももらえなくなりますし、人間関係も激減します。
また、転職についても考えなければなりません。
仕事を辞めた直後、もしくは仕事を辞めて数週間~数か月間は仕事を辞めたことによる解放感から、楽しい日々を過ごすことができるかもしれません。
しばらくの期間のんびりするのもいいですし、忙しくてできなかった趣味などに挑戦するのもいいでしょう。
会社員として働いていると長期休暇がなかなか取れません。
ですので仕事を辞めて長期的に海外に旅行に行くという方も多いですよね。
しかし仕事を辞めてしばらくの期間が経つと、漠然と将来に対して不安を抱くようになります。
仕事を辞めてからしばらくは自分のやりたいことをやろうと決めていたとしてもです。
②で解説したこととも重複しますが、仕事を辞めた後に孤独な状態でいると、特に将来の不安を感じやすいです。
ですので仕事を辞めても定期的に人と会って話をするということを心がけましょう。
しばらくはゆっくりしようと決めて仕事を辞めたのにも関わらず、将来が不安になってのんびりできなければ、仕事を辞めた意味がないですよね。
仕事を辞めるとどうなる?~生活編~
仕事を辞めると生活面において以下のような変化があります。
- 社会的信用を失う
- 生活リズムが崩れる
- 時間に余裕が生まれる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
仕事を辞めるとどうなる?~生活編~①社会的信用を失う
仕事を辞めると、社会的な信用を失ってしまいます。
会社員として社会的信用を得ていた時には、何も考えずに行っていたことが、仕事を辞めるとできなくなることがあります。
- 引っ越し
- クレジットカードの発行
- ローンの審査
具体的には、上記のようなことが仕事を辞めるとできなくなります。
厳密にはできる場合もあるのですが、会社員の時よりは確実に難易度が上がります。
ですので仕事を辞める前に上記項目に関しては対処しておきましょう。
また、社会的信用はお金に関してだけではありません。
家族や親せき、友人からの信用を失ってしまう可能性もあります。
何か理由があるにせよ、自分で計画を立てているにせよ、先入観から、仕事を辞めると社会的信用を失ってしまうことが多いです。
社会的信用を失っても、気にしなければ何も問題はありません。
ですのでメンタルが強い人は特に対策を取る必要はないと思います。
そうでない人は、仕事を辞める前に事前に周りの人にも事情を伝えておくといいでしょう。
仕事を辞めるとどうなる?~生活編~②生活リズムが崩れる
仕事を辞めると、生活リズムが崩れます。
会社員として働いている時は、週5日間は規則正しい生活をしています。
同じ時間に起きて同じ時間に会社に行って、同じ時間に仕事を終えて、同じ時間に寝ていますよね。
残業がある場合には、仕事が終わる時間がずれるかもしれませんが・・・。
シフト制で日勤の日もあれば夜勤の日もあるという方もいるかもしれません。
また24時間勤務の交代制という方も中には居るでしょう。
しかしそれでも決められた時間に出社できるようにスケジュールを調節して毎日規則正しく過ごしていますよね?
しかし仕事を辞めるとこういった規則正しい生活をする必要が全くなくなります。
最初は自由に過ごせるということでうれしいかもしれません。
何時に起きても何時に寝ても自由ですし、何をしても自由です。
確かにリラックスできるという面ではこういう生活もいいですが、長期間この生活を続けてしまうとこの生活スタイルから抜け出せなくなります。
仕事を辞めてもできるだけ生活リズムを崩さないことを心がけましょう。
仕事を辞めるとどうなる?~生活編~③時間に余裕が生まれる
仕事を辞めると、時間に余裕が生まれます。
会社員時代はなかなか自由な時間がありませんよね。
特に首都圏の方は電車通勤で長い時間拘束される可能性があります。
朝早くに家を出て夜遅くに帰宅をする、そして帰ってきたらご飯を食べて後は寝るだけという生活もよくあるかと思います。
土日休みがあるという意見もあります。
しかし平日それだけ仕事をしていたら土日などの休日は体力回復だけで終わってしまいますよね。
休日は昼過ぎまで寝ているという方も多いのではないでしょうか。
このように、会社員として働いているとなかなか時間の余裕がありません。
独身でも趣味などに時間を費やすことができませんし、家族がいる場合も家族との時間を取ることができません。
しかし会社を辞めると時間に余裕が生まれます。
会社員時代にはできなかったあなたがやりたかったことをやるために時間が取れますよ。
仕事を辞める前にやるべきこと
仕事を辞めた後に困らないためにも、仕事を辞める前に準備しておいてほしいことがあります。
- 辞めた後にどうするのかを考える
- 引継ぎを行う
- 有休を消化する
- 引っ越しの手続き
- クレジットカードの発行
- 転職活動を始めておく
- ローンを組んでおく
- 貯金をしておく
- 家族に相談しておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
仕事を辞める前にやるべきこと①辞めた後にどうするのかを考える
仕事を辞める前に、辞めた後どうするのかを考えましょう。
後先考えずに勢いで仕事を辞めてしまう方がいます。
追い詰められていて、今すぐこの状況から逃げ出したい!という状況であれば仕方ないかもしれません。
しかし、基本的には後先を考えずに仕事を辞めてしまうことはオススメできません。
理由としては、様々な面で損をしてしまうからです。
例えば、次の転職先を決めずに退職してしまうと、数か月の間給料がありません。
貯金がなければ生活していくのが大変ですよね。
また、履歴書に長い期間空白が開いてしまうと次の転職で不利になってしまいます。
もちろん仕事を辞めてしばらくの期間は転職も転職活動もせずにのんびりしようという風に決めているのであれば、問題ありません。
また、辞めた後に結局何がしたいのか分からないという状況になると本末転倒ですよね。
仕事を辞める時には、仕事を辞めた後にどうするのかを事前にしっかり考えてからやめるようにしましょう。
仕事を辞める前にやるべきこと②引継ぎを行う
仕事を辞める前に、会社での引継ぎをしっかりと行いましょう。
絶対に引継ぎをしないと会社を辞めてはいけないというルールはないのですが、特別な事情がない限りは引継ぎはしっかりと責任をもって行うべきです。
会社を辞めるということは、会社に対して不満があるというケースも少なくありません。
しかし引継ぎをしないと、その影響を受けてしまうのは基本的には同僚です。
しっかり引継ぎを行うことであなたが仕事を辞めた後も、残った人たちがスムーズに仕事を進めることができるようになります。
仕事を辞めると決めた日から、仕事中に空いた時間があれば少しずつ引継ぎ資料の作成などを進めておくと、効率よく引継ぎを行うことができますよ。
個人差がありますが、引継ぎはこれまでのあなたの業務のすべてを他の人に引き継ぐということですので、思っているよりも時間と労力を必要とします。
計画を立てて引継ぎ準備をしていないと、退職当日に夜遅くまで残業することになりかねません。
しっかりと事前に計画を立てて引継ぎを行いましょう。
ただしどうしても今すぐにやめたいという場合には、そんなことは気にせずに辞めてもいいですし、退職代行を使うなどしてもいいでしょう。
仕事を辞める前にやるべきこと③有休を消化する
仕事を辞める前に有休を消化しましょう。
仕事を辞めると決めたら、有給の消化について計画を立てるべきです。
有休を消化せずに会社を辞めるという方がいますが、それはもったいないです。
一人一人に有休は絶対に与えられているので、有休は消化しましょう。
会社によっては、有休をとっている人が一人もいないような会社もあるかもしれません。
上司も誰一人として有休をとっておらず、制度的には有休はあるのだと思いますが、誰も有休のことを口にしない会社もあります。
しかしそういうところでも遠慮せずに有休は使うべきです。
有休をとることを否定されるかもしれませんが、辞めた後は関わることはないので、ひるまずに有休を申請しましょう。
有休の取得方法は、退職日までに少しずつ有休を消化するパターンと、最終勤務日後にまとめてと有休をとるパターンがあります。
どちらでも給料的には変わりはありません。
体力的にも楽ができるので、できれば退職日までに少しずつ有休を消化するパターンを選ぶといいでしょう。
仕事を辞める前にやるべきこと④引っ越しの手続き
仕事を辞める前に、引っ越しの手続きをしておきましょう。
仕事を辞めて無職になると、社会的な信用を失ってしまいます。
あなたがどういう人物かということに関係ありません。
現状、仕事を辞めてしまうと社会的信用を失ってしまうというのが事実です。
ここにテキストを入力
社会的な信用を失ってしまうと、賃貸契約の審査に通り辛くなります。
もしあなたが現在一人暮らしをしていて、仕事を辞めることを考えているのなら、絶対に引っ越しの手続きは仕事を辞める前に済ませておきましょう。
無職でも賃貸の審査に通ることはあるのですが、希望する家を借りられなかったりして、選択肢がかなり制限されてしまいます。
また、退去に関しては通常通りできるので、一人暮らしをしていて実家に戻るという場合には問題ありません。
また、もともと実家に住んでいるという方にも影響はありませんよね。
そのまま同じ場所に住み続けるという場合もいいでしょう。
しかし仕事を辞めた後に、実家から一人暮らしをするつもり、もしくは他の家に引っ越す予定があるという方は仕事を辞める前の社会的信用があるうちに引っ越し手続きを済ませておきましょう。
仕事を辞める前にやるべきこと⑤クレジットカードの発行
仕事を辞める前に、クレジットカードを発行しておきましょう。
理由としては、先ほど解説した賃貸契約と同じで、仕事を辞めると社会的信用を失ってしまうからです。
クレジットカードのクレジットとは、信用という意味です。
支払い能力があるという信用があるからこそ、クレジットカード払いができます。
つまり仕事を辞めて社会的信用を失ってしまえば、クレジットカードを発行することはできません。
貯金があっても、すぐに転職する予定があってもクレジットカードの発行は難しいです。
会社員として働いている方でも所得の状況などによっては、クレジットカードを作ることができず、キャッシュカードしか作れないといったことがよくあります。
すでにクレジットカードを持っているのなら問題ありませんが、これから作ろうと思っている方で仕事を辞めることを検討している場合は、仕事を辞める前にクレジットカードを作りましょう。
しかしネット銀行で発行できるクレジットカードは仕事を辞めた後でも発行できます。
有名なものとしては、楽天カードがあるので、仕事を辞めた後にクレジットカードを発行しなければならない場合には、楽天カードをお試しください。
仕事を辞める前にやるべきこと⑥転職活動を始めておく
仕事を辞める前に、転職活動を始めておきましょう。
しばらくは仕事をせずにのんびりするつもりだったり、独立して就職せずに生計を立てていく予定の場合は例外です。
また、仕事を辞める前に次の転職場所が決まっているというのがベストな状態です。
仕事を辞める前に次の仕事場所が決まっていると、すぐに再就職することができるので経歴に穴が開くことがありません。
また、収入も途切れることがありませんし、社会的な信用を失うこともありません。
仕事を辞める前に、転職活動を始めておくべきといっても、日程的に厳しいとお考えだと思います。
就職活動の面接は基本的には平日の昼間のみです、
働いている場合は平日は基本的には無理ですよね。
また、平日の仕事終わりも時間的に合わないので無理でしょう。
そこで有休を使いましょう。
有休を使うことで平日の昼間などの通常では自由に動くことができない時間帯でも転職活動をすることができます。
仕事を辞める前に転職活動を始めておくことで、仕事を辞めた後の人生をスムーズに進めることができますよ。
仕事を辞める前にやるべきこと⑦ローンを組んでおく
仕事を辞める前に、ローンを組んでおきましょう。
理由としては、賃貸契約やクレジットカードと同じで、仕事を辞めると社会的信用を失ってしまい、ローンを組めなくなるからです。
家や車など、大きい買い物をするときはローンで購入する場合が多いですよね。
しかし仕事を辞めてしまうとローンを組むことはできません。
そして大きい買い物ですので、一括で支払うこともなかなか難しいですよね。
仕事を辞めて、そんなに期間をあけずに再就職する予定があるのであれば、そこまで問題にはなりません。
しかし仕事を辞めた後に再就職の予定がないという場合には、その後ずっと社会的信用のなさに悩まされることになります。
これはローンが組めないだけでなく、賃貸契約やクレジットカードも同じです。
ですので大きい買い物をする予定がある人は、仕事を辞める前にローンを組んでおきましょう。
仕事を辞める前にやるべきこと⑧貯金をしておく
仕事を辞める前に、貯金をしておきましょう。
仕事を辞めると収入がなくなってしまいます。
副業や不労所得によって、会社以外にも収入があるという方は問題ないかもしれません。
しかしほとんどの方はそうではありません。
仕事を辞めた月の分の給料が翌月に振り込まれます。
ですので仕事を辞めて約1か月後の収入を最後に、毎月の安定した収入がなくなってしまいます。
アルバイトをして臨時収入を得ることもできますが、効率も悪いですし、あまりおすすめはできません。
どうしても今すぐ仕事を辞めたいという場合には仕方がありませんが、仕事を辞める前に数か月間は収入がなくても暮らせるレベルの貯金はしておくべきです。
記事前半でも解説しましたが、ただでさえ仕事を辞めた後は引っ越しなどお金を使う機会が多いです。
予想以上に出費がかさむことは十分に考えられます。
また、仕事を辞めてすぐに転職するというわけではなく、仕事を辞めてしばらくの間はのんびりしたり、仕事を辞めてからゆっくり転職活動を始めるという方も多いと思います。
しかし、毎月の収入が入ってこないというのは予想以上に精神的に負担がかかります。
安定した収入が入ってこずに、貯金もほとんどない状態で、のんびりしたり転職活動をしたりしていると、金銭的な不安からそういった活動に支障をきたすことがあります。
金銭的な焦りから、納得していない転職先に決めてしまうといったことは避けたいですよね。
仕事を辞めるときは事前にある程度貯金をしてから仕事を辞めることをおすすめいたします。
仕事を辞める前にやるべきこと⑨家族に相談しておく
仕事を辞める前に、家族に相談しておきましょう。
何も言わずに突然会社を辞めてしまうと、家族に不安や不信感を抱かせてしまいます。
仕事を辞めて実家に帰るという場合もありますし、引っ越しなども含めて、仕事を辞めた後家族に協力してもらう機会は意外と多いです。
大人なので家族に仕事を辞める許可を取る必要はありませんが、事前に相談しておいた方がいいでしょう。
また、親に相談する場合には良い意見を得られることもあります。
親の方が人生の先輩で、社会人として働いてきた機関も長いですし、もしかしたら転職も経験しているかもしれませんよね。
身内からそういったアドバイスをもらえるというのは本当にありがたいことです。
仕事を辞めた後の転職活動などに活かせるような意見も聞くことができますよ。
仕事を辞める前には、家族に相談しておきましょう。
まとめ
以上、仕事をやめると起こること9つとやめる前にやるべきこと9つについて解説いたしました。
仕事を辞めることは悪いことではありません。
今の時代、転職や独立は当たり前のことですし、意志があれば何歳からでもチャレンジ可能です。
しかし仕事を辞める前にはきちんと準備をするべきです。
どうしても今すぐに仕事を辞めたいというレベルで追い込まれている方は例外です。
仕事を辞めた後に準備不足で後悔しないためにも、仕事を辞めるとどうなるのか、何を準備しなければならないのかを考えてみてください。
今回は以上になります。