副業FXにチャレンジしたいけど不安です。
FXの始め方を教えてください。
他のサイトの“ウソの情報や間違ったFX知識”で後悔している人が沢山います。
この記事なら正しい知識を体系的に身につけられる設計をしました。
今回は難しい話は抜きにして、大事なとこだけ厳選しました。
- 初心者の副業FXの始め方
- 損しないための基礎知識
- 副業FXで成果を出すための方法
- 税金・節税について
痒いところに手が届く専門的な知見から解説していますので、ブックマークしていつでも見られるようにしておきましょう。
FXの始め方・手順|そもそもFXって何?
FXとは簡単に言うと「通貨の取引」です。
FX=Foreign Exchange=外国為替
具体的に言うなら、
日本円とアメリカドルを交換する
これが通貨の取引です。
通貨の取引を行うことで、なぜ利益が出るのか。
実は、通貨の価値は常に変動しています。
例えば、
100円(日本円)=1ドル(米ドル)
→105円(日本円)=1ドル(米ドル)
1ドルを100円で買える時にドルを買って、1ドル105円の時に日本円に戻せば5円の利益が出ます。
この通貨の価値の変動で利益を狙うのがFXです。
FXのデメリット・注意点は?
「FXは危険だから辞めろ!」
こんな話をよく聞きますね。
実際、FXにはリスクがあります。
- 損失が出る可能性がある
- 証拠金取引の場合、自己資金以上のマイナスが出る可能性がある
投資などの金融商品を扱う場合は何でもそうですが、FXを始める上ではリスクを踏まえた上で自己責任で取引を行う必要があります。
FXのリスクについては詳細記事にて確認してみてください。
FXのメリット・おすすめポイントは?
FXにはリスクがありますが、メリットも大きいことでここまで副業や本業として流行しています。
- 自己資金以上の取引が出来る
- 24時間取引が出来る
- スワップポイントが受け取れる
つまり、いつでもどこでも大きな利益を狙うことができるというのがメリットです。
例えば、
運用資金が1万円であっても、レバレッジという仕組みを使うことで、例えば25万円の資金運用が出来るようになります。
レバレッジは自分の好みで変えることができ、このレバレッジ管理をうまく行うのがトレードのコツとなります。
(レバレッジ=証拠金取引)
FXは副業に向いてる?
FXが副業に向いている理由はこれです。
- 在宅で出来る
- 時間を気にせず出来る
- 少額から始められる
忙しいサラリーマンや主婦さん、学生にとって、いつでもどこでも好きなタイミングで取り組めるのが副業FXのメリットですね。
FXを始めるには?まずは口座を作ろう!
FXを始めるのは簡単です。
- FX会社を選ぶ
- FX会社で無料で口座開設をする
- 資金を口座に入金する
- トレードを始める
こんな感じです。
意外と口座開設は時間が掛かります。
やりたいと思った時にすぐに始められないので、とりあえず口座解説の申し込みをしておくと良いかなと思います。
>>日本人からの人気No1のXM Tradingの口座開設方法
副業FXにおすすめの取引所は?
FX会社は数多く存在して、どこが良いか迷いますね。
初心者はとりあえず海外FXで人気の「XM Trading」を開設しておけば、まず失敗することはないです。
口座は1箇所しか作れないわけではないので、気になる会社があれば複数申し込みだけでも済ませておくと安心です。
2~3社で口座を持っておくと、いざという時に安心です。
FXトレードの注文・トレード方法は?
FXの口座開設の手続きを済ませたら、書類が届くまでの間にトレードの方法や注文方法などの基礎知識を身につけておきましょう。
注文方法や初心者が損しないために覚えるべきことをまとめました。
注文方法を正しく知るメリット
副業FXをやる上で注文方法を正しく知るのはとても重要です。
- 誤発注による損失が無くなる
- 注文によるリスク管理が出来る
- 放置することが出来る
「条件が整ったら売買をする」といった条件付きの注文をいくつか組み合わせることで、リスク管理をしつつ半自動的にトレードを行うことも可能です。
チャートに張り付いて居なくてもトレードが成立するなら、かなり楽ですよね。
注文方法を侮るとどうなってしまうのか
FXに限らず、投資ではツールの操作ミスによる大きな損失というのが意外と多く発生しています。
実際、僕も誤発注で数十万円の損失が一瞬で出てしまった苦い経験があります。
注文方法は基礎であり、最も重要です。
必ず正しい注文方法を学びましょう。
ある程度慣れてきたら、中級者向けの注文方法も学ぶのもアリです。
注文時のスプレットとは?
FXには“スプレット”という特有の仕組みがあります。
スプレット=買いレートと売りレートの差(スキマ)
具体例で考えてみます。
- 買いレート=100.5円
- 売りレート=100円
この時、買いレートと売りレートの間に0.5円の差(隙間)があります。
これがスプレットです。
この場合、買った時点で0.5円のマイナススタートです。
このスプレットはFX会社の取引手数料だと思ってください。
スプレットの設定はFX会社や相場の状況により異なります。
トレードではこのスプレットを無視して取引をすることは博打行為です。
損益管理に直結しますので、詳しくはスプレットの解説記事をご覧ください。
FXのスワップポイントとは?
スワップポイントはFXをやる上での重要な収益源でもあります。
初心者にもおすすめできる収益手法なのでぜひマスターしましょう。
FXのスワップポイント=通貨の金利差
FXは通貨の売買なので、各通貨(国)の金利政策の影響を受けます。
通貨を保有するとその通貨の金利が受け取れます。
銀行口座にも金利があると思いますが、FXも似たように保有するだけでその通貨の政策金利に基づいて金利を受け取れます。
それがスワップポイントです。
スワップポイントはポジションを取っていれば、土日祝日を除き、毎日もらえます。
つまり、売買をしなくても収益を狙える唯一の方法と言えます。
>>>初心者が知るべきスワップポイントのメリットと注意点は?
FXでトレードを避けるべき時間帯
FXは基本的に24時間取引ができますが、「トレードを避けるべきタイミング」があります。
- 重要イベント発表前
- FX会社のサービス再開時間
上記2点は、大きな価格変動が起きたり、スプレットが広くなるため、大きな利益を得られる可能性がある反面、初心者にとっては危険タイムです。
基本的には傍観するのが得策です。
後ほど詳しく解説しますが、初心者は「テクニカル分析」が効果を発揮しやすい「市場が活況な時間帯3つ」でトレードを進めていくのが無難です。
初心者がFXでトレードを避けるべき時間帯とおすすめのタイミングはこちらの記事で勉強しましょう。
FXで成果を出すにはチャート分析が必須
FXで収益を上げるなら、チャート分析が欠かせません。
通貨の価格変動を予測する方法は大きく2つです。
- テクニカル分析
- ファンダメンタル分析
用語の意味を解説します。
- テクニカル分析=統計的分析
- ファンダメンタル分析=経済情報による分析
順番に解説します。
テクニカル分析とは?
テクニカル分析とは、チャートの形から価格予想する方法です。
この時、
「背景情勢などは一切関係なく」ローソク足やチャートの形、各種指標・シグナルを元に投資判断をする方法です。
テクニカル分析は「統計的な投資判断」です。
テクニカル分析は過去の膨大な統計データに基づいた「チャンスパターン」と「ピンチパターン」を判断し、売買タイミングを考えていく方法というわけです。
初心者が知るべきテクニカル分析の使い方は奥が深いので、こちらの記事でまとめています。
ファンダメンタルズ分析「米国雇用統計」を使いこなす
テクニカル分析はトレードに欠かせませんが、完璧ではありません。
ファンダメンタルズ=世界情勢や経済状況に基づく分析
簡単に言えば、世界のイベントです。
通貨の価格は各国の経済状況や金利政策などの様々なイベントの影響を受けます。
このイベントの内容を踏まえて価格予測が出来るわけですね。
ファンダメンタルズでよく利用されるのは「米国雇用統計」という指標です。
詳しくは初心者が注目すべき米国雇用統計の解説をご覧ください。
重要なイベント(ファンダメンタル)が発生すると、テクニカル分析が効かなくなることが多いです。
価格変動が激しくなる可能性があるので、初心者は傍観するのが得策です。
しかし、ファンダメンタルズ分析を元に仕込みをすることで大きな利益を発生させることも可能です。
投資家が見ている一目均衡表とは?
ここからはテクニカル分析を深堀していきます。
テクニカル分析でもかなり重要度の高い一目均衡表をマスターしましょう。
TOPランナーの投資家もよく使っているテクニカル分析です。
「一目」さんという日本人が編み出したトレード手法です。
意外と簡単なので覚えちゃいましょう。
一目均衡表を使いこなすのが第一難関
一目均衡表を使うメリットはこれ。
- トレンドの方向性を簡単に掴める
- 売り買いのタイミングが見やすい
一目均衡表は「雲」と「ローソク足」の位置関係を見ればトレンドが把握できる優れものです。
詳しくみていきます。
「雲」と相場の関係性
一目均衡表は「雲」と「ローソク足」の関係性で相場予想ができます。
-
- 雲の上にローソク足がある場合
→相場は上昇トレンドである
-
- 雲の下にローソク足がある場合
→相場は下降トレンドである
- 雲の中にローソク足がある場合
→相場は均衡しており、レンジ相場であると言える
まずはこれを暗記です。
「雲」から導き出すトレードタイミング
雲とローソク足の関係性から「トレンド転換のタイミング」を導き出すことができます。
雲の上抜けや下抜けから判断します。
-
- ローソク足が雲を上抜けした
→買いのサイン
-
- ローソク足が雲を下抜けした
→売りのサイン
- ローソク足が雲の中に入っている
→為替が上がるか下がるか分からないので様子見
一目均衡表には「雲」「転換線」「先行スパン」といういくつかの要素がありますので、詳しく解説した記事を用意しました。
有能オシレーター指標「MACD」とは?
オシレーター指標というのは、相場における「売られすぎ」と「買われすぎ」を示す指標です。
オシレーター指標には種類がありますが、有能で初心者がまず最初にマスターすべき、MACDを解説します。
MACDは
- MACDライン
- シグナル
- ヒストグラム
この3つで構成されています。
まずはMACDラインとシグナルだけ考えていきます。
MACDの使い方は簡単です。
二つの線が交差したタイミングでトレンド転換を察知するだけです。
- ゴールデンクロス=買いタイミング
- デッドクロス=売りタイミング
順番に解説します。
MACD:買いタイミング【ゴールデンクロス】
ゴールデンクロスは「MACDラインがシグナルを下から上に突き抜けている」状態です。
この交差点が発生したら相場が上昇する可能性があります。
相場の上昇に合わせて買い注文ができれば利益が取れますね。
MACD:売りタイミング【デッドクロス】
デッドクロスは「MACDラインがシグナルを上から下に突き抜けている」状態です。
この交差点が発生したら相場が下降する可能性があります。
相場の下降に合わせて売り注文ができれば、利益が取れます。
MACDだけでは限界がある
MACDは有能なテクニカル指標ですが、それだけでは限界もあります。
MACDと「200日移動平均線」という指標を組み合わせることで精度の高い分析が可能になります。
トレンドラインってなに?
トレンドラインとは、チャートに線を引いてトレンドを分析することです。
FXにおけるトレンドは「通貨の価格の方向性」を示します。
トレンドラインを引くことで相場の方向性を予測し、売買タイミングを見極めましょう。
トレンドラインの引き方や裏技的トレード手法はこちらの記事で解説。
トレンドラインはどこから引くのか
トレンドラインは下記の画像のようにチャートの折り返し地点を複数つなげて引くのが一般的です。
上記の画像の場合、トレンドラインが右肩上がりに引かれたので上昇トレンドとなります。
ここで少し問題が発生します。
トレンドラインは「ローソク足の本体から引くか」「ヒゲから引くか」という問題です。
結論としては、FXの場合はどちらから引いてもOKです。
トレンドラインの弱点は?
トレンドラインは万能ではありません。
- あくまでもトレンドの方向性を測るだけ
- トレンドラインにはバイアスが入ってしまう
トレンドラインは「自分の思い込み」が入り込み、トレード判断を鈍らせます。
この弱点を克服するために、オシレーター指標と組み合わせて分析精度を高めます。
トレンドラインとオシレーター指標の組み合わせが強い
トレンドラインを引いたら、さっき解説したMACDと組み合わせてテクニカル分析をします。
これにより、バイアス抜きで相場判断ができるので、価格予想の精度があがります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
ちなみに、テクニカル分析が効きやすい通貨ペアとそうではない通貨ペアがあります。
テクニカル分析が効果的な初心者におすすめの通貨ペアを解説しています。
サラリーマンが知るべき税金の知識
ここまで読んだあなたは、FX初心者として十分な知識を身につけることができました。
関連記事も熟読したならかなりのレベルまで来ています。
そんなあなたのために、FXでは無視できない「税金」の話をしていきます。
FXで利益をあげたら、確定申告をして税金を納める必要があります。
副業FXの税金の計算方法や基礎知識はこちらの記事をまず熟読しましょう。
FXの税金の計算方法
副業FXで上げた利益は「雑所得」に分類されます。
この場合、「所得税」と「住民税」の納税義務が発生します。
税金の計算方法は簡単です。
税額=(収益-経費)×20.315%
これを1年間の収益と経費を元に計算します。
サラリーマン・主婦の確定申告はどうすればいい?
確定申告をしなくてもいい人は下記のパターンのみです。
- FX以外に収入が無い
- かつFXの年間総利益が33万円以下
つまり、「FX専業かつ33万以上利益が無い」人以外は確定申告をして納税が必要です。
いつからいつまでの取引が計算対象?
副業FXで利益を上げた場合、もう一つ問題が発生します。
「どこからどこまでが計算対象か」ということです。
FX取引は、取引が成立する「約定日」と、差金決済の利益を投資家が受け取る「受渡日」が異なります。
どちらを基準にして「年内利益」として報告をするのか。
答えはどっちでもOKです。
確定申告をする際に、「約定日」「受渡日」どちらかを基準として計算することができるので、都合のいい日を選びましょう。
注意点は複数のFX会社を使っている場合、確定申告時の基準日を統一することです。
- DMM FXの利益→「約定日」で計算
- みんなのFXの利益→「受取日」で計算
これはダメということです。
脱税は必ず税務署にバレます
せっかく利益を出したのに税金払いたく無いな。
そんな甘い誘惑が・・・・
でも残念。脱税は必ず税務署にバレます。
理由は単純です。
FX会社が取引履歴を税務署に申告する義務があるからです。
つまり、ごまかし不可能です。
「バレなかった」なんて話がたまにありますが、「今はバレてないだけ」です。
いつかバレるという不安を抱え、ペナルティのリスクも抱えながらトレードするのは精神衛生上マイナスでしかないです。
潔く払っていきましょう。
しかし、節税対策をすることはできます。
副業FXで経費になるものや節税対策を解説した記事をご覧ください。