結論からお伝えすると、シンガポールはノマド生活に適しています。
- シンガポールについて
- シンガポールがノマドに適している理由
- シンガポールでノマド生活を送るうえでのデメリット
- シンガポールのどの地域がおすすめ
- ノマド生活を送るには?
この記事を書いている私は、現在フリーランスとしてノマド生活を送っています。
シンガポールについて
シンガポールは東南アジア南部に位置する国です。
面積は日本の東京よりも小さい都市国家です。
また、アジアの金融センターとしても知られており、世界中からビジネスマンが集まっています。
他の東南アジアのように、異文化を存分に体験できるということはありませんが、鎮台的な都市国家の中で洗練された生活を送ることができますよ。
また、物価や国民性など日本人と共通する点も多いので、日本人にとっては是非訪れてほしい国です。
シンガポールがノマドに適している理由
シンガポールはノマドに適している国です。
理由としては以下の通りです。
- 治安がいい
- 移動がしやすい
- ローカルフードが安くておいしい
- ネット環境が良い
- 日本から近い
- 一年中温暖な気候
- 自然災害が少ない
- ビザなしで30日間の滞在が可能
- 洗練された都市国家
- 英語と中国語が使える
- 様々な文化に触れることができる
- 日本と同じものが手に入る
それぞれ詳しく見ていきましょう。
シンガポールがノマドに適している理由①治安がいい
シンガポールがノマドに適している理由の1つ目は、治安がいい点です。
シンガポールは世界で最も治安がいい国の1つです。
シンガポールに滞在している時は、基本的には全く治安に関する心配をする必要がありません。
もちろん外国人としてシンガポールに滞在することになりますので、ある程度の心配は必要ですが、基本的には危険な目に合うことはありません。
治安が悪い国ですと、強盗などに気を付けなければいけませんし、比較的治安がいい国でもタクシーや飲食店でのぼったくりには気を付けなければいけませんよね。
しかしシンガポールではその必要がありません。
治安の心配をせずに生活できるというのはノマドワーカーにとっては本当にありがたいことです。
基本的にカフェやコワーキングスペースで働くことになると思いますが、治安が悪いと仕事以外のことに気を取られてしまって仕事に集中できません。
治安がいい国ですと最高のパフォーマンスで働くことができますよ。
シンガポールがノマドに適している理由②移動がしやすい
シンガポールがノマドに適している理由の2つ目は、移動がしやすい点です。
シンガポールは小さな都市国家です。
ですのですべての施設が小さなエリアに密集しています。
電車や地下鉄を使えば不自由なく移動をすることができますよ。
また、電車の料金は日本と比べても安いので費用負担も小さくて済みます。
そして他の東南アジアの国々と同じく、シンガポールでもgrabが浸透しています。
grabは日本でいうuberのようなタクシー配車アプリです。
都市国家ですので国のどこにいてもgrabを使うことができます。
いつでもどこでも何不自由なく移動することができますよ。
また国自体が小さいので移動にかかる時間も短くて済みます。
移動にはできるだけ時間はかけたくないものです。
シンガポールですと南端から北端まで電車で移動したとしても1時間程度で済みます。
1時間で国を縦断できる国家はなかなかありませんよ。
シンガポールがノマドに適している理由③ローカルフードが安くておいしい
シンガポールがノマドに適している理由の3つ目は、ローカルフードが安くておいしい点です。
シンガポールの物価は日本と同じくらいか少し高いくらいです。
しかしローカルフードに関しては日本よりもはるかに安い価格で楽しむことができます。
シンガポールにはホーカーズという食堂のようなものがあります。
ホーカーズはシンガポール国内のいたるところにあり、日本で言うならフードコートのようなものです。
このホーカーズが建物の1階部分などいたるところにあり、地元の方でにぎわっています。
ここではシンガポール料理をはじめ世界各国の料理を低価格で楽しむことができますよ。
シンガポールに長期で滞在して貯金を節約したいのであれば、是非ホーカーズを訪れてみてください。
シンガポールがノマドに適している理由④ネット環境が良い
シンガポールがノマドに適している理由の4つ目はネット環境が良い点です。
ネット環境つまり、街のいたるところにwifiがあるのかどうか、そしてネットの通信速度が速いのかどうかはノマドワーカーにとっては重要なポイントです。
パソコン一つで仕事をするノマドワーカーにとってネット環境はいわば命のようなものですよね。
シンガポールでは、街のどこにいてもインターネットに接続することができますし、ネット回線の速度早いです。
ですのでネット環境で困ることはありません。
ほとんどの国では、地域によってはネットにつながりにくかったりwifiが整備されていない地域もあります。
しかしシンガポールは都市国家で面積も小さいのでほとんどすべての地域で平等にネット環境が整っています。
快適にノマドワーカーとして仕事をすることができますよ。
シンガポールがノマドに適している理由⑤日本から近い
シンガポールがノマドに適している理由の5つ目は、日本から近い点です。
シンガポールと日本は同じアジアに位置している国です。
日本が東アジア、シンガポールが東南アジアですので地理的にも近いですよね。
日本からシンガポールに飛行機でアクセスしようとすると、場所にもよりますが5時間から6時間かかってしまいます。
飛行機の時間で見るとそんなに近くないように感じるかもしれませんが、ヨーロッパなどに比べると距離も格段に近いですし、直行便もたくさん就航しています。
また、日本とシンガポールの時差はわずか2時間です。
ノマドワーカーは日本のクライアントから仕事を受注することがほとんどですので、やり取りを円滑にするためにも時差は少ない方がいいですよね。
シンガポールでは時差の影響も少なく仕事をすることができますよ。
シンガポールがノマドに適している理由⑥一年中温暖な気候
シンガポールがノマドに適している理由の6つ目は、一年中温暖な気候という点です。
シンガポールは東南アジアに属する国です。
熱帯気候の国ですので一年を通して温暖です。
日本で例えると1年中夏のような感じですので、常にあったかい場所で過ごすことができますよ。
ただしシンガポールには雨季があるので注意が必要です。
日本のゲリラ豪雨のような形で急に激しい雨が降ることもありますので折り畳み傘は常に携帯しておきましょう。
商売道具であるパソコンが濡れてしまってはどうしようもないですよね。
また、室内は常に冷房がガンガン効いているので何か羽織るものを持っておきましょう。
シンガポールがノマドに適している理由⑦自然災害が少ない
シンガポールがノマドに適している理由の7つ目は、自然災害が少ないからです。
シンガポールは世界の中でも自然災害が少ない国の1つです。
地震もありませんし、台風もありません。
日本は自然災害が多い国で、毎年自然災害に悩まされていますよね。
数年に一度は、多くの死者を出す災害も発生しています。
国内でも不安ですが、海外でこういった災害に遭遇するのは本当に不安で仕方がないと思います。
言葉が通じなかったり、慣れていない都市ですと不安が倍増してしまいます。
実際にシンガポールの南に位置するインドネシアでは、津波が発生して多数の犠牲者が出たことがありましたよね。
しかしシンガポールではこのような災害に遭遇する確率は限りなくゼロに近いです。
自然災害が少ないシンガポールはノマドに適した国ですよ。
シンガポールがノマドに適している理由⑧ビザなしで30日間の滞在が可能
シンガポールがノマドに適している理由の8つ目は、ビザなしで30日間の滞在が可能な点です。
ノマドワーカーにとって、その国にビザなしでどれくらい滞在できるのかというのは重要なポイントです。
ノマドワーカーは国を転々とすることが多いと思いますが、ビザなしで滞在できる日数が短い国ですと、まだ満足していないのに出国しないといけないということもあります。
一度出国して再入国したら滞在日数がリセットされてまた滞在できるのですが、そのためだけにわざわざ出国して再入国をするのは面倒ですよね。
ですがシンガポールであれば30日あれば確実に全て観光できます。
シンガポールは都市国家ですので面積が小さいことが原因です。
ですので数か月間の長期滞在という方以外は、特にビザを取る必要はありません。
ビザのことを考えずに楽しむことができるというのもシンガポールの魅力です。
シンガポールがノマドに適している理由⑨洗練された都市国家
シンガポールがノマドに適している理由の9つ目は、洗練された都市国家だからです。
シンガポールは先進国ですし、都市国家ということでとにかく町が洗練されています。
中心部では高層ビルが立ち並んだビジネス街がありますし、郊外にはマンションが多くたっており、清潔できれいです。
日本は道にゴミが落ちていないきれいな国ということでも有名ですが、シンガポールも負けてはいません。
また、面積が小さいので移動も楽です。
また、ビーチリゾートもありますし、ユニバーサルスタジオなどの観光施設も充実しています。
シンガポールはすべての機能が一カ所に凝縮された、洗練された都市国家です。
シンガポールがノマドに適している理由⑩英語と中国語が使える
シンガポールがノマドに適している理由の10個目は、英語と中国語が使える点です。
シンガポール人は英語と中国語を話すことができます。
ただし英語も中国語もシンガポール訛りのもので、ネタの意味も込めて「シングリッシュ」と呼ばれています。
日本人が外国に行ったときに最も理解しやすい言語は英語と中国語です。
理由としては、英語は学生時代に習っていて基礎は身についているからです。
英会話ができないと思う人が多いかと思いますが、日本人は読み書きが得意ですので標識やメニューなどで困ることはありません。
また、簡単な会話であればできるかと思います。
そして中国語も、日本は漢字を使う言語ですので有利です。
中国語は勉強していない人にとっては話すことはもちろん不可能ですが、漢字を見て意味を推測することは可能ですよね。
シンガポールでは英語か中国語もしくは両方が表記されているので、英語が分からないときには感じで推測するといった形で2段階構えになっているので、言語で困る可能性は低いです。
日本人にとって理解しやすい英語と中国語が公用語であるシンガポールは日本人が言語で困る可能性がもっとも低い国の1つです。
シンガポールがノマドに適している理由⑪様々な文化に触れることができる
シンガポールがノマドに適している理由の11個目が、様々な文化に触れることができる点です。
シンガポールは、多民族国家です。
シンガポールの北に位置するマレーシアと同じですね。
具体的には、中華系の人々が最も多いです。
他にも、マレー系・インド系・アラブ系など多くの民族が暮らしています。
シンガポールは面積が小さい都市国家ですが、様々な文化を経験することができますよ。
中華街もありますし、モスクもあります、またアラブ系の服装の子供たちに街中で遭遇することもあります。
実際に観光地として、中華街・リトルインディア・リトルアラブなどがあり、それぞれ全く違う街並みなので本当に楽しいですよ。
様々な文化が共存しているシンガポールは異国情緒を体験するのにおすすめの国です。
シンガポールがノマドに適している理由⑫日本と同じものが手に入る
シンガポールがノマド生活に適している理由の12個目が、日本と同じものが手に入る点です。
ノマド生活をしているうえで現地の文化や食事を体験できるのはいいことなのですが、長い期間ノマド生活を送っていると、日本食が恋しくなることがありますよね。
また、シャンプーなど日本のものがいいというこだわりがあるかたもいるのではないでしょうか。
シンガポールではコンビニやスーパー、デパートなどいたるところで日本の商品が販売されているので、日本のものが欲しいという時にはすぐに手に入れることができます。
また日本食レストランも充実していますし、日本食のチェーン店も数多く出店していますよ。
ただしこれらはシンガポールからすれば輸入品ですので、日本で購入するときと比べると割高になってしまいます。
持ち込める者は、日本を出国する際に持っていきたいですが、どうしても必要になった場合には現地でも調達できるので心配いりません。
シンガポールでノマド生活を送るうえでのデメリット
シンガポールがノマドに適している理由について解説いたしました。
しかし、シンガポールでノマド生活を送るうえではもちろんデメリットもあります。
シンガポールでノマド生活を送るうえでのデメリットは、以下の通りです。
- 物価が高い
- 車が特に高い
- 自然が少ない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
シンガポールでノマド生活を送るうえでのデメリット①物価が高い
シンガポールでノマド生活を送るうえでのデメリットの1つ目は、物価が高い点です。
シンガポールは東南アジアの中で最も物価が高い国です。
他の東南アジア諸国ですと、日本の半分~3分の2の物価ですので日本の水準からするとぜいたくな暮らしをすることができます。
しかしシンガポールではそうではありません。
シンガポールの物価は日本より安いものもあれば日本より高いものもあるといった形です。
記事前半でも解説したように、ホーカーズというローカルな食堂は日本よりかなり安く食事をすることができます。
しかしその他は日本より少し高いかなというイメージです。
特に家賃に関しては、日本の東京よりも圧倒的に高いです。
理由としてはシンガポールが都市国家で面積が狭いからですよね。
とにかくシンガポールはアジアの中で最も物価が高い国の1つです。
シンガポールでノマド生活を送るうえでのデメリット②車が特に高い
シンガポールでノマド生活を送るうえでのデメリットの2つ目は、車が特に高い点です。
シンガポールは車の値段が極端に高いです。
理由としては、シンガポールは都市国家で面積が狭いからです。
面積が狭い地域に大量の車が走っていたら、大渋滞が起きますよね。
ですのでシンガポール政府が、車の流通量をコントロールするために、車に多額の税をかけています。
具体的には、日本で200万円程度で買える車でも、シンガポールですと1000万円以上するということが当たり前です。
ですのでシンガポールで車を持つことは不可能に近いですし、車を購入しても得はしません。
ただしシンガポールは都市国家で面積が狭いので、車がなくても快適に移動をすることはできますよ。
電車・地下鉄・バス・grab・タクシーと多くの移動手段が発達しているので、移動で困ることはまずありません。
シンガポールでノマド生活を送るうえでのデメリット③自然が少ない
シンガポールでノマド生活を送るうえでのデメリットの3つ目は、自然が少ない点です。
シンガポールは都市国家で、狭い土地に多くの人が住んでいます。
また、香港と並ぶアジアの金融街としても有名です。
シンガポールの中心部には、隙間なく超高層ビルが立ち並んでいますし、沿岸部にはマリーナベイサンズをはじめとする様々な施設が立ち並んでいます。
また居住地区も同じで一軒家は基本的には存在しません。
シンガポール人は一部のお金持ちを除いては、公営住宅に住んでいます。
お金がある人はタワーマンションやコンドミニアムを買って暮らしています。
土地がとにかく狭いので緑が少ないです。
感覚としては東京よりも少ないです。
セント―サ島などに行けば緑はありますが、普通に生活をしていて緑が多いと感じることはほとんどないかと思います。
シンガポールのどの地域がおすすめ
シンガポールは都市国家ですので、どこに住んでも基本的には変わりません。
しかしその中でも日本人におすすめなのが、チャイナタウンの近くです。
理由としては、チャイナタウン近くはシンガポールの中でも比較的物価が安いからです。
また、近くには中華料理屋がたくさんあります。
多民族国家であるシンガポールの中で、日本人に最もなじみがあり食べやすい食事といえば中華料理ですよね。
また、中心部へのアクセスもいいので、シンガポールではチャイナタウンに住むことをオススメいたします。
ノマド生活を送るには?
ここまでシンガポールがノマドに適している理由について解説いたしました。
すでにノマドワーカーとして生活している方は、シンガポール行ってみたいという気持ちになったのではないでしょうか。
またノマドワーカーでない方は、ノマドワーカーとして生活してみたいという気持ちになったのではないでしょうか。
ノマドワーカーになる方法は1つしかありません。
それは、パソコン一つで稼ぐことができる技術を身に付けることです。
ノマドとは遊牧民という意味です。
モンゴルの遊牧民は、一カ所に定住することなく常に移住を続けながら生活をしています。
世界は広いのに、日本の一カ所にとどまって生活をしていくのはなんだかもったいないですよね。
現代の社会でも一カ所に定住することなくパソコン一つ持って世界を転々とする生活スタイルを実現することは可能です。
最近はノマドの中でもデジタルノマドと呼ばれています。
ノマドになるためには、パソコン一つで稼ぐことができるスキルが必要とお伝えしました。
パソコン一つで稼ぐことができる技術はたくさんあるのですが、具体的には、ライター・エンジニア・デザイナー・動画編集者などがあります。
他にもありますが、主なものは上記です。
これらのいずれかのスキルをもにつければノマドになることは可能です。
また日本では月20万円程度あれば生活することができますが、ノマドは生活する国が自由なので国にもよりますがもっと安くてもいい場合があります。
いきなりノマドになるのは大変ですのでまずはフリーランスとして国内で独立してみるのがおすすめです。
また、国内で独立してフリーランスになるとしても、仕事を辞める必要があります。
ですのでまずは仕事をしながら副業として始めてみるのがもっともリスクがない方法です。
パソコン一つで稼げるスキルは2か月程度あれば身につきます。
まずはそのスキルを身に付けて副業を行い、副業である程度稼げるようになったらフリーランスとして独立しましょう。
そしてフリーランスとして安定した生活を送ることができたらノマドワーカーとして海外移住の計画を立てるのがいいでしょう。
副業に関しては下記に記事でも詳しく解説していますので、興味がある方はご覧ください。
まとめ
以上、シンガポールがノマドに適している理由について解説いたしました。
シンガポールは、基本的にはノマドに適しているのですが、物価が高いという点に気を付けなければなりません。
ですのでノマド初心者の方は物価の安い国に滞在することをオススメいたします。
しかしノマド生活を続けていく中で収入が増えてきて余裕が生まれたら、シンガポールへの滞在もおすすめですよ。
東南アジア諸国へのアクセスも抜群ですので、是非訪れてみてください。
今回は以上になります。