結論からお伝えすると、フィリピンはノマド生活に適しています。
- フィリピンについて
- フィリピンノマドに適している理由
- フィリピンでノマド生活を送るうえでのデメリット
- フィリピンのどの地域がおすすめ
- ノマドとして生活するには?
この記事を書いている私は、フリーランスとしてノマド生活をしています。
世界各国のノマド事情にも詳しいです。
私の実体験をもとに解説していきますので3分ほどお付き合いください。
フィリピンについて
フィリピンは東南アジアの南部に位置している国です。
日本からは飛行機で4時間から5時間でアクセスすることができます。
同じ東南アジアでもタイやシンガポールより若干近いといった感じですね。
また、フィリピンの公用語は英語とタガログです。
タガログが話せるという方は日本にはほとんどいないかと思います。
しかし英語が話せるというのは日本人にとってもありがたいことですよね。
コチラが簡単な英語を話すことができれば難なくコミュニケーションを取ることができます。
また、フィリピンは英語留学先としても人気です。
特に日本をはじめとするアジアの国で人気を集めています。
理由としては、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドと比べて地理的に近いからです。
また、物価もこれらの国より圧倒的に安いです。
ノマド生活をしながら語学留学をしてみるというのも選択肢の一つかもしれません。
いずれにせよフィリピンで貴重な体験ができること間違いなしです。
フィリピンノマドに適している理由
フィリピンはノマド生活に適している国です。
理由としては以下の通りです。
- 一年中温暖な気候
- 宿泊費が安い
- 食費が安い
- 英語が通じる
- 海がきれい
- 地理的に日本から近い
- フィリピン人は気さくな人が多い
- ノービザで30日間滞在可能
- 日本からも直行便が多く出ている
- リゾートを格安で満喫できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フィリピンがノマド生活に適している理由①一年中温暖な気候
フィリピンがノマド生活に適している理由の1つ目は、一年中温暖な気候な点です。
フィリピンは一年を通して暑いので、快適に過ごすことができます。
一年中半そでで過ごすことができるので、衣類がかさばりません。
場所を転々とするノマドワーカーにとっては身軽に動けるのでいいですよね。
ただし、ショッピングモールや公共交通機関の中は、冷房がガンガン効いているので注意が必要です。
またフィリピンでは花粉も飛んでいません。
日本では毎年花粉に悩まされる方もフィリピンでは安心ですよ。
日本の冬や、花粉の季節だけ、それを避けるためにフィリピンを訪れるのもいいかもしれませんね。
フィリピンがノマド生活に適している理由②宿泊費が安い
フィリピンがノマド生活に適している理由の2つ目は、宿泊費が安い点です。
フィリピンは日本と比べるとかなり宿泊費が安いです。
ノマドワーカーは基本的にはホテルに泊まるか、Airbnbで家を借りることになるかと思います。
宿泊費は一か月の出費の中でもかなりの割合を占めるかと思いますので、できるだけ安く済んだほうがいいですよね。
フィリピンですと、普通の広さのホテルや家に住んでも一か月の滞在費を30000~40000に抑えることが可能です。
もちろんフィリピンの首都マニラの中心部や、セブ島の海近くですと値段は上がりますが、贅沢をしなければそのくらいの価格で過ごすことができます。
一か月の生活費全て込みでも10万円以内で生活することも可能です。
フィリピンがノマド生活に適している理由③食費が安い
フィリピンがノマド生活に適している理由の3つ目が、食費が安い点です。
上記でフィリピンは宿泊費が安いと解説しましたが、実は食費はもっと安いです。
つまりフィリピンは日本と比べると全体的に物価が安いということですね。
具体的には、スタバでトールサイズのコーヒーが200円程度で飲むことができます。
カフェでの作業がはかどること間違いなしですね。
フィリピンでの食べ物の値段はほとんどが日本の半分以下です。
ですので少ない食費でも快適に過ごすことができますよ。
また、フィリピンは他の東南アジアの地域と同じく、屋台文化が発達しています。
ですのでいつでもどこでも気軽に食事をとることができます。
もちろんスーパーやコンビニもあります。
フィリピンがノマド生活に適している理由④英語が通じる
フィリピンがノマド生活に適している理由の4つ目は、英語が通じる点です。
フィリピンはアメリカの植民地だったという歴史があり、公用語はタガログと英語の2つです。
ですので英語が通じます。
英語が通じるというのは日本人にとってありがたいですよね。
こちらが簡単な英語さえ話すことができれば、フィリピン人誰とでも話すことができます。
またフィリピンは英語の語学留学先としても注目を集めています。
日本から距離が近いのと、料金が安いという理由で、比較的短期間でも語学留学をすることができます。
英語について学びたいという方は、フィリピンでノマド生活をしながら語学留学をしてみてもいいのではないでしょうか。
フィリピンがノマド生活に適している理由⑤海がきれい
フィリピンがノマド生活に適している理由の5つ目は、海がきれいな点です。
フィリピンと言えば何といってもきれいな海ですよね。
特にセブ島は世界的にも有名なビーチリゾートです。
フィリピンは一年中温暖な気候ですので、一年を通して海に入ることができます。
また、海も透き通るほどきれいで、海のきれいさは沖縄の離島にも劣らないです。
またスキューバダイビングやマリンスポーツなども楽しむことができますよ。
ノマド生活の息抜きにも海は最高です。
朝サーフィンをしてから仕事をしてもいいですし、日中仕事をして、夕方からビーチでのんびりするのもいいでしょう。
リラックスしてのんびりとした時間を過ごすことができますよ。
フィリピンがノマド生活に適している理由⑥地理的に日本から近い
フィリピンがノマド生活に適している理由の6つ目は、地理的に日本から近い点です。
日本からフィリピンへは、飛行機で3時間から4時間でアクセスすることができます。
また日本とフィリピンの時差は、1時間です。
日本からフィリピンの距離は、日本からベトナムなど東南アジアの国への距離とほとんど変わらないのですが、フィリピンは日本のほぼ真南にあるという理由から時差が1時間しかありません。
正確には台湾の真南にあるので日本の南西に位置しています。
日本との時差が短いというのはノマドワーカーとしてはありがたいことです。
ノマドワーカーは基本的には日本のクライアントと仕事をするのですが、時差なくやりとりができるのでスムーズにやり取りができますよね。
フィリピンがノマド生活に適している理由⑦フィリピン人は気さくな人が多い
フィリピンがノマド生活に適している理由の7つ目は、フィリピンは気さくな人が多い点です。
フィリピンは本当に気さくな人が多いです。
道を歩いていたりただ普通に生活を送っているだけで話しかけてもらえます。
またフィリピンはアメリカの植民地になる前はスペインの植民地でした。
スペインと言えば陽気な国民性で有名ですよね。
その影響もあってかフィリピンには陽気な方がとても多いです。
またフィリピン人はパーティーが好きでよく休日にはパーティーを開催していますよ。
ノマド生活を送るうえで、現地の文化を体験することは楽しみの一つです。
現地住民と仲良くなることで現地のローカルな文化を体験することができますよ。
フィリピンがノマド生活に適している理由⑧ノービザで30日間滞在可能
フィリピンがノマド生活に適している理由の8つ目は、ノービザで30日間滞在可能な点です。
ノマドワーカーにとってその国に何日間ビザなしで滞在できるかは重要なポイントです。
長期間滞在する場合には、ビザを取得するか滞在日数ギリギリになったら一時出国をする必要があります。
ビザを取れば問題ないのですが、毎回一時出国をするのは面倒ですよね。
ですが30日間という日数は短期でフィリピンに滞在するには十分な日数だと思います。
日本のパスポートは世界で最も信頼されているといわれていますが、それでも入国時にビザの取得が義務づけられている国もありますし、ノービザでの滞在可能日数が14日間の国もあります。
そんななかフィリピンは比較的良い条件となっています。
フィリピンがノマド生活に適している理由⑨日本からも直行便が多く出ている
フィリピンがノマド生活に適している理由の9つ目が、日本からも直行便が多く出ている点です。
フィリピンと日本は距離的にも近いので、直行便がたくさん出ています。
LCCも数多く就航しており、安いものですと片道2万円代から購入することができます。
2万円でフィリピンに行けるというのはとても安いですよね。
LCCが登場する前からすると考えられない価格です。
ですので気軽な気持ちでフィリピンを訪れることができます。
また、逆に気軽な気持ちで日本に帰るという選択肢を取ることもできます。
一度訪れていて自分には合わないと思った場合や、何か用があって日本に戻らないといけない場合にも、気軽に戻ることができるので安心ですね。
フィリピンがノマド生活に適している理由⑩リゾートを格安で満喫できる
フィリピンがノマド生活に適している理由の10個目が、リゾートを格安で満喫できる点です。
フィリピンはセブ島をはじめとするビーチリゾートで有名ですよね。
日本からは距離的にも近いので気軽にかつお手ごろな価格で最高のビーチリゾートを楽しむことができます。
都会でノマド生活を送るのもいいですが、自然に囲まれてのんびりした生活を送りたいという方は、フィリピンでのノマド生活もおすすめですよ。
フィリピンでノマド生活を送るうえでのデメリット
フィリピンはノマド生活を送るのに適している国だということはお分かりいただけたかと思います。
しかしフィリピンでのノマド生活にはデメリットもあります。
フィリピンでのノマド生活のデメリットは以下の通りです。
- 治安が悪い
- 料理がそこまでおいしくない
- 移動がしづらい
- 渋滞が多い
- 空気が悪い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フィリピンでのノマド生活のデメリット①治安が悪い
フィリピンでのノマド生活のデメリットの1つ目は、治安が悪い点です。
実はフィリピンは東南アジアの中でもトップレベルに治安が悪い国です。
ぼったくりや窃盗は、東南アジアの国では割とあることなのですが、フィリピンは強盗などの直接的な被害を受ける犯罪が比較的多いのが特徴です。
実際に日本人がフィリピンで強盗に殺害されたというニュースもよく聞きますよね。
ただししっかりと気を付ければフィリピンでも安全に過ごすことができます。
まず危険といわれるエリアやスラムには近づかないことです。
また、夜中も出歩くことはオススメしません。
そしてそういった地域の近くを、お金を持ってそうな観光客感丸出しの格好でウロウロするのは絶対にダメです。
ひとまず上記のルールさえ守っておけば危険な目に合うことはまずありませんよ。
フィリピンでのノマド生活のデメリット②料理がそこまでおいしくない
フィリピンのノマド生活のデメリットの2つ目は、料理がそこまでおいしくない点です。
日本を含めたアジアは、特に料理がおいしい国が多いですよね。
東南アジアでも、タイ・ベトナム・マレーシアと料理がおいしい国はたくさんあります。
それぞれの国の代表的な料理もいくつかは思い浮かべることができるのではないでしょうか。
しかしフィリピンは実は料理がそこまでおいしくありません。
フィリピン料理を思い浮かべようとしてもなかなか出てこないのではないでしょうか。
また、日本国内でもタイ料理やベトナム料理屋さんはよく見かけますが、フィリピン料理屋さんはほとんど見かけませんよね。
安く食事ができるというのはいい点です。
フィリピンでのノマド生活のデメリット③移動がしづらい
フィリピンでのノマド生活でのデメリットの3つ目は、移動がしづらい点です。
フィリピンは他の東南アジアの国と比べると移動がしづらいです。
電車やバスは運航しているのですが、それだけですと目的地にたどり着けないことが多いです。
ですのでフィリピンでは基本的にはタクシーやジプニー、バイクタクシーなどを使うことになるかと思います。
ジプニーとは乗り合いトラックのようなもので、トラックの荷台を座席として多くの人がぎゅうぎゅう詰めで乗り込みます。
また、フィリピンにはトライシクルという乗り物があります。
これはバイクの側面に乗客用の荷台を付けたバイクのことです。
道が舗装されていない場所などでは良く使われている乗り物です。
フィリピンでのノマド生活のデメリット④渋滞が多い
フィリピンでのノマド生活のデメリットの4つ目は、渋滞が多い点です。
フィリピンはバンコクと並んで世界で最も渋滞が多い都市の1つです。
特に夕方の仕事終わりの時間は、町は車で溢れます。
また都市設計上渋滞が発生しやすい作りになっているので、どうしても夕方の時間帯には渋滞が発生してしまいます。
特にマニラはほぼ毎日渋滞が発生するといっても過言ではありません。
渋滞が発生するので、約束をしていてそこにタクシーやバスで向かおうとすると遅刻してしまうということがよくあります。
本当に遅れることができない待ち合わせがあるときは、あらかじめ時間に余裕をもって行動するか、道路を使わなくてもいい交通手段で移動するようにしましょう。
フィリピンでのノマド生活のデメリット⑤空気が悪い
フィリピンでのノマド生活のデメリットの5つ目は、空気が悪い点です。
フィリピンは大気汚染が深刻です。
理由としては、渋滞です。
車の量がとにかく多く、渋滞しているので狭い範囲に大量の車が密集しています。
結果として車の排気ガスによって空気が汚染されてしまっています。
郊外ではそこまで空気が汚染されているわけではありませんが、マニラなどの都市部ではひどいです。
フィリピンでバイクに乗っている人全員がマスクをしているのは、バイクだと道路上に排出された排気ガスを直接吸い込んでしまうからです。
バイクタクシーなどを使う機会もあるかと思いますので、フィリピンに行く場合には、マスクを購入しておくことをオススメいたします。
フィリピンのどの地域がおすすめ
フィリピンがノマド生活に向いている理由と、フィリピンノマド生活のデメリットについて解説いたしました。
フィリピンで実際にノマド生活を送る場合におすすめの地域は以下の通りです。
- マニラ
- セブ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フィリピンで実際にノマド生活を送る場合におすすめの地域①マニラ
フィリピンでノマド生活を送る場合におすすめの地域の1つ目は、マニラです。
マニラはフィリピンの首都です。
マニラは、都市化が進んでいますし、経済成長と共に開発がものすごいスピードで進んでいます。
ショッピングモールもたくさんあるので買い物で困ることはありません。
またカフェもたくさんあるのでノマドワーカーの仕事場に困ることもありません。
フィリピンはネット回線の環境があまり良くないことでも有名ですが、フィリピンの首都マニラでは不自由を感じることないスピードでネットに接続することができますよ。
またコワーキングスペースもあるのでより快適に作業をすることができます。
急成長する都市に身を置いて生活してみるというのもすごく魅力的ですよ。
フィリピンで実際にノマド生活を送る場合におすすめの地域②セブ
フィリピンでノマド生活を送るのにおすすめの地域の2つ目は、セブです。
セブは世界的にも有名なビーチリゾートです。
透き通るようなきれいな海の近くでのびのびと過ごすことができます。
通常はセブ島というと、旅行で行くということが多いかもしれません。
しかしノマド生活をしながら長期間滞在するのもいいですよ。
海の近くに格安でホテルやAirbnbの物件を借りれば、数か月間という長期間での滞在も可能です。
仕事の合間に海で泳いだり、仕事終わりに砂浜でのんびりしたり、ゆっくりとした時間を過ごすことができますよ。
またセブ島は英語留学先としても人気です。
フィリピン自体が英語の短期留学先として人気を集めていますが、セブはその中でも最も人気のある留学先です。
英語の語学留学をしながらきれいな海に囲まれてノマド生活を送るというのもいいですね。
ノマド生活を送るには?
ここまでフィリピンがノマドに適している理由について解説いたしました。
すでにノマドワーカーとして生活している方は、フィリピンに行ってみたいという気持ちになったのではないでしょうか。
またノマドワーカーでない方は、ノマドワーカーとして生活してみたいという気持ちになったのではないでしょうか。
ノマドワーカーになる方法は1つしかありません。
それは、パソコン一つで稼ぐことができる技術を身に付けることです。
ノマドとは遊牧民という意味です。
モンゴルの遊牧民は、一カ所に定住することなく常に移住を続けながら生活をしています。
世界は広いのに、日本の一カ所にとどまって生活をしていくのはなんだかもったいないですよね。
現代の社会でも一カ所に定住することなくパソコン一つ持って世界を転々とする生活スタイルを実現することは可能です。
最近はノマドの中でもデジタルノマドと呼ばれています。
ノマドになるためには、パソコン一つで稼ぐことができるスキルが必要とお伝えしました。
パソコン一つで稼ぐことができる技術はたくさんあるのですが、具体的には、ライター・エンジニア・デザイナー・動画編集者などがあります。
他にもありますが、主なものは上記です。
これらのいずれかのスキルをもにつければノマドになることは可能です。
また日本では月20万円程度あれば生活することができますが、ノマドは生活する国が自由なので国にもよりますがもっと安くてもいい場合があります。
いきなりノマドになるのは大変ですのでまずはフリーランスとして国内で独立してみるのがおすすめです。
また、国内で独立してフリーランスになるとしても、仕事を辞める必要があります。
ですのでまずは仕事をしながら副業として始めてみるのがもっともリスクがない方法です。
パソコン一つで稼げるスキルは2か月程度あれば身につきます。
まずはそのスキルを身に付けて副業を行い、副業である程度稼げるようになったらフリーランスとして独立しましょう。
そしてフリーランスとして安定した生活を送ることができたらノマドワーカーとして海外移住の計画を立てるのがいいでしょう。
副業に関しては下記に記事でも詳しく解説していますので、興味がある方はご覧ください。
まとめ
以上、フィリピンがノマド生活に適している理由について解説いたしました。
フィリピンにはノマド生活を送るうえでのデメリット(特に治安面)があるものの、外国人としての最低限の注意を払って行動すれば、快適にノマド生活を送ることができます。
マニラという都会の中でノマド生活を送ってもいいですし、セブ島できれいな海と共にのんびりと過ごしてもいいでしょう。
いずれにせよ快適なノマド生活を送れること間違いなしです。
物価も安く、収入が安定していなかったり少なかったりするノマドワーカーにもおすすめですよ。
興味がある方は是非フィリピンでノマド生活を体験してみてください。
今回は以上になります。