結論からお伝えすると、タイはノマド生活に適しています。
タイは世界で最もノマドに適している国といっても過言ではありません。
実際に世界中から数多くのノマドワーカーがタイを訪れています。
- タイとは?
- タイがノマドに適している理由
- タイのどの地域がおすすめ
- ノマド生活を送るには?
この記事を書いている私は、現在フリーランスとして活動しています。
場所を選ばないノマド的な働き方をしているので、各国のノマド事情には詳しいです。
私の実体験をもとに解説していきますので、3分ほどお付き合いください。
タイとは?
タイは東南アジアに位置する国です。
ほほえみの国とも呼ばれ、優しく親切な国民性としても知られています。
日本からは場所にもよりますが飛行機で5~6時間程度でアクセスすることができます。
LCCも多数就航しているので低価格でアクセスすることができますよ。
タイは気候や物価など様々な好条件が重なって、旅先としても人気が高いです。
バックパッカーの聖地はタイのバンコクだといわれていますし、ノマドワーカーに最も人気があるのもタイです。
タイがノマドに適している理由
タイは世界で最もノマドに適している国といわれています。
ノマドのみならずバックパッカーの聖地としても有名で、世界中から旅人やノマドワーカーが集まっています。
ノマド生活を送る人なら一度は訪れてみるべき国です。
最初のノマド先としてタイのバンコクを選択する人も多いです。
タイがノマド生活に適している理由は以下の通りです。
- 物価が安い
- ネット回線が爆速
- コワーキングスペースが充実
- 一年を通して温暖な気候
- 異国を体験できる
- インフラが整っている
- 料理がおいしい
- 治安がいい
- 日本人が多い
- 日本食もある
- 遊びも充実している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
タイがノマド生活に適している理由①物価が安い
タイがノマドに適している理由の1つ目は、物価が安い点です。
タイを含めた東南アジアは日本と比べて物価が安いことで知られています。
東南アジアは、シンガポールを除いたすべての国が日本よりも物価が低いです。
シンガポールに関してはほぼ日本と同水準で、ローカルフードに関しては日本よりも安いですが、それ以外は基本的に日本よりも少し高いです。
ノマドワーカーにとって物価の安さは重要なポイントですよね。
大金を稼いでいるノマドワーカーにとっては関係ないですが、そうでない方にとっては現地の物価も滞在国を決めるうえでの大きなポイントになります。
日本円を稼ぎつつ日本よりも物価の安い国で生活することで、日本よりも裕福な暮らしができたり、少ない稼ぎで生活することができます。
しかし東南アジアの物価は、近年の東南アジアの経済成長と共に上昇しています。
タイも例外ではありません。
これからも物価は少しずつ上がっていくでしょうが、それでも日本と比べるとまだまだ安いです。
東京郊外でワンルームを借りる値段でジム・プール付きのコンドミニアムに住めちゃいますよ。
タイがノマド生活に適している理由②ネット回線が爆速
タイがノマドに適している理由の2つ目は、ネット回線が速い点です。
ネット回線はノマドワーカーの仕事の命といっても過言ではありません。
ノマドワーカーは基本的にはパソコン一台で仕事をします。
パソコンを使って日本のクライアントとやり取りをして日本のクライアントに納品するというケースがほとんどです。
ですのでネット回線があるかどうか、そしてネット回線の速さは重要になってきます。
ネット回線が遅かったり見つからなかったりしたら、ストレスになって仕事に支障が出てしまいます。
しかしネット環境に関しては国や地域によるというのが現状です。
国によってはネット回線が安定していない地域もありますし、どこにいてもwifiにつながる地域もあります。
タイは、町中のいたるところにwifiが整備されており、通信速度もかなり早いです。
流石はノマド一番人気の国ですね。
ですので全くストレスを感じることなく仕事をすることができますし、街のいたるところでネットに接続することができます。
ノマドワーカーにとっては、最高の環境ですよ。
タイがノマド生活に適している理由③コワーキングスペースが充実
タイがノマド生活に適している理由の3つ目は、コワーキングスペースが充実している点です。
タイは世界で最もコワーキングスペースが充実しているといっても過言ではありません。
タイはノマドやバックパッカーにとって聖地的な扱いをされており、常に多くのノマドやバックパッカーがタイを訪れます。
しかし彼ら全員が不自由なく過ごせる数のコワーキングスペースが充実しており、ノマドが多くても快適に作業する環境が整っています。
国によってはコワーキングスペースが少なく、常に混雑しており作業がしづらいといった国もあります。
また、通常コワーキングスペースは国の首都には充実しているけど他の地域にはそんなにないという場合が多いです。
しかしタイではそうではありません。
第2の都市、第3の都市でもノマド環境は整っていますよ。
また、これは個人的な意見ですがタイのコワーキングスペースはオシャレな場所が多いです。
オシャレな環境に身を置くことでモチベーションも上がり、作業効率もアップして仕事がはかどりますよ。
タイを訪れた際には、いろいろなコワーキングスペースを周ってみてお気に入りのコワーキングスペースを見つけてみてください。
タイがノマド生活に適している理由④一年を通して温暖な気候
タイがノマド生活に適している4つ目の理由は、温暖な気候です。
タイは熱帯地域に属しており、1年を通して温暖な気候です。
日本のように冬は0度近くになることもありません。
ですので冬が嫌いで、年中ポカポカした国で過ごしたいという方にはオススメです。
普段は日本でフリーランスとして活動して、冬だけタイでノマドするという方も多くいらっしゃいます。
またタイには花粉もありません。
日本にいると毎年花粉症に悩まされる方が多いです。
花粉症になると、鼻が詰まって頭が痛くなりますし、鼻水が垂れてくるので集中力もそがれてしまいます。
仕事をするには最悪の環境ですよね。
ですので冬の終わりから春にかけての花粉症シーズンだけタイなどの花粉がない国にノマドするというのも一つの手です。
1つだけ注意してほしいのが、タイは温暖ですが雨季があるということです。
具体的には日本の冬から春にかけてがタイの雨季になります。
雨季は梅雨の長いバージョンと思っておけば間違いありません。
雨季でも気温は高いですが、とにかく湿度が上がって不快に感じることがあります。
快適で冷房や除湿器が効いているコワーキングスペースやカフェ、ホテルで作業すれば問題ありません。
タイがノマド生活に適している理由⑤異国を体験できる
タイがノマドに適している理由の5つ目が、異国を体験できる点です。
ノマドワーカーとして外国に滞在する人は、どうしても日本と違った異国情緒あふれる場所での生活にあこがれます。
日本と環境や文化が近すぎる国ですと刺激が足りませんし、日本とはかけ離れている国ですと刺激が強すぎたり安全面で問題があったりします。
そんな中でちょうどいい異国感を味わうことができるのがタイです。
タイは仏教国ですので街のいたるところに寺院があります。
寺院といっても日本と同じものではなく、金色に輝くド派手な寺院がいたるところに点在しています。
また街には僧侶が袈裟をきて歩いており、市民から食べ物などいろんなものを恵んでもらっています。
そして毎日決まった時間に公共施設で国歌が流れ、その国歌が流れている間は国民は足を止めて直立してその国歌を聞きます。
始めてこの光景を見た時はフラッシュモブかと思いましたが、後でタイの日常的な光景であることを知りました。
タイ人がいかに国王に敬意を持っているのかを感じることができる瞬間でした。
このようにタイでは日本とは違った異国を感じることができますよ。
タイがノマド生活に適している理由⑥インフラが整っている
タイがノマドに適している理由の6つ目は、インフラが整っている点です。
インフラは快適なノマド生活を送るうえで重要です。
ノマドは毎日カフェやコワーキングスペースに通ったり、居住地をかえたりと、とにかく移動をする機会が多いです。
ですのでインフラが整っている地域や国に住むというのはノマドにとって重要なことです。
タイ特にバンコクはインフラが整っています。
鉄道もありますし、外国人にとっては多少難易度が高いですがバスもあります。
またタイといえばトゥクトゥクですよね。
値段の交渉など気を付ける点はありますが、格安で移動することができます。
またバイクタクシーもあります。
そして配車アプリも充実しているので、好きな時に好きな場所にタクシーを呼ぶことができますよ。
一点だけ注意してほしいのが、タイの特にバンコクは渋滞が激しいということです。
実はバンコクは世界で最も渋滞する都市といわれています。
ですのでバンコクで長距離移動をする際に渋滞に巻き込まれてしまって到着が数時間遅れてしまうというのもよくある話です。
どうしても遅刻できない予定があるときは時間に余裕をもって出るなど対策をしましょう。
タイがノマド生活に適している理由⑦料理がおいしい
タイがノマドに適している理由の7つ目は、料理がおいしい点です。
これは個人差があるかもしれませんがタイは本当に料理がおいしい国の1つです。
有名なものとしてはトムヤムクンやカオマンガイ、パッタイなどがあります。
また、タイは町のいたるところに屋台があります。
特に夜は屋台でにぎわっているところが多いです。
またタイは高いレストランに行かずとも、屋台で安い値段でおいしいものを食べれるのも魅力です。
タイは本当に屋台が多く競争が激しいのでおいしい屋台がたくさん存在しています。
また夕食で屋台でおなか一杯食べたとしても300円程度しかかからないですよ。
レストランやショッピングモール内で食事をするのもいいですが、こういったローカルな場所で食事をする方が、その国の文化や生活を体験できるのでいいですよね。
ただし、タイ料理には基本的にパクチーが使われています。
パクチーは日本でも好き嫌いが分かれる食べ物ですよね。
ですのでパクチーがどうしても苦手という方は、タイ料理のほとんどが食べれない可能性がありますので注意が必要です。
タイがノマド生活に適している理由⑧治安がいい
タイがノマド生活に適している理由の8つ目は、治安がいい点です。
タイは治安がいい国として有名です。
確かに外国人観光客に対してのぼったくりはあります。
しかしこれは外国に行けば基本的にはどこでもあることですよね。
ですのでキャッチには引っ掛からない、値段を最初に確認するなどの最低限のことさえ守っておけば問題ありません。
また夜一人で出歩いていても私は危険を感じたことはありませんでした。
しかし外国で夜一人で出歩くというのは何かとリスクがありますので、極力避けた方がいいでしょう。
タイは、基本的には治安がいい国ですのでこちらが最低限の注意を払っていれば普通に生活することができますよ。
ただし最近ではバンコクでテロが発生したり国内で銃の乱射事件が起きたりと物騒なことが続いています。
タイは治安がいい国ですが、外国には変わりありません。
ですので自分は外国人で、普段よりも気を付けなければいけないんだという認識を持って生活を送りましょう。
タイがノマド生活に適している理由⑨日本人が多い
タイがノマド生活に適している理由の9つ目は、日本人が多い点です。
タイは本当に日本人が多いです。
ノマドワーカーやバックパッカーも多いのですが、日本企業の駐在員が多いです。
ノマド生活を始めたての方は特に、海外で回りに日本人がいないという状況が不安だと思います。
外国語ができない場合には、何か困ったことがあった時に自力で解決することができないですよね。
しかしタイには多くの日本人が暮らしており、日本人コミュニティも存在するので安心ですよ。
もし海外で日本人が周りにいない状況が不安というのなら、こういったコミュニティに参加してみるのがいいでしょう。
参加するのは簡単で、SNSなどで現地に暮らしている人と繋がることができれば簡単に参加することができますよ。
こういったコミュニティとつながりを持っておくと、現地に関する詳しい情報を知ることができますし、いざという時には何でも相談することができるので心強いですよね。
タイがノマド生活に適している理由⑩日本食もある
タイがノマド生活に適している理由の10個めは、日本食が充実している点です。
ノマドとして海外に滞在する方は、基本的には現地の文化や食生活で生活をしていくことになります。
場所を選ばずに仕事ができるので世界中のいろいろな文化を味わうことができるのはノマドの最も大きな魅力の1つです。
しかし、ノマドとして海外に長く滞在していると日本食が恋しくなることがあります。
確かにタイ料理はおいしいですが、長年慣れ親しんだ日本の味が恋しくなる時は必ず来ます。
しかしタイには日本のチェーン店も数多く進出していますし、本格的な日本食レストランも充実しています。
値段は現地の食事よりも少し高くなってしまいますが、たまに日本食が恋しくなったときに食べるくらいなら問題ありません。
国によっては、日本食レストランが少なかったり、あってもクオリティが低い国があります。
遠い国で生活していてもたまには、懐かしい味を食べたくなりますよね。
タイでは食べたいと思ったときにいつでも日本食レストランを見つけることができますよ。
タイがノマド生活に適している理由⑪遊びも充実している
タイがノマド生活に適している理由の11個目は、遊びも充実している点です。
ノマドワーカーは、海外を転々としながら仕事をします。
しかし常に仕事をしているわけではありませんよね。
新しい土地で新しい文化に触れたり、観光をしたりすることもあると思います。
せっかく海外にいるのに、ずっとカフェやコワーキングスペース、家にこもりっぱなしでは面白くありません。
海外で生活費を落として生活したいという目的だけのためにノマド生活をしているのであれば、こもりっぱなしでも問題ありません。
しかしほとんどの方はそうではありませんよね。
ノマドワーカーにとって現地での観光やアクティビティは大切です。
また、同じ国や都市に長期間滞在していると、主な観光地は行き尽くしてしまうと思います。
そこで大切になってくるのが観光地ではなく、現地の人が行くような娯楽です。
タイは、飲食店やバーは充実していますし、外国人でも気軽に利用できます。
また、タイといえばナイトライフも充実しています。
またマッサージなども安い価格で受けることができますよ。
タイのどの地域がおすすめ?
タイがノマド生活に適している国であるということは、お判りいただけたかと思います。
タイでノマド生活を送るのにおすすめの地域は以下の2つです。
- バンコク
- チェンマイ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
タイでノマド生活を送るのにおすすめの地域①バンコク
タイでノマド生活を送るのにおすすめの地域の1つ目は、バンコクです。
バンコクはタイの首都です。
実はバンコクの正式名称はめちゃくちゃ長いらしいのですが、略してバンコクと呼ばれています。
タイはノマドにとって最高の国であるとお伝えしました。
そしてバンコクはタイの中でもノマドをするには最高の都市です。
つまり世界一ノマドに適している都市ということですね。
ノマドワーカーなら1度は訪れてほしい場所です。
また、バンコクは日本人にとっても大変過ごしやすい都市です。
理由としては、日系のデパートが進出しており、その近辺に住めば日本と変わらないスタイルで生活することも可能だからです。
食べ物は日本食が良い、シャンプーは日本のものがいいなど人によって様々なこだわりがあると思いますが、タイではタイの良いところと日本の良いところを集めた生活を送ることができます。
日本人がバンコクに住む場合は日経デパートの近くを候補に入れてみてはいかがでしょうか。
タイでノマド生活を送るのにおすすめの地域②チェンマイ
タイでノマド生活を送るのにおすすめの地域の2つ目は、チェンマイです。
チェンマイはタイ北部に位置する都市です。
首に金色のリングを巻いている首長族がいることでも有名です。
バンコクは世界的にも大きな都市ですが、チェンマイはいい意味で東南アジアらしい田舎が残っていて、のんびりしながら生活をすることができます。
またノマドワーカーが数多く住んでおり、コワーキングスペースやネット環境なども整っています。
ノマド生活を送るには?
ここまでタイがノマドに適している理由について解説いたしました。
すでにノマドワーカーとして生活している方は、タイに行ってみたいという気持ちになったのではないでしょうか。
またノマドワーカーでない方は、ノマドワーカーとして生活してみたいという気持ちになったのではないでしょうか。
ノマドワーカーになる方法は1つしかありません。
それは、パソコン一つで稼ぐことができる技術を身に付けることです。
ノマドとは遊牧民という意味です。
モンゴルの遊牧民は、一カ所に定住することなく常に移住を続けながら生活をしています。
世界は広いのに、日本の一カ所にとどまって生活をしていくのはなんだかもったいないですよね。
現代の社会でも一カ所に定住することなくパソコン一つ持って世界を転々とする生活スタイルを実現することは可能です。
最近はノマドの中でもデジタルノマドと呼ばれています。
ノマドになるためには、パソコン一つで稼ぐことができるスキルが必要とお伝えしました。
パソコン一つで稼ぐことができる技術はたくさんあるのですが、具体的には、ライター・エンジニア・デザイナー・動画編集者などがあります。
他にもありますが、主なものは上記です。
これらのいずれかのスキルをもにつければノマドになることは可能です。
また日本では月20万円程度あれば生活することができますが、ノマドは生活する国が自由なので国にもよりますがもっと安くてもいい場合があります。
いきなりノマドになるのは大変ですのでまずはフリーランスとして国内で独立してみるのがおすすめです。
また、国内で独立してフリーランスになるとしても、仕事を辞める必要があります。
ですのでまずは仕事をしながら副業として始めてみるのがもっともリスクがない方法です。
パソコン一つで稼げるスキルは2か月程度あれば身につきます。
まずはそのスキルを身に付けて副業を行い、副業である程度稼げるようになったらフリーランスとして独立しましょう。
そしてフリーランスとして安定した生活を送ることができたらノマドワーカーとして海外移住の計画を立てるのがいいでしょう。
副業に関しては下記に記事でも詳しく解説していますので、興味がある方はご覧ください。
まとめ
以上、タイがノマドに適している理由について解説いたしました。
タイは世界で最もノマドに適している国ということがお分かりいただけたかと思います。
タイは日本から地理的にも近いですし、アクセスがしやすいです。
興味を持った方はタイでのノマド生活を検討してみて下さい。
今回は以上になります。