結論からお伝えすると、台湾はノマドに適しています。
特に日本人にとっては最適ですよ。
- 台湾がノマドに適している理由
- 台湾のどの地域がおすすめ?
- ノマド生活を実現するには?
この記事を書いている私はフリーランスとして活動しています。
台湾は何度も訪れたことがあり、現地情報にも詳しいです。
実体験に基づいて解説していきますので3分ほどお付き合いください。
台湾がノマドに適している理由
記事冒頭で、台湾はノマドに適しているとお伝えしました。
理由としては以下のつです。
- コワーキングスペースやカフェが増えている
- 地理的に近い
- 言語の壁が少ない
- 物価も日本よりは安い
- 温暖な気候
- 文化も日本と近い
- 親日
- 都市が発達している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
台湾がノマドに適している理由①コワーキングスペースやカフェが増えている
ノマド生活を送る際に最も重要なのが、現地に作業環境があるかどうかです。
自宅で作業してもいいのですが、自宅だと集中できないという人も多いでしょうし何よりせっかく海外に来たのですからできるだけ多く出歩きたいですよね。
タイなどのノマド先進国は格安で利用できるコワーキングスペーススペースが充実しています。
台湾はノマドというイメージがあまりないかもしれませんが、最近では都市部にコワーキングスペースが充実してきています。
台北や台湾第2の都市である高雄では、コワーキングスペースもたくさんあります。
また、長時間作業できるカフェも増えてきています。
コワーキングスペースは1日利用で1000円程度、一か月間の契約で15000円程度と、日本の2分の1以下の価格で利用することができます。
台湾がノマドに適している理由②地理的に近い
台湾は日本から地理的に近いですよね。
東京からですと約3時間、大阪や福岡からですと約2時間、そして沖縄からですと1時間でアクセスすることができます。
LCCを使えば往復30000円以下で行き来することができます。
ですので日本からは、ちょっとした旅行気分で気軽にアクセスできますよ。
台湾でノマド生活を送りつつ、帰りたくなったらすぐに帰ることもできます。
これが他の国ですとなかなかそうはいきませんよね。
また、台湾と日本の時差は1時間です。
ノマドワーカーの方は基本的には日本から仕事を受注することになりますが、時差もほとんどありませんのでクライアントともスムーズにやり取りをすることができます。
これがヨーロッパですと、意志の疎通に時間がかかることや、日本のクライアントに合わせるために不規則な生活を送らなければならないことがあります。
台湾がノマドに適している理由③言語の壁が少ない
台湾と日本は言語の壁が少ないです。
理由は2つあり、台湾人には日本語を話せる人が多いことと台湾が中国語圏であることが理由です。
台湾は日本を除いて世界で一番、日本語を話せる人が多い国です。
歴史的な背景もあり、80歳以上の世代は日本語ネイティブである場合がほとんどです。
また、それ以外の世代も日本語を学んでいるor学んだことがあるという方が多く、「はい、いいえ、これ下さい」などの簡単な意思疎通であれば日本語が通じることが多いです。
また、台湾は中国語圏ですが漢字を使う日本人にとって中国語は理解しやすいです。
会話に関しては難しいのですが、読解であれば全く中国語を学んだことがない人であっても簡単な単語なら理解できるので、標識やレストランの注文などでは困りません。
中国語と英語が併せて表記されていることが多いですが、これら2つの言語からおおよその意味は予測できますよね。
これがタイ語や韓国語など全く違うアルファベットの場合は予測すら不可能です。
台湾がノマドに適している理由④物価も日本よりは安い
台湾の物価は日本と比べると安いです。
現地住民と同じ生活をするのであれば、月10万円あれば生活することができます。
台湾の新卒初任給の平均は約10万円です。
ですので台湾に住みつつ日本円を稼ぐことができれば贅沢な暮らしを送ることも可能です。
月20万円稼ぐことができれば台湾のどの地域でも贅沢に暮らすことができますよ。
また、物価は基本的に日本の3分の2程度です。
台湾は夜市文化が発達しているので食費も安く抑えることができますし、自炊の必要もありません。
ただし最近は物価が上がりつつあるので注意が必要です。
特に台湾の首都である台北は家賃も日本とほとんど変わらない水準です。
これからも物価がどんどん上がっていくことが予想されていますので、注意が必要です。
台湾がノマドに適している理由⑤温暖な気候
台湾は1年を通して温暖な気候です。
沖縄よりも少し暑いくらいをイメージしていただくと分かりやすいです。
冬でもパーカーや長袖一枚で過ごすことができますよ。
湿度が高いのが難点ですが、1年中温暖なので快適に過ごすことができます。
普段は日本で過ごしていて、冬だけ台湾に行くというフリーランスも多いようです。
温暖な気候というのはノマドワーカーにとってはありがたい条件ですよね。
理由としては、ノマドワーカーは拠点を転々とすることが多く、荷物は少ないに越したことはないからです。
台湾であれば少し大きめのバックパック一つでも十分ですよ。
ヨーロッパなど、冬は寒い地域ですと、冬用の衣類を持ち運ぶ必要がありますので荷物が増えてしまいます。
温暖な台湾は快適に過ごすことができますし、身軽に過ごすこともできますよ。
冬以外は基本的に半そでで過ごすことができます。
台湾がノマドに適している理由⑥文化も日本と近い
台湾と日本は文化的にも似ている点が多いです。
ですのでノマド初心者や海外旅行の経験が少ないといった方にもおすすめです。
地理的に近いことや歴史的にもつながりがありという点が、文化が日本と近いという原因でしょう。
ノマドワーカーは場所を選ばずに仕事をすることができるので、海外を転々とするライフスタイルが可能です。
しかし、現地で観光をするわけではなく現地で仕事をしなければいけません。
ですので現地で落ち着いて生活できるかどうかが重要になってきます。
日本とは文化が全く異なる国を訪れると、刺激的で面白いかもしれませんが、生活面での不安やストレスがたまります。
結果として、仕事にも悪影響を及ぼしてしまいます。
台湾がノマドに適している理由⑦親日
台湾は親日国家です。
ですので日本人は快適に生活することができます。
基本的にはどの国に行っても、差別や不愉快な思いをすることはありません。
もちろん外国人なので、田舎などに行くとジロジロ見られたりすることはありますが、それは日本も同じですよね。
基本的にはどの国に行っても現地の住民は歓迎してくれます。
ですが親日ということで、より歓迎してもらえることが多いです。
道に迷っている時に向こうから声をかけてくれることも多いです。
そもそも台湾が外国人観光客に優しいので、我々外国人も安心して生活を送ることができます。
また、日本のことについて知ってくれている、旅行で訪れたことがあるという人もかなり多いです。
ですので共通の話題も多く、現地の方と話も盛り上がりやすく仲良くなるハードルも低いでしょう。
台湾がノマドに適している理由⑧都市が発達している
快適なノマドライフを送るためには、都市が発達している必要があります。
交通インフラとしては、台湾を1周している鉄道があります。
また、台湾の主要都市は台湾の西側に集中しているのですが、西側を縦断できる新幹線もあります。
北端に位置する台湾の首都台北から南端に位置する台湾第2の都市高雄までは、新幹線に乗って1時間50分で移動することができます。
そして台北と高雄には地下鉄がありますし、他の地域にもバスがあります。
東京都心部のようにレンタル自転車がある地域もあります。
Uberも利用可能です。
またこれらの移動手段を格安で利用することができますので移動に困ることはありません。
また、記事冒頭でもお伝えしたようにコワーキングスペースやカフェなどの作業スペースも充実していますし、ジムも充実しています。
地域によってはUber Eats(ウーバーイーツ)を使うこともできますよ。
台湾のどの地域がおすすめ?
具体的に台湾のどの地域がノマドに適しているのかについて解説します。
- 台北
- 台中
- 高雄
それぞれ詳しく見ていきましょう。
台湾のノマドおすすめ地域①台北
まずは台湾の首都である台北です。
首都ということもあり、ノマド生活を送るうえで困ることは全くありません。
コワーキングスペースなどの仕事環境も充実していますし、街のいたるところにwifiもあります。
台湾でのノマド生活を考えている方は、まずは台北からスタートしてみるのがいいのではないでしょうか。
だだし人口密度が高いです。
人口密度の高さは日本の東京にも劣りません。
ですので人が少ない場所で生活したいという方にはおすすめできません。
また、物価も台湾の他の地域と比べると高いです。
台北の中心部ですと家賃も日本の都市部の水準とほとんど変わりません。
ですので、できるだけお金を使わずに生活したいという方は台湾の地方都市の方がおすすめです。
節約しつつ台北を中心に生活したいという方は、台北の隣にある新北に住むのもいいですよ。
日本でいう、埼玉や千葉などに住んで東京に通勤するといったイメージですね。
台湾のノマドおすすめ地域②台中
台中は台湾第3の都市です。
日本でいう名古屋のような立ち位置ですね。
台北と高雄の丁度中間に位置しており、ほかの都市へも新幹線を使えば数十分でアクセスすることができる好立地です。
また、台湾人が選ぶ住みたいまちランキングでも常に一位を獲得しています。
過ごしやすいことに加えて、美術館など芸術に関する施設も多いですし、公園も多く生活がしやすい都市です。
台北ほど人も多くなく都会と自然が共存した都市になっています。
日本で例えるなら福岡のようなイメージでしょうか。
ただし地下鉄がないので移動の際はバスやタクシーを使うことになるでしょう。
中心部に住めばバスも数分間隔で来るので問題ありません。
また、コワーキングスペースが少ないのもデメリットの1つです。
台湾のノマドおすすめ地域③高雄
高雄は台湾第2の都市です。
日本でいう大阪のような立ち位置ですね。
高雄は台湾の中でも南端に位置する都市です。
ですので台湾の中でも特に温暖な気候となっています。
台北ですと、冬は少し気温が下がるといいましたが高雄ですと一年を通して常に温暖ですよ。
また高雄は港町でもあります。
ですので海鮮系の食材が多く、夜市でも他の地域に比べて海鮮系のお店が多いです。
また、高雄には地下鉄もあるので移動も快適ですよ。
温暖な気候、そして食も楽しみたいという方には、高雄がおすすめです。
ノマド生活を実現するには?
海外でのノマド生活は魅力とロマンにあふれています。
ノマド生活を実現するためには、パソコン一つで場所や時間を問わずに稼ぐことができるスキルを身に付けることが必要です。
そのためにはまず日本でフリーランスを目指すといいでしょう。
フリーランスとして安定して生活ができるようになれば、あとは場所を変えるだけでノマドになることができます。
フリーランスになるためには、ライターやプログラミングなどのスキルを付ける必要があります。
いきなりフリーランスになるのはリスクもありますし不安だと思います。
ですのでまずは会社員として働きながら副業として自力で稼ぐ力を身に付けていきましょう。
副業については下記の記事でも詳しく解説しているので、興味がある方はご覧ください。
まとめ
以上、台湾でのノマド生活について解説いたしました。
台湾はノマド生活に向いている国ですし、日本人にとっては特におすすめの国です。
最高のノマドライフを送るためにも、まずは自力で稼げる力を身に付けましょう。
今回は以上になります。