XMで使用されている”証拠金”の意味というのは?
そもそも証拠金ってなに?証拠金とは?
エントリー or ポジションキープする際に、絶対必要な金額の事を指し示します。要するに口座に入ってる金額のことになりますね。
証拠金と言う言葉に関しましては、国内FXでも海外FXでも実態は同様です。
証拠金ばかりか、「必要証拠金」「有効証拠金」「証拠金維持率」「余剰証拠金」というワードがあり、FXに注力する限りでは習得しておいた方が良いので、それぞれ解説します。
必要証拠金とは?
まずは「必要証拠金」から解説します。
必要証拠金とは?
エントリーするlotごとに少なくとも必要な預託金(預けているお金)の事を指し示します。
必要証拠金の計算式
こちらの必要証拠金は次にあげる計算式によってはじき出す事ができます。
必要証拠金 = ロット数 × コントラクトサイズ(取引単位) ÷ レバレッジ
もしエントリー前に必要証拠金額を理解したいケースでは、XMが扱っている証拠金計算ツールから開始するにあたり計算してご理解する事ができます
有効証拠金とは?
次いで「有効証拠金」についてです。
有効証拠金とは?
保持しているポジションに為替差益や為替差損を差引した金額の事を指し示します。
保持しているポジションの通貨ペアチャートがアップダウンする度に、変化を見せる数値となります。
証拠金維持率とは?
次いで、証拠金維持率についてです。
証拠金維持率とは?
エントリー中に保持しているポジションが、口座残高に対しどれぐらいのパーセンテージであるのかを表す数値となります。
こちらの数値も、チャートが上下する毎に変化してしまうので、保有ポジションがある以上、いつもながら稼動している数字となります。
証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率の算出方法はここから下になります。
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100%
余剰証拠金とは?
最後が、「余剰証拠金」についてです。
余剰証拠金とは?
有効証拠金から必要証拠金を引いた値の事を指し示します。
新しいポジションをエントリーしたり、保有ポジションをキープする為に活用することができる金額となります。
XMの証拠金計算方法が2016年より変更
XMでは、2016年をもちまして証拠金の算出方法が変更となりました。
この先も変更する事はなきにしもあらずですが、さしあたって変更しないといえるでしょう。
以前のものと2016年以降の証拠金の計算式
従来の証拠金計算式 = ロット数 × 固定証拠金
新しい証拠金計算式 = ロット数 × コントラクトサイズ × オープン価格 × 証拠金率
どのように変更になったのかぐらいは、チェックしてみておいても良いと思われます。
コントラクトサイズは取引量のことを言い、XMでは10万通貨の事を意味するのです。
次に、株式指数(CFD)や貴金属であるゴールドやシルバーの証拠金式をご案内いたします。
ゴールド、シルバーの証拠金計算式
ロット数 × コントラクトサイズ × 市場価格 ÷ レバレッジ
CFDの証拠金計算式
ロット数 × コントラクトサイズ × オープン価格 × 証拠金率
自身が計算するのはとても手間暇が必要なので、必要証拠金、ピップ値、銘柄ごとのスワップ、ならびにレバレッジ、ポジションサイズを計算できるオールインワイン計算ツールで、トライしてみるのも良いのではないかと思います。
XMのCFD商品で両建てする際には、証拠金が毎回50%になる
CFD商品で両建てをスタートするケースでは、証拠金が毎回50%となります。
なので、両建てを開始するケースでは、CFDだけ証拠金が50%となるという事だけ学習しておけばOkかと思います。
保有ポジションの証拠金維持率によって行使されること
XMでは、証拠金維持率のパーセンテージに合わせて、マージンコール・強制ロスカット・ゼロカットの3段階で、無条件に行われるのです。
マージンコール・・・証拠金維持率50%
強制ロスカット・・・証拠金維持率20%
ゼロカット・・・証拠金維持率マイナス%
急速な相場変動により、どうする事も出来ない時もあります。
XMの証拠金が$20,000を超えたらレバレッジに規制がかかる
XMでは、保有する証拠金額によってレバレッジが自動規制が掛かり、数値がダウンしてしまう事があります。
次に挙げる早見表で、開始するにあたりチェックしておきましょう。
証拠金額 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | Zero口座 |
---|---|---|---|
証拠金:$5~$20,000 Zero口座:$100~$20,000 |
888倍 | 888倍 | 500倍 |
証拠金:$20,001~$100,000 | 200倍 | 200倍 | 200倍 |
証拠金:$100,001~ | 100倍 | 100倍 | 100倍 |
早見表をご覧いただいておわかりいただけると思いますが、上段は証拠金が200万円までのレバレッジ可能数値で、中段は証拠金が1,000万円までのレバレッジ可能数値で、下段が1,000万円以上の証拠金のケースでのレバレッジ可能な数値なのです。