XMでは口座開設後、好きな時にレバレッジを変更できる
XMの口座開設の時の選択肢で、レバレッジがありました。こちらのレバレッジは、好きなタイミングで変更のリクエストをすることが出来ます。
レバレッジは、アップすることも、ダウンさせることも可能
レバレッジは1倍から888倍の間で、下げるだけでなく上げることもできます。思うままに管理ができることは、とっても助かりますね。
原則的には、高いレバレッジで少ない証拠金で取引できるなら、資金はほんの少しで済むので問題ないはずなのですが、口座残高を多く維持したままの状態で、高いレバレッジにしておくと、大きなロット数のポジションを保有することができることになるため、ついついギャンブル的なトレードをしてしまいいつもながら負けてしまうという方もいらっしゃることでしょう。
こういったように資金管理が得意ではない方は、レバレッジを低めにセッティングすると、おのずと大きなロットでの取引を抑制可能なことになりますね。
レバレッジの変更は、XMのマイページから申請する、もしくはサポートに連絡をする
「レバレッジ変更」の実際的な手続き方法は、2種類あります。
1つ目は、XMのマイページにログインをして、レバレッジ変更のリンクからリクエストする方法。これ以外にXMのサポートにコンタクトを取って、Eメールやライブチャットでスタッフに依頼する方法が存在します。
特別に口座の残高が多い方等は、スタッフがマニュアル操作で変更の対応をしているため、スタッフに直接依頼する方法がスピーディーで間違いありませんが、マイページからのリクエストの大半はコンピュータで自動処理されてすぐさま反映されます。
試みでサポートの営業時間外にマイページからリクエストしたら、すぐさま変更完了メールが届きました。
現実的にMT4の口座に反映されるのは取引サーバーが稼動しているときになりますので、このあとご紹介する方法でチェックしてみてから、その次の取引をスタートするようにしましょう。
変更するケースでは、ポジションの有り無しと、有効証拠金の残高をチェックしましょう
レバレッジ変更とは「1トレードあたりの必要証拠金が変わる」ということを意味します。レバレッジを下げると、必要証拠金がアップします。
こちらの意味をよく把握せずに、低いレバレッジだったら安全と偏りのある知識だけで、短絡的に下げると、有効証拠金(口座残高)が物凄い勢いで下がり、保持しているポジジョンをキープできないほどの残高になってしまうかもしれないです。
そうなってしまうと、ポジションは自分自身の意に反して、強制的に決済されてしまいます。この為、ご自身の判断でレバレッジ変更をするときには、「保持しているポジジョンが無い状態で行う」のがまずは確実です。
設定可能な最大レバレッジの一覧
XMで設定可能なレバレッジのタイプは、次にあげるとおりです。
1倍、2倍、3倍、5倍、10倍、15倍、20倍、25倍、50倍、66倍、100倍、200倍、300倍。それに、400倍、500倍、888倍。
現在選択中のレバレッジは、画面には表示されません。
ただし、上述画面の説明にもありますが、リクエストが送られた後、口座の状況をチェックされ、問題ないときに変更が受付けられるものであることを押さえておきましょう。
XM Zero口座は最大レバレッジが500倍
なお、「1:888」のハイレバレッジを使用できるのは、「スタンダード口座」か「マイクロ口座」のみですのでお気をつけ下さい。「XM Zero口座」の最大レバレッジは「1:500」になります。これでも充分高いです。
取引口座残高によって規制されるレバレッジ
XMには、取引口座残高がUSD 20,000(1ドル120円のとき日本円で約220万円)以上のユーザーのレバレッジは「最大200倍」とするルールがあり、利用者側が高いレバレッジを希望してセレクトしていたとしても、無条件に下げられることになります。
なおこちらの強制措置は、入金金額がこれ以上のときだけでなく、トレードで利益が生じて220万円をオーバーしたケースでも適用されまるのです。
888倍というハイレバレッジで取引をしていると、初めての入金金額が数万円程度だったとしても、残高が限定的に220万円以上にアップするということは割とあります。
現在資金が少な目の方も、自身には関係ないとは考えずに、ぜひ学習しておきましょう。
さらにこちらの上も存在していて、USD100,000(1ドル120円の時、日本円換算で約1,200万円)以上になったら、レバレッジは「最大100倍」に下げられます。
なぜXMはレバレッジを下げる必要が生じるのか?
この原因は、顧客をリスクから守るためです。口座残高が多くある状態でハイレバレッジでの大きなロットで取引を行うと、大きく資金が増える事がありえる反面、口座残高を一気に失ってしまうほどのマイナスになるリスクもとても高いです。
日本におけるFXの基礎知識としてよく言及されている「80%のトレーダーが負けている」というシビアな実態を考えても、「ハイレバレッジでの大きなロットでのトレードを行いづらくする」ことで顧客を守れることが想定されるため、このような処置がとられています。
なお、これらのレバレッジ変更措置は全て自動ではなく、スタッフがマニュアル操作で行っています。
こちらの金額を上回ればすぐさまレバレッジを下げられるというわけではありませんが、「どれ位の期間、こちらの金額超えた状態だったら下げられる」というところは人による判断のためシンプルには言えません。
また、前もっての予告はされず、変更されてから当該の旨のお知らせメールが届くだけですので、ポジション管理には気をつける必要があります。