この記事では海外FXサイトで利用できるようになってきているオンライン決済サービス「STICPAY(スティックペイ)」について、一から解説をしています。
「STICPAYってなに?」
「STICPAYへの登録方法は?」
「STICPAYの入出金方法って?」
こうした疑問を解消しながら、「どの海外FXサイトで利用できるのか」ということについてもご紹介していきます。
- STICPAY(スティックペイ)の概要と登録方法
- STICPAY(スティックペイ)への入出金方法
- STICPAY(スティックペイ)のメリット&デメリット
STICPAYは現在その注目度が急上昇中のオンライン決済サービスです。
海外FXサイトを利用しようとしている人はもちろんのこと、日常で使う電子決済サービスを探している人もぜひご覧になっていってください。
STICPAY(スティックペイ)の概要と登録方法
それではSTICPAYの基礎情報から見ていきましょう。
これを見れば、そもそも「STICPAYってなに?」という初心者の方でもすぐに理解をしていただけます。
- STICPAY(スティックペイ)について
- STICPAY(スティックペイ)に登録するとき必要なもの
- STICPAY(スティックペイ)への登録方法
ということで、まずはSTICPAYのサービス内容と登録方法についてご紹介していきますのでどうぞご覧ください。
STICPAY(スティックペイ)について
STICPAYというのはオンライン決済方法のひとつで、国際的な送金から個人間での送金までを素早くさらに簡単におこなえるサービスのことです。
通常であれば海外FXサイトにそのまま入金利用ができないクレジットカードでも、このSTICPAYを通せばスムーズに入金をすることが可能となります。
そのため、多くの日本人トレーダーが登録をし始めているのがこちらのSTICPAYです。
また、FXトレーダー以外の方でも海外旅行へ行く際のネットウォレットとして使用する人も多数います。
というのも、STICPAYでは同サービス口座内から現金をチャージすることができるマスターカードベースの専用プリペイドカードカード(デビッドカードに近い)を用意しています。
このカードは全世界210カ国以上のマスターカード加盟店で使えるため、買い物や食事の際の支払いなど多種多様な使い方ができるわけです。
キャッシュレス化が進む現代では、こうしたネットウォレットがますます普及していくことが見込まれていますが、そうした同様のサービスの中でも注目を集めているのがこちらのSTICPAYとなっています。
STICPAY(スティックペイ)に登録するとき必要なもの
ここまでを見ただけでもとても便利そうに感じられるSTICPAYですが、登録をするときにはどういったものが必要なのかも気になるところです。
そこでSTICPAYの登録手続きに必要となるものを一覧としてまとめました。
- 電話番号
- メールアドレス
- 顔写真付きの身分証(1つ)
- 住所を証明する書類(1つ)
こちらがSTICPAYの登録に欠かせないものとなります。
電話番号とメールアドレスは誰でも持っているものですので、問題はありませんよね。
また、身分証や住所証明書に関しても以下のものの中から自分が持っているものを1つ選べばOKです。
- 顔写真付き身分証明書:免許証・パスポート・写真付き住基カード(マイナンバーカード)
- 住所証明書:公共料金の領収書・各種納税証明書・住民票・クレジットカードの明細書・銀行の残高証明書・住所が書かれている各種健康保険証
なお、こちらのうち住所を証明するための書類は「発行から3ヶ月以内のもの」でなくてはなりませんのでお気をつけください。
ちなみに一人暮らしをしていない人で公共料金の明細が自分名義でない方などは、銀行の口座残高証明を貰ってくるのがもっとも手っ取り早いです。
STICPAY(スティックペイ)への登録方法
それではここからSTICPAYの登録方法を見ていきます。
とはいっても、STICPAYの登録は非常に簡単です。
すべてネット上で完結しますので、その手順をご覧ください。
- 公式HPの口座開設ページにアクセス
- メールアドレスや名前などを入力
- 電話番号を入力してSMSで認証コードを受け取る
- 認証コードを入力して送信
- アカウント登録が完了
- マイアカウントから必要書類をアップロード
- 現住所を入力して情報を送信
- 数分から数時間以内に確認完了のお知らせが届く
※スティックペイの口座開設ページ⇒https://www.sticpay.com/open_account/customer
こちらがSTICPAY登録までの手順です。
アカウント開設自体はものの数分で完了しますので非常に楽です。
あとは必要書類の確認作業が終わればSTICPAYのサービスが利用できるようになります。
なお、STICPAY側の確認作業時間はだいたい数時間以内とされていますが、早ければ数分ほどでお知らせがくることもあるようです。
仮に1日過ぎても連絡がこない場合はSTICPAY側に問い合わせをしてみましょう。
(もしかしたらちゃんと情報が送信できていないケースも考えられますので)
STICPAY(スティックペイ)への入出金方法
ここまででSTICPAYの登録自体は完了しました。
次は実際にそのサービスを利用してみましょう。
- 入金方法
- 出金方法
- STICPAY(スティックペイ)の専用カード
STICPAYは優れたオンライン決済サービスですが、まずは入金をしなければ話になりません。
そこで、最初は入金の仕方から見ていきます。
入金方法
現在のところSTICPAYで認められている入金方法は以下の通りです。
- 国内銀行送金:手数料2%
- 海外銀行送金:手数料1%
- クレジットカード(マスターカード・VISA):手数料3.85%
- ユニオンペイ:手数料1.5%
- ビットコイン:手数料1%
- ライトコイン:手数料1%
- イーサリアム:手数料1%
手数料も記載しておきましたが、ご覧のように入金手数料が安いところもSTICPAYの魅力と言えます。
なお、国内銀行から入金をする場合の条件は「最大1,000,000円、最小5,000円」となっていますので覚えておきましょう。
ちなみにSTICPAYのもうひとつの特徴は仮想通貨に対応しているところです。
しかもビットコイン以外のマイナーコインも使えるため、仮想通貨FX用のネットウォレットにするにも非常に便利です。
また、国内銀行からの入金および海外銀行送金以外は即座に入金が反映されます。
すぐにFX用口座に資金を送りたいときにも役立ちますので、ぜひその実用性の高さを試してみてください。
次に各種入金方法の使い方についてです。
こちらはマイアカウント内から「入金ページ」へ進み、利用する入金方法を選択してください。
「マイアカウント」⇒「国内銀行送金・海外銀行送金・クレジットカード・ユニオンペイ・仮想通貨」の中から選択します。
銀行からの送金の場合は振込先情報が表示されます。
その他の方法の場合は、STICPAYの入金画面上にカード情報などを入力することで手続きがおこなえます。
出金方法
次に出金方法についても見ていきましょう。
基本的には入金方法と重なるものが多いのですが、クレジットカードへの出金はできませんので要注意です。
- 国内銀行送金:手数料1.5%+800円
- 海外銀行送金:手数料5%
- STICPAYカード:手数料1.3%
- ユニオンペイ:手数料2%
- ビットコイン:手数料1%
- ライトコイン:手数料1%
- イーサリアム:手数料1%
こちらがSTICPAYの出金方法一覧です。
入金をしたクレジットカードにはお金を戻せませんが、STICPAYへ申請することで発行可能な専用カードであればそのまま出金ができます。
なお、ご覧のように海外銀行を経由しての送金だと手数料が高くなる傾向にありますので、出来ればこの専用カードを使いましょう。
ちなみに急ぎの出金でなければ国内銀行への送金でも不便はありませんのでご安心ください。
(1日以内に出金手続きをおこなってくれるため)
STICPAY(スティックペイ)の専用カード
出金方法のところでご紹介したSTICPAYの専用カードですが、こちらは意味合いとしてプリペイドカードやデビッドカードに近いものがあります。
STICPAYの口座にあるお金を専用カードにチャージして買い物に利用したり、ATMから現金を引き出したりといった使い方をします。
実際に利用をしてみると難しいことはありませんので、STICPAYの口座開設をするときにでも一緒にカード発行の申請を出しておいてください。
なお、STICPAYの専用カードを発行するには以下の書類・費用と申請手続きが必要となります。
- パスポート
- 顔写真付き身分証
- 住所証明書
- 口座に配送料40USDと初期チャージ分の500HKD相当の残高
STICPAYの専用カードには必ずパスポートが必要です。
パスポート未取得者にとってはこれが唯一のデメリットにあげられますが、パスポートさえ持っていれば苦労はありませんのでぜひ申請してください。
ちなみにパスポート以外の顔写真付き本人確認書類も必要ですので、運転免許証もしくはマイナンバーカードは必須です。
もし運転免許証がないという方はマイナンバーカードを取得しましょう。
また、カード発行時には配送料と最初にカードへデポジットするお金も必要となります。
「110USD相当の残高を入れておいてください」と公式ホームページにも記載されていますので、カード申請をする場合は12,000円~13,000円を入金しておいてください。
次に申請手順です。
- 公式HPからSTICカード申請ページへアクセス
- パスポート番号、住所、郵便番号、電話番号を入力
- パスポートの顔写真ページ、身分証明書、住所証明書をアップロード
- 規約への同意と電子署名
- 入力内容を確認後、送信をして完了
- 不備がなければ2~3週間でカードが自宅に届く
こちらも口座開設時と同じような手続きですので問題はないかと思います。
なお、カードが届きましたらマイアカウントからカード情報の登録画面へと進み、暗証番号などを設定してください。
こちらの専用カードは、カード設定が登録された時点から利用が開始できます。
そのため、カードを取得したら忘れずに情報設定をおこないましょう。
STICPAY(スティックペイ)のメリット&デメリット
それでは次にSTICPAYを利用するメリット、使えるサイトなどをご紹介していきます。
- STICPAY(スティックペイ)のメリット
- STICPAY(スティックペイ)のデメリット
- STICPAY(スティックペイ)が使える海外FXサイト
また、合わせてSTICPAYのデメリット(不便なところ)についても見ていきますので、口座開設前にもチェックをしておいてください。
STICPAY(スティックペイ)のメリット
それではSTICPAYを利用するメリットを見ていきましょう。
まずはこちらをご覧ください。
- 海外FXサイトへの入金に使える
- スポーツベットやオンラインカジノサイトでも使用可
- 海外旅行時に持ち歩くデビッドカードとして便利
- 入出金手数料が安い
- 口座開設が簡単
上記がオンライン決済サービスにSTICPAYを選んだときのメリットです。
やはり海外FXユーザーにとっては入金方法に使えるという理由がそのひとつに挙げられます。
最近は国際的なテロ活動防止という観点から、国際間におけるクレジットカードでの入出金というのが出来なくなってきました。
そのジレンマを解消するのがSTICPAYのようなオンライン決済サービスです。
そして、数あるオンライン決済サービスの中でもSTICPAYは利用できる海外FXサイトが多くなってきています。
さらにスポーツベッティングサイトやオンラインカジノサイトでも使えるということで注目され、今後はさらに利用者が増えると見込まれているのです。
また、STICPAYではご紹介した専用のSTICカードを用意しています。
これは非常に便利なサービスで、海外旅行用に使うにも最適なオンライン決済サービス会社と言えるでしょう。
しかも、そのカードへの出金手数料が1.3%と割安で、各種入金手数料に関しても1~2%程度しか掛からないというのは相当ありがたい部分です。
口座開設自体も簡単ですし、最短当日から利用ができますので、ぜひ様々な用途にSTICPAYを利用してみてください。
STICPAY(スティックペイ)のデメリット
基本的にSTICPAYを利用する上でデメリットというのはありませんが、あえて「不便なところ」を挙げてみたいと思います。
まず、やはりSTICカードを申請するときにパスポートと他の身分証が必要となるところに不便を感じる人も多いでしょう。
僕はパスポートも運転免許証も持っていましたが、この両方がない人にとってはSTICカード取得がかなり難しいと思います。
パスポートの申請に最短でも1週間、マイナンバーカードの申請だと2~3週間。
当然、運転免許証を一から取得しようと思ったら2ヶ月くらいは必要ですし、それぞれに取得するための費用も掛かります。
そのため、パスポート・運転免許証・マイナンバーカードを持っていない人からすると、魅力が半減してしまうというのが大きなデメリットです。
ただ、もちろん海外旅行用のデビッドカードや出金用のプリペイドカードとして使う予定がなければ問題はありません。
クレジットカードで入金をして国内銀行に送金するという利用方法だけでも十分に便利ですので、あきらめずにSTICPAYを使ってもらえればと思います。
STICPAY(スティックペイ)が使える海外FXサイト
それでは最後に、現在のところSTICPAYを入出金方法に導入している海外FXサイトというのをご覧いただきましょう。
- AXIORY
- TRADEVIEW
- GEMFOREX
- XM
- LAND-FX
- TICKMILL
- FBS
- TITANFX
調べてみたところ、上記の海外FXサイトであればSTICPAYでの入出金が可能です。
メジャーなところで日本人ユーザーも多いサイトというとXM、GEMFOREX、FBSといったところでしょうか。
なお、基本的にはどのサイトも出金に掛かる手数料は無料となっています。
ただし、もちろんそこから自分の口座に現金を移すときには所定の手数料が掛かりますのでご注意ください。
よく「入出金手数料無料!」と書かれているサイトを見ますが、それは海外FXサイト⇔オンライン決済サービス会社間での手数料のことです。
そのため、実際には先ほどご紹介したような入出金手数料は掛かります。
とはいっても、STICPAYであれば1~2%と低額の手数料のみですので、そこまで手数料を気にすることもありません。
ぜひ、あなたも海外FXを利用するならSTICPAYを使ってみてください。