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XMのスプレッドは広い?口座別・銘柄別・他業者と比較検証!

XMのスプレッドは広い?口座別・銘柄別・他業者比較

これから海外FXに挑戦しようとしている人の中には、日本人に人気の高いXMの口座開設を検討している方もたくさんいるでしょう。

しかし、同時に「XMはスプレッドが広い」という噂も聞いたことがあるかもしれません。

そんな人に対して、知っておいた方がためになる「XMのスプレッド」に関する本当の情報を現役XMユーザーがお伝えしていきます。

これをご覧いただくと「XMのスプレッドはパッと見ると広く設定されているように感じられるけど、実質的には狭い」ということがよく分かります。

また、「そもそもスプレッドって何?」「広いとどうなるの?」という疑問に対しても分かりやすく説明していますので、FX初心者の方もぜひご覧ください。

さらに合わせて、低スプレッドでの取引が可能となる「ゼロ口座」に関する知識や使い方もご紹介していきます。

解説ポイント

  • XMのスプレッドは広い!
  • XMのスプレッドと他社を比較【選ばれる理由とは】
  • XMにはスプレッドがゼロになる口座がある

この記事では上記3つのポイントに関して詳しく解説をしています。

そのため、スプレッドの意味を知りたい方やXMのスプレッドの広さに疑問を持っている方にぴったりの内容です。

XM Trading公式ページ

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目次

XMのスプレッドは広い!

まず先に申し上げておきますと、XMのスプレッドというのは多くの海外FX業者と比較して同等もしくはやや広い設定がされています。

なお、国内のFX業者の平均スプレッドと比べると確実に1pips前後は高いです。

とはいえ、国内業者の場合はスプレッドを抑えて手数料を徴収するなどの形を取っているので、一概にXMのスプレッドがずば抜けて高いとは言えません。

こうした現状を含めてもXMというのは日本人に人気のある海外ブローカーとなっているわけですが、その理由とは何なのか?ということをこのページでは解説しています。

そこで、まずは初心者でも分かりやすいように以下の点から説明していきますので、最初に一読ください。

XMのスプレッドは広い!

  • XM利用前に知っておくスプレッドの基礎知識
  • XMのスプレッドは広い
  • XMの各銘柄におけるスプレッドを確認

「XMのスプレッドは広い」というのは海外FX業者を使っているトレーダーからすれば定説です。

ただ、実は「広いようで狭いのがXMのスプレッド」です。

これがどういう意味かをここでは詳しく解説していきます。

しかし、これからXMの口座開設をおこなう人の中には「そもそもスプレッドって何?」「スプレッドが広いとはどういう意味なの?」という疑問を持っている方もいることでしょう。

そんな疑問も同時に解消するべく、一から分かりやすく説明をおこなっていきます。

XM利用前に知っておくスプレッドの基礎知識

スプレッドというのは対象の通貨ペアにおける売値と買値の差額のことです。

為替に興味がある人であれば「現在のドル円は108円50銭から55銭の間で取引がおこなわれています」といったニュースを見聞きしたことがあるでしょう。

この108円50銭から55銭の間の5銭が、いわゆるスプレッドと言われる差額のことです。

たとえば、このとき1万円分のドルを購入したとします。

買値は高い方の数値なので108円55銭です。

そして同じスプレッドのままドル円が10銭上がったところで買った1万円分のドル円を売ります。

このとき売値は108円50銭⇒108円60銭へと値上がりをしていますが、購入した時点での買値は108円55銭なので1ドルにつき5銭の儲けとなります。

本来なら10銭値上がりをしているのに、儲けは5銭です。

つまり最初に説明した5銭分のスプレッドが差し引かれたということです。

このスプレッドを差し引いて自分の手元に返ってきたお金がFXでの利益となるわけです。

当たり前ですが、このスプレッドは狭ければ狭いほど利益が上げやすくなります

もし取引をする業者のスプレッドが先ほどの5銭でなく1銭だったとしたら、上記の例で言えば1ドルあたり9銭の儲けになっているわけですからね。

こう考えるとFX業者のスプレッドは狭い方が良いということが分かるでしょう。

なお、このスプレッドというのは変動するものです。

大きな経済発表がおこなわれるタイミングや為替レートが動きやすい早朝や週明けにはスプレッドが広くなる傾向にあります。

これはレートが激しく動くことによって儲けも損失も大きくなるからなのですが、このスプレッドが広くなっているときというのはエントリーを避けた方が賢明です。

本来の価格から買値や売値が大幅に離れていることが大半なので、スプレッドが広くなっているなと感じたときには様子を見るというのが一般的な投資家としての考え方と言えます。

補足説明:ちなみに実際のFX業者でのスプレッドは5銭もしません。

ドル円の場合、海外業者なら1銭~1.8銭ほどが平均です。

なお、国内業者の場合は0.3銭程度というところもありますが、このスプレッドの低さについては後述をおこないます。

XMのスプレッドは広い

XMの平均スプレッドの広さを示すため、ここでは初心者でも分かりやすいドル円を参考にしていきます。

XMのドル円の最低スプレッドは1.5銭からで、平均スプレッドは1.6銭です。

なお、FX業界ではスプレッドというのはpipsという数値に置き換えられることがありますが、XMのドル円平均スプレッドをpipsにしたときの数値は1.6pipsとなります。

補足説明:pips=発行されている通貨の最小単位の1%
例) 「1円の1%=0.01銭=1pips」「1セントの1%=0.01セント=0.0001ドル=1pips」

XMの場合、ドル円の平均スプレッドが1.6銭と紹介しましたが、ほかの主要海外FXブローカーの平均スプレッドも見ておきましょう。

こちらは後程もご紹介する表の一部ですが、まずは簡単にXMとの差を見てもらえればOKです。

主要海外FX業者のドル円平均スプレッド

  • ランドFX:0.8銭=0.8pips
  • タイタンFX:1.2銭=1.2pips
  • ビッグボスFX:1.4銭=1.4pips

こうやって見るとやはりXMの平均スプレッドというのはやや高いことが分かります。

ただし、スプレッドというのは常に一定ではありません。

海外FX業者の場合は特に変動制のスプレッドを採用していますので、タイミングによってこの数値が大きくも小さくもなります。

なお、ここまでがスプレッドの基礎知識であり、XMのスプレッドの広さを示す基本情報となっていますので、よく覚えておいてください。

XMの各銘柄におけるスプレッドを確認

こちらはXMで取り扱っている為替FX銘柄の各種スプレッドです。

参考までにご覧ください。

通貨ペア 最低スプレッド 平均スプレッド
AUDCAD 0.00028 0.0003
AUDCHF 0.00027 0.0003
AUDJPY 0.032 0.033
AUDNZD 0.00037 0.0004
AUDUSD 0.00016 0.00019
CADCHF 0.00035 0.00037
CADJPY 0.031 0.034
CHFJPY 0.028 0.033
CHFSGD 0.0024 0.0025
EURAUD 0.0003 0.00033
EURCAD 0.00031 0.00036
EURCHF 0.00023 0.00027
EURDKK 0.00265 0.0027
EURGBP 0.00018 0.0002
EURHKD 0.0032 0.0033
EURHUF 0.27 0.35
EURJPY 0.022 0.025
EURNOK 0.00529 0.006
EURNZD 0.00048 0.00055
EURPLN 0.0045 0.005
EURRUB 0.4149 0.42
EURSEK 0.0048 0.0055
EURSGD 0.00161 0.00163
EURTRY 0.00615 0.008
EURUSD 0.00016 0.00017
EURZAR 0.01144 0.013
GBPAUD 0.00036 0.00043
GBPCAD 0.00043 0.00056
GBPCHF 0.0003 0.00046
GBPDKK 0.00481 0.0055
GBPJPY 0.035 0.039
GBPNOK 0.00687 0.0078
GBPNZD 0.00062 0.0007
GBPSEK 0.00755 0.0085
GBPSGD 0.00276 0.0028
GBPUSD 0.0002 0.00024
NZDCAD 0.00038 0.00041
NZDCHF 0.00037 0.0004
NZDJPY 0.029 0.032
NZDSGD 0.00241 0.0025
NZDUSD 0.00028 0.00029
SGDJPY 0.195 0.2
USDCAD 0.00021 0.00024
USDCHF 0.00021 0.00023
USDCNH 0.0034 0.0036
USDDKK 0.00332 0.0034
USDHKD 0.0026 0.0028
USDHUF 0.225 0.25
USDJPY 0.015 0.016
USDMXN 0.0103 0.011
USDNOK 0.00472 0.0055
USDPLN 0.00325 0.0037
USDRUB 0.4155 0.42
USDSEK 0.00448 0.005
USDSGD 0.00193 0.002
USDTRY 0.00641 0.0075
USDZAR 0.0112 0.0135

基準となるのはやはりドル円、またはユーロ円・ポンド円いったところですね。

ほかのFX業者とスプレッドの比較をするのであればこの「円・ドル・ポンド・ユーロ」を組み合わせた通貨ペアをチェックしてみてください。

なお、もっとも身近で分かりやすいドル円のスプレッドを見れば、その業者の平均的なスプレッド設定が分かります。

また、スプレッドの値というのはその通貨ペアの信用度を測るものでもあります。

たとえば上記の表を見ると、ドル円のスプレッドに比べてポンド円のスプレッドは倍以上に設定されていますが、これはポンド円の方が不安定な通貨ペアだからです。

これは市場でのボラティリティ(価格の変動率)が関係してくるもので、スプレッドが低ければそれだけ1日の中での値動きが安定しているということに繋がります。

つまりスプレッドが大きい通貨ペアほど活発な値動きをし、小さいものほど値動きは小幅ということです。

こうしたスプレッドの平均値から投資する通貨ペアを見つけるというのもひとつの手ですので覚えておきましょう。

ちなみにXMでは上記のFX取引以外にもコモディティ、株式指数、エネルギーといった銘柄を取り揃えています。

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XMのスプレッドと他社を比較【選ばれる理由とは】

スプレッドについての基礎知識とXMのスプレッドの広さが分かったところで、実際にほかの海外業者との比較を詳しくおこなっていきます。

また、その結果を見ながら、「なぜXMはスプレッドが広いのに人気なのか」という疑問に関してもお答えしていきますので、ぜひ最後までしっかりと理解をしていってください。

なお、ここでは僕が実際にXMを利用していて感じるXMのスプレッドについてもご紹介しています。

XMのスプレッドを比較してみて分かること

  • XMと他社のスプレッドを比較
  • スプレッドが広くてもXMが選ばれる理由
  • 現役XMユーザーが感じるスプレッド差
  • XMと国内FX業者とではスプレッドが違う

実際に各社のスプレッドを比較してみるとXMの平均スプレッドは高いことが分かります。

しかし、そのスプレッドというのは表面上だけのことです。

実はXMの実質的なスプレッドというのは意外と低いのですが、そのことをここでは証明していきます。

この内容を知っているだけでもFX業者選びがずいぶんと有利になりますので、ぜひご覧ください。

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XMと他社のスプレッドを比較

それではさっそくXMのスプレッドとほかの海外FX業者のスプレッドを比較していきます。

なお、以下の表ではXMを含めて32社を選出しました。

海外FX業者名 USD/JPY EUR/JPY EUR/USD GBP/USD
AvaTrade 3 4 3 4
InstaForex 3 3 3 3
IronForex 2.6 3.4 2.2 2.3
Orbex(AFBFX) 2.3 2.5 1.5 1.8
FXCC 2 2.8 2 2.7
eToro 2 4 3 4
FXPrimus 2 2.1 1.5 2.1
GCIFinancial 2 3 1 3
XM 1.8 2.6 1.7 2.3
DirectFX 1.8 2.4 1.8 2.3
IFCMarkets 1.8 2.5 1.8 2
iForex 1.8 1.8 1.8 3
Forex.com 1.6 2.3 1.8 2.2
OANDA 1.6 2.3 1.3 1.9
AXIORY 1.5 2.3 1.6 1.9
FinFX 1.5 1.7 1.6 1.9
BigBoss 1.4 2.4 1.6 1.9
FXPro 1.4 1.9 1.4 1.8
TITAN FX 1.2 1.6 0.8 1.2
MiltonMarkets 1.2 1.1 1.2 1.4
MyfxMarkets 1.1 1.5 1.2 1.7
AxiTrader 1 1.5 1.5 1.2
FXDD 1 2.7 0.5 1
MGKGLOBAL 1 0.4 0.2 0.4
ThinkForex 1 1.1 0.8 1.2
LAND FX 0.8 1.5 0.8 1.2
TradersTrust 0.7 1.1 1.2 1.6
Turnkey Forex 0.6 1 0.5 0.5
AAAFx 0.5 0.8 0.1 0.6
FXOpen 0.5 0.6 0.4 0.9
LMAXExchange 0.2 0.3 0.2 0.4
TradeviewForex 0.2 0.5 0.3 0.3

ご覧のように、こちらは海外FX業者32社のスプレッドを比較した表です。

主要な通貨ペアだけを抽出したデータの上では、XMは上から9番目に平均スプレッドが高い業者ということが分かります。

やはりこうして見るとXMのスプレッドというのは「やや高い」です。

なお、こちらは一般的なスプレッドを比較することを目的としていますので、スタンダード口座における数値を表記しています。

そのため、各社の低スプレッド口座は判断材料に加えておりません。

(もちろんXMにもスプレッドがゼロになる「ゼロ口座」がありますので、その口座を利用すればスプレッドを抑えての取引が可能です)

ちなみにこの段階ではXMは平均スプレッドが上から9番目の業者ですが、本当の数値を計算していくと下から数えた方が早い業者へと変わっていきます。

それはいったいどういったことなのか、という部分を次に詳しく解説していきますのでご覧ください。

スプレッドが広くてもXMが選ばれる理由

ほかの業者とのスプレッド比較をご覧いただいた結果、XMは上から数えた方が早い業者であることが分かりました。

しかし、XMには「XMP」というボーナスプログラムがあります。

これがXMの人気の理由であり、実質的なスプレッドを下げる役割も果たしているのです。

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ということで、XMPを計算に加えるとXMのスプレッドが下がるという理論について解説していきましょう。

まず、XMは平均的なスプレッドが広い代わりに、取引毎にポイントが貯まるXMPというシステムを導入しています。

XMPは1ロット(10万通貨)の取引をするとランクに応じて「10ポイント~20ポイント」貰えるわけですが、このポイントをクレジットに換算すると以下のようになります。

10XMP÷3=3.3333・・・(ドル)

ご覧のように1ロットの取引で約3.3ドルが口座にバックされる計算です。

日本円にすれば330円くらいですね。

このバックされたお金を1通貨あたりに換算すると0.33銭となります。

(バックされたお金330円÷10万通貨=0.0033円)

この0.33銭をXMのドル円平均スプレッドから差し引くと、その数値は1.3pips以下となるわけです。

(XMドル円平均スプレッド1.6pips-0.33銭(0.33pips)=1.27pips)

この結果を先ほどの海外FX業者32社の表と照らし合わせてみてください。

そうすると下から数えた方が早くなります。

ちなみにこれがXMPを最大に貰えるランクになると、さらに平均のスプレッドは下がります。

アカウントのステータスがエリートランクであれば20XMPが付与されるため、単純に1通貨あたり0.66銭がスプレッドから引かれることになります。

結果として平均スプレッドは1pips以下となり、海外FX業者の中でもスプレッドが狭い部類の業者になるわけです。

このXMPを計算に入れることで「実質的なスプレッドが下がる」という部分が、XMが多くのトレーダーに選ばれている理由のひとつです。

簡単に言えば「XMのスプレッドは表面上では高いが、実際のお金に計算しなおすと安くなる」というわけです。

これが冒頭にお伝えした「XMのスプレッドは広いようで狭い」という言葉の根拠となります。

ご覧いただいた計算を見てもらえれば、実際にXMのスプレッドが他社の平均よりも低くなるということが間違っていないことが分かりますよね。

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さらにXMの場合は最大888倍のレバレッジが実行できますので、少ない証拠金で取引が可能です。

また価格変動が激しいときでもスリッページなどによる追証が発生しませんので、低リスクで投資ができます。

こうしたからくりを知っている賢いトレーダーの多くがXMを利用しているというわけなのですが、「実際にXMを利用してみるとどう感じるのか?」という部分もご紹介しておきましょう。

現役XMユーザーが感じるスプレッド差

僕はXMを実際に利用していますが、そのスプレッドに不満を感じたことはありません。

というのも、XMのスプレッド設定というのは非常に的確だからです。

もちろん早朝や経済発表時のスプレッドというのは広くなりやすいという特徴があります。

ただし、これはほかの業者でも同じことなので仕方のないことと言えます。

また、通常時におけるスプレッドに関しては先ほども触れたXMPで相殺ができるのでユーザーが不利になるということはありません。

特に自分のランクが上がればその分XMPを多く貰えるので、ほかの業者よりも安く取引が出来ると考えて良いです。

しかもXMの場合は取引にNDD方式というものを採用しています。

このNDD方式というのは海外FX業者の間で採用されている注文方式なのですが、投資家がそのままインターバンクに注文できるという仕組みです。

そのため、FX業者が価格操作を出来ないようになっています。

XMではこうした公平な取引を提供していますので、スプレッドがイジられるということもありません。
(というよりもスプレッドを操作できないようになっています)

とにかくフェアな場で取引をしたい、スプレッド差で負けたくないというのであればXMは最良の業者と言えるでしょう。

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XMと国内FX業者とではスプレッドが違う

表面上は広いスプレッドを設定しているものの、実はトータルで考えるとスプレッド差額が低いことが分かったXMですが「国内のFX業者と比べるとどうか?」ということを解説していきます。

まず結論から申し上げますと、スプレッドに関しては国内FX業者の方が圧倒的に低いです。

ただし、国内FX業者はスプレッドを操作できるためフェアな取引をしたい人には向いていません。

国内FX業者の多くは「最低スプレッド0.2pips~0.3pips」を謳いユーザーを募っています。

これは通常時であれば非常に魅力的な数字です。

しかし、国内FX業者の場合は先ほどご紹介したNDD方式ではなく、DD方式という注文方法を採用しています。

DD方式というのはトレーダーが注文をまずFX業者に出し、その内容を業者が精査してからインターバンクに流すというものです。

そのため、業者が不利になる注文に関しては約定拒否が出来てしまうわけです。

このアンフェアな注文方法を採用しているのが国内業者の特徴です。

そして、その分デメリットを感じさせないように平均的なスプレッドを下げて顧客を呼び込んでいるというのが国内FX業界の裏側とされています。

もちろんスプレッドに関しても国内FX業者は操作することが出来ますから、トレーダーが稼ぎ時となるタイミングではスプレッドは広くなります。

なお、そうしたタイミングでのスプレッド値はXMの平均値よりも高くなるケースも多いので、結果としてXMを最初から選んでおいた方がスプレッド負けを防ぐことが出来るわけです。

また、国内FX業者の場合はスリッページにより発生した損失に関しても補償がありません。

ロスカットが間に合わずに出たマイナスについてはすべてユーザーの自己責任となっているところも不利な点です。

ちなみにXMではゼロカットといって、入金した金額以上のマイナスが発生した場合でも追証を払わなくていいというシステムが採用されています。

これもまたXMが選ばれている理由のひとつでもありますので覚えておいてください。

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XMにはスプレッドがゼロになる口座がある

XMにはスプレッドが非常に狭い「ゼロ口座」というものもあります。

ちなみにこの口座では実質スプレッドがゼロ円になることもありますので「ゼロ口座」と呼ばれています。

ここではそんなゼロ口座に関する情報をまとめましたのでぜひご覧ください。

XMのスプレッド「ゼロ口座」について

  • XMのゼロ口座とは
  • XMのゼロ口座におけるスプレッドと手数料の関係
  • XMのゼロ口座を利用する上での注意点

ゼロ口座というのはスプレッドがとても狭く設定されているところが魅力的な部分です。

ただし、利用する上では注意点なども知っておかなければなりません。

そこでXMのゼロ口座について分かりやすく丁寧に解説していきます。

XMのゼロ口座を開設する【公式】

XMのゼロ口座とは

XMにはスプレッドがゼロになる「ゼロ口座」というものがありますが、まずはXMで用意されている3つの口座タイプをご覧ください。

ゼロ口座 マイクロ口座 スタンダード口座
取引手数料/LOT 往復10通貨 無料 無料
最大レバレッジ 500倍 888倍 888倍
1LOT単位 10万通貨 1,000通貨 10万通貨
最大取引サイズ 50LOT 100LOT 50LOT
(500万通貨) (10万通貨) (500万通貨)
最小取引サイズ 0.01LOT MT4=0.01LOT(10通貨) 0.01LOT
(1,000通貨) MT5=0.1LOT(100通貨) (1,000通貨)
ボーナス付与 ※対象外 対象 対象
平均スプレッド ドル円0.1pips ドル円1.6pips ドル円1.6pips

XMにはご覧の3つの口座タイプがありますが、ゼロ口座はその中でも非常に特殊な口座です。

まずゼロ口座ではスプレッドが極端に狭く設定されています。

ドル円で言えば平均が0.1pipsとなっていますので、その数値は国内FX業者よりも低いことが分かります。

このゼロ口座を使えばスプレッドの価格を安く抑えながら取引をすることが可能です。

ただし、このゼロ口座にはほかの2つの口座タイプにはない手数料というものが設定されています。

そのため、本質的にはスプレッドがゼロになるわけではありません。

もちろんタイミングによってはスプレッドがゼロ円になるときもあるので、割安で取引が出来るとも言えます。

しかし、必ず手数料を払わなければならないことを考えると実際にはスプレッドがあるのと同じと考えられるわけです。

この手数料の計算をしなければいけないという部分を踏まえると、ゼロ口座というのは上級者向きの口座タイプと言えます。

なお、「スプレッドがゼロになる?手数料が往復で10通貨?どういうこと?」という方もいるでしょうから次に詳しく解説をしていきます。

XMゼロ口座におけるスプレッドと手数料の関係

XMのゼロ口座ではたしかにスプレッドが極端にゼロに近づくことがあります。

スプレッドがゼロということはちょっとした値動きでも利益を出すことが可能ということです。

どういったことなのかを例文を交えながら説明していきましょう。

スタンダード口座、スプレッドが1.6pipsの場合
  • ドル円の売値が「100.000円」買値が「100.016」とする
  • 100.016円で1ロットを購入
  • 売値が100.030円のときに決済(3銭の値上がり)
  • 1通貨あたり0.014円の利益となる(100.030-100.016=0.014)
  • 1ロット(10万通貨)であれば1,400円の儲けが生まれる

これと同条件でゼロ口座を利用した場合が以下の通りです。

ゼロ口座、スプレッドが0.1pipsの場合
  • ドル円の売値が「100.000円」買値が「100.001」とする
  • 100.001円で1ロットを購入
  • 売値が100.030円のときに決済(3銭の値上がり)
  • 1通貨あたり0.029円の利益となる(100.030-100.001=0.029)
  • 1ロット(10万通貨)であれば2,900円の儲けが生まれる
  • このとき往復で10通貨分の手数料が発生(1000円強)
  • 差し引きで1,900円弱が利益となる

同じ条件でもご覧のように利益に500円程度の差額が生まれることが分かります。

これがゼロ口座の魅力です。

なお、単純に考えるとこのゼロ口座はエントリーしてから決済するまでの時間が短いスキャルピング取引に有効な口座タイプとされています。

そのため、短期間で利益を生みたいトレーダーにとっては使い勝手の良い口座と言えるでしょう。

XMのゼロ口座を開設する【公式】

ただし、このゼロ口座を利用する場合はXMPが付与されません。

これがゼロ口座の最大のデメリットとも言える部分なのですが、例文の取引内容にXMPを加えてみるとその差額は200円弱にまで縮まります。

補足説明:スタンダード口座で1ロット取引をした場合、もっとも低いランクのトレーダーでもXMPが10ポイント付与されます。
XMPをクレジットに換算すると10XMP÷3=3.333…ドルとなりますので、330円程度がスタンダード口座には加算され、ゼロ口座との利益の差額は200円弱となるわけです。
(ゼロ口座での利益1,900円―スタンダード口座での利益1,400円+XMPクレジット330円=170円)

実際のお金で計算するとご覧のような差額となります。

XMPを差し引いてもゼロ口座の方がまだ利益が大きくなる計算ですね。

ただ、これはあくまで利益が出た場合における計算ですから、損失が出た場合にはXMPで補填してくれるスタンダード口座やマイクロ口座の方がお得とも言えます。

どの口座タイプを選ぶかという部分は個人の裁量次第といったところですが、ゼロ口座にはこうした手数料が発生することだけは理解しておきましょう。

XMのゼロ口座を利用する上での注意点

メリットが多いように感じられるゼロ口座ですが、利用する上ではもちろん注意点もあります。

ゼロ口座の注意点

  • ボーナスが反映されない
  • 口座間での資金移動に不向き
  • レバレッジが最大で500倍までに落ちる

こちらがゼロ口座を利用する上での注意点となりますが、順に説明をしていきましょう。

まずゼロ口座ではボーナスが反映されません。

そのため、最初に入金をするときの100%入金ボーナスやその後の20%入金ボーナスというものが使えないようになっています。

これは初心者の方が口座開設および取引を開始するときに限っていえば大きなデメリットです。

また、ゼロ口座でおこなわれた取引にはXMPも付与されませんので、ポイント稼ぎにも向いていない口座ということが分かります。

XMPというのは貴重なクレジット源です。

XMPを貯めることで資金がなくなっても逆転をするチャンスが残されているというところがXMの優れているポイントとも言えます。

そのチャンスをなくしてでも低スプレッドで勝負をしたいという人が選ぶのがゼロ口座です。

また、ゼロ口座はこうしたボーナスが無効となっている口座のため、ほかの口座タイプから資金を移動させるときにも注意が必要となります。

というのも、たとえばクレジット残高があるスタンダード口座からゼロ口座に資金を移動させると、移動させた資金と同じ割合のクレジットが消失するのです。

せっかく貯めたクレジットがなくなるというのは非常にもったいないことなので、こうした資金移動はしないようにしてください。

さらにゼロ口座は最大レバレッジが500倍までという制約もあります。

もちろん500倍という数字でも国内業者に比べれば断然高いレバレッジが使えるわけですが、XMの魅力というのはやはり888倍というハイレバ取引が出来るところです。

低スプレッドにおけるスキャルピングで利益を稼ぎたい、証拠金は十分にあるという人であれば500倍レバレッジでも構わないかもしれませんが、デメリットであることには変わりありませんので利用する際にはよく検討しましょう。

なお、ここまでを踏まえた上でゼロ口座を利用するのに適している人、利用するタイミングなどをお伝えしておきます。

ゼロ口座を利用するときの条件

  • ボーナスを使い切っている
  • クレジット残高がない
  • 現金に余裕がある

ようするに自分の資金だけで勝負が出来る人であればゼロ口座利用に向いているということですね。

また、スタンダード口座やマイクロ口座でXMPを貯めているという場合は、資金移動を先に済ませてからXMPをクレジットと交換してください。

そうしないとクレジットが消失してしまいますから、この点だけは重ねて忠告をしておきます。

なお、ゼロ口座ではスプレッドが極端に狭くなる代わりに手数料があるということをお伝えしましたが、実は手数料には良い部分もあります。

それは「手数料は経費として計上できる」という点です。

FX取引における通常のスプレッドというのは、ほぼ手数料と同じ意味なのですが経費として計上をすることは出来ません。

しかし、ゼロ口座における手数料というのは財務会計上、ちゃんとした経費という名目で勘定科目に加えることが可能です。

つまり節税対策に有効ということですね。

XMで多額の利益を生み出した場合、この手数料による節税というのは大きな役割を持つようになってきます。

年間で数百万円や数千万円という利益を得るトレーダーの方は、この手数料をしっかりと計算に入れていますので、あなたも成果を上げられるようになってきたら意識してみてください。

こうした手数料=経費という部分も含めて、ゼロ口座を利用するときには綿密な計算が必要です。

なお、「最初はスタンダード口座やマイクロ口座でボーナスをゲットし、そのボーナスを使って投資利益を得る。

そして、だんだんと現金残高が増えてきたらゼロ口座に資金を移動させていき、その後のゼロ口座での取引によって発生する手数料を経費に計上する」というのがベターな方法と言えます。

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