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pips計算はFXトレードに必須級のスキル!計算方法を解説します

FXトレードに必須pips計算方法を解説

私たちは普段の生活で日本円であれば円、米ドルであればドルやセントなど、通貨ごとに様々な単位を使用しています。

色々な単位が使用される通貨を比較するとき、pipsを使うことで、統一することが可能になります。

統一pipsを理解することで、損失と利益の計算がしやすくなり、トレードの判断力アップにもつながるでしょう。しかし、FXを始めたばかりの人や計算が苦手という人にとっては、pipsの計算というのは少し難しく感じられるようです。

今回はこうした悩みに答えていきます。

解説ポイント

  • pipsを使う理由
  • pips計算機の使い方
  • pipsで目標を立てよう

pipsについてかなり詳しく解説しているので、pipsの見方や使い方が分からない人にピッタリな内容です。

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目次

Pipsの大切さについて

多くの投資家はpipsという単位を使って、目標を立てたり損益の計算を行ったりします。pipsはとても便利な単位で、FXトレードには欠かせないものです。その理由として、3つのポイントが挙げられます。

大見出しの深堀りポイント

  • 深掘り内容1(トレード金額に関わらず、獲得あるいは失った値幅のみがわかる)
  • 深掘り内容2(トレードの分析がしやすくなる)
  • 深掘り内容3(トレードの目標が立てやすくなる)

Pipsがとても便利なワケは、為替変動のみが分かること、トレードの分析がしやすくなること、目標を立てやすくなるということです。それぞれ、詳しく解説していきます。

深掘り内容1(トレード金額に関わらず、獲得あるいは失った値幅のみがわかる)

FXトレードで投資する金額は、投資家によって様々です。ドル円で1万通貨、つまり約105万円(2020年3月のレート)をトレードする人もいれば、10万通貨、つまり約1050万円をトレードする人もいるでしょう。

そんなとき為替損益を金額ベースで表現すると、エントリー時と決済時で、どれだけ為替変動が起こったのか分からなくなります。

例えば、ある取引で1万円の利益が出たとしましょう。

しかし、1万通貨を取引したと場合と10万通貨を取引した場合では、意味合いが全く違ってきます。獲得した値幅は1万通貨の方が大きく、10万通貨の方が小さくなります。

こんなときpipsを利用すれば、獲得した値幅を純粋に表してくれます。投資金額に関係なく為替の変動分のみを知るには、pips計算がとても便利です。

深掘り内容2(トレードの分析がしやすくなる)

トレードで安定的に利益を出そうと思えば、技術的な検証が必要になります。そんなとき、値幅を純粋に表してくれるpipsは、トレードの分析に欠かすことができません。

成績の判断を行うためには、いくら利益が出たとかいくら損失が出たかよりも、エントリー時と決済時でどれだけ値動きしたのかということが重要になります。

値動きのみの判断が可能になるので、異なる金額の投資であっても、公平に比較することができます。

実際、自動売買ソフトの宣伝でも、金額ベースでなく獲得pipsで成績が公表されていることが多くなっています。

深掘り内容3(トレードの目標が立てやすくなる)

前述したように、pipsとは為替の変動幅を表します。そして多くの投資家は目標を立てるとき、pipsを使用します。

純粋な変動幅を表すpipsを利用することで、投資スタイルや相場に合わせた目標が立てやすくなります。

もちろん、金額で目標を立てたい人もいるでしょう。しかし、獲得できそうなPipsの計算をしなければ、金額の目標も立てにくいはずです。

目標の立て方について考えてみましょう。今の投資スタイルや相場状況などから、1日10pipsは獲れそう、というように目標pipsを考えます。

さらに金額の目標を考える場合は、自己資金額からトレードするロット数を決定しましょう。

また、短期投資では複利の力を利用して目標を立ててみてもよいでしょう。複利の力とは、トレードによって得られた利益を投資額に回すことで、利回りをアップさせることのできる力のことを言います。

複利の力を入れた目標計算でも、ベースにはpipsの計算が必要になることは言うまでもありません。

pipsの計算方法

pipsのメリットが分かったところで、次に紹介するのはpipsの計算方法です。数字がやや多くなりますが、小数点に気を付けて確認していけば、それほど難しい話ではありません。

大見出しの深堀りポイント

  • 深掘り内容1(pipsとは?)
  • 深掘り内容2(pipsの計算方法)
  • 深掘り内容3(Pips計算機の使い方)

pipsの基本から計算方法、さらにはpips計算機の使用方法について、それぞれ詳しく解説していきます。

深掘り内容1(pipsとは?)

そもそもpipsとは何なのでしょうか。pipsとは「Percentage in points」の略称です。読み方は「ピップス」とか「ピップ」が一般的です。

1Pipsの単位は、その通貨の最小単位の100分の1です。日本円の場合、0.01円にあたる1銭が1Pipsに当たります。

通貨ペアでも考えてみましょう。米ドル/円の場合、表されるレートは1ドルに相当する円です。そのため、0.01円が1pipsとなります。

ユーロ/米ドルの場合は、実際に使用されている最小単位はセントです。セントの100分の1である0.01セントが1Pipsに相当します。

チャートで表示されるレートはドルベースなので、1Pipsは0.0001ドルとチャートで表されることになります。

現在(2020年3月13日)のレートは1ユーロ1.11670です。そのため、1Pips上昇するということは1.11680になるということを意味します。

注意点としては、レートの表示方法がFX会社によって異なるということです。小数点5桁を表示する場合は最後の桁から2番目、小数点4桁を表示する場合は最後の桁の変動がpipsを表すことになります。

ちなみに0.01セントが1Pipsであれば、0.01銭が1Pipsではないのかと思われるかも知れませんが、これは間違いです。

セントと違って、銭は現在実際に使用されている通貨ではありません。そのため、円が最小単位になり、その100分の1である0.01円が1Pipsとなります。

深掘り内容2(pipsの計算方法)

Pipsの見方は分かったけれども、1pips当たりの計算方法がわからないという方は多いと思います。

クロス円のpipsはどれも円単位なので、1pips=0.01円=1銭であることは簡単にわかるでしょう。

一方でユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、ユーロ/ポンドなど、日本円を含まない通貨ペアの価値というのは分かりにくいものです。1pipsあたりの価値はどのように計算すればよいのでしょうか。

計算式に表すと以下のようになります。

・通貨ロット数×0.0001×為替レート

今回はユーロ/米ドルについて、1ユーロ1.11670ドルのときに1枚(1万通貨)トレードすることを考えてみましょう。計算式に当てはめてみます。

10000×0.0001×1.11670=1.1167ドル

となり、1pips変動すると1.1167ドル分の価値が増えたり減ったりすることになります。

ドル円でも確かめてみます。1ドル105円のとき1万通貨をトレードするとしましょう。

10000×0.0001×105=105

となり、1pips変動すると105円増えたり減ったりすることになります。

実際のFX取引では0.1pipsの変化まで表示されます。クロス円の場合、0.1pips変動すると10円単位で損益が動くことになります。

深掘り内容3(pips計算機の使い方)

どうしても計算が苦手という方は、pips計算機を利用するのも有効な手です。使い方は以下の内容を入力するだけです。

・Pip Amount:調べたいpips数(1pipsの価値を知りたい場合は「1」と入力)
・Currency Pair:自分が取引する通貨ペア
・Trade Size:取引するポジションの大きさ(1lot=10万通貨)
・Deposit currency:1pipsの価値が知りたい通貨(日本円の場合は「JPY」)

これらを選択あるいは入力すれば、瞬時にpips計算ができてしまいます。マイナー通貨など、あまり馴染みのない通貨をトレードするときは、特に有効になるはずです。

実際に次の情報を調べてみましょう。

調べたいpips数⇒1pips
通貨ペア⇒米ドル/メキシコペソ
取引するポジションの大きさ⇒15万通貨
価値が知りたい通貨単位⇒日本円

これらを入力すると、68.03JPYと表示されます。つまり1pipsの価値は約68円と判断することができるのです。

Pips計算機は「pips 計算機」と検索エンジンに入力すると出てきます。検索候補から探し出してみましょう。また、アプリでもpips計算機が用意されているので、そちらもチェックしておくと、使いやすいものが手に入るはずです。

pipsの実践的な使用方法

次にpipsを実践のトレードに活かすことを考えていきましょう。pipsはエントリー後の損失確定や利益確定の決済ポイントの設定を行うときに役立ちます。

大見出しの深堀りポイント

  • 深掘り内容1(損切ポイントの設定)
  • 深掘り内容2(利食いポイントの設定)

損切りや利食いは、エントリー前にある程度の目安を決めておくことが大事です。目安の決定は、相場の流れに沿って行うのが理想的です。

いくら損したら損切り、いくら利益が出たら利食いというように、金額ありきで決めるのはあまり合理的ではありません。

根拠を持って損切りや利食いを行うときに重要なポイントは、ポジションの損益よりも相場の流れです。

相場の流れによって、決済タイミングを決めるのであれば、やはり変動幅を表すpipsが有効になります。損切りと利食いの設定の仕方について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

深掘り内容1(損切ポイントの設定)

エントリーを行うとき、まず気にしなければならないのはどこで損切りを行うかということです。

リスク管理の観点から、損切りは利益確定よりも大切と言われています。その損切り設定に役立つのがpips計算です。

多くの人が資金額ではなく、pipsによって損切りラインを決めています。その理由はテクニカル的な分析をダイレクトに反映することができるからです。

例えば、サポートライン付近で買いエントリーすることを考えてみます。そのとき、テクニカル的にはサポートラインを割り込んだときが損切りポイントになるでしょう。

サポートラインまでのPips数を計算すれば、逆指値注文を入れておくことができます。もちろん、エントリー前に逆指値注文を入れておいてもよいでしょう。

こうした計算は、金額ベースでは行うことはできません。テクニカル分析をダイレクトに反映できるpips計算ならではのものと言えるでしょう。

深掘り内容2(利食いポイントの設定)

pips計算は利食いポイントの設定にも役立ちます。エントリー後、テクニカルからどのあたりまで値動きしそうかということを、シンプルに表現することができるからです。

pips数を計算して指値注文を入れても良いですし、エントリー前にpips数の注文を入れておいても良いでしょう。

ただし、利食いの場合は、損切りに比べると、決済ポイントを厳格に定めておく必要はないと言われています。

FXで勝つためのセオリーは損小利大と言われるように、損失小さくして利益を大きくすることです。

そのため、損切ポイントまで何pipsというように、損切ポイントだけ決めておいて、利益の確定はゆったりと行う投資家が多いようです。

実際にpipsの計算をしてみよう

pipsの計算方法が分かったところで、実際の例を使って練習してみましょう。クロス円、ドルストレート、それ以外の通貨ペアに分けて、計算してみます。

実感してもらいやすいように、実際の為替レートの変動をもとに計算してみようと思います。

大見出しの深堀りポイント

  • 深掘り内容1(クロス円のPips計算)
  • 深掘り内容2(ドルストレートのPips計算)
  • 深掘り内容3(それ以外のPips計算)

今回はクロス円、ドルストレート、それ以外(ユーロ/ポンド)について、それぞれチェックしていきます。

深掘り内容1(pipsを使って獲得利益のシミュレーション・クロス円編)

まずは、ドル円のpips計算です。

2020年3月13日。コロナショックの反動からこの日、ドル円が急騰しました。仮にこの日の最安値104.497円で1万通貨をエントリー、最高値の108.504円で決済したとします。

0.01円で1Pipsなので、このトレードで獲得できたpipsは399となります。

次に金額でいくら利益を獲得できたのか計算してみます。前述したように、1pipsあたりの金額は以下の計算式で表されます。

・取引量×0.0001×為替レート

この式に先ほどの条件を入れて計算します。変動額を計算するので、変動した399pipsを掛け合わせることも忘れないようにしましょう。

10000×(0.0001×399)×105円=41895円となります。

この取引で41895円の利益を得たことになります。

次にマイナー通貨で計算してみます。3月13日のトルコリラ/円は、米ドル/円と同じく急騰しました。

この日の安値は16.501円、高値は17.126円です。仮に安値で1万通貨を買いエントリーを行い、その1万通貨を高値で決済したとしましょう。そのとき獲得したpipsは約63Pipsとなります。

トルコリラ/円では、米ドル/円やユーロ/円、ポンド/円とは桁が異なりますが、使用する計算式はまったく同じものです。

10000×(0.0001×63)×17円=1071円

この一連の取引では、1071円の利益を得たことになります。

深掘り内容2(Pipsを使って獲得利益のシミュレーション・ドルストレート編)

次にドルストレートのpips計算を行ってみましょう。まずは世界一取引量の多い通貨ペア、ユーロ/米ドルでシミュレーションしてみます。

ユーロドルのPips計算も、2020年の3月13日の相場でチェックしていきましょう。この日、NYダウの高騰とともに、ドル買いが進みました。

そのため、昼過ぎに1ユーロ1.12211ドルの値を付けたあと急落し、日付が変わるころには1ユーロ1.10538ドルの安値を付けることになりました。

仮に高値で売りエントリーを行い、安値で決済したとすると、約167Pipsを獲得できたことになります。ドルストレートについても、1Pipsあたりの価値は以下の計算式で表すことができます。

・取引量×0.0001×為替レート

計算式に条件を当てはめてみます。

10000×(0.0001×167)×1.11=185.37ドル

通貨ペアの後ろ側にドルが表示される場合、単価がドルになるので、185.37ドルの利益を得られたことになります。

これを日本円に換算して価値を見る場合、185.37に米ドル/円のレート105円を掛け合わせて19463.85円に換算することができます。

次に米ドル/スイスフランで計算してみます。同じく3月13日、ドル買いが進んだため、レートが急騰しました。

安値は1ドル0.94212スイスフラン、高値は1ドル0.95685スイスフランとなったので、148Pips値上がりしたことになります。

10000×(0.0001×148)×0.95=140.6スイスフラン

この日、安値でエントリーし高値で決済していれば、140.6スイスフランの利益を得られたことになります。

こちらも日本円に換算してみましょう。1スイスフラン112円とすると、140.6スイスフラン×112と計算でき、15747.2円がこの日獲得できた利益となります。

深掘り内容3(Pipsを使って獲得利益のシミュレーション・ユーロポンド編)

せっかくなので、クロス円、ドルストレート以外の通貨ペアのpips計算も行ってみましょう。

ユーロポンドの通貨ペアは3月13日、安値0.88435、高値0.90445と急騰しました。レートの0.0001が1pipsに相当するので、1日で約201pipsレートが上昇したことになります。

それでは、安値と高値の差はいくらになったのか、Pipsを使って計算してみます。

1万通貨を取引するとして、先ほどの計算と同じく以下の式に当てはめてみます。

・取引量×0.0001×為替レート

10000×0.0001×201×0.895=179.895

単位はポンドなので、仮に3月13日に安値でエントリー、高値で決済した場合、179.895ポンドの利益が出たことになります。

3月13日現在、ポンド円のレートは1ポンド132円なので、179.895×132=23746.14円となります。

最後は取引量のみを変えて計算してみましょう。取引量以外は同じ条件とすると、式で値を変えるのは取引量のみです。

・取引量×0.0001×為替レート

今回は5万通貨取引することを想定します。

50000×0.0001×201×0.895=899.475

計算結果から、899.475ポンド利益を獲得できたことになります。これは1万ドル通貨取引したときに比べて5倍の利益を得たことになります。

ほかの条件が同じであるならば、取引量をn倍すれば、獲得損益もn倍となります。取引量を10倍にしたら10倍の利益、100倍にしたら100倍の利益を獲得することができるというわけです。

スプレッドの単位にも使用される

異なる単位を統一的に表示できるpipsは、スプレッドを表示するときにも使用されています。Pips計算はスプレッドの幅を比較するとき、非常に便利になります。

大見出しの深堀りポイント

  • 深掘り内容1(スプレッドの比較は大事)
  • 深掘り内容2(スプレッドの比較にはpipsが便利)
  • 深掘り内容3(実際にスプレッドを比較してみよう)

FX業者選びにスプレッドの比較は大事

FX業者を選ぶとき、とても大切になるのがスプレッドの水準です。FXトレーダーであればお馴染みでしょうが、ここでスプレッドについて簡単に説明しておきます。

スプレッドとは買値と売値の差のことを指します。ほとんどの場合、購入価格が売却価格を上回っており、その差がスプレッドとなります。

ドル円で考えてみましょう。この記事を書いている2020年3月18日のレートは買値107.388円、売値107.386円です。つまり売値と買値の差である0.2銭がスプレッドになります。

スプレッドの大きさが重要視されるのは、107.388円を購入した瞬間に同じ価格で売却することができないからです。つまり、購入した瞬間に0.2銭の損失が発生していることになるのです。

スプレッド=実質の取引コストとなるため、スプレッドの大きさはFX業者選びを行う際には非常に重要になります。

スプレッドにもpipsの比較が便利

スプレッドの比較についても、Pips計算を利用することがとても便利です。というのも、前述したように様々な為替レートの単位を統一するのがpipsです。

実際、多くのFX業者がスプレッドの狭さを宣伝するためにpipsという単位を使用しています。

また、スプレッドの単位にpipsが表示されていなくても、どのFX業者でもpipsの単位でスプレッドが公表されています。

異なる単位のスプレッドであっても、pipsという統一単位で表示できます。大変便利で使い勝手のよい単位です。

実際にスプレッドをチェックしてみよう

それでは実際にスプレッドをチェックしてみましょう。各FX業者が提供するスプレッドは、公式サイトで確認することができます。

確認はログインなしで見られる場合が多いので、口座を開設していない状態でもチェックが可能です。

GMOクリック証券ではスプレッドを次のように宣伝しています。

ドル円0.2銭、ユーロ円0.5銭、ポンド円1.0銭、スイスフラン円1.8銭、トルコリラ円1.7銭、南アフリカランド円1.0銭、ユーロドル0.4pips、ポンドドル1.0pips、ユーロポンド1.0pips、ポンドスイスフラン2.8pipsなど

このようにクロス円については銭で、それ以外ではpipsで表示されています。もちろん数字あたりの大きさは同じなので、数字の単位を変換することなく比較を行うことができます。

まとめ

今回はpips計算について紹介しました。FXトレードを本格的に行うのであれば、pipsの理解は欠かせません。

この記事を参考に、実際のトレードでpipsを読み取ったり、計算してみたりしてみましょう。

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