
国内FXと海外FXの違いって何?
レバレッジってどんな計算式なの?
有利にトレードを進める方法を教えて!
FXをするにあたって「レバレッジ」について理解をせず取引をしたり、口座開設をしたりしてしまうと、非常に大きなリスクを負うだけではなく、大きなチャンスを逃してしまう可能性もあります。
レバレッジの計算方法や、「国内FX会社と海外FX会社のレバレッジの扱い」について知ることで、これからFXを始める初心者だけではなく、現在FXで損失が出ている中級者も、今後のトレードにおいて有利になる可能性が高いです。
今回は、レバレッジの基本的な説明と計算方法、そしてレバレッジで考えるFX会社の選び方について徹底解説をします。
- FXの魅力は「レバレッジにより少ない資金で大きな取引ができる」こと!
- 国内FXと海外FXではレバレッジの扱いが異なる
- 初心者は国内FX、中級者は海外FXがおススメ!
「レバレッジ」を知らずにFXはできない!
まずはレバレッジの基本的な意味と、レバレッジ具体的な計算方法をそれぞれ開設します。
- レバレッジとは
- レバレッジの計算方法-クロス円-
- レバレッジの計算方法-クロス通貨-
詳しく解説していきますね。
レバレッジとは?
FXでは、証拠金として入金したお金に「レバレッジ」を掛けることで、入金した資金以上の取引を行うことができます。
「レバレッジ」は日本語では「テコ」を意味します。
学校の理科の時間に学んだ「てこの原理」 を思い出してください。
「てこ」を使うことで、弱い力で重いものを持ち上げることができるんでしたよね。
てこの原理を利用すれば「10キロのおもりで「てこの原理」を利用して50キロのおもりで持ち上げる」ということができます。
FXにおけるレバレッジも「てこの原理」と全く同じ考えで、例えば「10万円にレバレッジ掛けて、50万円分の取引を行う」という表現で使われます。
FXの魅力はレバレッジにある!
FXの魅力は「レバレッジ」にあると言っても過言ではありません。
FXは正式名称「外国為替証拠金取引」からもわかる通り、外国為替の値動きを利用して取引を行い、リターンを狙います。
1ドル=99円のタイミングでドルを購入し、100円になったタイミングでドルを売却すれば、為替の値動きだけで1円を稼ぐことができる訳です。これが外国為替の値動きを利用したリターンですね。
ここで、通常の外国為替取引で考えてみましょう。
「1ドル=100円で1万ドルを買いたい」という場合、100円×1万ドル=100万円の元手が必要ですよね。
一方でFXではレバレッジをかけることできます。
例えば、手元に日本円が10万円しかない場合でも、10万円にレバレッジ10倍をかけることで1万ドルを買うことができるのです。
このように、通常の外国為替取引より少ない資金で大きな取引を行うことができるので、FXの魅力です。
レバレッジの計算例-ドル円の場合-
ここからは実践的な計算について例を示しながら解説をします。
まずは、通貨ペアに日本円を含む「クロス円」でのレバレッジの計算方法を説明します。
クロス円の場合、レバレッジは以下の計算式により算出できます。
レバレッジ=(通貨数×為替レート)÷証拠金(入金した資金)
では1ドル=100円だとして、1万通貨を購入したいと考えています。
この時、資金として5万円が入金されている場合のレバレッジは以下のように計算されます。
レバレッジ=(通貨数1万通貨×為替レート100円)÷証拠金5万円=20倍
以上の計算方法はクロス円(ドル円・ユーロ円・豪ドル円など)であれば同様に計算することができます。
レバレッジの計算例-ユーロドルの場合-
次に「ユーロドル」や「ポンドドル」、「トルコリラユーロ」などの、円を含まない通貨ペア「クロス通貨」の場合のレバレッジの計算方法を解説します。
クロス通貨は一見するとややこしく感じますが、算出した数字に円レート(「〇〇ドル」のクロス通貨ペアならドル円レート、「〇〇ユーロ」のクロス通貨ペアならユーロのレート)を掛け算するだけです。
クロス通貨の場合のレバレッジの計算方法は以下の通りです。
レバレッジ=(通貨数×クロス通貨のレート×円レート)÷証拠金(入金資金)
実際に計算をしてみましょう。
ドル円のレートが1ドル=100円のタイミングで、1ユーロ=1.10000ドルのレートで通貨ペア「ユーロドル」を1万通貨購入する場合を考えましょう。
この時、資金として10万円を入金している場合のレバレッジは以下のように計算されます。
レバレッジ=(通貨数1万通貨×ユーロドルレート1.1×ドル円レート100)÷10万円=11倍
ここが違う!国内FXと海外FXのレバレッジの扱い
FXの最大の魅力である「レバレッジ」ですが、実は「国内FX会社」と「海外FX会社」とでは全く扱いが異なります。
正確に言うと、「国内の法律」と「海外の法律」とでは、レバレッジの最大値が異なります。
- 国内FXはレバレッジ最大25倍
- 海外FXはレバレッジ上限無し
これも詳しく解説していきます。
国内FXはレバレッジ最大25倍
国内FX会社では、レバレッジは必ず25倍が上限となっています。
25倍以上のレバレッジを掛けて取引を行うことができる国内FX会社は存在しません。
つまり、100万円分の取引を行うのに最低でも4万円以上必要であるということですね。
なお、余談ですが2018年2月には金融庁が「国内FX会社のレバレッジを最大25倍から10倍に減らすことを検討する」と発表しました。
その後、2018年6月に「レバレッジの規制強化」は見送りとなりましたが、国内FXのレバレッジが25倍以上まで引き上げられる「規制緩和」となる可能性は極めて低いといえるでしょう。
海外FXはレバレッジ25倍以上でも可
一方で、海外FX会社ではレバレッジ25倍以上での取引も可能です。
例えば、海外FX会社「XM Trading」ではレバレッジ上限888倍まで掛けて取引を行うことができます。
レバレッジ888倍なら、100万円の取引を行うのに必要な最低資金は1127円となるので、国内FX会社と比較してより少額でより大きな取引ができることがわかります。
ただ、海外FX会社を利用する場合でも、利用者の国籍によってはレバレッジの上限が制限されてしまうケースもあります。
欧州証券市場局(ESMA)は2018年3月27日に「EUの個人投資家は、FX取引においてFX会社が個別にレバレッジの上限を定めている場合でも、米ドルなどの主要国通貨のレバレッジは最大30倍までの取引しかできないようにする」と発表しています。
【参考】欧州証券市場局(ESMA)
(Googleの翻訳機能を使えば読めます!)
つまり、EU圏内に国籍を持つトレーダーは、「XM」のような海外FX会社でも大きなレバレッジを掛けて取引を行うことができないです。
ただし、現時点で日本国内に国籍を持っていれば、「XM」などの海外FXであれば個別に定めたレバレッジを上限に取引をすることができるので安心してください!
レバレッジについて覚えて置くべき2つの注意点<
FXは少ない資金にレバレッジをかけて大きな取引を行うことができます。
大きな取引を行うことができるということは、為替の少しの値動きだけで大きな金額を稼ぐことができる可能性があるということです。
しかし、大きな金額を稼ぐことができるというメリットは、逆に言えば大きな損失を被る可能性もあるというデメリットにもなりえます。
つまりレバレッジは諸刃の剣であると言えるんですね。
ここでは、レバレッジについて特に注意すべき3つのポイントと、リスクを回避する方法について1つ紹介したいと思います。
- レバレッジを掛けすぎるとロスカットになる可能性が高まる
- 国内FXは急激な為替の変動により借金を背負う可能性がある
- 海外FXはゼロカット方式を採用している場合がある!
レバレッジを掛けすぎるとロスカットになる可能性が高まる
FX会社では、取引による損失がある一定以上まで膨らむと強制的に取引を決済させる「ロスカット」という制度が必ず設けられています。
「ロスカット」となるタイミングはFX会社によって異なりますが、基本的には「レバレッジが上限まで」となったタイミングで、ロスカットによる強制決済が行われます。
つまり、レバレッジ上限が25倍だからといって、少なすぎる資金でレバレッジ上限ギリギリまで掛けて大きな取引を行うと、少しの値動きだけでロスカットとなり損失を被ってしまう可能性が高まります。
例えば、記事を読んでいる方の中にも「FX歴はそこそこあるのに、ロスカットばかりされている」という方は少ない資金で大きすぎる取引をしてしまっているのではないでしょうか?
または、ロスカットとなるレバレッジの上限が低すぎる可能性もありますね。
国内FXは急激な為替の変動により借金を背負う可能性がある
国内FXの場合、急激な為替の変動によりFX会社に入金した金額以上の損失を被るケースもあります。
以下は、FXで負けたことにより100万円以上の借金を背負ってしまうシミュレーションを紹介します。
AさんはFX会社に200万円を入金しました。
200万円を証拠金に、1ドル=120円で40万通貨の取引を行いました。
この場合のレバレッジは120円×40万÷200万=24倍ですね。
ここで、レバレッジギリギリで何とか持ち越していたところ、週をまたいだ相場の急変により7.5円の円高となりました。
この時の損失は、-7.5×40万=-300万円となります。
つまり、200万円の入金にして300万円の損失を被ったわけですから、Aさんは100万円の借金を背負ってしまいました。
以上はめったにないケースではありますが、過去に「スイスフランショック」や「英国のEU離脱」などによる為替の急激な変動によりFXで借金を背負ってしまった人はたくさんいます。
皆さんも、インターネットのまとめサイトや掲示板でそのような人たちの話を見たことがあると思います。
海外FXはゼロカット方式を採用している場合がある!
誰でも「5ちゃんねるのまとめサイトで見たことがあるようなFXにより借金地獄 」にはなりたくはないですよね。
実は、国内FXでは存在しないのですが、海外FXの「XM Trading」などでは「ゼロカット方式」という「入金した資金以上に損失が出ても、追加で入金する必要はない」という制度を設けいてるFX会社もあります。
そのため、「FXで絶対に借金を背負いたくない」という方は、XMなどのゼロカット方式を採用している海外FX会社に口座開設をするべきです。
レバレッジから考えるFX会社の選び方
レバレッジの意味や計算方法やリスク、そして国内FX会社と海外FX会社とでの扱いの違いについて解説をしました。
ここまでで解説したことを踏まえて、「レバレッジから考えるFX会社の選び方」を説明します。
- 初心者は国内FXがおススメ
- 中級者は海外FXがおススメ
初心者は国内FXがおススメ
FXの勉強を始めたばかりで、まだ取引を実際に行ったことがない方は国内FX会社に口座を開設することがおすすめです。
海外FXのほうが「レバレッジ上限が高い」「ゼロカット方式を採用している」というメリットがあるものの、海外FX会社の中にはヘルプ画面などが英語表記である場合があり、日本人には少し操作が難しいケースがあります。
まずは国内FX会社(出来ればデモ口座から)でFX取引自体に慣れてから、海外FXに挑戦すると良いでしょう。


中級者は海外FXがおススメ
FX歴が1年程度ある、または専業FXトレーダーである中級者の方は、レバレッジの側面から考えると断然海外FXがおススメです。
ただし、「レバレッジの上限が高い」「ゼロカット方式を採用しており借金のリスクがない」という条件を満たしているFX会社を選ぶようにしましょう。
例えば「XM」であれば「レバレッジ最大888倍」「ゼロカット方式採用」であるためおススメできると言えるでしょう。


まとめ
今回はレバレッジについて解説しました。レバレッジはFXの魅力の一つではありますが、同時にリスクにもなり得ます。
また、国内FXと海外FXとではレバレッジの上限が異なります。
さらに建玉の含み損が膨らむことによりレバレッジが増え、ロスカットとなり、証拠金以上の損失を被った場合の扱いも、国内FXであれば借金として返済が必要ですが海外FXで「ゼロカット方式」を採用しているFX会社なら返済は不要です。
レバレッジの特徴や扱いを考慮して、リスク管理を行ったうえでの取引やFX会社選びをするようにしましょう。