XMの両建てにはルールがあり、禁止されているトレードをしてしまうと出金ができなかったり、不正トレードとしてみなされてしまいます。
知らなかったでは済まないこともあるため、ここで取引ルールをおさらいしておきましょう。
XMの両建てトレードは禁止されているのか留意事項も解説
一体全体両建てトレードと言いますのは、「売り」と「買い」のポジションを同等のタイミングで同じ数量分持つというトレード方法のことをさしています。
「売り」と「買い」を同条件・同じタイミングで出すことにより、それ以降の値が上昇しても低下しても利益はプラスマイナスゼロになるのです。
わかりやすく言うと両建てトレードを行うことでマイナスのリスクを減少させることができ、大きなトレードを行うケースなどでも安心して値動きを見ることができるようになります。
しかし、取引所の中にはこちらの両建てトレードを制限しているところもかなりあります。
XMの両建てトレードは禁じられているのかどうかについてですが、結局のところXMでは両建てトレードが全面禁止というわけではありません。
実際のところは1つの口座の中で両建てトレードを行うことは可能となっています。
しかし、口座をクロスして両建てトレードを行うという行為はダメです。
海外取引所や国内取引所では両建てトレードを禁止しているところもいっぱいあるので、XMは両建てトレードができる価値のある取引所だといえるでしょう。
XMでは複数口座を活用して両建てトレードを行うのは禁止
XMでは1人のユーザーが最大8つの口座を持つことができるようになっているため、2個以上の口座を利用して両建てトレードを行うことは認可されていません。
もしも、複数口座を活用して両建てトレードをしていることが露呈すれば、口座が利用停止になったり無条件に退会させられるなどの場合もあるでしょうから気を付けましょう。
取引所間での両建てとグループでの両建ても禁止
XMとXM以外の取引所を活用して両建てトレードをしたりグループを作って両建てするのも不可
またXMの口座とXM以外の取引所の口座間で両建てトレードを行うのもNGです。
例えばXMで売りのポジションを持ったら、同条件でその他の取引所で買いのポジションを保持して両建てするのは認可されていません。
そのほか複数人のグループを編成して、両建てトレードを行うこともNGです。
XMで禁止されている両建てトレードはバレるのか
その他の取引所を利用したりグループを編成して両建てトレードをするという行為自体は、一人でXMの複数口座を用いての両建てよりはバレにくくはなっていますが、見つかるリスクも十分にあります。
万が一にもこういう不正行為がバレた時点では、口座の利用停止や強制退会などのペナルティが付加されるので、禁止行為には充分注意が必要です。
XMのゼロカットシステムのマイナス補填を使って不正に利益を出そうと考える人も多いですが、バレるリスクを考えるとやらないほうが100倍マシです。
XMのポイントを稼ぐことを狙っての両建てトレードも禁止
さらにXMではポジションを10分以上キープするなどの条件がありますが、両建てトレードを行なうことでXMのロイヤリティポイントを往復分ゲットできます。
しかしポイントを得ることを目的とした両建てトレードを行うことをXMは禁止しているので注意が必要です。
両建てトレード以外でもポイントを得るための取引自体をXMでは禁止しているので、もしも露呈した場合にはこちらにしてもそれなりのペナルティの対象となってくるでしょう。
XMの両建てトレードでOKなのは同じ口座で同一の通貨をトレードするという方法
ここまで、XMの両建てトレードの禁止事項について案内してきました。
これ以外に窓開けトレードでの両建てや1つの通貨をヘッジすることを目的とした両建てが禁止されていたりと、両建て関連のルールは厳しくなっています。
しかしXMではルールを遵守すれば、両建てトレードは可能となっており、当該の基本ルールとなるのが同一口座で同一の通貨を両建てトレードするという方策です。
XMの両建てトレードでは禁止事項も多く見受けられますが、上記で述べたようにグレーゾーンのようなトレードもあります。
知らずに禁止取引行為をしていた場合どうなるのか
それに伴って、いつの間にやら禁止事項をしでかして両建てトレードをしてしまったといった場合もあるでしょう。
しかしXMでは、顕著な違反行為でない限り直ちにペナルティを課せられたり強制退会させられるということはないようです。
グレーゾーンに値する違反行為があるといった様なケースでは、これまでの取引履歴や口座の状況などをチェックしてみてからXM側の判断により違反行為かどうかが確定されることになっています。
そのため一旦、違反行為と見なされかねない行為をしてしまった場合でも、明らかな違反でなければ気づいた時点ですぐにトレードをストップさせたり、同じ行為を繰り返さなければ違反と見なされない場合もあるようです。
XMで両建てトレードを行う場合には、まずはXM公式にて両建てトレードに関する規約をしっかりと確認してからトレードを行うようにしてください。