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FX初心者が最初に学ぶべき「移動平均線」の見方・使い方を解説

FX初心者が学ぶべき移動平均線の見方・使い方

悩み

FX初心者です。チャートのテクニカル分析を学びたいです。
何から始めたらいいですか?

編集部
テクニカル指標の勉強をするなら、まずは移動平均線から始めることをおススメします!!

今回は、FX初心者トレーダー向けに「移動平均線」について解説します。

「移動平均線」というテクニカル指標を知っている方は多いと思いますが、移動平均線からわかることや移動平均線でトレードをする方法、理論についてしっかりと理解している人は少ないです。

編集部
この記事では「移動平均線はどのようにみるのか」だけではなく「なぜ、そのようにみることができるのか」まで解説します。

移動平均線についてしっかりと理解すれば、他のテクニカル指標を勉強する際にかなり役立ちます。

ぜひ頑張って読み進めてください。

解説ポイント

  • 移動平均線は、設定期間の平均価格
  • 移動平均線とローソク足を見れば今の相場がわかる
  • ゴールデンクロス・デッドクロスを見つけてトレード戦略を考える方法

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目次

移動平均線について最低限知っておくべき3つのポイント

まずは移動平均線について基本的な内容を解説します。

まずはコレを暗記しよう
  1. 移動平均線は設定期間の平均価格のグラフ
  2. ローソク足と移動平均線の関係性でトレード判断
  3. 割安なのか割高なのかがわかる指標

移動平均線とは?テクニカル分析の基礎

移動平均線は、指定した期間の終値を平均化してラインを結んだテクニカル指標です。

FXトレードだけではなく、株式や先物取引にも用いられおり、日本だけではなく世界的にメジャーなテクニカル指標だといわれています。

移動平均線

上の画像の赤いラインが「移動平均線」です。

移動平均線は、基本的に「〇〇日移動平均線」のような呼ばれ方をします。

この「〇〇」には、「計算に含むローソク足の本数」が入ります。

例えば、先ほどの画像の移動平均線の場合は「ローソク足25本」を計算期間としており、かつ日足のローソク足に表記されているため「25日移動平均線」と呼ばれています。

 もし表示している「ローソク足が週足」であれば「25週移動平均線」と呼びますし、「月足」であれば「25月移動平均線」と呼ばれる場合もあります。

ただし、30分足や3時間足のように、1つのローソク足につける単位を考えるのが難しい場合もあるため、「30分足の25日移動平均線」というような呼ばれ方をすることが多いですね。

このように、移動平均線は大きく分けて2種類の呼び方があります。

他のサイトや、書籍で移動平均線が出てきたときは様々な呼ばれ方があることを念頭に置いて置くようにしましょう。

また、MT4などの海外チャートツールを使う場合、移動平均線は「Moving average line」と呼ばれます。

このこともしっかりと覚えておきましょう。

移動平均線の基本的な見方

移動平均線は、「ある期間を目安とすると、今が割安なのか割高なのか」という使い方をするのが基本です。

編集部
割安か割高かがわかるだけでトレード判断がしやすいですね

例えばドル円チャートの「日足の25日移動平均線」は「過去25日間のドル円の平均レート」を示します。

移動平均線より下なら割安

この場合、ローソク足が移動平均線より下に位置していれば「ドル円は過去25日間で考えれば今は割安である」といえます。

逆にローソク足が移動平均線より上に位置しいていれば「ドル円は過去25日間で考えれば今は割高である」ということができますね。

  • 移動平均線より下=割安
  • 移動平均線より上=割高

また、以下のように複数本の移動平均線を表示する場合もあります。

移動平均線は複数ある場合がある

画像の赤いラインは25日移動平均線、青いラインが10日移動平均線です。

期間が短い移動平均線になればなるほど、ラインの動きが激しくなっていることがわかりますね。

期間が短いラインが、期間の長いラインより下に位置する場合は「トレンドが下向きである」状況を示します。

逆に、期間の短いラインが期間の短いラインより上に位置する場合は「トレンドが上向きである」状況を示します。

以上が、移動平均線の基本的な見方です。

ポイントは

  • ローソク足とラインとの関係を見る
  • 短い期間と長い期間のラインの位置関係を見る

以上の2つです。

実は、「移動平均線」以外の「一目均衡表」や「MACD」なども、同じ着眼点でチャート分析を行います。

>>一目均衡表の使い方【FX初心者向け解説】
>>MACDの使い方【FX初心者向け解説】

移動平均線の見方についてしっかりと理解しておくと、他のテクニカル指標の見方を覚えるのが早くなるので、ぜひこの機会に覚えてしまいましょう。

移動平均線を使ってFXトレードする方法

移動平均線を使ってFXトレードする方法 

次に、移動平均線を実際にFXトレードに用いる際の使い方として「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」の2つを紹介します。

まずはコレを暗記しよう
  1. ゴールデンクロス=買いサイン
  2. デッドクロス=売りサイン

ゴールデンクロス・デッドクロスとは?

 FX以外にも投資経験があるトレーダーの中には「ゴールデンクロス」「デッドクロス」というワードを聴いたことがある方もいるのではないでしょうか?

「ゴールデンクロス」「デッドクロス」は、移動平均線とローソク足が交わる際に発生する買い・売りサインです。

まず「ゴールデンクロス」ですが、これは「ローソク足(陽線)が移動平均線を下から上に突き抜けた」状況を指します。

「ゴールデンクロス」が発生した場合は一般的に「買いのサイン」とみなされます。

ゴールデンクロスは買サイン

上の画像では、25日移動平均線を陽線(赤い大きなローソク足)が突き抜けています。

先にも説明した通り、「移動平均線の下にローソク足があれば割安、上にあれば割高」となります。

つまり、ゴールデンクロスとは「為替レートが割安から割高になった瞬間」を指します。

そのため、「今後さらに割高になるから、買いタイミング」と判断されるわけですね。

次に「デッドクロス」ですが、これは「ローソク足(陰線)が移動平均線を上から下に突き抜けた」状況を指します。

「デッドクロス」が発生した場合は一般的に「売りサイン」とみなされます。

デッドクロスは売りサイン

上の画像では、25日移動平均線を陰線(青いローソク足)が上から下に突き抜けていますね。

ゴールデンクロスの場合と同じ考え方をすれば、デッドクロスは「為替レートが割高から割安になった瞬間」を意味します。

そのため「デッドクロスが発生すれば、今後さらに割安とあるから売りタイミング」と判断されます。

FXの移動平均線まとめ

今回は 移動平均線について説明しました。移動平均線は「指定した期間を平均化してラインで繋げる」という非常にシンプルなテクニカル指標です。

しかし、今回の解説を読んでいただければ、そのシンプルなラインで見えてくるものがたくさんあるということがわかってもらえたかと思います。

今回は移動平均線の基本的な見方や計算方法、「ゴールデンクロス・デッドクロス」についてのみ説明しましたが、移動平均線はまだまだ奥が深いです。

移動平均線のほかの使い方については、また別の記事で解説します。

また、移動平均線以外にも様々なテクニカル指標があります。ご自身にあったテクニカル分析方法を見つけるためにも、よりたくさんのテクニカル指標・オシレーター指標について勉強しましょう。

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